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12球団各チームのドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す~リンク集 [ドラフト会議]
セリーグの今後数年はこうなる
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パリーグの今後数年はこうなる
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2024-03-07
プロローグと評価判定方法~12球団各チームのドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す①
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/archive/20231113
2021・2022年ドラフト入団選手の結果解析~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す②
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/archive/20231114
2020年のドラフト入団選手の結果解析~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す③
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/archive/20231211
2019年のドラフト入団選手の結果解析~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す④
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-01
2018年ドラフト指名選手の結果から~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑤
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-01-1
2017年ドラフト指名選手の結果から~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑥
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-10
2016年ドラフト指名選手の結果から~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑦
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-10-1
2015年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑧
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-10-2
2014年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑨
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-10-3
2013年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑩
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-11
2012年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑪
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-11-1
2011ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑫
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-11-2
2009年・2010年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑬
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-19
2007年・2008年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑭
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-12-19-1
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パリーグの今後数年はこうなる
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プロローグと評価判定方法~12球団各チームのドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す①
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2021・2022年ドラフト入団選手の結果解析~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す②
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2020年のドラフト入団選手の結果解析~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す③
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2019年のドラフト入団選手の結果解析~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す④
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2018年ドラフト指名選手の結果から~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑤
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2017年ドラフト指名選手の結果から~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑥
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2016年ドラフト指名選手の結果から~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑦
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2015年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑧
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2014年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑨
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2013年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑩
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2012年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑪
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2011ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑫
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2009年・2010年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑬
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2007年・2008年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑭
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これから数年のパリーグはこうなる~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑯ [ドラフト会議]
前回のセリーグ編に続き、
ここまで全球団のドラフト&育成の状況を調べた
集計を元に、今後のパリーグを予想してみる。
【オリックス】161p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】135p(121p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】138p(90p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】110p(76p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】173p(108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】193p(89p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
ドラフト&育成で上げたポイントから、()のカッコの選手流失の減点したポイントをベースに、
各球団がFA・トレード・人的補償・現役ドラフト等で、
他球団の選手を獲得したポイントをこれに足してみる。
基準は以下。
ケースA・若手:(その選手のポイントの)90%
ケースB・中堅前期:(同)80%
ケースC・中堅後期:(同)70%
ケースD・ベテラン前期:(同)野手は65%・投手55%
若い選手ほど働ける年数が長いので、このようにした。
小数点は四捨五入する。
なお、ケースD・ベテラン後期の選手が、野手>投手であるのは、
この世代は11・12年の統一球の影響を受けている選手が多いので、
野手有利・投手不利にした。
以下のカッコは前所属球団。
【オリックス】107p+25p<西川(広島)7p・井口(日ハム)1p・森(西武)17p>=132p
【ロッテ】121p+3p<西村(日ハム)2p・小野(楽天)1p>=124p
【ソフトバンク】90p+35p<有原(日ハム&メジャー)8p・又吉(中日)8p・山川(西武)7p・近藤(日ハム)12p>=128p
【楽天】76p+16p<酒居(ロッテ)1p・阿部(中日)2p・浅村(西武)13p>=92p
【西武】108p+3p<甲斐野(ソフ)3p>=111p
【日ハム】89p+7p<山本拓(中日)2p・山崎福(オリ)2p・鍵谷(巨人&復帰)3p>=95p
そして、この結果とケースAの若手の状況を足してみる。
【オリックス】132p<大成功選手以上4名、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】124p<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】125p<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】92p<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】111p<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】95p<大成功選手以上2名、成功選手6名、準成功1名・予備軍2名>
この結果から、パリーグの今後数年を予想すると、
「オリックスが僅差でトップだが、ロッテ・ソフトバンクも含め3強となりそうで、更に少しの差で西武がこれを追う。確実に1枚落ちるが、日ハムは一発逆転あり。楽天は苦戦か?」
【オリックス】吉田正・山本由は抜けたが、ドラフト&育成は上手で、若手~中堅前期の 選手は多い。投手は若手の大黒柱の宮城をはじめ、山下、中堅前期に阿部・山岡、
野手は若手に紅林がおり、予備軍以上の若手も9人と将来性もある。足らない所には 森・西川をFA補強するなど、あらゆる手段でチーム作りが上手い。あとは野手の
人材の輩出と、これ以上の主力の流失が出ないことが課題。それを乗り越えれば、
連覇の可能性も引き続き充分ありうる。少なくとも優勝争いには当面絡み続けるだろう。
【ロッテ】ドラフト&育成は平凡だが、パリーグでも最も流失が少ない利点が大きい。
中堅球団続きだったが、念願の生え抜きだけで、優勝を狙える所まで来た。大物が
佐々木朗しかいないのが難点だが、他にも投手はベテラン前期に、益田・唐川、
野手は若手に安田、中堅後期に中村奨と数はいる。後は投打に若手でもう1人ずつ
主力が出てくると、色々と楽になるはず。幸い、若手の予備軍以上も8人と悪くはない。
引き続き流失がなければ、優勝候補及びAクラスではあり続けられるはず。
【ソフトバンク】こちらもドラフト&育成は平凡で、その上に千賀・森をはじめ流失も それなりに多いのだが、それ以上にFAやメジャー帰りの有原の補強など、積極的なことが、 やはり大きい。この球界一の財政力のおかげで、ベテラン前期では野手の中村晃と、
中堅後期では投手の武田、野手の今宮が残留。若手も投手では津森が主力になってきたので、
後は投打でもう1人人材が出れば、これとFA加入組で優勝争いやAクラス入りが狙えそう。
ただ、予備軍以上の若手が5人と少なく将来性が薄いことと、流失は心配だ。
【楽天】ドラフト&育成はパリーグでワースト。予備軍以上の若手が5人と少なく将来性が薄い。
中堅後期に茂木、ベテラン前期に大物の則本がいるが、まともな主力はそのくらい。
他球団からFA選手で獲得した選手やマー君も高齢化していき、浅村の踏ん張りに
助けられている。救いはパリーグとしては流失が少ない方で、大物では松井以外くらい。
投手も野手も主力の手前のレギュラークラスで止まっている選手が多く、
このままだと中堅球団どころか、最下位を含めたBクラス続きは免れまい。
【西武】ドラフト&育成はオリックスを上回り、パリーグでも優秀。しかしそれ以上に選手流失で、 30%ものポイントが消滅している状況。それで、FA補強などしないことから、その代わりが 入ってこないのでは、上位チームより落ちる印象だが、実際は0.5枚差くらいの差だ。
投手は大物・平良を筆頭に、若手は水上・今井、中堅前期に高橋と主力が揃う。野手は外崎・源田が
中堅後期に差し掛かっており、野手の若手人材が輩出できるかがカギ。ただ、若手の予備軍以上が 7人と多くはないので、どうなるか?その点が、上位進出or中堅球団やBクラスで留まるかの、カギとなる。
【日ハム】ドラフト&育成はパリーグでも最強だが、選手流失が酷すぎて、西武を上回る実に 55%のポイントが流失。補強も西武同様に少ないため、上位チームはもちろん、西武よりも さらに貧弱となっている。主力と言えるのも、投手の若手の伊藤大のみと、楽天より酷い有様。
楽天同様に、投手も野手も主力の手前のレギュラークラスで止まっている選手が多いのだが、
その若さと数は、楽天よりも多い点は有望。さらに、若手の予備軍以上の数は11人と、 パリーグ1位で将来性は素晴らしい。Bクラスが続きそうだが、一発逆転の可能性はある。
ここまで全球団のドラフト&育成の状況を調べた
集計を元に、今後のパリーグを予想してみる。
【オリックス】161p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】135p(121p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】138p(90p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】110p(76p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】173p(108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】193p(89p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
ドラフト&育成で上げたポイントから、()のカッコの選手流失の減点したポイントをベースに、
各球団がFA・トレード・人的補償・現役ドラフト等で、
他球団の選手を獲得したポイントをこれに足してみる。
基準は以下。
ケースA・若手:(その選手のポイントの)90%
ケースB・中堅前期:(同)80%
ケースC・中堅後期:(同)70%
ケースD・ベテラン前期:(同)野手は65%・投手55%
若い選手ほど働ける年数が長いので、このようにした。
小数点は四捨五入する。
なお、ケースD・ベテラン後期の選手が、野手>投手であるのは、
この世代は11・12年の統一球の影響を受けている選手が多いので、
野手有利・投手不利にした。
以下のカッコは前所属球団。
【オリックス】107p+25p<西川(広島)7p・井口(日ハム)1p・森(西武)17p>=132p
【ロッテ】121p+3p<西村(日ハム)2p・小野(楽天)1p>=124p
【ソフトバンク】90p+35p<有原(日ハム&メジャー)8p・又吉(中日)8p・山川(西武)7p・近藤(日ハム)12p>=128p
【楽天】76p+16p<酒居(ロッテ)1p・阿部(中日)2p・浅村(西武)13p>=92p
【西武】108p+3p<甲斐野(ソフ)3p>=111p
【日ハム】89p+7p<山本拓(中日)2p・山崎福(オリ)2p・鍵谷(巨人&復帰)3p>=95p
そして、この結果とケースAの若手の状況を足してみる。
【オリックス】132p<大成功選手以上4名、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】124p<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】125p<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】92p<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】111p<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】95p<大成功選手以上2名、成功選手6名、準成功1名・予備軍2名>
この結果から、パリーグの今後数年を予想すると、
「オリックスが僅差でトップだが、ロッテ・ソフトバンクも含め3強となりそうで、更に少しの差で西武がこれを追う。確実に1枚落ちるが、日ハムは一発逆転あり。楽天は苦戦か?」
【オリックス】吉田正・山本由は抜けたが、ドラフト&育成は上手で、若手~中堅前期の 選手は多い。投手は若手の大黒柱の宮城をはじめ、山下、中堅前期に阿部・山岡、
野手は若手に紅林がおり、予備軍以上の若手も9人と将来性もある。足らない所には 森・西川をFA補強するなど、あらゆる手段でチーム作りが上手い。あとは野手の
人材の輩出と、これ以上の主力の流失が出ないことが課題。それを乗り越えれば、
連覇の可能性も引き続き充分ありうる。少なくとも優勝争いには当面絡み続けるだろう。
【ロッテ】ドラフト&育成は平凡だが、パリーグでも最も流失が少ない利点が大きい。
中堅球団続きだったが、念願の生え抜きだけで、優勝を狙える所まで来た。大物が
佐々木朗しかいないのが難点だが、他にも投手はベテラン前期に、益田・唐川、
野手は若手に安田、中堅後期に中村奨と数はいる。後は投打に若手でもう1人ずつ
主力が出てくると、色々と楽になるはず。幸い、若手の予備軍以上も8人と悪くはない。
引き続き流失がなければ、優勝候補及びAクラスではあり続けられるはず。
【ソフトバンク】こちらもドラフト&育成は平凡で、その上に千賀・森をはじめ流失も それなりに多いのだが、それ以上にFAやメジャー帰りの有原の補強など、積極的なことが、 やはり大きい。この球界一の財政力のおかげで、ベテラン前期では野手の中村晃と、
中堅後期では投手の武田、野手の今宮が残留。若手も投手では津森が主力になってきたので、
後は投打でもう1人人材が出れば、これとFA加入組で優勝争いやAクラス入りが狙えそう。
ただ、予備軍以上の若手が5人と少なく将来性が薄いことと、流失は心配だ。
【楽天】ドラフト&育成はパリーグでワースト。予備軍以上の若手が5人と少なく将来性が薄い。
中堅後期に茂木、ベテラン前期に大物の則本がいるが、まともな主力はそのくらい。
他球団からFA選手で獲得した選手やマー君も高齢化していき、浅村の踏ん張りに
助けられている。救いはパリーグとしては流失が少ない方で、大物では松井以外くらい。
投手も野手も主力の手前のレギュラークラスで止まっている選手が多く、
このままだと中堅球団どころか、最下位を含めたBクラス続きは免れまい。
【西武】ドラフト&育成はオリックスを上回り、パリーグでも優秀。しかしそれ以上に選手流失で、 30%ものポイントが消滅している状況。それで、FA補強などしないことから、その代わりが 入ってこないのでは、上位チームより落ちる印象だが、実際は0.5枚差くらいの差だ。
投手は大物・平良を筆頭に、若手は水上・今井、中堅前期に高橋と主力が揃う。野手は外崎・源田が
中堅後期に差し掛かっており、野手の若手人材が輩出できるかがカギ。ただ、若手の予備軍以上が 7人と多くはないので、どうなるか?その点が、上位進出or中堅球団やBクラスで留まるかの、カギとなる。
【日ハム】ドラフト&育成はパリーグでも最強だが、選手流失が酷すぎて、西武を上回る実に 55%のポイントが流失。補強も西武同様に少ないため、上位チームはもちろん、西武よりも さらに貧弱となっている。主力と言えるのも、投手の若手の伊藤大のみと、楽天より酷い有様。
楽天同様に、投手も野手も主力の手前のレギュラークラスで止まっている選手が多いのだが、
その若さと数は、楽天よりも多い点は有望。さらに、若手の予備軍以上の数は11人と、 パリーグ1位で将来性は素晴らしい。Bクラスが続きそうだが、一発逆転の可能性はある。
これから数年間のセリーグはこうなる!~12球団各チームのドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑮ [ドラフト会議]
さて、ここまで全球団のドラフト&育成の状況を調べてた
集計を元に、今後のセリーグを予想してみる。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】212p(157p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】140p(97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】126p(109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】118p(98p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】130p(98p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
ドラフト&育成で上げたポイントから、()のカッコの選手流失の減点したポイントをベースに、
各球団がFA・トレード・人的補償・現役ドラフト等で、
他球団の選手を獲得したポイントをこれに足してみる。
基準は以下。
ケースA・若手:(その選手のポイントの)90%
ケースB・中堅前期:(同)80%
ケースC・中堅後期:(同)70%
ケースD・ベテラン前期:(同)野手は65%・投手55%
若い選手ほど働ける年数が長いので、このようにした。
小数点は四捨五入する。
なお、ケースD・ベテラン後期の選手が、野手が高く投手が低いのは、
この世代は11・12年の統一球の影響を受けている選手が多いので、
野手有利・投手不利にした。
以下のカッコは前所属球団。
【阪神】163p+11p<大竹(ソフ)1p・渡邊(日ハム)4p・西(オリ)7p>=174p
【広島】157p+0p<なし>=157p
【横浜】97p+20p<京田(中日)9p・森原(楽天)1p・森(ソフ)8p・大田(巨人&日ハム)1p・伊藤(オリ)1p>=117p
【巨人】109p+20p<泉(ソフ)1p・高橋(ソフ)2p・高梨(日ハム)6p・丸(広島)11p>=129p
【ヤクルト】98p+28p<田口(巨人)10p・高梨(ヤク)2p・嘉弥真(ソフ)3p・西川(日ハム&楽天)13p>=126p
【中日】98p+34p<細川(横浜)4p・梅野(ヤク)10p・砂田(横浜)7p・上林(ソフ)4p・岩嵜(ソフ)1p・中田翔(日ハム&巨人)8p>=132p
そして、この結果とケースAの若手の状況を足してみる。
【阪神】174p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名+大竹(ソフ)>
【広島】157p<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】117p<大成功選手以上2名、成功選手1名>
【巨人】129p<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】126p<大成功選手以上1名、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】132p<大成功選手以上3名、成功選手1名、予備軍4名+細川(横浜)・梅野(ヤク)>
この結果から、セリーグの今後数年を予想すると、
「優勝争いの本命は阪神。確実に1枚差があり、対抗するのは広島。さらに確実に1枚差があり、3番手で巨人・中日が有力で、ヤクルトはこれを追う。横浜は苦戦か?」
【阪神】高いドラフト&育成力で、大成功選手だけでも、野手は近本・佐藤ら大物や、
中野・大山、投手も伊藤・西など、若手~中堅前半の充実がセリーグで、 断トツとなっていることが極めて大きい(中堅後期も悪くない)。
若手の予備軍以上も13人もいて将来性もセリーグ1位。また選手の流失も、
セリーグで最も少ないことから、間違いなくセリーグの本命で、広島・
オリのように3連覇もありうるだろう。少なくとも上位安定は確実のはず。
【広島】セリーグ断トツのドラフト&育成力を誇るが、同時に選手の流失も ワーストで、FA補強できないチーム事情が、阪神に劣る原因。しかし、
3連覇に貢献した菊池をはじめ、田中・大瀬良などが中堅後期~ベテラン前期で
まだ活躍できる。そして、大物である坂倉・森下や、小園・栗林など投打それぞれ
若手~中堅前期が阪神以外には負けない充実で、若手の予備軍以上も10人いて 将来性も有望。阪神に次ぐ存在であるのは間違いない。今後はAクラス常連だろう。
【横浜】ドラフト&育成力はセリーグでは平均を下回り、その上に広島の次に 流失に悩まされていることが痛い。また、FA等で大きな補強をしないので、
選手層が薄いまま。実際に、大物も牧くらいで少ない印象がある。何より、
若手の成長が遅れており、伊勢こそいるが、若手の予備軍以上も3人と、 断トツでセリーグ最少と将来性はかなり不安。阪神・広島はもちろん、巨人・ヤクルト・
中日にも大きく勝てる要素が少なく、当面は最下位も含めBクラスが続きそう。
【巨人】ドラフト&育成力は平凡だが、選手の流失が阪神の次に少ないのが長所で、
若手~中堅前期の選手層は、阪神・広島には適わないが、若手の予備軍以上が 9人いるのは将来性はある。野手は大物の岡本と、大城が中堅前期なので、
これに次ぐ若手が出てくるかがカギ?。投手は若手の大物の戸郷と、伊織が順調に
来ているので、これを中心にいけそう。このままだと、今後は中堅球団が予想されるので、
優勝争いするには、FAで誰か大物が1人欲しい。
【ヤクルト】ドラフト&育成力はセリーグ最下位だが、それほど流失がないのと、 他球団から良い選手が入ってくるので、優勝したり下位転落したりと不安定を繰り 返しながら戦えている状況。現戦力は阪神・広島以外とは差がないのだが、
巨人・中日と比べると、主力が山田哲・小川・西川など中堅後期~ベテラン前期が多く、
中堅前期に田口、そして若手が村上のみと乏しいのが難点。
若手の予備軍以上も6人と手薄な点も将来的に不安。よほど若手が出てくるなどないと、 今後はBクラスが中心になると思う。
【中日】ドラフト&育成力は平凡で、しかも京田らレギュラーの流失も多いが、 代わりに積極的に補強できているのはプラス。細川の現役ドラフト成功をはじめ、
梅野や中田翔を獲得したことは大きい。ヤクルトと違い大物が輩出できないのが悩みだが、
若手の主力に岡林と高橋・藤嶋、中堅前期にも小笠原がおり、若手の予備軍以上が 10人と将来性も有望で、投手中心にチーム再建が進みそう。とりあえず最下位脱出と、 中堅球団入りも視野に入る。FAで大物を誰か1人取ると、上位進出できるかもしれない。
集計を元に、今後のセリーグを予想してみる。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】212p(157p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】140p(97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】126p(109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】118p(98p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】130p(98p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
ドラフト&育成で上げたポイントから、()のカッコの選手流失の減点したポイントをベースに、
各球団がFA・トレード・人的補償・現役ドラフト等で、
他球団の選手を獲得したポイントをこれに足してみる。
基準は以下。
ケースA・若手:(その選手のポイントの)90%
ケースB・中堅前期:(同)80%
ケースC・中堅後期:(同)70%
ケースD・ベテラン前期:(同)野手は65%・投手55%
若い選手ほど働ける年数が長いので、このようにした。
小数点は四捨五入する。
なお、ケースD・ベテラン後期の選手が、野手が高く投手が低いのは、
この世代は11・12年の統一球の影響を受けている選手が多いので、
野手有利・投手不利にした。
以下のカッコは前所属球団。
【阪神】163p+11p<大竹(ソフ)1p・渡邊(日ハム)4p・西(オリ)7p>=174p
【広島】157p+0p<なし>=157p
【横浜】97p+20p<京田(中日)9p・森原(楽天)1p・森(ソフ)8p・大田(巨人&日ハム)1p・伊藤(オリ)1p>=117p
【巨人】109p+20p<泉(ソフ)1p・高橋(ソフ)2p・高梨(日ハム)6p・丸(広島)11p>=129p
【ヤクルト】98p+28p<田口(巨人)10p・高梨(ヤク)2p・嘉弥真(ソフ)3p・西川(日ハム&楽天)13p>=126p
【中日】98p+34p<細川(横浜)4p・梅野(ヤク)10p・砂田(横浜)7p・上林(ソフ)4p・岩嵜(ソフ)1p・中田翔(日ハム&巨人)8p>=132p
そして、この結果とケースAの若手の状況を足してみる。
【阪神】174p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名+大竹(ソフ)>
【広島】157p<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】117p<大成功選手以上2名、成功選手1名>
【巨人】129p<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】126p<大成功選手以上1名、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】132p<大成功選手以上3名、成功選手1名、予備軍4名+細川(横浜)・梅野(ヤク)>
この結果から、セリーグの今後数年を予想すると、
「優勝争いの本命は阪神。確実に1枚差があり、対抗するのは広島。さらに確実に1枚差があり、3番手で巨人・中日が有力で、ヤクルトはこれを追う。横浜は苦戦か?」
【阪神】高いドラフト&育成力で、大成功選手だけでも、野手は近本・佐藤ら大物や、
中野・大山、投手も伊藤・西など、若手~中堅前半の充実がセリーグで、 断トツとなっていることが極めて大きい(中堅後期も悪くない)。
若手の予備軍以上も13人もいて将来性もセリーグ1位。また選手の流失も、
セリーグで最も少ないことから、間違いなくセリーグの本命で、広島・
オリのように3連覇もありうるだろう。少なくとも上位安定は確実のはず。
【広島】セリーグ断トツのドラフト&育成力を誇るが、同時に選手の流失も ワーストで、FA補強できないチーム事情が、阪神に劣る原因。しかし、
3連覇に貢献した菊池をはじめ、田中・大瀬良などが中堅後期~ベテラン前期で
まだ活躍できる。そして、大物である坂倉・森下や、小園・栗林など投打それぞれ
若手~中堅前期が阪神以外には負けない充実で、若手の予備軍以上も10人いて 将来性も有望。阪神に次ぐ存在であるのは間違いない。今後はAクラス常連だろう。
【横浜】ドラフト&育成力はセリーグでは平均を下回り、その上に広島の次に 流失に悩まされていることが痛い。また、FA等で大きな補強をしないので、
選手層が薄いまま。実際に、大物も牧くらいで少ない印象がある。何より、
若手の成長が遅れており、伊勢こそいるが、若手の予備軍以上も3人と、 断トツでセリーグ最少と将来性はかなり不安。阪神・広島はもちろん、巨人・ヤクルト・
中日にも大きく勝てる要素が少なく、当面は最下位も含めBクラスが続きそう。
【巨人】ドラフト&育成力は平凡だが、選手の流失が阪神の次に少ないのが長所で、
若手~中堅前期の選手層は、阪神・広島には適わないが、若手の予備軍以上が 9人いるのは将来性はある。野手は大物の岡本と、大城が中堅前期なので、
これに次ぐ若手が出てくるかがカギ?。投手は若手の大物の戸郷と、伊織が順調に
来ているので、これを中心にいけそう。このままだと、今後は中堅球団が予想されるので、
優勝争いするには、FAで誰か大物が1人欲しい。
【ヤクルト】ドラフト&育成力はセリーグ最下位だが、それほど流失がないのと、 他球団から良い選手が入ってくるので、優勝したり下位転落したりと不安定を繰り 返しながら戦えている状況。現戦力は阪神・広島以外とは差がないのだが、
巨人・中日と比べると、主力が山田哲・小川・西川など中堅後期~ベテラン前期が多く、
中堅前期に田口、そして若手が村上のみと乏しいのが難点。
若手の予備軍以上も6人と手薄な点も将来的に不安。よほど若手が出てくるなどないと、 今後はBクラスが中心になると思う。
【中日】ドラフト&育成力は平凡で、しかも京田らレギュラーの流失も多いが、 代わりに積極的に補強できているのはプラス。細川の現役ドラフト成功をはじめ、
梅野や中田翔を獲得したことは大きい。ヤクルトと違い大物が輩出できないのが悩みだが、
若手の主力に岡林と高橋・藤嶋、中堅前期にも小笠原がおり、若手の予備軍以上が 10人と将来性も有望で、投手中心にチーム再建が進みそう。とりあえず最下位脱出と、 中堅球団入りも視野に入る。FAで大物を誰か1人取ると、上位進出できるかもしれない。
2007年・2008年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑭ [ドラフト会議]
12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第弾で、2007年・2008年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2008》
【阪神】0p
なし
【広島】0p
なし
【横浜】0p
なし
【巨人】2p(0p)
<準成功>大田(高野・15年目・1位・D)2p(昨年以前にトレード済み)
【ヤクルト】8p
<成功選手>中村悠(高野・15年目・3位・D)8p
【中日】0p
なし
【オリックス】13p(0p)
<成功選手>西勇(高投・15年目・3位・D)13p(昨年以前にFA退団済み)
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】0p
なし
【楽天】2p
<準成功>辛島(高投・15年目・6位・D)2p
【西武】20p(0p)
<成功選手>浅村(高野・15年目・3位・D)20p(昨年以前にFA退団済み)
【日ハム】2p
<準成功>中島(高野・15年目・1位・D)2p
《2007》
【阪神】0p
なし
【広島】17p(0p)
<成功選手>丸(高野・16年目・3位・D)17p(昨年以前にFA退団済み)
【横浜】0p
なし
【巨人】0p
なし
【ヤクルト】0p
なし
【中日】0p
なし
【オリックス】2p(0p)
<準成功>伊藤光(高野・16年目・3位・D)2p(昨年以前にトレード退団済み)
【ロッテ】11p
<成功選手>唐川(高投・16年目・1位・D)11p
【ソフトバンク】12p(10p)
<成功選手>中村晃(高野・16年目・3位・D)10p
<準成功>岩嵜(高投・16年目・1位・D)2p(昨年以前に人的補償退団済み)
【楽天】0p
なし
【西武】0p
なし
【日ハム】12p(0p)
<成功選手>中田翔(高野・16年目・3位・D)13p(昨年以前にトレード退団済み)
これをもって、分析としてはラストになる。
06年のハンカチ世代である
田中蒋(楽天など)・坂本(巨人)・マエケン(広島など)が
ベテラン後期に入り対象から抜けたので、
やはりこれらも図式を多く変えている。
高卒組もこの時期は大物が多い。
筆頭は浅村(西武→楽天)。
FA移籍選手では珍しく、
移籍後の球団でさらに成績を向上させた。
2000本安打も坂本の次くらいの若さで達成が視野に入る。
その次は丸(広島→巨人)。
浅村と同様にFA移籍後も高いパフォーマンスを
維持し続けている。
西勇(オリックス→阪神)、中田翔(日ハム→巨人・中日)も、
よく頑張っているが、前述の2人も含め、
すでに他のチームに移籍している。
他には、唐川(ロッテ)・中村晃(ソフトバンク)も、
チームの主力として踏ん張り続けた。
全体では、やはり前述の大物たちを
育て上げた球団がそのまま勝ち組ゾーンに入る。
大勝利は広島・西武、 勝ち組はオリックス・日ハムではあるが、
いずれも選手流失が痛い。
逆に失敗で終わったのが、 阪神・横浜・巨人・中日・楽天。
阪神・巨人もこの時期は酷いが、
とにかく不作続きなのが楽天。
ソフトバンクと同様に、
金の力で選手を有力選手をFAで買って、
それでようやく中堅球団でいる
体たらくである。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】212p(174p→157p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】140p(97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】126p(111p→109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】118p(98p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】130p(98p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】161p(122p→107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】135p(121p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】138p(126p→93p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】110p(76p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】173p(128p→108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】193p(101p→89p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
セリーグは、広島がドラフト&育成では断トツとなったが、 流失選手が多すぎて、実質的には阪神には逆に僅差で負けている。
かなり離されて、横浜が3番手であるが、
ドラフト&育成ではまずまずだが、流失が悩み。
中日も同じような事情。
巨人はドラフト&育成では劣るが、
流失が少ない分、横浜・中日・ヤクルトよりは
一歩リードした。
ヤクルトも巨人に近いタイプで、
ドラフト&育成はセリーグ最下位だが、
流失の少なさで、横浜・中日とは互角になった。
パリーグは、ロッテがドラフト&育成こそ平凡だが、 流失の少なさで実質はトップに立った。
オリックスと西武はドラフト&育成は優秀だが、 流失で苦しみ、実質的にはロッテの次となった。
ドラフト&育成は素晴らしいが、
それ以上に流失が酷すぎる日ハムと、
ロッテ同様にドラフト&育成は平凡の上、
流失が多いソフトバンクが中下位となり、 楽天はドラフト&育成はワースト、 流失の多く、実質的にも最下位だった。
第弾で、2007年・2008年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2008》
【阪神】0p
なし
【広島】0p
なし
【横浜】0p
なし
【巨人】2p(0p)
<準成功>大田(高野・15年目・1位・D)2p(昨年以前にトレード済み)
【ヤクルト】8p
<成功選手>中村悠(高野・15年目・3位・D)8p
【中日】0p
なし
【オリックス】13p(0p)
<成功選手>西勇(高投・15年目・3位・D)13p(昨年以前にFA退団済み)
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】0p
なし
【楽天】2p
<準成功>辛島(高投・15年目・6位・D)2p
【西武】20p(0p)
<成功選手>浅村(高野・15年目・3位・D)20p(昨年以前にFA退団済み)
【日ハム】2p
<準成功>中島(高野・15年目・1位・D)2p
《2007》
【阪神】0p
なし
【広島】17p(0p)
<成功選手>丸(高野・16年目・3位・D)17p(昨年以前にFA退団済み)
【横浜】0p
なし
【巨人】0p
なし
【ヤクルト】0p
なし
【中日】0p
なし
【オリックス】2p(0p)
<準成功>伊藤光(高野・16年目・3位・D)2p(昨年以前にトレード退団済み)
【ロッテ】11p
<成功選手>唐川(高投・16年目・1位・D)11p
【ソフトバンク】12p(10p)
<成功選手>中村晃(高野・16年目・3位・D)10p
<準成功>岩嵜(高投・16年目・1位・D)2p(昨年以前に人的補償退団済み)
【楽天】0p
なし
【西武】0p
なし
【日ハム】12p(0p)
<成功選手>中田翔(高野・16年目・3位・D)13p(昨年以前にトレード退団済み)
これをもって、分析としてはラストになる。
06年のハンカチ世代である
田中蒋(楽天など)・坂本(巨人)・マエケン(広島など)が
ベテラン後期に入り対象から抜けたので、
やはりこれらも図式を多く変えている。
高卒組もこの時期は大物が多い。
筆頭は浅村(西武→楽天)。
FA移籍選手では珍しく、
移籍後の球団でさらに成績を向上させた。
2000本安打も坂本の次くらいの若さで達成が視野に入る。
その次は丸(広島→巨人)。
浅村と同様にFA移籍後も高いパフォーマンスを
維持し続けている。
西勇(オリックス→阪神)、中田翔(日ハム→巨人・中日)も、
よく頑張っているが、前述の2人も含め、
すでに他のチームに移籍している。
他には、唐川(ロッテ)・中村晃(ソフトバンク)も、
チームの主力として踏ん張り続けた。
全体では、やはり前述の大物たちを
育て上げた球団がそのまま勝ち組ゾーンに入る。
大勝利は広島・西武、 勝ち組はオリックス・日ハムではあるが、
いずれも選手流失が痛い。
逆に失敗で終わったのが、 阪神・横浜・巨人・中日・楽天。
阪神・巨人もこの時期は酷いが、
とにかく不作続きなのが楽天。
ソフトバンクと同様に、
金の力で選手を有力選手をFAで買って、
それでようやく中堅球団でいる
体たらくである。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】212p(174p→157p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】140p(97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】126p(111p→109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】118p(98p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】130p(98p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】161p(122p→107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】135p(121p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】138p(126p→93p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】110p(76p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】173p(128p→108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】193p(101p→89p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
セリーグは、広島がドラフト&育成では断トツとなったが、 流失選手が多すぎて、実質的には阪神には逆に僅差で負けている。
かなり離されて、横浜が3番手であるが、
ドラフト&育成ではまずまずだが、流失が悩み。
中日も同じような事情。
巨人はドラフト&育成では劣るが、
流失が少ない分、横浜・中日・ヤクルトよりは
一歩リードした。
ヤクルトも巨人に近いタイプで、
ドラフト&育成はセリーグ最下位だが、
流失の少なさで、横浜・中日とは互角になった。
パリーグは、ロッテがドラフト&育成こそ平凡だが、 流失の少なさで実質はトップに立った。
オリックスと西武はドラフト&育成は優秀だが、 流失で苦しみ、実質的にはロッテの次となった。
ドラフト&育成は素晴らしいが、
それ以上に流失が酷すぎる日ハムと、
ロッテ同様にドラフト&育成は平凡の上、
流失が多いソフトバンクが中下位となり、 楽天はドラフト&育成はワースト、 流失の多く、実質的にも最下位だった。
2009年・2010年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑬ [ドラフト会議]
12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第弾で、2008年・2009年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2010》
【阪神】0p
なし
【広島】9p
<成功選手>中崎(高投・13年目・6位・C)9p
【横浜】0p
なし
【巨人】3p(0p)
<準成功>宮國(高投・13年目・2位・C)3p(昨年前に退団済み)
【ヤクルト】22p
<成功選手>山田哲(高野・13年目・1位・C)22p
【中日】0p
なし
【オリックス】0p
なし
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】23p(8p)
<成功選手>千賀(高投・13年目・育成枠・C)15p(昨年以前にメジャー挑戦済み)
<成功選手>甲斐(高野・13年目・育成枠・C)5p
<準成功>牧原(高野・13年目・育成枠・C)3p
【楽天】0p
なし
【西武】0p
なし
【日ハム】18p(0p)
<成功選手>西川遥(高野・13年目・2位・C)18p(昨年以前に退団済み)
《2009》
【阪神】0p
なし
【広島】8p(0p)
<成功選手>今村(高投・14年目・1位・D)8p(昨年以前に退団済み)
【横浜】16p(0p)
<成功選手>筒香(高野・14年目・1位・D)16p(昨年以前にメジャー挑戦済み)
【巨人】0p
なし
【ヤクルト】0p
なし
【中日】2p
<準成功>岡田(高投・13年目・1位・C)2p
【オリックス】0p
なし
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】11p
<成功選手>今宮(高野・14年目・1位・D)11p
【楽天】0p
なし
【西武】14p(0p)
<成功選手>菊地雄(高投・14年目・1位・D)14p(昨年以前にメジャー挑戦済み)
【日ハム】0p
なし
ここからは、高卒組のみとなる。 対象範囲が小さくなったので、 2年分纏めてやることにする。
なお、本来ならハンカチ世代で
もし対象なら間違いなく
大成功選手以上だった、
柳田(ソフトバンク)・澤村(巨人→ロッテなど)、
塩見(楽天)・秋山(西武→メジャー・広島など)・
大野(中日)などが、ベテラン後期入りしたので、
外れた。
大豊作だったこの世代が抜けたことで、
図式も一気に変わる。
大卒組もハンカチ世代で大豊作だったが、 高卒組もこの時期は大物がゴロゴロしている。
筆頭はミスター・トリプルスリーこと山田哲(ヤクルト)。
トリプルスリーを3回達成する選手は、
もう永久に出てこないだろう。
さらに、なぜか近年低迷しているが、
それまでは山田哲にも負けなかった大物である
西川(日ハムなど)、メジャーに挑戦した
筒香(横浜→メジャー)もどの世代の選手にも負けない実績。
育成枠からメジャー挑戦まで飛躍した
千賀(ソフトバンク→メジャー)、
逆に高校時代からエリートとして飛躍した菊池雄 (西武→メジャー)と、
国内で不動の結果を残してから
メジャーに羽ばたいている。
今宮(ソフトバンク)も頑張った。
全体では、上記の大物たちを
育て上げた球団がそのまま勝ち組ゾーンに入る。
大勝利は、広島・横浜・ヤクルト・ソフトバンク・日ハム。
特にソフトバンクは一気に30p以上獲得(但し、千賀は抜けたが)。
逆に広島だけは2年連続で唯一成功選手を輩出した
(ただし、ここも今村は引退したが)
西武も勝ち組(もっとも、菊池はメジャーに挑戦したが)。
逆に失敗で終わったのが、 阪神・巨人・中日・オリックス・ロッテ・楽天と、
勝ち組と負け組に差がついた。
阪神・オリックスは完全にこの時期の選手は壊滅的で、
それだけにこの世代を割りきって捨てて、
新旧交代を急いで行ったことが、
現在の結果につながった感がある。
巨人もこの時期は壊滅的で、
そのツケが現在のチームの上昇を阻んでいる。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】195p(165p→157p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】140p(113p→97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】124p(112p→109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】110p(90p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】130p(98p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】146p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】124p(110p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】126p(104p→83p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】108p(74p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】153p(122p→108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】193p(105p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
もうこの時期になれば、若さよりも通算ポイントの方が 大事になってくる。
セリーグは、広島がドラフト&育成で阪神を完全にリード。
流失選手が多く、実質では阪神と差があるが、だいぶ詰めてきた印象。
3番手としては、横浜がドラフト&育成では一歩リードしているが、
流失が多いのが悩み。
中日も似たような状況。
その点、ドラフト&育成では横浜には後れを取るが、
流失の少なさで巨人が実質では横浜・中日を上回る。
ヤクルトは山田哲のおかげで少し詰めたのと、
流失がセリーグでは普通なので、
まだドラフト&育成は最下位だが、
少しマシになった。
パリーグは、日ハムがドラフト&育成は独走状態だが、 それが半分以上流失したので、むしろ下位に近い。
それに次いで、オリックスと西武が頑張っているが、
こちらも流失に耐えながら上位にいる。
ロッテも流失の少なさで、この2球団と互角に貼り合っている。
ソフトバンクも今回の高卒組の躍進で、ドラフト&育成は
ロッテと互角まできたが、流失の多さで日ハム同様に上向かず、
楽天は完全にドラフト&育成が低迷し、 流失が輪をかけている。
第弾で、2008年・2009年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2010》
【阪神】0p
なし
【広島】9p
<成功選手>中崎(高投・13年目・6位・C)9p
【横浜】0p
なし
【巨人】3p(0p)
<準成功>宮國(高投・13年目・2位・C)3p(昨年前に退団済み)
【ヤクルト】22p
<成功選手>山田哲(高野・13年目・1位・C)22p
【中日】0p
なし
【オリックス】0p
なし
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】23p(8p)
<成功選手>千賀(高投・13年目・育成枠・C)15p(昨年以前にメジャー挑戦済み)
<成功選手>甲斐(高野・13年目・育成枠・C)5p
<準成功>牧原(高野・13年目・育成枠・C)3p
【楽天】0p
なし
【西武】0p
なし
【日ハム】18p(0p)
<成功選手>西川遥(高野・13年目・2位・C)18p(昨年以前に退団済み)
《2009》
【阪神】0p
なし
【広島】8p(0p)
<成功選手>今村(高投・14年目・1位・D)8p(昨年以前に退団済み)
【横浜】16p(0p)
<成功選手>筒香(高野・14年目・1位・D)16p(昨年以前にメジャー挑戦済み)
【巨人】0p
なし
【ヤクルト】0p
なし
【中日】2p
<準成功>岡田(高投・13年目・1位・C)2p
【オリックス】0p
なし
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】11p
<成功選手>今宮(高野・14年目・1位・D)11p
【楽天】0p
なし
【西武】14p(0p)
<成功選手>菊地雄(高投・14年目・1位・D)14p(昨年以前にメジャー挑戦済み)
【日ハム】0p
なし
ここからは、高卒組のみとなる。 対象範囲が小さくなったので、 2年分纏めてやることにする。
なお、本来ならハンカチ世代で
もし対象なら間違いなく
大成功選手以上だった、
柳田(ソフトバンク)・澤村(巨人→ロッテなど)、
塩見(楽天)・秋山(西武→メジャー・広島など)・
大野(中日)などが、ベテラン後期入りしたので、
外れた。
大豊作だったこの世代が抜けたことで、
図式も一気に変わる。
大卒組もハンカチ世代で大豊作だったが、 高卒組もこの時期は大物がゴロゴロしている。
筆頭はミスター・トリプルスリーこと山田哲(ヤクルト)。
トリプルスリーを3回達成する選手は、
もう永久に出てこないだろう。
さらに、なぜか近年低迷しているが、
それまでは山田哲にも負けなかった大物である
西川(日ハムなど)、メジャーに挑戦した
筒香(横浜→メジャー)もどの世代の選手にも負けない実績。
育成枠からメジャー挑戦まで飛躍した
千賀(ソフトバンク→メジャー)、
逆に高校時代からエリートとして飛躍した菊池雄 (西武→メジャー)と、
国内で不動の結果を残してから
メジャーに羽ばたいている。
今宮(ソフトバンク)も頑張った。
全体では、上記の大物たちを
育て上げた球団がそのまま勝ち組ゾーンに入る。
大勝利は、広島・横浜・ヤクルト・ソフトバンク・日ハム。
特にソフトバンクは一気に30p以上獲得(但し、千賀は抜けたが)。
逆に広島だけは2年連続で唯一成功選手を輩出した
(ただし、ここも今村は引退したが)
西武も勝ち組(もっとも、菊池はメジャーに挑戦したが)。
逆に失敗で終わったのが、 阪神・巨人・中日・オリックス・ロッテ・楽天と、
勝ち組と負け組に差がついた。
阪神・オリックスは完全にこの時期の選手は壊滅的で、
それだけにこの世代を割りきって捨てて、
新旧交代を急いで行ったことが、
現在の結果につながった感がある。
巨人もこの時期は壊滅的で、
そのツケが現在のチームの上昇を阻んでいる。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】195p(165p→157p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】140p(113p→97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】124p(112p→109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】110p(90p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】130p(98p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】146p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】124p(110p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】126p(104p→83p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】108p(74p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】153p(122p→108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】193p(105p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
もうこの時期になれば、若さよりも通算ポイントの方が 大事になってくる。
セリーグは、広島がドラフト&育成で阪神を完全にリード。
流失選手が多く、実質では阪神と差があるが、だいぶ詰めてきた印象。
3番手としては、横浜がドラフト&育成では一歩リードしているが、
流失が多いのが悩み。
中日も似たような状況。
その点、ドラフト&育成では横浜には後れを取るが、
流失の少なさで巨人が実質では横浜・中日を上回る。
ヤクルトは山田哲のおかげで少し詰めたのと、
流失がセリーグでは普通なので、
まだドラフト&育成は最下位だが、
少しマシになった。
パリーグは、日ハムがドラフト&育成は独走状態だが、 それが半分以上流失したので、むしろ下位に近い。
それに次いで、オリックスと西武が頑張っているが、
こちらも流失に耐えながら上位にいる。
ロッテも流失の少なさで、この2球団と互角に貼り合っている。
ソフトバンクも今回の高卒組の躍進で、ドラフト&育成は
ロッテと互角まできたが、流失の多さで日ハム同様に上向かず、
楽天は完全にドラフト&育成が低迷し、 流失が輪をかけている。
2011ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑫ [ドラフト会議]
12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第11弾で、2012年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2011年》
【阪神】0p
なし
【広島】22p
<成功選手>野村祐(大社投・12年目・1位・D)8p
<成功選手>菊池涼(大社野・12年目・2位・D)14p
【横浜】9p
<成功選手>桑原(高野・12年目・4位・C)9p
【巨人】0p
0p
【ヤクルト】0p
なし
【中日】17p
<成功選手>高橋周(高野・12年目・1位・C)5p
<成功選手>田島(高投・12年目・1位・C)12p
【オリックス】0p
なし
【ロッテ】24p(12p)
<成功選手>鈴木大(大社野・12年目・3位・D)12p
<成功選手>益田(大社投・12年目・4位・D)12p
【ソフトバンク】18p(12p)
<成功選手>武田(高投・12年目・1位・C)12p
<成功選手>嘉弥真(大社投・12年目・5位・D)6p(今オフ退団)
【楽天】11p
<成功選手>島内(大社野・12年目・6位・D)9p
<準成功>岡島(大社野・12年目・4位・D)2p
【西武】0p
なし
【日ハム】27p(0p)
<成功選手>近藤健(高野・12年目・4位・C)17p(昨年FA退団済み)
<成功選手>上沢(高投・12年目・6位・C)10p(今オフからメジャー挑戦)
年代が古いため全体ポイントは少ないが、
全体的にはまずまず。
大谷世代だった12年と比べると、
大当たりは少ないが、代わりに成功選手の数は多い印象。
そして、「勝ち組」と「負け組」も、
年代が進んだ分、ハッキリしている。
まずは、何といっても日本球界を代表する安打製造機、
近藤(日ハム)だろう。
そして、セリーグの安打製造機であり守備の名手の
菊池涼(広島)。
あとは、高卒から田島(中日)・武田(ソフトバンク)・上沢(日ハム→メジャー)、
大社組からは、鈴木大(ロッテ→楽天)・益田(ロッテ)なども、
高い結果を出している。
16P以上の「大勝利チーム」は、
広島・中日・ロッテ・ソフトバンク・日ハムだが、残念ながら日ハムは近藤が抜け、
上沢も抜けそうな情勢。
ロッテは鈴木大が抜けた。
ソフトバンクも、久しぶりの勝ち組入りで、
成功選手を複数出したが、嘉弥真は退団になった。
広島は3連覇に貢献した2人をゲット、
中日は低迷期を支える人材を獲得に成功した。
「負け組」は阪神・巨人・ヤクルト・オリックス・西武。
特にオリックス・西武は珍しく2年連続不作。
阪神も久しぶりに不発で、ヤクルトはまたも・・という感じだ。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】178p(148p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】124p(97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】121p(109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】88p(68p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】128p(96p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】146p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】124p(122p→110p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】92p(70p→64p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】108p(74p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】139p(108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】175p(114p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
セリーグは、広島がドラフト&育成では、 僅差ながら阪神を抜いた。
しかし、広島は流失が多いので、実質的には
まだ阪神がかなりリードしている。
横浜・巨人・中日はドラフト&育成ではほぼ互角。
横浜と中日がこの年は結果を出したので、
実質的にも巨人と差を詰めた。
ヤクルトは完全に断トツで、ドラフト&育成の低迷中である。
パリーグは、日ハムがオリックスと西武を、 ドラフト&育成で完全に抜き去ったが、 いかんせんそれ以上に流失が酷く、 それをまったく生かせていない状況にある。
オリックス・西武が停滞したところで、
ロッテは流失の少なさを生かし、伸長してきた。
楽天とソフトバンクは、相変わらずドラフト&育成は 冴えない上に、流失も多い。
第11弾で、2012年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2011年》
【阪神】0p
なし
【広島】22p
<成功選手>野村祐(大社投・12年目・1位・D)8p
<成功選手>菊池涼(大社野・12年目・2位・D)14p
【横浜】9p
<成功選手>桑原(高野・12年目・4位・C)9p
【巨人】0p
0p
【ヤクルト】0p
なし
【中日】17p
<成功選手>高橋周(高野・12年目・1位・C)5p
<成功選手>田島(高投・12年目・1位・C)12p
【オリックス】0p
なし
【ロッテ】24p(12p)
<成功選手>鈴木大(大社野・12年目・3位・D)12p
<成功選手>益田(大社投・12年目・4位・D)12p
【ソフトバンク】18p(12p)
<成功選手>武田(高投・12年目・1位・C)12p
<成功選手>嘉弥真(大社投・12年目・5位・D)6p(今オフ退団)
【楽天】11p
<成功選手>島内(大社野・12年目・6位・D)9p
<準成功>岡島(大社野・12年目・4位・D)2p
【西武】0p
なし
【日ハム】27p(0p)
<成功選手>近藤健(高野・12年目・4位・C)17p(昨年FA退団済み)
<成功選手>上沢(高投・12年目・6位・C)10p(今オフからメジャー挑戦)
年代が古いため全体ポイントは少ないが、
全体的にはまずまず。
大谷世代だった12年と比べると、
大当たりは少ないが、代わりに成功選手の数は多い印象。
そして、「勝ち組」と「負け組」も、
年代が進んだ分、ハッキリしている。
まずは、何といっても日本球界を代表する安打製造機、
近藤(日ハム)だろう。
そして、セリーグの安打製造機であり守備の名手の
菊池涼(広島)。
あとは、高卒から田島(中日)・武田(ソフトバンク)・上沢(日ハム→メジャー)、
大社組からは、鈴木大(ロッテ→楽天)・益田(ロッテ)なども、
高い結果を出している。
16P以上の「大勝利チーム」は、
広島・中日・ロッテ・ソフトバンク・日ハムだが、残念ながら日ハムは近藤が抜け、
上沢も抜けそうな情勢。
ロッテは鈴木大が抜けた。
ソフトバンクも、久しぶりの勝ち組入りで、
成功選手を複数出したが、嘉弥真は退団になった。
広島は3連覇に貢献した2人をゲット、
中日は低迷期を支える人材を獲得に成功した。
「負け組」は阪神・巨人・ヤクルト・オリックス・西武。
特にオリックス・西武は珍しく2年連続不作。
阪神も久しぶりに不発で、ヤクルトはまたも・・という感じだ。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】178p(148p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】124p(97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】121p(109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】88p(68p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】128p(96p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】146p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】124p(122p→110p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】92p(70p→64p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】108p(74p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】139p(108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】175p(114p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
セリーグは、広島がドラフト&育成では、 僅差ながら阪神を抜いた。
しかし、広島は流失が多いので、実質的には
まだ阪神がかなりリードしている。
横浜・巨人・中日はドラフト&育成ではほぼ互角。
横浜と中日がこの年は結果を出したので、
実質的にも巨人と差を詰めた。
ヤクルトは完全に断トツで、ドラフト&育成の低迷中である。
パリーグは、日ハムがオリックスと西武を、 ドラフト&育成で完全に抜き去ったが、 いかんせんそれ以上に流失が酷く、 それをまったく生かせていない状況にある。
オリックス・西武が停滞したところで、
ロッテは流失の少なさを生かし、伸長してきた。
楽天とソフトバンクは、相変わらずドラフト&育成は 冴えない上に、流失も多い。
2012年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑪ [ドラフト会議]
12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第11弾で、2012年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2012年》
【阪神】12p(0p)
<成功選手>藤浪(高投・11年目・1位・C)12p(昨年前メジャー挑戦退団済み)
【広島】20p(0p)
<成功選手>鈴木誠(大社投・11年目・2位・C)20p(昨年前メジャー挑戦退団済み)
【横浜】1p
<予備軍>三嶋(大社投・11年目・2位・Ð)1p
【巨人】14p
<成功選手>菅野(大社投・11年目・1位・D)14p
【ヤクルト】10p
<成功選手>小川(大社投・11年目・1位・D)10p
【中日】2p
<準成功>福谷(大社投・11年目・2位・D)2p
【オリックス】0p
なし
【ロッテ】3p
<準成功>田村(高野・11年目・3位・C)3p
【ソフトバンク】5p
<成功選手>東浜(大社投・11年目・1位・D)5p
【楽天】14p
<成功選手>則本(大社投・11年目・2位・D)14p
【西武】3p
<成功選手>金子(大社野・11年目・3位・D)3p
【日ハム】38p(0p)
<成功選手>大谷翔(高投&高野・11年目・1位・C)33p(昨年前メジャー退団済み)
※高投15p&高野18p
<成功選手>鍵谷(大社投・11年目・3位・D)5p(昨年前トレード退団済み→今年から復帰)
この年から、25組が外れる。
本来なら成功選手に入るはずの
宮崎(横浜)、増田(西武)などが、
対象から外れている。
また、25組がなくなった分、 「勝ち組」「負け組」の単位も 4p単位に縮小し、 大枠で勝ち組になる16p~「大勝利」、 12p~15p「成功」、 逆に負け組になる4P~7p「平凡」 0p~3p「失敗」とする。
いわゆる大谷世代の年なのだが、 その割には普通な印象。
理由は、その大谷翔(日ハム)本人をはじめ、個々の
選手のポイントは高いが、
成功選手の数が自体が
少ないことがあげられる。
そのため、「勝ち組」「負け組」の 差も大きい。
そして、その大谷を打撃で上回る、
鈴木誠(広島)など、
素晴らしい選手がいるのだが、
藤浪(阪神)も含め、みんな流失してしまっている。
そして、なんとこの3人以外は、
高卒は成功選手がいない。
大社組も頑張っている。
菅野(巨人)、則本(楽天)がセパ両リーグのエースとして、
長い間頑張ってきた。
これに小川(ヤクルト)も加わる。
16P以上の「大勝利」は、 広島と日ハムだ。
12p「成功」が阪神・巨人・楽天。
ただ、上記の通り、大谷翔・鈴木誠・藤浪は
メジャー挑戦で流失している。
「平凡」でとどまったのが、ソフトバンク。
「失敗」は横浜・中日・オリックス・ロッテ・西武と、
半分の球団がイマイチな結果に終わった。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(175p→163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】156p(146p→126p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】115p(88p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】121p(109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】88p(68p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】111p(79p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】146p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】100p(98p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】74p(52p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】97p(63p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】139p(108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】148p(125p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
MillenVPN
セリーグは、相変わらず阪神が断トツ独走状況が続いているが、
広島がドラフト&育成では、横浜・巨人にかなり差をつけ、2番手を不動にしている。
横浜・巨人・中日はドラフト&育成は差が少ないが、
巨人は流失が少なく実質ではこの中では上位に立ち、
横浜は差をつけられた。
中日は流失が足を引っ張り、
ドラフト&育成が断トツワーストのヤクルトと、
実質では差がなくなりつつある。
パリーグは、ドラフト&育成では、
オリックス・西武に日ハムが大谷のボーナスで、 肩を並べたが、その大谷らの流失の多さで、 オリックス・西武どころか、ロッテにすらに負けている。
ロッテは佐々木朗以外はドラフト&育成は普通だが、
パリーグでは異例の流失の少なさが特徴。
楽天はドラフト&育成ではロッテには追いつきつつあるが、
やはり流失に苦しめられている。
ソフトバンクは、相変わらずドラフト&育成は 完全に低迷で、流失も多い。
第11弾で、2012年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2012年》
【阪神】12p(0p)
<成功選手>藤浪(高投・11年目・1位・C)12p(昨年前メジャー挑戦退団済み)
【広島】20p(0p)
<成功選手>鈴木誠(大社投・11年目・2位・C)20p(昨年前メジャー挑戦退団済み)
【横浜】1p
<予備軍>三嶋(大社投・11年目・2位・Ð)1p
【巨人】14p
<成功選手>菅野(大社投・11年目・1位・D)14p
【ヤクルト】10p
<成功選手>小川(大社投・11年目・1位・D)10p
【中日】2p
<準成功>福谷(大社投・11年目・2位・D)2p
【オリックス】0p
なし
【ロッテ】3p
<準成功>田村(高野・11年目・3位・C)3p
【ソフトバンク】5p
<成功選手>東浜(大社投・11年目・1位・D)5p
【楽天】14p
<成功選手>則本(大社投・11年目・2位・D)14p
【西武】3p
<成功選手>金子(大社野・11年目・3位・D)3p
【日ハム】38p(0p)
<成功選手>大谷翔(高投&高野・11年目・1位・C)33p(昨年前メジャー退団済み)
※高投15p&高野18p
<成功選手>鍵谷(大社投・11年目・3位・D)5p(昨年前トレード退団済み→今年から復帰)
この年から、25組が外れる。
本来なら成功選手に入るはずの
宮崎(横浜)、増田(西武)などが、
対象から外れている。
また、25組がなくなった分、 「勝ち組」「負け組」の単位も 4p単位に縮小し、 大枠で勝ち組になる16p~「大勝利」、 12p~15p「成功」、 逆に負け組になる4P~7p「平凡」 0p~3p「失敗」とする。
いわゆる大谷世代の年なのだが、 その割には普通な印象。
理由は、その大谷翔(日ハム)本人をはじめ、個々の
選手のポイントは高いが、
成功選手の数が自体が
少ないことがあげられる。
そのため、「勝ち組」「負け組」の 差も大きい。
そして、その大谷を打撃で上回る、
鈴木誠(広島)など、
素晴らしい選手がいるのだが、
藤浪(阪神)も含め、みんな流失してしまっている。
そして、なんとこの3人以外は、
高卒は成功選手がいない。
大社組も頑張っている。
菅野(巨人)、則本(楽天)がセパ両リーグのエースとして、
長い間頑張ってきた。
これに小川(ヤクルト)も加わる。
16P以上の「大勝利」は、 広島と日ハムだ。
12p「成功」が阪神・巨人・楽天。
ただ、上記の通り、大谷翔・鈴木誠・藤浪は
メジャー挑戦で流失している。
「平凡」でとどまったのが、ソフトバンク。
「失敗」は横浜・中日・オリックス・ロッテ・西武と、
半分の球団がイマイチな結果に終わった。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】175p(175p→163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】156p(146p→126p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】115p(88p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】121p(109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】88p(68p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】111p(79p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】146p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】100p(98p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】74p(52p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】97p(63p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】139p(108p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】148p(125p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
MillenVPN
セリーグは、相変わらず阪神が断トツ独走状況が続いているが、
広島がドラフト&育成では、横浜・巨人にかなり差をつけ、2番手を不動にしている。
横浜・巨人・中日はドラフト&育成は差が少ないが、
巨人は流失が少なく実質ではこの中では上位に立ち、
横浜は差をつけられた。
中日は流失が足を引っ張り、
ドラフト&育成が断トツワーストのヤクルトと、
実質では差がなくなりつつある。
パリーグは、ドラフト&育成では、
オリックス・西武に日ハムが大谷のボーナスで、 肩を並べたが、その大谷らの流失の多さで、 オリックス・西武どころか、ロッテにすらに負けている。
ロッテは佐々木朗以外はドラフト&育成は普通だが、
パリーグでは異例の流失の少なさが特徴。
楽天はドラフト&育成ではロッテには追いつきつつあるが、
やはり流失に苦しめられている。
ソフトバンクは、相変わらずドラフト&育成は 完全に低迷で、流失も多い。
2013年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑩ [ドラフト会議]
12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第十弾で、2013年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2013年》
【阪神】22p
<成功選手>岩貞(大社投・10年目・1位・C)4p
<成功選手>梅野(大社野・10年目・4位・C)9p
<成功選手>岩田優(大社投・10年目・6位・C)9p
【広島】28p
<成功選手>大瀬良(大社投・10年目・1位・C)11p
<成功選手>九里(大社投・10年目・2位・C)7p
<成功選手>田中広(25野・10年目・3位・D)10p
【横浜】11p(0p)
<成功選手>砂田(高投・10年目・育成枠・B)9p(昨年前トレード済み)
<準成功>三上(25投・10年目・4位・D)2p(昨年前退団済み)
【巨人】12p(0p)
<成功選手>田口(高投・10年目・3位・B)12p(昨年前トレード済み)
【ヤクルト】9p(0p)
<成功選手>秋吉(25投・10年目・3位・D)9p(昨年前トレード引退済み)
【中日】15p(4p)
<成功選手>又吉(大社投・10年目・2位・C)11p(昨年前FA退団済み)
※又吉は独立リーグ出身だが、大卒後に独立リーグは1年在籍しただけなので、大社扱いにする。
<成功選手>祖父江(25投・10年目・5位・D)4p
【オリックス】7p
<成功選手>若月(高野・10年目・3位・B)7p
【ロッテ】6p
<成功選手>石川歩(25投・10年目・1位・D)6p
【ソフトバンク】20p(3p)
<成功選手>森唯(大社投・10年目・2位・C)12p(今オフ退団)
<成功選手>上林(高野・10年目・4位・B)5p(今オフ退団)
<準成功>石川柊(大社投・10年目・育成枠・C)3p
【楽天】17p(0p)
<成功選手>松井裕(高投・10年目・1位・B)17p(今オフメジャー挑戦退団)
【西武】31p(0p)
<成功選手>森友(高野・10年目・1位・B)21p(昨年前FA退団済)
<成功選手>山川(大社野・10年目・2位・C)10p(今オフFA退団)
【日ハム】8p(0p)
<成功選手>渡辺椋(高野・10年目・1位・B)5p(昨年前トレード退団済み)
<準成功>高梨(大社投・10年目・4位・C)3p(昨年前トレード退団済み)
この年は、全体的に豊作だった。
その証拠に、20P以上の(小枠で)「大勝利チーム」も多く、
そして4p以下の(小枠で)「負け組」チームもない年になった。
もっとも、そのせいか流失も多いのが
残念ではある(;^_^A。
10年に1人の天才捕手で、下手なメジャー挑戦選手を
余裕で凌駕する、森(西武→オリックス)の
存在が極めて大きい。
そのライバルだった松井裕(楽天→メジャー)も、
球界最高クラスの抑え投手として、君臨し続けた。
この2人以外も、
他にも、高卒が田口(巨人→ヤクルト)、
大社から大瀬良(広島)、又吉(中日→ソフトバンク)、森唯(ソフトバンク→横浜)、山川(西武→ソフトバンク)
25組から、田中広(広島)と、
人材も多数輩出している。
まず「大勝利」だったのが、 阪神・広島・ソフトバンク・西武だが、
ソフトバンク・西武はそれらの選手を流失してしまい、
今後に大きな不安を残している。
逆に阪神・広島は、お互い後の優勝に
貢献する人材をゲットした。
「勝ち組」は、中日・楽天だが、
中日の又吉はFA退団。
楽天の松井はこれまでチームをけん引してきたが、
今オフにメジャー流失で、これからどうなるか?
逆に「平凡」で終わったのが、
ヤクルト・オリックス・ロッテ・日ハム。
しかも、ヤクルト・日ハムは、選手流失してしまい、
その成果がさらに少なくなっている。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】163p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】136p(126p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】114p(87p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】107p(107p→95p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】78p(78p→58p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】109p(88p→77p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】146p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】97p(95p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】69p(61p→44p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】83p(66p→49p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】136p(136p→105p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】110p(95p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
セリーグは、阪神が断トツ独走状況が続いているが、 広島が再び、横浜・巨人に、再び差をつけ感じとなった。
中日もドラフト&育成は、横浜と巨人と比べても差はないが、
流失が足を引っ張っている。
ヤクルトは断トツでドラフト&育成の低迷が目立ち、 また流失も多い。
パリーグは、オリックスがドラフト&育成の中心だったが、 ここに来て西武が追いついてきた。
実質的な面でも、
西武がここに来て躍進してきた。
ドラフト&育成日ハムが2球団に少し差をつけられ、3番手となった。
ロッテはドラフト&育成はこれら3球団には負けるが、
流失がパリーグで断トツに少なく、
これで対抗している。
楽天は相変わらずドラフト&育成は冴えない上に、 流失も多い。 ソフトバンクは楽天以上にもっとひどい。
第十弾で、2013年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーと言えるレベルの選手。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグでも有数の選手。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップクラスの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2013年》
【阪神】22p
<成功選手>岩貞(大社投・10年目・1位・C)4p
<成功選手>梅野(大社野・10年目・4位・C)9p
<成功選手>岩田優(大社投・10年目・6位・C)9p
【広島】28p
<成功選手>大瀬良(大社投・10年目・1位・C)11p
<成功選手>九里(大社投・10年目・2位・C)7p
<成功選手>田中広(25野・10年目・3位・D)10p
【横浜】11p(0p)
<成功選手>砂田(高投・10年目・育成枠・B)9p(昨年前トレード済み)
<準成功>三上(25投・10年目・4位・D)2p(昨年前退団済み)
【巨人】12p(0p)
<成功選手>田口(高投・10年目・3位・B)12p(昨年前トレード済み)
【ヤクルト】9p(0p)
<成功選手>秋吉(25投・10年目・3位・D)9p(昨年前トレード引退済み)
【中日】15p(4p)
<成功選手>又吉(大社投・10年目・2位・C)11p(昨年前FA退団済み)
※又吉は独立リーグ出身だが、大卒後に独立リーグは1年在籍しただけなので、大社扱いにする。
<成功選手>祖父江(25投・10年目・5位・D)4p
【オリックス】7p
<成功選手>若月(高野・10年目・3位・B)7p
【ロッテ】6p
<成功選手>石川歩(25投・10年目・1位・D)6p
【ソフトバンク】20p(3p)
<成功選手>森唯(大社投・10年目・2位・C)12p(今オフ退団)
<成功選手>上林(高野・10年目・4位・B)5p(今オフ退団)
<準成功>石川柊(大社投・10年目・育成枠・C)3p
【楽天】17p(0p)
<成功選手>松井裕(高投・10年目・1位・B)17p(今オフメジャー挑戦退団)
【西武】31p(0p)
<成功選手>森友(高野・10年目・1位・B)21p(昨年前FA退団済)
<成功選手>山川(大社野・10年目・2位・C)10p(今オフFA退団)
【日ハム】8p(0p)
<成功選手>渡辺椋(高野・10年目・1位・B)5p(昨年前トレード退団済み)
<準成功>高梨(大社投・10年目・4位・C)3p(昨年前トレード退団済み)
この年は、全体的に豊作だった。
その証拠に、20P以上の(小枠で)「大勝利チーム」も多く、
そして4p以下の(小枠で)「負け組」チームもない年になった。
もっとも、そのせいか流失も多いのが
残念ではある(;^_^A。
10年に1人の天才捕手で、下手なメジャー挑戦選手を
余裕で凌駕する、森(西武→オリックス)の
存在が極めて大きい。
そのライバルだった松井裕(楽天→メジャー)も、
球界最高クラスの抑え投手として、君臨し続けた。
この2人以外も、
他にも、高卒が田口(巨人→ヤクルト)、
大社から大瀬良(広島)、又吉(中日→ソフトバンク)、森唯(ソフトバンク→横浜)、山川(西武→ソフトバンク)
25組から、田中広(広島)と、
人材も多数輩出している。
まず「大勝利」だったのが、 阪神・広島・ソフトバンク・西武だが、
ソフトバンク・西武はそれらの選手を流失してしまい、
今後に大きな不安を残している。
逆に阪神・広島は、お互い後の優勝に
貢献する人材をゲットした。
「勝ち組」は、中日・楽天だが、
中日の又吉はFA退団。
楽天の松井はこれまでチームをけん引してきたが、
今オフにメジャー流失で、これからどうなるか?
逆に「平凡」で終わったのが、
ヤクルト・オリックス・ロッテ・日ハム。
しかも、ヤクルト・日ハムは、選手流失してしまい、
その成果がさらに少なくなっている。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】163p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】136p(126p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】114p(87p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】107p(107p→95p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】78p(78p→58p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】109p(88p→77p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】146p(107p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】97p(95p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】69p(61p→44p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】83p(66p→49p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】136p(136p→105p)<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】110p(95p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
セリーグは、阪神が断トツ独走状況が続いているが、 広島が再び、横浜・巨人に、再び差をつけ感じとなった。
中日もドラフト&育成は、横浜と巨人と比べても差はないが、
流失が足を引っ張っている。
ヤクルトは断トツでドラフト&育成の低迷が目立ち、 また流失も多い。
パリーグは、オリックスがドラフト&育成の中心だったが、 ここに来て西武が追いついてきた。
実質的な面でも、
西武がここに来て躍進してきた。
ドラフト&育成日ハムが2球団に少し差をつけられ、3番手となった。
ロッテはドラフト&育成はこれら3球団には負けるが、
流失がパリーグで断トツに少なく、
これで対抗している。
楽天は相変わらずドラフト&育成は冴えない上に、 流失も多い。 ソフトバンクは楽天以上にもっとひどい。
2014年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑨ [ドラフト会議]
12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第八弾で、2014年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、球界でも有数の選手となる。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはもちろん、球界トップクラスの選手
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2014年》
【阪神】0p
なし
【広島】3p
<準成功>野間(大社野・9年目・1位・C)3p
【横浜】21p(18p)
<成功選手>山崎康(大社投・9年目・1位・C)12p
<成功選手>石田(大社投・9年目・2位・C)6p
<準成功>倉本(25野・9年目・1位・C)3p(昨年前引退済み)
【巨人】16p
<成功選手>岡本(高野・9年目・1位・B)16p
【ヤクルト】0p
なし
【中日】0p
なし
【オリックス】9p(6p)
<成功選手>宗(高野・9年目・2位・B)6p
<準成功>山崎福(大社投・9年目・1位・C)3p(今年オフ退団)
【ロッテ】14p
<成功選手>中村奨(大社野・9年目・1位・C)11p
<準成功>岩下(高投・9年目・3位・B)3p
【ソフトバンク】6p
<準成功>松本裕(高投・9年目・1位・B)3p
<準成功>栗原(高野・9年目・2位・B)3p
【楽天】7p(0p)
<成功選手>安楽(高投・9年目・1位・B)6p(今年オフ退団)
<予備軍>小野郁(高投・9年目・2位・B)1p(昨オフ前にトレード済み)
【西武】23p
<成功選手>高橋光(高投・9年目・1位・B)13p
<成功選手>外崎(25野・9年目・3位・C)10p
【日ハム】17p(6p)
<成功選手>有原(大社投・9年目・1位・C)11p(昨年オフ前退団済み)
<成功選手>石川直(高投・9年目・4位・B)6p
この年も、全体的に15年ほど不作でないが、
17年と同じくらい平凡な年だった。
そして何より、15p以上の(大枠での)「勝ち組」と、 9p以下の(同)「負け組」の 差が激しい印象がある。
まず、岡本(巨人)が、
球界トップレベルの野手である
実力を見せつけた。
投手は高橋光(西武)が、
メジャー挑戦の有資格者まで
成長してきた。
他にも、高卒がこの2人以外は大成功選手はいなかったが、
大社から山崎康(横浜)、中村奨(ロッテ)、有原(日ハム→メジャー→ソフトバンク)、
25から外崎(西武)と大成功選手以上が、輩出。
ただ、全体的に少し小粒なのは否めない。
まず「大勝利」だったのが、 横浜と西武。
横浜は成功選手も準成功も幅広く、
西武は主力を2人獲得できた。
「成功」に入ったのは、 岡本が輩出した巨人、 (放出したが)有原を輩出した日ハム。
「平凡」だったのが、
オリックス・ソフトバンク・楽天といった、
パリーグのチーム。
「失敗」は、阪神・広島・ヤクルト・中日。
絶好調の阪神は、17年以来の外れ年。
広島は20年以前では初めて外れ年だった。
ヤクルトは2年連続で負け組と不振続き。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】141p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】108p(98p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】103p(90p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】95p<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】69p(58p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】94p(73p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】139p(103p→100p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】91p(89p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】49p(41p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】66p(56p→49p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】105p<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】102p(98p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
セリーグは、阪神が断トツ独走状況が続いているが、
その次である広島に、
横浜・巨人に、実質的にだんだん
追いついてきている。
中日はドラフト&育成は、巨人・横浜と
良い勝負だが、流失で差がついている。
ヤクルトのドラフト&育成は、 完全に低迷している。
パリーグは、オリックスがドラフト&育成は、 断トツ続きだが、流失がひどくなってきた。
西武がこれに次ぐ存在。
日ハムも同じだが、こちらも流失に
苦しめられている。
ロッテはドラフト&育成は、
この3球団の次だが、流失が少ない。
楽天は低迷続きで、しかも流失が多いWパンチ。 ソフトバンクは、相変わらずドラフト&育成は お手上げ状態になっている。
第八弾で、2014年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、球界でも有数の選手となる。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはもちろん、球界トップクラスの選手
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2014年》
【阪神】0p
なし
【広島】3p
<準成功>野間(大社野・9年目・1位・C)3p
【横浜】21p(18p)
<成功選手>山崎康(大社投・9年目・1位・C)12p
<成功選手>石田(大社投・9年目・2位・C)6p
<準成功>倉本(25野・9年目・1位・C)3p(昨年前引退済み)
【巨人】16p
<成功選手>岡本(高野・9年目・1位・B)16p
【ヤクルト】0p
なし
【中日】0p
なし
【オリックス】9p(6p)
<成功選手>宗(高野・9年目・2位・B)6p
<準成功>山崎福(大社投・9年目・1位・C)3p(今年オフ退団)
【ロッテ】14p
<成功選手>中村奨(大社野・9年目・1位・C)11p
<準成功>岩下(高投・9年目・3位・B)3p
【ソフトバンク】6p
<準成功>松本裕(高投・9年目・1位・B)3p
<準成功>栗原(高野・9年目・2位・B)3p
【楽天】7p(0p)
<成功選手>安楽(高投・9年目・1位・B)6p(今年オフ退団)
<予備軍>小野郁(高投・9年目・2位・B)1p(昨オフ前にトレード済み)
【西武】23p
<成功選手>高橋光(高投・9年目・1位・B)13p
<成功選手>外崎(25野・9年目・3位・C)10p
【日ハム】17p(6p)
<成功選手>有原(大社投・9年目・1位・C)11p(昨年オフ前退団済み)
<成功選手>石川直(高投・9年目・4位・B)6p
この年も、全体的に15年ほど不作でないが、
17年と同じくらい平凡な年だった。
そして何より、15p以上の(大枠での)「勝ち組」と、 9p以下の(同)「負け組」の 差が激しい印象がある。
まず、岡本(巨人)が、
球界トップレベルの野手である
実力を見せつけた。
投手は高橋光(西武)が、
メジャー挑戦の有資格者まで
成長してきた。
他にも、高卒がこの2人以外は大成功選手はいなかったが、
大社から山崎康(横浜)、中村奨(ロッテ)、有原(日ハム→メジャー→ソフトバンク)、
25から外崎(西武)と大成功選手以上が、輩出。
ただ、全体的に少し小粒なのは否めない。
まず「大勝利」だったのが、 横浜と西武。
横浜は成功選手も準成功も幅広く、
西武は主力を2人獲得できた。
「成功」に入ったのは、 岡本が輩出した巨人、 (放出したが)有原を輩出した日ハム。
「平凡」だったのが、
オリックス・ソフトバンク・楽天といった、
パリーグのチーム。
「失敗」は、阪神・広島・ヤクルト・中日。
絶好調の阪神は、17年以来の外れ年。
広島は20年以前では初めて外れ年だった。
ヤクルトは2年連続で負け組と不振続き。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】141p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】108p(98p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】103p(90p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】95p<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】69p(58p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】94p(73p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】139p(103p→100p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】91p(89p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】49p(41p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】66p(56p→49p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】105p<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】102p(98p→87p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
セリーグは、阪神が断トツ独走状況が続いているが、
その次である広島に、
横浜・巨人に、実質的にだんだん
追いついてきている。
中日はドラフト&育成は、巨人・横浜と
良い勝負だが、流失で差がついている。
ヤクルトのドラフト&育成は、 完全に低迷している。
パリーグは、オリックスがドラフト&育成は、 断トツ続きだが、流失がひどくなってきた。
西武がこれに次ぐ存在。
日ハムも同じだが、こちらも流失に
苦しめられている。
ロッテはドラフト&育成は、
この3球団の次だが、流失が少ない。
楽天は低迷続きで、しかも流失が多いWパンチ。 ソフトバンクは、相変わらずドラフト&育成は お手上げ状態になっている。
2015年ドラフト指名選手の残した結果~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑧ [ドラフト会議]
12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第七弾で、2015年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」「準成功」とも、 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与。「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手。「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時チームのレギュラーの選手と言えるレベル。
10~12p=「大成功選手」←(同)常時チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグ有数の選手でもある。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップランクの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は文語に説明をつける。
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2015年》
【阪神】9p
<成功選手>青柳(大社投・8年目・5位・C)9p
【広島】10p(0p)
<成功選手>西川龍(大社野・8年目・5位・C)10p(今年FA退団)
【横浜】10p
<成功選手>今永(大社投・8年目・1位・C)10p(今年メジャー挑戦退団)
【巨人】5p
<成功選手>中川皓(大社投・8年目・7位・C)5p
【ヤクルト】1p
<予備軍>高橋圭(高投・8年目・3位・B)1p
【中日】19p(16p)
<成功選手>小笠原(高投・8年目・1位・B)10p
<準成功>木下(25野・8年目・3位・C)3p
<準成功>福(25投・8年目・4位・C)3p
<準成功>阿部寿(25野・8年目・3位・C)3p(昨年トレード済み)
【オリックス】16p(0p)
<成功選手>吉田正(大社野・8年目・1位・C)16p(昨年メジャー挑戦)
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】0p
なし
【楽天】10p
<成功選手>茂木(大社野・8年目・3位・C)10p
【西武】0p
なし
【日ハム】8p
<成功選手>加藤貴(25投・8年目・2位・C)7p
<予備軍>井口和(大社投・8年目・3位・C)1p(今オフ移籍)
まず、全体的に見て、 この年はおそらく2010年代で、 最大の不作であろう。
実際に、大枠で「勝ち組」の16p以上は、
中日とオリックスのみ。
逆に、大枠で「負け組」の9p以下が
過半数の7球団もあり、特に小枠で「失敗」になる4p以下が
4球団も占める。
まず、吉田正(オリックス→メジャー)が、 今回の大社野で最高の成績。
メジャー挑戦も納得の形で、
旅立った。
他にも、高卒から、小笠原(中日)、
大社から西川(広島→オリックス)、今永(横浜→メジャー)、茂木(楽天)、
と大成功選手以上がそれなりにいるが、
全体的に小粒なのは否めない。
「勝ち組」が、 準成功選手をたくさん出した中日、 吉田を輩出したオリックス。
「平凡」に終わったのが、阪神・巨人・日ハム。
この年はとにかく不作だったので、
レギュラー獲得できただけでも、
良かったと思うところか。
「失敗」はヤクルト・ロッテ・ソフトバンク・西武。
大豊作の16年に勝ち組だった西武以外は、
不作で仕方ないとはいえ、痛い展開だ。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】141p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】105p(105p→95p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】83p(79p→69p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】79p<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】69p(58p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】94p(76p→73p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】130p(110p→94p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】77p(75p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】43p(38p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】59p(49p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】82p<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】85p(82p→81p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
この時期くらいから、年数を遡るごとに、
若手の人数よりも
通算ポイントの方が大事になってくる。
この年から、25組と大社組は中堅後期、
高卒組も中堅前期になる。
そのため、この年から過去に指名された選手が、
既にある程度以上のポイントを上げるような
成績を残していない限り、
今後大きな飛躍をすることを見込むのは、
年齢的に次第に難しくなっていくからだ。
セリーグは、阪神が断トツ独走状況が続き、
広島が阪神以外には1歩リードだが、
西川がFA退団してポイントが入らず、
実質面でも阪神と差が開いている。
中日が連続勝ち組ドラフトで、
その次に来たが、流失が多く、
横浜・巨人と実質面は大差はない。
代わりにヤクルトは少し低迷が目立ってきた。
パリーグは、オリックスが
吉田のポイントが入らなかったが、
ドラフト&育成は断トツ続きである。
ロッテ・西武・日ハムがここまでの勢いが止まり、
オリックスの流失分を差し引いても、
まだ追いつけない状況にある。
楽天は低迷から抜け出せず、 この辺りが中堅球団から抜け出せない理由か。 ソフトバンクは、完全に ドラフト&育成がお手上げ状況にある。
第七弾で、2015年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」「準成功」とも、 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与。「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手。「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)常時チームのレギュラーの選手と言えるレベル。
10~12p=「大成功選手」←(同)常時チームの主力選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、リーグ有数の選手でもある。
16~18p=「超成功選手」←(同)チームはおろか、球界トップランクの選手。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は文語に説明をつける。
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2015年》
【阪神】9p
<成功選手>青柳(大社投・8年目・5位・C)9p
【広島】10p(0p)
<成功選手>西川龍(大社野・8年目・5位・C)10p(今年FA退団)
【横浜】10p
<成功選手>今永(大社投・8年目・1位・C)10p(今年メジャー挑戦退団)
【巨人】5p
<成功選手>中川皓(大社投・8年目・7位・C)5p
【ヤクルト】1p
<予備軍>高橋圭(高投・8年目・3位・B)1p
【中日】19p(16p)
<成功選手>小笠原(高投・8年目・1位・B)10p
<準成功>木下(25野・8年目・3位・C)3p
<準成功>福(25投・8年目・4位・C)3p
<準成功>阿部寿(25野・8年目・3位・C)3p(昨年トレード済み)
【オリックス】16p(0p)
<成功選手>吉田正(大社野・8年目・1位・C)16p(昨年メジャー挑戦)
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】0p
なし
【楽天】10p
<成功選手>茂木(大社野・8年目・3位・C)10p
【西武】0p
なし
【日ハム】8p
<成功選手>加藤貴(25投・8年目・2位・C)7p
<予備軍>井口和(大社投・8年目・3位・C)1p(今オフ移籍)
まず、全体的に見て、 この年はおそらく2010年代で、 最大の不作であろう。
実際に、大枠で「勝ち組」の16p以上は、
中日とオリックスのみ。
逆に、大枠で「負け組」の9p以下が
過半数の7球団もあり、特に小枠で「失敗」になる4p以下が
4球団も占める。
まず、吉田正(オリックス→メジャー)が、 今回の大社野で最高の成績。
メジャー挑戦も納得の形で、
旅立った。
他にも、高卒から、小笠原(中日)、
大社から西川(広島→オリックス)、今永(横浜→メジャー)、茂木(楽天)、
と大成功選手以上がそれなりにいるが、
全体的に小粒なのは否めない。
「勝ち組」が、 準成功選手をたくさん出した中日、 吉田を輩出したオリックス。
「平凡」に終わったのが、阪神・巨人・日ハム。
この年はとにかく不作だったので、
レギュラー獲得できただけでも、
良かったと思うところか。
「失敗」はヤクルト・ロッテ・ソフトバンク・西武。
大豊作の16年に勝ち組だった西武以外は、
不作で仕方ないとはいえ、痛い展開だ。
〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。
【阪神】141p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>
【広島】105p(105p→95p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>
【横浜】83p(79p→69p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>
【巨人】79p<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>
【ヤクルト】69p(58p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>
【中日】94p(76p→73p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>
【オリックス】130p(110p→94p)<大成功選手以上(5→4名)、成功選手1名、準成功1名、予備軍3名>
【ロッテ】77p(75p)<大成功選手以上2名、成功選手4名、予備軍2名>
【ソフトバンク】43p(38p)<大成功選手以上1名、成功選手2名、準成功1名、予備軍1名>
【楽天】59p(49p)<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>
【西武】82p<大成功選手以上3名、準成功1名・予備軍3名>
【日ハム】85p(82p→81p)<大成功選手以上2名、成功選手(5名→6名)、準成功1名・予備軍2名>
この時期くらいから、年数を遡るごとに、
若手の人数よりも
通算ポイントの方が大事になってくる。
この年から、25組と大社組は中堅後期、
高卒組も中堅前期になる。
そのため、この年から過去に指名された選手が、
既にある程度以上のポイントを上げるような
成績を残していない限り、
今後大きな飛躍をすることを見込むのは、
年齢的に次第に難しくなっていくからだ。
セリーグは、阪神が断トツ独走状況が続き、
広島が阪神以外には1歩リードだが、
西川がFA退団してポイントが入らず、
実質面でも阪神と差が開いている。
中日が連続勝ち組ドラフトで、
その次に来たが、流失が多く、
横浜・巨人と実質面は大差はない。
代わりにヤクルトは少し低迷が目立ってきた。
パリーグは、オリックスが
吉田のポイントが入らなかったが、
ドラフト&育成は断トツ続きである。
ロッテ・西武・日ハムがここまでの勢いが止まり、
オリックスの流失分を差し引いても、
まだ追いつけない状況にある。
楽天は低迷から抜け出せず、 この辺りが中堅球団から抜け出せない理由か。 ソフトバンクは、完全に ドラフト&育成がお手上げ状況にある。
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