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政策秘書受講日記・第2話 「取得困難な政策秘書」 [政治・経済・社会]

今回は政策秘書の実態などに触れる予定だったが、
予定変更し、もう少し取得の困難さについて触れたい。

まずは前回の続きから。
取得の困難さは前回あげたとおりだが、
今回の私をはじめ6割が取得する方法である、
④「公設秘書5年以上で社会人経験が10年以上で
現職国会議員の推薦がある人物(要研修)」は、
他にも色々障害となる壁がある。

まず、国会議員の推薦である
仕えている議員・政党の方針もあるので、 自力でお願いして推薦してもらうのは、難しい。
特に私のような現在誰の秘書もやっていない人物などは、
条件を満たしていても、なおさらである。
ちなみに私の場合、
前に仕えていた議員は、
この方法で取得する秘書は政策秘書としては雇用しない方針で、
しかも政策秘書の推薦もまったくしなかった。
そのため、現役中は取得できなかったが、
今回は現在お世話になっている方の紹介があり、
ある現役議員の推薦をいただくことになった。
今回、私を推薦してくださった議員の名前は名誉もあり伏せるが、
本当に感謝している。

そして、さらに意外な難点であるのが、 3週間研修に東京にいかなければならないこと
しかも研修は平日の昼間にある。
サラリーマンにはまず無理だし、 私のように自営業でも、地方在住で、 現在政治以外の仕事をやっている人間には、 かなりのハードルである。
もちろん、その間の生活の保障がないので、
研修以外の時間以外は
バイトでもしないと厳しい。
これについては改めて述べる。

そして現職の秘書でも計画性が必要となる。
今年は国会が長期延長するなど、
かなり珍しいケースだが、
通常はこの時期は国会がないため、 議員が地元にいることが多い。 そうすると、地元秘書が政策秘書の研修で3週間離れるのは、 ある程度余裕がある事務所でないと厳しいはずだ。
逆に東京にいる秘書は楽である。
何しろ、議員はいないし研修もほぼ同じ敷地内でやるのだから。
今年のような延長国会でもない限り、
取得は楽であろう。
しかし、これについても思うところがあり、
それについては後日述べる。

取得の困難であることについては、以上である。
次回から、実態などについて述べる。






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