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2019年のドラフト入団選手の結果解析~ ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す④ [ドラフト会議]

12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
第4弾で、2019年のドラフトで
入団した選手が残した結果を、
ポイント制にして表してみます。






具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
プロローグと評価判定方法

簡単に述べると

・選手の年齢は学年年齢で統一。

・各選手の出身を以下の6つに分類し、それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。

・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、

・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。

・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与。

・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与

・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手

・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供。






これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。

1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p=「上位成功選手」←(同)常時レギュラーの選手と言えるレベル。

10~12p=「大成功選手」←(同)チームの主力選手と言えるレベル。

13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、球界でも有数の選手。

16~18p=「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、メジャー挑戦も当然のレベル。

19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。

カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。






《2019年》

【阪神】18p

<成功選手>西純(高投・4年目・1位・A)10p

<成功選手>及川雅(高投・4年目・3位・A)8p


【広島】14p

<成功選手>森下(大社投・4年目・1位・A)12p

<予備軍>玉村(高投・4年目・6位・A)2p


【横浜】11p

<成功選手>伊勢(大社投・4年目・3位・A)11p






【巨人】0p

なし

【ヤクルト】20p

<成功選手>奥川(高投・4年目・1位・A)7p

<成功選手>大西(大社投・4年目・4位・A)6p

<成功選手>長岡(高野・4年目・5位・A)7p

【中日】13p

<成功選手>岡林(高野・4年目・5位・A)12p

<予備軍>石川昴(高野・4年目・1位・A)1p






【オリックス】27p

<成功選手>宮城(高投・4年目・1位・A)16p

<成功選手>紅林(高投・4年目・2位・A)11p


【ロッテ】30p

<成功選手>佐々木朗(高投・4年目・1位・A)15p

<成功選手>佐藤都(大社野・4年目・2位・A)8p

<成功選手>高部(大社野・4年目・3位・A)7p


【ソフトバンク】19p

<成功選手>津森(大社投・4年目・3位・A)10p

<成功選手>大関(大社投・4年目・育成枠・A)9p







【楽天】9p

<成功選手>小深田(25野・4年目・1位・B)9p


【西武】0p
なし

【日ハム】17p

<成功選手>河野龍(大社投・4年目・1位・A)9p

<成功選手>鈴木健(大社投・4年目・4位・A)8p






これまでほどではないが、
この時期でも、まだポイントより 予備軍以上の人数が大事である。
まだ高卒組はこれから伸びてくる
可能性が残っているからだ。
0Pで終わった巨人・西武も
まだまだである。

前年の2020年が大豊作だったので、
それと比べれば落ちるが、
この年も豊作である。






まずは、何といっても、宮城(オリックス)、 そして、佐々木朗(ロッテ)の2人だろう。
特に宮城は、若くして球界最高クラスの左腕投手としえる。
大社から森下(広島)、伊勢(横浜)、津森(ソフトバンク)、 高卒から、西純(阪神)、岡林(中日)、紅林(オリックス)、など、 宮城・佐々木も含め、高卒組が頑張った。
逆に25組は予備軍まで含めても、
小深田のみに終わった。






ロッテが佐々木をはじめ、 一気に3人成功選手を獲得し、 現在のチームの中核選手を得た。 オリックスも宮城・紅林と、 3連覇に貢献した人材を獲得。
成功選手を3人出したヤクルトも 将来に期待がかかる。

阪神・ソフトバンクも成功選手2名と、 結果を出した。

広島・中日も悪くなく、
横浜と楽天もまだこれからである。





まだこの時点での評価は、高校生などは
それほど気にすることはない。
ここに名前が挙がっていない選手も
将来に向けて頑張って欲しい。
ただ、大社組は来年あたりには予備軍クラスの 結果を出さないとレギュラーの芽は無くなるだろう。 25組は、もうこの先は小深田以外はこの年は ポイント獲得者は出てこないかもしれない。






〇通算成績(<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載)

【阪神】73p<大成功選手以上4名、成功選手3名、予備軍2名>

【広島】41p<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功1名、予備軍2名>

【横浜】33p<大成功選手以上2名、成功選手1名>

【巨人】33p<大成功選手以上1名、成功選手1名・準成功2名・予備軍3名>

【ヤクルト】30p<成功選手4名、予備軍1名>

【中日】30p<大成功選手以上2名、予備軍4名>






【オリックス】63p<大成功選手以上4名、成功選手1名、予備軍3名>

【ロッテ】32p<大成功選手以上1名、成功選手2名、予備軍1名>

【ソフトバンク】21p<大成功選手以上1名、成功選手1名、予備軍1名>

【楽天】30p<成功選手1名、準成功2名・予備軍2名>

【西武】22p<大成功選手以上1名、準成功1名・予備軍3名>

【日ハム】35p<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功1名・予備軍2名>






ソフトバンクと西武が少し出遅れている感があるが、
まだ現時点では、気にすることはない。
ただ、阪神とオリックスは名実ともにすごい。
阪神は悲願の優勝及びその前から上位安定していたこと、
オリックスの3連覇の理由も、ここから読み取れる。

広島・巨人・ヤクルト・中日・日ハムも、 予備軍以上の数が5人おり
ここから図式が変わる可能性は大いにある。
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