SSブログ

2017年ドラフト指名選手の結果から~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑥ [ドラフト会議]

12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第六弾で、2017年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。





具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」

簡単に述べると

・選手の年齢は学年年齢で統一。各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。

・「高投」「高野」は22年~07年、「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。

・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。

・「成功選手」「準成功」とも、 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与。「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手。「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供






これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。

1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーの選手と言えるレベル。

10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。

13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグ有数の選手でもある。

16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップランクの選手。

19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。

カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は文語に説明をつける。
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。






《2017年》

【阪神】0p
なし

【広島】8p
<成功選手>遠藤(高投・6年目・5位・A)8p

【横浜】10p
<成功選手>東克(大社投・6年目・1位・B)10p

【巨人】10p
<成功選手>大城(25野・6年目・3位・B)10p


【ヤクルト】28p
<成功選手>村上宗(高野・6年目・1位・A)21p
<成功選手>塩見(25野・6年目・4位・B)7p

【中日】14p(7p)
<成功選手>清水達(高投・6年目・4位・A)7p
<成功選手>山本拓(高投・6年目・6位・A)7p(昨年オフトレード)







【オリックス】15p
<成功選手>田嶋(大社投・6年目・1位・B)9p
<成功選手>福田(25野・6年目・3位・B)6p

【ロッテ】16p
<成功選手>安田(高野・6年目・1位・A)10p
<成功選手>藤岡(25野・6年目・2位・B)6p


【ソフトバンク】10p(9p→6p)
<準成功>高橋礼(大社投・6年目・2位・B)3p(今季トレード)
<準成功>田浦(高投・6年目・5位・A)3p
<準成功>周東(大社投・6年目・予備軍・B)3p
<予備軍>大竹(大社投・6年目・予備軍・B)1p(昨年トレード)

【楽天】0p
なし

【西武】15p
<成功選手>平良(高野・6年目・4位・A)15p

【日ハム】11p(8p)
<成功選手>清宮(高野・6年目・1位・A)8p
<準成功>西村天(25投・6年目・2位・B)3p(昨年トレード)






この年からは、ポイントが人数より大事になる。
なぜかというと、25組や大社組が、
ほぼ評価が固まる時期に加え、
高卒組も6年目になると、
レギュラーを取る選手が多くなる。
それはすなわち、
もう未来に賭ける人数より、
その結果であるポイントが、
大事になってくるということである。

同時に今後、未来のある人数よりも、
現実であるポイントが大事な
この時期からは、
そのポイントにより、「勝ち組」「負け組」の概念が生まれる。
大枠でいえば「勝ち組」15p~、 小枠でいえば特に20P~は、 「大勝利」ともいえる。15P~19pなら「成功」と言える。
逆に大枠9p以下で「負け組」となる。 5P~9pなら「平凡」、 4p~ならば、「失敗」となる。






全体的な結果をいえば、
前年の18年同様、平凡な年であると いえそうだ。
特に、後述する村上宗(ヤクルト)と平良(西武)がもしいなければ、
確実に不作だっただろう。

まず、村上宗が球史に残こる勢いで、 成績を残す。
そして、平良もパリーグ有数の投手に成長。

他にも、高卒から、安田(ロッテ) 大社から東(横浜)、25組から大城(巨人)
大成功選手以上だが、
全体的には18年同様に小粒である。







「大勝利」は、文句なしで村上を輩出しているヤクルト。
あとは、パリーグの球団が好調で、
「成功」は、平良を輩出した西武、 複数成功選手を出した、オリックスとロッテ。

「平凡」で終わったのが広島
「負け組」は阪神・楽天。
ここまで好調だった阪神・広島は、
広島はともかく、阪神は20年以前では
はじめて失敗ドラフトに終わった。
また、中日は山本拓の放出はもったいなかった。






〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。

【阪神】99p<大成功選手以上4名、成功選手4名、予備軍2名>

【広島】68p<大成功選手以上3名、成功選手2名、準成功1名、予備軍2名>

【横浜】52p<大成功選手以上2名、成功選手1名>

【巨人】58p<大成功選手以上2名、成功選手1名・準成功2名・予備軍3名>

【ヤクルト】67p<大成功選手以上1名、成功選手4名、予備軍1名>

【中日】44p(44p→37p)<大成功選手以上2名、成功選手(2人→1人)予備軍4名>






【オリックス】79p<大成功選手以上4名、成功選手1名、予備軍3名>

【ロッテ】68p<大成功選手以上2名、成功選手3名、予備軍2名>

【ソフトバンク】36p(35p→31p)<大成功選手以上1名、成功選手1名、準成功1名、予備軍1名>

【楽天】39p<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>

【西武】52p<大成功選手以上2名、準成功1名・予備軍3名>

【日ハム】64p(64p→61p)<大成功選手以上2名、成功選手(4名→5名)、準成功1名・予備軍2名>







セリーグは、阪神がやはりまだ断トツ状況が続き、
ヤクルトが村上のおかげで広島と並び、
それ以外のチームには1歩リード、
後は巨人・横浜の順で、
中日が後れを取っている。

パリーグは、オリックスがまたリードし、 ロッテも順調。 日ハムも頑張っており、最下位チームながら、 将来に希望を持たせている。
出遅れていた西武は一息ついたが、
ソフトバンクと楽天がドラフト&育成の遅れが 目立ってきている。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

2018年ドラフト指名選手の結果から~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑤ [ドラフト会議]

12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第五弾で、2018年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。






具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
プロローグと評価判定方法

簡単に述べると

・選手の年齢は学年年齢で統一。各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。

・「高投」「高野」は22年~07年、「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。

・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。

・「成功選手」「準成功」とも、 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与。「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手。「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供






これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。

1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラ-の選手と言えるレベル。

10~12p=「大成功選手」←(同)常時、主力選手と言えるレベル。

13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手となる。

16~18p=「超成功選手」←(同)球界最高レベルの選手であり、このクラスの成績ならメジャー挑戦もまったく違和感ない。

19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。メジャー挑戦は、もちろん文句なし。






カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。

《2018年》

【阪神】26p
<成功選手>近本(25野・5年目・1位・B)15p
<成功選手>湯浅(高投・5年目・6位・A)8p
※湯浅は独立リーグ出身だが、高卒後1年で指名されたので、
高卒に分類。
<準成功>木浪(25野・5年目・3位・B)3p

【広島】19p
<成功選手>小園(高野・5年目・1位・A)11p
<成功選手>島内(大社投・5年目・2位・B)8p

【横浜】9p
<成功選手>大貫(25投・5年目・3位・B)8p
<予備軍>上茶谷(大社投・5年目・1位・B)1p

【巨人】15p
<成功選手>戸郷(高投・5年目・6位・A)15p

【ヤクルト】9p
<成功選手>清水昇(大社投・5年目・1位・B)9p

【中日】0p






【オリックス】1p
<予備軍>頓宮(大社野・5年目・2位・B)1p

【ロッテ】20p
<成功選手>小島(大社投・5年目・3位・B)9p
<成功選手>高部(高野・5年目・4位・A)8p
<予備軍>藤原恭(高野・5年目・1位・A)2p
<予備軍>東妻(大社投・5年目・2位・B)1p

【ソフトバンク】5p(2p)
<準成功>甲斐野(大社投・5年目・1位・B)3p(今オフ人的補償移籍)
<予備軍>坂東(大社投・5年目・4位・B)1p
<予備軍>泉圭(大社投・5年目・6位・B)1p(今オフトレード)


【楽天】9p
<成功選手>辰己(大社野・5年目・1位・B)8p
<予備軍>鈴木翔(大社投・5年目・8位・B)1p

【西武】15p
<成功選手>松本航(大社投・5年目・1位・B)8p
<成功選手>森脇(25投・5年目・6位・B)7p

【日ハム】17p
<成功選手>野村佑(高野・5年目・2位・A)9p
<成功選手>万波(高野・5年目・4位・A)8p






この年までが、「ポイントより 予備軍以上の人数が大事」である。
既に高卒組もブレイクしている選手が多いが、
それは彼らが優秀だったからであり、
その証拠にブレイクした選手は、
ここまで最高得点の宮城(オリ)のように、
高得点である。
実際の高卒組のブレイクの中心は
まだこれから。
0pで終わった中日も、根尾がブレイクすれば
挽回できる。

大豊作の2020年や、豊作の印象のある
2019年と比べると、人数は悪くないが、
全体のポイント総数は、少し落ちる印象だ。
それだけ、高校生が中心で、
将来のブレイク待ちの選手が多いということか。






この年はやはり、近本(阪神)と戸郷(巨人)だろう
近本は今回の25投手・野手を通じて、
最高得点者である。
戸郷も若くしてセリーグ有数の投手に成長した。

他に高卒から、小園(広島)が頑張った。
大社組・25組も悪くはないが、
近本以外は全体に小粒だったか。






阪神は、相変わらず絶好調で、 近本以外にも選手を輩出している。
ロッテも、予備軍以上は 最多の4人を輩出しており、
将来的には阪神を上回る可能性もある。

これに次ぐのが広島と日ハムと西武。 うまくレギュラー選手を獲得できている。 横浜・楽天もこれに次げるか?
ソフトバンクは、予備軍以上を
3人出していたので、将来に期待が持てたのだが、
泉を巨人にトレードで出してしまった。

まだ高卒組はこれからブレイクする時期なので、
もう少し待てるが、
大社組や25組は、そろそろ評価が固まりつつある。






〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。

【阪神】99p<大成功選手以上4名、成功選手4名、予備軍2名>

【広島】60p<大成功選手以上3名、成功選手1名、準成功1名、予備軍2名>

【横浜】42p<大成功選手以上2名、成功選手1名>

【巨人】48p<大成功選手以上2名、成功選手1名・準成功2名・予備軍3名>

【ヤクルト】39p<成功選手5名、予備軍1名>

【中日】30p<大成功選手以上2名、予備軍4名>






【オリックス】64p<大成功選手以上4名、成功選手1名、予備軍3名>

【ロッテ】52p<大成功選手以上1名、成功選手3名、予備軍2名>

【ソフトバンク】26p(26p→22p)<大成功選手以上1名、成功選手1名、予備軍1名>

【楽天】39p<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>

【西武】37p<大成功選手以上1名、準成功1名・予備軍3名>

【日ハム】52p<大成功選手以上2名、成功選手3名、準成功1名・予備軍2名>






少しずつ、各球団のドラフト&育成の差が出つつある。

セリーグは、ポイントの近い横浜と巨人を入れ替えれば、今年の順位と
同じなのだ。
つまり、この5年くらいの大社組や25組を中心としたドラフト&育成の差が、 順位に近いレベルで跳ね返っている。
人数も阪神が独走で、まさに優勝や近年の上位安定は
この5年のドラフトで勝ち取ったと言える。
広島・巨人・ヤクルト・中日は、予備軍以上の若手は多いので、
何とかこれらの選手をブレイクさせて、阪神に対抗したい。






パリーグは、ここまで独走だったオリックスが、初めて不発。 ロッテがこの2年で一気にポイントを重ね、 日ハムが毎年安定して選手を輩出しており、 追い上げてきた。
西武とロッテは、それらに比べて劣るが、予備軍以上の
人数は負けていないので、これからに期待である。
少なくとも、日ハムは未来に希望が持てる展開になってきた。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

2019年のドラフト入団選手の結果解析~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す④ [ドラフト会議]

12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第4弾で、2019年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。






具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
プロローグと評価判定方法

簡単に述べると

・選手の年齢は学年年齢で統一。

・各選手の出身を以下の6つに分類し、それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。

・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、

・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。

・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与。

・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与

・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手

・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供。






これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。

1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーの選手と言えるレベル。

10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。

13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、球界でも有数の選手。

16~18p=「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、メジャー挑戦も当然のレベル。

19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。

カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。






《2019年》

【阪神】18p

<成功選手>西純(高投・4年目・1位・A)10p

<成功選手>及川雅(高投・4年目・3位・A)8p


【広島】14p

<成功選手>森下(大社投・4年目・1位・A)12p

<予備軍>玉村(高投・4年目・6位・A)2p


【横浜】11p

<成功選手>伊勢(大社投・4年目・3位・A)11p






【巨人】0p

なし

【ヤクルト】20p

<成功選手>奥川(高投・4年目・1位・A)7p

<成功選手>大西(大社投・4年目・4位・A)6p

<成功選手>長岡(高野・4年目・5位・A)7p

【中日】13p

<成功選手>岡林(高野・4年目・5位・A)12p

<予備軍>石川昴(高野・4年目・1位・A)1p






【オリックス】27p

<成功選手>宮城(高投・4年目・1位・A)16p

<成功選手>紅林(高投・4年目・2位・A)11p


【ロッテ】30p

<成功選手>佐々木朗(高投・4年目・1位・A)15p

<成功選手>佐藤都(大社野・4年目・2位・A)8p

<成功選手>高部(大社野・4年目・3位・A)7p


【ソフトバンク】19p

<成功選手>津森(大社投・4年目・3位・A)10p

<成功選手>大関(大社投・4年目・育成枠・A)9p







【楽天】9p

<成功選手>小深田(25野・4年目・1位・B)9p


【西武】0p
なし

【日ハム】17p

<成功選手>河野龍(大社投・4年目・1位・A)9p

<成功選手>鈴木健(大社投・4年目・4位・A)8p






これまでほどではないが、
この時期でも、まだポイントより 予備軍以上の人数が大事である。
まだ高卒組はこれから伸びてくる
可能性が残っているからだ。
0Pで終わった巨人・西武も
まだまだである。

前年の2020年が大豊作だったので、
それと比べれば落ちるが、
この年も豊作である。






まずは、何といっても、宮城(オリックス)、 そして、佐々木朗(ロッテ)の2人だろう。
特に宮城は、若くして球界最高クラスの左腕投手としえる。
大社から森下(広島)、伊勢(横浜)、津森(ソフトバンク)、 高卒から、西純(阪神)、岡林(中日)、紅林(オリックス)、など、 宮城・佐々木も含め、高卒組が頑張った。
逆に25組は予備軍まで含めても、
小深田のみに終わった。






ロッテが佐々木をはじめ、 一気に3人成功選手を獲得し、 現在のチームの中核選手を得た。 オリックスも宮城・紅林と、 3連覇に貢献した人材を獲得。
成功選手を3人出したヤクルトも 将来に期待がかかる。

阪神・ソフトバンクも成功選手2名と、 結果を出した。

広島・中日も悪くなく、
横浜と楽天もまだこれからである。





まだこの時点での評価は、高校生などは
それほど気にすることはない。
ここに名前が挙がっていない選手も
将来に向けて頑張って欲しい。
ただ、大社組は来年あたりには予備軍クラスの 結果を出さないとレギュラーの芽は無くなるだろう。 25組は、もうこの先は小深田以外はこの年は ポイント獲得者は出てこないかもしれない。






〇通算成績(<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載)

【阪神】73p<大成功選手以上4名、成功選手3名、予備軍2名>

【広島】41p<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功1名、予備軍2名>

【横浜】33p<大成功選手以上2名、成功選手1名>

【巨人】33p<大成功選手以上1名、成功選手1名・準成功2名・予備軍3名>

【ヤクルト】30p<成功選手4名、予備軍1名>

【中日】30p<大成功選手以上2名、予備軍4名>






【オリックス】63p<大成功選手以上4名、成功選手1名、予備軍3名>

【ロッテ】32p<大成功選手以上1名、成功選手2名、予備軍1名>

【ソフトバンク】21p<大成功選手以上1名、成功選手1名、予備軍1名>

【楽天】30p<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>

【西武】22p<大成功選手以上1名、準成功1名・予備軍3名>

【日ハム】35p<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功1名・予備軍2名>






ソフトバンクと西武が少し出遅れている感があるが、
まだ現時点では、気にすることはない。
ただ、阪神とオリックスは名実ともにすごい。
阪神は悲願の優勝及びその前から上位安定していたこと、
オリックスの3連覇の理由も、ここから読み取れる。

広島・巨人・ヤクルト・中日・日ハムも、 予備軍以上の数が5人おり
ここから図式が変わる可能性は大いにある。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

2020年のドラフト入団選手の結果解析~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す③ [ドラフト会議]

12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第二弾で、2020年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。

具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
プロローグと評価判定方法





簡単に述べると

・選手の年齢は学年年齢で統一。

・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。

・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。

・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。

・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。

・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)

・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)

・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供






これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。

1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p=「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。

10~12p=「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。

13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、球界でも有数の選手。

16~18p=「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、メジャー挑戦も当然。

19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。

カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。







《2020年》

【阪神】51p

<成功選手>佐藤輝(大社野・3年目・1位・A)13p
<成功選手>伊藤将(25投・3年目・2位・A)12p
<成功選手>村上頌(大社投・2年目・5位・A)8p
<成功選手>中野拓(25野・2年目・6位・A)11p
<成功選手>石井大(大社投・2年目・8位・A)7p


【広島】25p

<成功選手>栗林(25投・3年目・1位・A)11p
<成功選手>森浦(大社投・3年目・2位・A)8p
<準成功>大道(大社投・2年目・3位・A)4p


【横浜】22p

<成功選手>入江(大社投・3年目・1位・A)8p
<成功選手>牧(大社野・3年目・2位・A)14p

【巨人】12p

<成功選手>山崎伊(大社投・3年目・2位・A)10p
<予備軍>秋広(高野・3年目・5位・A)2p

【ヤクルト】10p

<成功選手>木澤(大社投・3年目・1位・A)8p
<予備軍>内山(高野・3年目・3位・A)2p

【中日】15p

<成功選手>高橋宏(高投・3年目・1位・A)11p
<予備軍>森博(大社投・3年目・2位・A)2p
<予備軍>龍空(高野・3年目・3位・A)2p







【オリックス】30p
<成功選手>山下瞬(高投・3年目・1位・A)12p
<成功選手>阿部翔(25投・3年目・6位・A)10p
<成功選手>宇田川(大社投・3年目・育成枠・A)8p

【ロッテ】0p
なし

【ソフトバンク】0p
なし

【楽天】13p
<成功選手>早川(大社投・3年目・1位・A)9p
<準成功>内(高投・3年目・6位・A)4p

【西武】12p
<成功選手>水上(大社投・3年目・育成枠・A)12p

【日ハム】10p
<成功選手>伊藤大(大社投・3年目・1位・A)10p






最初に言っておくが、この時期でも、
まだポイントより予備軍以上の人数である。
というのが、高校生はもちろん、
大学生もまだ可能性が
ある選手が残っているからだ。
0Pで終わったロッテ・ソフトバンクも
悲観しなくて大丈夫である。

とはいえ、このままならば、
2020年は、おそらくこの10年でも 最大級の大豊作だろう。
2021年の不作と比較すれば、
いくら1年差があるとはいえ、
勝負にならない華やかさである。






世代の代表の
佐藤(阪神)・牧(横浜)を筆頭に、 25組から伊藤(阪神)・中野(阪神)、栗林(広島)、阿部(オリ) 大社から山崎伊(巨人)・水上(西武)・伊藤大(日ハム) 高卒から、高橋宏(中日)・山下瞬(オリックス)など、
各ジャンルから大成功選手以上のレベルが大量に
輩出され、お見事と言わざるをえまい。

その中でも超断トツは阪神。
この企画は過去数回やってきたが、
一度のドラフトで、
50P以上&成功選手5人は初めて見た。 おそらく、阪神だけでなく歴代ドラフト55年の 12球団の単年指名の中でも、 有数の結果だろう。
そしてこのドラフトの成果が、近年の上位安定と
何より18年ぶりの
優勝に貢献したことも、間違いあるまい。





オリックス・広島・横浜も、阪神が超断トツ過ぎるのだが、 こちらもすごい。
オリックスは3連覇でも、
直近の優勝に貢献したメンバーを輩出し、
広島も栗林ら主力を獲得できている。
横浜も牧などチームを代表する選手を得た。

中日も予備軍以上に3人輩出し、
低迷するチームの再建に希望持たせる結果に。








ヤクルト・巨人・楽天も予備軍以上に2名輩出と、
まずまず。
西武・日ハムもまだこれからである。

ただ、この時点での評価は、高校生などは
まだ気にすることはない。
ここに名前が挙がっていない選手も
将来に向けて頑張って欲しい。
ただ、大社組はそろそろ結果が欲しいし、
25組は、この時点で結果がない選手は、
もうレギュラーの芽はなく、サブ選手止まりとなっていく時期だろう。






〇通算成績

【阪神】55p<大成功選手以上3名、成功選手2名、予備軍2名>

【広島】27p<大成功選手以上1名、成功選手1名、準成功1名、予備軍1名>

【横浜】22p<大成功選手以上1名、成功選手1名>

【巨人】33p<大成功選手以上1名、成功選手1名・準成功2名・予備軍3名>

【ヤクルト】10p<成功選手1名、予備軍1名>

【中日】17p<大成功選手以上1名、予備軍3名>

【オリックス】36p<大成功選手以上2名、成功選手1名、予備軍3名>

【ロッテ】2p<予備軍1名>

【ソフトバンク】2p<予備軍1名>

【楽天】21p<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>

【西武】22p<大成功選手以上1名、準成功1名・予備軍3名>

【日ハム】18p<大成功選手以上1名、準成功1名・予備軍2名>






ロッテとソフトバンクも全く気にする時期ではないが、
現時点では阪神が名実ともに極めて好調に滑り出しており、
巨人も予備軍以上は阪神と同数の7名を輩出したことから、 これもかなり順調と言えるだろう。 オリックスも大成功選手以上を2人の上に、 予備軍以上6人も素晴らしいと言える。
西武・楽天も将来に期待が持てる。
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

これが現役ドラフトの、昨年の全体結果・今年の現役ドラフトでカープから放出される2名予想・新外人の位置づけだ! [広島カープ]

さて、いよいよ現役ドラフトが8日金曜に行われる。
「そもそも、現役ドラフトの価値はどれくらい?」
→「新外人2名の位置づけ」→「指名される2名(ついでに獲得する選手も)」の
順で述べていきたい。






①「そもそも、現役ドラフトの価値はどれくらい?」

昨年からスタートし、やたらと(軽薄なマスコミや動画の悪影響もあり)
盛り上がっているが、現役ドラフトの価値はどれくらいの位置づけだろうか?

昨年12名の現役ドラフトの選手が、
今年残した結果を考えてみる

以下は、学年年齢ベースで
◎:一軍レギュラーor一軍半上位(今季25歳まで)
〇:一軍上位(中堅以上)or一軍半中位~一軍半下位(今季31歳以上は除く)or二軍上位(今季25歳まで)
△:一軍半下位(今季31歳以上)or二軍がほとんど
?:解雇(育成枠降格も込む)

◎:大竹(阪神)・細川(中日)

〇:オコエ(巨人)・大下(ロッテ)
△:戸根(広島)・陽川(西武)

?:笠原(横浜)・成田(ヤクルト)・渡邊(オリックス)・古川(ソフトバンク)・正髄(楽天)・松岡(日ハム

たしかに大竹や細川のように大成功した選手もいるが、
解雇者が6人=50%の確率で解雇になっている。
戸根・陽川も期待に応えられたと言えず、
来年は整理対象になる可能性が高い。
△・[×]で3分の2ということから行く着く結論は・・

現役ドラフトは所詮、 「来季の整理対象候補だが、このままなら 明らかに来季は出番すら与えるのも難しいので、 放出によりラストチャンスをあげよう」と、
言ったところか。



【レビューキャンペーン対象商品】おもしろTシャツ 広島 カープ tシャツ グッズ 広島カープ カープ女子 野球 応援 スポーツ ユニフォーム 鯉 広島弁 優勝 サイズM/L/LL カラー:レッド ホワイト fn0180030 SSS





②「新外人2名の位置づけ」

投手の外人2名獲得には驚いた。
投高打低のチーム事情を見れば、 来期は野手3名・投手2名となると思ったからだ。
特にハッチは右投手はいるのか疑問である。

右投手・ハッチ(28歳・年俸8800万)は、
3Aなどでは先発も中継ぎもこなしているので、
おそらく「右の便利屋」を期待しているのだろう

左投手・ハーン(29歳・8800万)は、
これは完全にターリーの代わりだろう。







③「指名される2名」

◎(本命):中村祐(右投手・28歳・旧年峰1000万)

〇(対抗):・塹江(左投手・27歳・同2100万)・高橋昴(左投手・26歳・旧年俸800万)

△(注意):持丸(捕手・22歳・旧年俸550万)

?(大穴):曽根(内野手・28歳・旧年俸1400万)・宇草(外野手・26歳・900万)・中村健(外野手・26歳・1300万)

「中村奨がいない」と思う人が多いと思うが、先日の背番号変更でほぼなくなった
(残留させる気があるなら、そんなことはやらない)。
それに外野は西川のFAで人員不足になり、
そこに充分に一軍半の力がある選手を
現役ドラフトに出すのはもったいない。 やるならば、トレードで対応すべき。

ここに上げた7人は、如何にも来季の整理対象となりそうなメンバー(;^_^A)。
中村祐は、最有力候補で間違いあるまい。
中崎がFAせずに残り、ドラフトで赤塚、外人でハッチが入り、
若手でアドゥア・益田・松本竜・河野がいる状況では、
来季は出番すらないだろう。

迷うのはその次で、塹江と高橋昴のどちらかだと思う。
左腕であるのは、ドラフトで2人獲得しているからだ。

「塹江は意外」と思う人もいると思うが、 今季悪かっただけでなく、実は通算防御率は 中継ぎで4点台後半と決して良くない。
20代後半という年齢を考えれば、
ここでリリースしても差し支え無さそう。

高橋昴は、昨年で整理対象かと思われたが、
生き残った。
ただ、先発としてはもはや芽がなく、
来季からは中継ぎとなるのは確実で、 本人のモチベーションが維持できるか? それを考えると、まだ20代中盤だし、 環境を変えてやるのもありである。






野手で唯一あるとすれば、持丸か。
実力的には二軍レギュラーとしても不満のある成績で、 来季もこれだと、整理対象になりかねない。
捕手はカープの野手では最も余っているポジションだが、
出すと6人になるが、坂倉をはじめ、実力者や
若いメンバーが多いので、それでもやっていける。
それならば、ここで放出もありか。

曽根は内野が定員ギリギリということを考えると、 考えにくい。
西川の人的補償を、福田を内野手として獲得するか、
廣岡を獲得する場合のみだろう。
宇草・中村健は、前述の通り、外野が西川FAで 定員不足状態なので、殆どありえないだろう。






〇追伸

現役ドラフトで獲得は・・

◎(本命):20代前~中盤の外野手

〇(対抗):20代中盤~後半の二・三塁手 or 20代後半~30代前半の長打のある一塁手

△(注意):20代後半の外野手or20代前~中盤の左投手

?(大穴):20代中盤右投手

一番欲しいのは、定員割れを起こしている外野手で、 20代中盤までの選手が出てくれば最も欲しいはず。
そして、最弱点の二・三塁手か。 また、30代の一軍半クラスの打力のある一塁手もあり。
代打役だけでなく、近年外人が不振続きで、
その代わりに主軸を期待できる。

良いのがいなければ、外野手は定員割れを起こしているので、 20代後半まで我慢してもいいが、
いずれも30代以上なら無理して採る必要はないだろう
(カープの野手陣は30代主力が多いので)。
その場合は、20代前半~中盤の若手投手を取って、 将来に備えた方が良い。





nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ