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政策秘書取得日記~第10話「初日と2日目」  [政治・経済・社会]

合格の証となる認定証書が届いた。
9月25日に通知が届いており、
この日から世間的には政策秘書を名乗れるようになってはいるが、
やはり認定証書が届くと、喜びもひとしおである。

今回から、ここまでFBで書き上げていた
政策秘書取得の講習時期の
日記をこちらに転記する。

<8月16日(日)>
私事ですが、いよいよこれから東京へ行って参ります(しかも18切符で)。
明日から9月4日(金)まで国会議員の政策秘書の資格取得の研修へ行きます。
しかし、3週間の長さの上、しかもその間は収入が止まるので、
研修期間の間にアルバイトを希望しています。
研修では12:30~16:30の4時間ぐらいしか拘束されないので、後は全て空いております。
早朝や夜遅い仕事でもOKです。東京のど真ん中である永田町近辺におりますので、どこへでもいけます。
ご紹介、ぜひよろしくお願いします。

まずは地元の西広島駅から山陽本線を東へ。糸崎行きに乗ってます。Uターン真っ只中のため超ゲロこみだ(-o-;)

尾道通過。三原ー尾道の間の車窓は山陽本線でも屈指です。短いですけど(^_^;)

岡山到着。わずか5分で次の乗り継ぎ。大規模駅は乗り継ぎの効率がいい。代わりに混雑も酷いケド(T_T)

姫路に到着。僅か2分の乗り換えで新快速で一気に滋賀の米原へ。結局、岡山から姫路までの一時間半はゲロ混みの上、ずっと立ちっぱなしなので、足腰が疲れました。写真は今夜の夕食のツナマヨパン。お金節約してます。

米原で降りたあと、鉄ちゃん用語で「米原ダッシュ」(^^;をやって大垣へ座って移動することに成功。そして大垣にて14年ぶりにムーンライトながらに乗車しました。思えば14年前は大卒でフリーターやってましたが、その後は急速に人生を確立しました。今回はどうなるかな?

<8月17日(月)>
遂に東京到着。ここまで使った費用は電車代含めて7500円ほど。まずは渋谷に向かいます。結局3時間くらいしか眠れなかった(T_T)

渋谷到着。朝飯を食べた後、ネットカフェでもう少し休む事にした。携帯の充電も切れたし、店も空いてないから何もできない。しかも雨天。生憎の東京初日スタートである(T_T)

現在、渋谷から丸ノ内へ移動中。ハローワークに行ってみたが、よい仕事が見当たらず全くダメたった。しかも登録しておいた会社は渋谷でなく丸ノ内にあることが判明。完全にミスった。しかもネットカフェで寝過ぎて追加料金を取られた。ドジ続きだ(ノ_・。)

電車の遅れが発生し(相変わらずツイテないなあ)(T_T)、丸ノ内に行くのは時間的に厳しくなったので、永田町に行くことにした。
衆議院第一議員会館に到着。これから講義を受けます。

13時から講義開始。オリエンテーリングの後、まずは調査室長から講義で研修スタートとなりました。
3週間の研修で使用するのがこの写真のテキストですが、432ページもあり、ここから最終日の試験が出ます。こんな量だと覚えるの大変です(汗)そして森本元防衛大臣の記念公演があり、本当ならお金出さないと聞けない同氏の公演を
無料で聞くことができました。
安保法制の持論を最後に述べておられました。

その後は、島根時代の政治の師匠の方が紀尾井町におられるのでご挨拶に訪問。
そして、広島でお世話になった政治関係者の方にお会いしました。
お食事もご一緒にさせていただき、政治談議で4時間も話しました。
本当にお世話になりまくりでした。



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政策秘書取得日記 第6話 政策秘書研修の概要① [政治・経済・社会]

自分の秘書経験談については、いつでも話せるので、
そろそろ本格的に今回の研修を含めた概要に入ってみたい。

まずは5W2Hを説明すべきであろう。
以下は、今回の第1話であった
募集要項で私が条件を満たす ④公設秘書5年以上で社会人経験が10年以上で 現職国会議員の推薦がある人物(要研修)」を 中心に説明する。

<スケジュール>

5月中旬  各国会議員事務所に、政策秘書研修の案内が届く。
5月下旬~6月末 募集開始。各国会議員につき、条件を満たしている人物を毎年1名推薦できる。
8月上旬(今年は8月8日) 「③組織・団体で10年以上勤務して明らかな功績がある人物」に人のみ、書類審査
8月中旬~9月上旬(今年は8月17日~9月4日) ④のみ、土日を除いた3週間研修を受ける。9月上旬(今年は9月9日) ④のみ研修の合否発表
9月中旬(今年は9月16日) 口述審査(つまり面接試験)
9月下旬(今年は9月25日) 結果発表と合格認定

<場所>
研修場所は、
衆議院第1議員会館地下1階研修室
(第1議員会館の地下1階にある、
カフェや議員会館食堂を左に行ったところにある。
一般の人はまずいかない場所)
もちろん議員会館自体、秘書以外は 国会議員の紹介や通行許可などがないと、 原則として入れない。

<研修受講者>
④の条件である「公設秘書5年以上で社会人経験が10年以上で
現職国会議員の推薦がある人物」のみ。
なお、前述の条件は必ず満たしている必要があるが、
後述の点については、あくまでも国会議員の推薦があればOKという話。
別にその議員の秘書や関係者でなければならないということはない。
たとえば、A議員の秘書をB議員が推薦してもいいし、
落選中の候補者Aの秘書を現職であるB議員が推薦してもいい。
もっと言うと研修を受ける人物の職業は、なんでもOK(たとえば地方議員でも大丈夫)。

<研修内容>

時間は13時~16時10分まので3時間10分。
1コマ90分の授業を2コマ行う。
途中で休憩10分がある。
ちなみに衆議院と参議院は別々に行い、そして最後の試験も異なる
1コマ目は、調査局室長によるテキストによる政策の話がほとんど。
2コマ目は、法制局や大学教授、事務職など政策以外の授業が多い。
最終日は試験が予定されており、
衆議院は選択式のテストを90分で35問、参議院は時間内でレポート書きである。

続きはまた次回。



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政策秘書取得日記 第5話 「とんでもない秘書①」 [政治・経済・社会]

まず、訂正と補足があります。

第1話で、資格取得条件が「③組織・団体で10年以上勤務して明らかな功績がある人物(要研修)」
と述べましたが、ご指摘や再度調べたところ、
研修は無かったです
大変失礼しました。

あと、政策秘書の通算取得者の人数は約2350人程度とのこと。
しかし、65才以上になるとこの資格を取得している人でも、
政策秘書なることはできない、つまり事実上の「資格停止」となります。
そして、この資格は始まって22年経ちますが、
実は資格取得条件の前述の③と
④「公設秘書5年以上で社会人経験が10年以上で
現職国会議員の推薦がある人物(要研修)」での取得で、
最初の3年で700人ぐらいが一斉に取得しております
しかし、この人達の大半が現在この資格停止年齢に達しております
(なぜそういう言えるかは、後日述べます)。
つまり、現在この資格を実質的に持っている人で、
なおかつ地方議員などになっていない人は、
おそらくせいぜい国会議員の倍程度の 1500人程度でしょう
つまり、取得していれば、
政策秘書になれる確率はそれだけ高いのです。


・・それでは、前回からの続きである。

とんでもない秘書がいると言ったが、
実は私がその部類の一人だった

先日、私の以前勤めていた事務所を知る
ある人物と飲んだが、
その時に
「お前が以前に務めていた事務所は
軍隊みたいな事務所だった」と言われたが、
まさしくそのとおりだった。

この続きはまた次回。
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政策秘書取得日記 第4話 「政策秘書は地元?国会?」 [政治・経済・社会]

前回の続きから。

つまり、政策秘書は
「(政策秘書の)資格以外、議員の自主採用である第一・第二秘書と変わらない」
と、いう結論になると述べたが、
これはさすがに自分でも誤解されやすい表現だと思う。
あくまでも採用から見たものなので、
資格取得者の方は気を悪くされないでほしい(汗)

実際の役割は ①国会で「政策+国会業務の統括」 ②地元で「選挙+地元の後援会・事務所の統括」の どちらかとなる
普通の人の中には、政策秘書が地元の秘書をやることには、
疑問を感じる人がいるが、
前回述べたように、政策を議員自身がやる人もいるので、
代わりに政策秘書が地元を統括すれば、それだけ議員の仕事は浮く。
要は事務所自体の政策立案能力が維持されれば、 政策秘書はどこにいてもかまわないのである。
もちろん両方できる人ならスーパーマンだし、
私が以前に勤めていた事務所の前の前の政策秘書をはじめ、
実際にそういう人に何人か会ったが、
文句なしで優秀である。
いずれにしても、秘書では随一の給料をもらうことになるので、 統括者の役割を担うことは間違いない

①の場合、②は第一秘書が担うことになる。 ②の場合、前にも述べたように①の中で政策は本人がやる人が多いため、 秘書は国会業務の統括だけになるので、第二秘書でも可能である (その場合、第一秘書は地元に廻る)。
議員によっては私設秘書のみを置いている人もいる。
このケースで第一秘書が国会事務所で必要な場合は、
参院の全国比例などで、全国的な団体や労組の支援を受けている人であろう。

特に私のような地元秘書をずっとやり続けたタイプは ②しかできないし、私自身も当然、
次に従事する議員がいても、
当然それで勤務するつもりである。

ここからは少し私個人の話を。
私は政策は有権者に説明できる程度だが、
選挙については自信がある。
以前務めていた事務所を退職後、
もうこの業界をやめるつもりだったが、
元々選挙が好きであったことのあり、
再度勉強をやり直した。
そして今年ぐらいから、
今までの経験や知識を使って、
選挙に出る友人・知人のために、
事務所運営や次回選挙の計画書を作ったりしている。
その内容は、もちろんこの場では明かせないが、
毎回、高評価を頂いている。
ちなみに、その書類を完成時に
県外在住で自民党の公設秘書を何年も
務めている10年来の親友に、
訂正すべきところがないか確認してもらったが、
「直すところないよ。それどころかこれ使える。
大いに参考にさせていただきます」と
賞賛された。
また、かつての秘書仲間が市議選に出たので、
出陣式の日に手伝い行ったが、
選挙経験者がおらず選対はボロボロだった。
それを見た私は、一日選対局長を務め、
選対をすべて立て直して引き継いだ。
さらにマイクを持って出陣式で応援演説をした。
結果は惜敗だったが、友人である候補者から
「知識も演説挨拶も、間違いなく私がいた事務所の誰よりも優秀。
おかげであの後、ちゃんと選対が廻ったよ。
なんで貴方みたいな人が在野にいるの?」と感謝された。

・・・エラく自慢話が長くなったが(汗)、
なぜこのような話をしたのかというと、
要は②の地元で選挙+後援会・地元事務所業務を、 政策秘書や第一秘書をやるのであれば、 これぐらいの実力が必要だいうことだ

ところが、政策秘書にも
とんでもない秘書もいたりする。
次回はそれついて触れる。
(肝心の取得研修の話はいつになるんだろう?) 












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政策秘書取得日記・第3話 「政策秘書の実態」 [政治・経済・社会]

政策秘書取得日記3回目。
今回は、政策秘書の実態を説明する。
まずは前回の補足から。

前回、国会議員の推薦の話をしたが、
政党や議員の中で色々調整があるようである。
政党の中の議員や落選中の候補同士で協力し合ったり、
小政党では議員が少ないので、
大政党の議員にお願いするケースもある。

では、政策秘書の実態の話をする。
初任給が42.8万。しかも国家公務員扱いだから、
他にも待遇がつく。
私は現在40歳だが、もしこの給料がもらえれば、 首都圏以外ならまず給料高い部類となるはず。 特に私の住む広島より田舎などでは、 高給取りの部類であろう。

・・と、なんでこんな話をしたのかと言うと、
実は政策秘書は東京の国会事務所に 必ずしもいる必要はないのだ。
定番パターンは、
<国会事務所>政策秘書+私設秘書&事務員
<地元事務所>(公設)第一秘書+(公設)第二秘書+私設秘書&事務員
である。
私が昔勤めていた事務所もこうなっていた。
政策秘書の役割は「国会議員の政策立案能力の向上」であることから、
本来はこれが普通の人の考えるイメージであると思う

ところが、これには色々ある。
定義上の政策秘書の
「国会議員の政策立案能力の向上」は、
必ずしも国会にいる必要はない
「議員の地元に従事して、その業務に対応しその意見を 議員に反映させることでそれ(国会議員の政策立案能力の向上)に貢献する」と いう解釈も成り立つので、そういった規制はないのだ。

あと、議員の性格や方針の問題がある
というのも、議員は本来政策を実行したくて選挙に出て立候補し、
当選して議員になるものであるから、
「政策は自分でやる」という人は少なくない。 そうなると、政策秘書が国会事務所にいても余分なので、 代わりに地元にいたりするケースだ。
例えば
<国会事務所>第二秘書+私設秘書&事務員
<地元事務所>政策秘書+(公設)第一秘書+私設秘書&事務員
というケース。
特に衆議院の場合は、いつ選挙があるかわからないので、 地元の強化は大事なので、このケースは全然珍しくない

つまり、政策秘書は
「(政策秘書の)資格以外、議員の自主採用である第一・第二秘書と変わらない」
と、いう結論になる。
しかし、これにはまだ続きがある。

では、続きはまた次回。
そして、その次ぐらいから
現在受けている研修の件などをお話しよう。







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政策秘書受講日記・第2話 「取得困難な政策秘書」 [政治・経済・社会]

今回は政策秘書の実態などに触れる予定だったが、
予定変更し、もう少し取得の困難さについて触れたい。

まずは前回の続きから。
取得の困難さは前回あげたとおりだが、
今回の私をはじめ6割が取得する方法である、
④「公設秘書5年以上で社会人経験が10年以上で
現職国会議員の推薦がある人物(要研修)」は、
他にも色々障害となる壁がある。

まず、国会議員の推薦である
仕えている議員・政党の方針もあるので、 自力でお願いして推薦してもらうのは、難しい。
特に私のような現在誰の秘書もやっていない人物などは、
条件を満たしていても、なおさらである。
ちなみに私の場合、
前に仕えていた議員は、
この方法で取得する秘書は政策秘書としては雇用しない方針で、
しかも政策秘書の推薦もまったくしなかった。
そのため、現役中は取得できなかったが、
今回は現在お世話になっている方の紹介があり、
ある現役議員の推薦をいただくことになった。
今回、私を推薦してくださった議員の名前は名誉もあり伏せるが、
本当に感謝している。

そして、さらに意外な難点であるのが、 3週間研修に東京にいかなければならないこと
しかも研修は平日の昼間にある。
サラリーマンにはまず無理だし、 私のように自営業でも、地方在住で、 現在政治以外の仕事をやっている人間には、 かなりのハードルである。
もちろん、その間の生活の保障がないので、
研修以外の時間以外は
バイトでもしないと厳しい。
これについては改めて述べる。

そして現職の秘書でも計画性が必要となる。
今年は国会が長期延長するなど、
かなり珍しいケースだが、
通常はこの時期は国会がないため、 議員が地元にいることが多い。 そうすると、地元秘書が政策秘書の研修で3週間離れるのは、 ある程度余裕がある事務所でないと厳しいはずだ。
逆に東京にいる秘書は楽である。
何しろ、議員はいないし研修もほぼ同じ敷地内でやるのだから。
今年のような延長国会でもない限り、
取得は楽であろう。
しかし、これについても思うところがあり、
それについては後日述べる。

取得の困難であることについては、以上である。
次回から、実態などについて述べる。






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政策秘書受講日記・第1話 「政策秘書とは何か?」 [政治・経済・社会]

現在、私は東京の永田町にある議員会館で、政策秘書の資格を取得するため、
その研修を受けている。
今回、ある人から非常に面白いという評価をいただいたのと、
すごく希少性のあることなので、
ぜひブログなどに残した方がよいというアドバイスをいただいた。
よって、今回ここに記する事とした。


<Ⅰ>まず、政策秘書とは何か?

国会議員の政策立案能力向上のために用意された秘書である。
そのため、秘書になる人物も「政策秘書」の資格を取得する必要がある
(他の秘書はすべて議員の自由採用であり資格は不要)
採用された場合、身分上は国家公務員であり、初任給は月給40万円を超えるなど、
その地位や責任は重い・・のであるが、これについては後述する。

取得する方法は以下である。
①「政策秘書」の資格を受験する。
②司法試験・公認会計士試験・国家Ⅰ種合格者・博士号取得者
③組織・団体で10年以上勤務して明らかな功績がある人物(要研修)
公設秘書5年以上で社会人経験が10年以上で 現職国会議員の推薦がある人物(要研修)

私は今回、④のやり方で取得することになった。
①が一番代表的な方法であるが、行政の試験の中では
国家Ⅰ種に次ぐ難関で、実際に平均合格年齢は30歳で
合格率は7%台と難しすぎる。
そのため、代表的な取得方法にもかかわらず、
この方法でこの資格を取得する人は実質は1割少々程度である。
②はこれに合格するぐらいの実力者なら、政策秘書になるよりも、
その道を極めた方が、社会的にも収入的にもいいだろう。
政治にかかわりたければ、選挙に出て議員になった方がいい
③もこの功績というのも、著書を出すか相当な地位にいなければならないので、 ②と同じである。私の知り合いにもこの方法で取得した人がいるが、
研修も受けなければならず、結構大変のようである。

つまり④が一番多く、過去の取得者の6割近くはこの方法で取得している
しかし、これも意外と難しいのだ。
何より引っかかるのが、「公設秘書暦5年」である。

私は政党名は秘密にさせていただくが、
現在野党である政党の議員秘書をやっていた。
野党の場合は、如何せん選挙に弱いため、議員自体が当選を続けることが難しい。 もし、議員が落選にしたら、秘書も失職する
そのため、公設秘書5年の経験が積めない事が、多々ある。
実際に私もそれで職を失ったが、その前に公設秘書5年は満たしていた。

逆に与党の場合、特に自民党などは、選挙は安定している。
だが、逆に献金などのおかげで秘書が沢山雇える。
そのため、秘書が増えるので公設秘書=事務所の中心・重鎮となりやすく、 政策秘書以外は2枠しかない公設秘書に、若手中堅がなるのは難しくなる。
大物議員の事務所になるほど、この傾向は強い。
また、他にもやる気のある人や、政治の才覚のある人は、
秘書を数年務めた時点で、地方選挙等に出されて、 議員になることが多く
その事も結果として政策秘書になる人を減らしている。

結果的に、こういったすべての事情のため
この資格ができて20年少々経たが、
まだ2500人程度しか取得してない。
国会議員の数が720人程度だから、
その3.5倍程度である。
さらに65歳以上は実質的に資格停止となる上、
議員が落選したら失職になる危険性や(これについても後述)
本人が議員となったりした場合は何の意味もない資格なので、
実際には、屈指の取得難易度の資格なのに、 取得者は少ないのが現状だ

次回は、政策秘書の実態などに触れ、
その次ぐらいから、今回の研修について述べることにする。










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