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2020年のドラフト入団選手の結果解析~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す③ [ドラフト会議]

12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第二弾で、2020年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。

具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
プロローグと評価判定方法





簡単に述べると

・選手の年齢は学年年齢で統一。

・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。

・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。

・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。

・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。

・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)

・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)

・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供






これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。

1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p=「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。

10~12p=「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。

13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、球界でも有数の選手。

16~18p=「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、メジャー挑戦も当然。

19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。

カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。







《2020年》

【阪神】51p

<成功選手>佐藤輝(大社野・3年目・1位・A)13p
<成功選手>伊藤将(25投・3年目・2位・A)12p
<成功選手>村上頌(大社投・2年目・5位・A)8p
<成功選手>中野拓(25野・2年目・6位・A)11p
<成功選手>石井大(大社投・2年目・8位・A)7p


【広島】25p

<成功選手>栗林(25投・3年目・1位・A)11p
<成功選手>森浦(大社投・3年目・2位・A)8p
<準成功>大道(大社投・2年目・3位・A)4p


【横浜】22p

<成功選手>入江(大社投・3年目・1位・A)8p
<成功選手>牧(大社野・3年目・2位・A)14p

【巨人】12p

<成功選手>山崎伊(大社投・3年目・2位・A)10p
<予備軍>秋広(高野・3年目・5位・A)2p

【ヤクルト】10p

<成功選手>木澤(大社投・3年目・1位・A)8p
<予備軍>内山(高野・3年目・3位・A)2p

【中日】15p

<成功選手>高橋宏(高投・3年目・1位・A)11p
<予備軍>森博(大社投・3年目・2位・A)2p
<予備軍>龍空(高野・3年目・3位・A)2p







【オリックス】30p
<成功選手>山下瞬(高投・3年目・1位・A)12p
<成功選手>阿部翔(25投・3年目・6位・A)10p
<成功選手>宇田川(大社投・3年目・育成枠・A)8p

【ロッテ】0p
なし

【ソフトバンク】0p
なし

【楽天】13p
<成功選手>早川(大社投・3年目・1位・A)9p
<準成功>内(高投・3年目・6位・A)4p

【西武】12p
<成功選手>水上(大社投・3年目・育成枠・A)12p

【日ハム】10p
<成功選手>伊藤大(大社投・3年目・1位・A)10p






最初に言っておくが、この時期でも、
まだポイントより予備軍以上の人数である。
というのが、高校生はもちろん、
大学生もまだ可能性が
ある選手が残っているからだ。
0Pで終わったロッテ・ソフトバンクも
悲観しなくて大丈夫である。

とはいえ、このままならば、
2020年は、おそらくこの10年でも 最大級の大豊作だろう。
2021年の不作と比較すれば、
いくら1年差があるとはいえ、
勝負にならない華やかさである。






世代の代表の
佐藤(阪神)・牧(横浜)を筆頭に、 25組から伊藤(阪神)・中野(阪神)、栗林(広島)、阿部(オリ) 大社から山崎伊(巨人)・水上(西武)・伊藤大(日ハム) 高卒から、高橋宏(中日)・山下瞬(オリックス)など、
各ジャンルから大成功選手以上のレベルが大量に
輩出され、お見事と言わざるをえまい。

その中でも超断トツは阪神。
この企画は過去数回やってきたが、
一度のドラフトで、
50P以上&成功選手5人は初めて見た。 おそらく、阪神だけでなく歴代ドラフト55年の 12球団の単年指名の中でも、 有数の結果だろう。
そしてこのドラフトの成果が、近年の上位安定と
何より18年ぶりの
優勝に貢献したことも、間違いあるまい。





オリックス・広島・横浜も、阪神が超断トツ過ぎるのだが、 こちらもすごい。
オリックスは3連覇でも、
直近の優勝に貢献したメンバーを輩出し、
広島も栗林ら主力を獲得できている。
横浜も牧などチームを代表する選手を得た。

中日も予備軍以上に3人輩出し、
低迷するチームの再建に希望持たせる結果に。








ヤクルト・巨人・楽天も予備軍以上に2名輩出と、
まずまず。
西武・日ハムもまだこれからである。

ただ、この時点での評価は、高校生などは
まだ気にすることはない。
ここに名前が挙がっていない選手も
将来に向けて頑張って欲しい。
ただ、大社組はそろそろ結果が欲しいし、
25組は、この時点で結果がない選手は、
もうレギュラーの芽はなく、サブ選手止まりとなっていく時期だろう。






〇通算成績

【阪神】55p<大成功選手以上3名、成功選手2名、予備軍2名>

【広島】27p<大成功選手以上1名、成功選手1名、準成功1名、予備軍1名>

【横浜】22p<大成功選手以上1名、成功選手1名>

【巨人】33p<大成功選手以上1名、成功選手1名・準成功2名・予備軍3名>

【ヤクルト】10p<成功選手1名、予備軍1名>

【中日】17p<大成功選手以上1名、予備軍3名>

【オリックス】36p<大成功選手以上2名、成功選手1名、予備軍3名>

【ロッテ】2p<予備軍1名>

【ソフトバンク】2p<予備軍1名>

【楽天】21p<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>

【西武】22p<大成功選手以上1名、準成功1名・予備軍3名>

【日ハム】18p<大成功選手以上1名、準成功1名・予備軍2名>






ロッテとソフトバンクも全く気にする時期ではないが、
現時点では阪神が名実ともに極めて好調に滑り出しており、
巨人も予備軍以上は阪神と同数の7名を輩出したことから、 これもかなり順調と言えるだろう。 オリックスも大成功選手以上を2人の上に、 予備軍以上6人も素晴らしいと言える。
西武・楽天も将来に期待が持てる。
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