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政策秘書取得日記 第4話 「政策秘書は地元?国会?」 [政治・経済・社会]

前回の続きから。

つまり、政策秘書は
「(政策秘書の)資格以外、議員の自主採用である第一・第二秘書と変わらない」
と、いう結論になると述べたが、
これはさすがに自分でも誤解されやすい表現だと思う。
あくまでも採用から見たものなので、
資格取得者の方は気を悪くされないでほしい(汗)

実際の役割は ①国会で「政策+国会業務の統括」 ②地元で「選挙+地元の後援会・事務所の統括」の どちらかとなる
普通の人の中には、政策秘書が地元の秘書をやることには、
疑問を感じる人がいるが、
前回述べたように、政策を議員自身がやる人もいるので、
代わりに政策秘書が地元を統括すれば、それだけ議員の仕事は浮く。
要は事務所自体の政策立案能力が維持されれば、 政策秘書はどこにいてもかまわないのである。
もちろん両方できる人ならスーパーマンだし、
私が以前に勤めていた事務所の前の前の政策秘書をはじめ、
実際にそういう人に何人か会ったが、
文句なしで優秀である。
いずれにしても、秘書では随一の給料をもらうことになるので、 統括者の役割を担うことは間違いない

①の場合、②は第一秘書が担うことになる。 ②の場合、前にも述べたように①の中で政策は本人がやる人が多いため、 秘書は国会業務の統括だけになるので、第二秘書でも可能である (その場合、第一秘書は地元に廻る)。
議員によっては私設秘書のみを置いている人もいる。
このケースで第一秘書が国会事務所で必要な場合は、
参院の全国比例などで、全国的な団体や労組の支援を受けている人であろう。

特に私のような地元秘書をずっとやり続けたタイプは ②しかできないし、私自身も当然、
次に従事する議員がいても、
当然それで勤務するつもりである。

ここからは少し私個人の話を。
私は政策は有権者に説明できる程度だが、
選挙については自信がある。
以前務めていた事務所を退職後、
もうこの業界をやめるつもりだったが、
元々選挙が好きであったことのあり、
再度勉強をやり直した。
そして今年ぐらいから、
今までの経験や知識を使って、
選挙に出る友人・知人のために、
事務所運営や次回選挙の計画書を作ったりしている。
その内容は、もちろんこの場では明かせないが、
毎回、高評価を頂いている。
ちなみに、その書類を完成時に
県外在住で自民党の公設秘書を何年も
務めている10年来の親友に、
訂正すべきところがないか確認してもらったが、
「直すところないよ。それどころかこれ使える。
大いに参考にさせていただきます」と
賞賛された。
また、かつての秘書仲間が市議選に出たので、
出陣式の日に手伝い行ったが、
選挙経験者がおらず選対はボロボロだった。
それを見た私は、一日選対局長を務め、
選対をすべて立て直して引き継いだ。
さらにマイクを持って出陣式で応援演説をした。
結果は惜敗だったが、友人である候補者から
「知識も演説挨拶も、間違いなく私がいた事務所の誰よりも優秀。
おかげであの後、ちゃんと選対が廻ったよ。
なんで貴方みたいな人が在野にいるの?」と感謝された。

・・・エラく自慢話が長くなったが(汗)、
なぜこのような話をしたのかというと、
要は②の地元で選挙+後援会・地元事務所業務を、 政策秘書や第一秘書をやるのであれば、 これぐらいの実力が必要だいうことだ

ところが、政策秘書にも
とんでもない秘書もいたりする。
次回はそれついて触れる。
(肝心の取得研修の話はいつになるんだろう?) 












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