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西川FAの人的補償はこれだ!(後編)~具体的候補を5名上げてみる。 [広島カープ]

前回西川FA退団及びオリックス移籍の人的補償を考える続き。
まず、前回の内容を更新したので先に、前回をご覧いただきたい。

「西川FAの人的補償はこれだ!(前編)
~オリックスのプロテクト28名を考える」
26名までプロテクトを再度更新し、アップしている。
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-11-23

プロテクトは残り2名。
そこから漏れる確率のある、ボーダーの選手が、 そのまま人的補償の候補となる。
そのボーダーにある選手を挙げてみる。






〇山田修(来季33歳・中継ぎ左投手・旧年俸3600万)

・カープ・オリックスのファン内外とも、今年の成績を見るだけなら、
「この選手がプロテクト入りしないのは、あり得ない」と思うのだろうが、
実は30代半ばに差し掛かるが、通算防御率は中継ぎが大半なのに4点台と悪い。
実際に、防御率30登板以上で2点台は今季を含め、
過去2回だけしかないのだ。
あとの他の年は、すべて防御率3点台後半より悪い。
これで30代中継ぎに差し掛かりそうな選手と いうことを考えれば、プロテクトから 外れる可能性もあると思う。

・広島は一軍は防御率3点台前半、二軍も防御率3点台中盤、
その上で、今年のドラフトで、投手をかなり補強したので、
将来的な不安はなくなった。
よって欲しいのは、現状のメンバーが投手陣で最も弱い、 中継ぎ左腕のみ。

・もし山田修が取れるようなら、
ターリーを解雇(ターリーは旧年俸1.4億の高さがネック)しても
大丈夫だろう。

投手で取るなら、この選手だけと言っていい。
実際に即戦力投手のメリットは大きい。
ただ、やはり今年の30登板越えで防御率1点台前半の成績は大きく、 プロテクト入りの可能性は高いのがネック。








〇来田(来季22歳・左打ち外野手・旧年俸800万)

・打席数300近くでOPS700代前半なので、
二軍で順調にレギュラーを担っている。
来年あたりで、二軍卒業で一軍に顔出し、
再来年辺りで本格的に一軍レギュラーも見込める。
これで来季22歳の若さは魅力である。

→客観的に見て、似たような存在の池田陵より
商品価値が1枚落ちるだけに、
プロテクト入りは 確実にボーダーラインだろう
将来のレギュラー候補になれる存在で、
一軍で本格化するのは2年待つことが、
前提になるのが、
20代後半~30代前半に 主力が多い外野陣なら、それでも大丈夫






〇廣岡(来季27歳・右打ち内野手・旧年俸1700万)

一軍半レベルの選手で、内外野をどこでも守れる。 カープ最弱となっている、二・三塁にはピッタリ。

・二遊間が中心だが、一軍では通算OPS500台、
二軍ではOPS750と卒業レベルにある、一軍半レベルなのは明確。

・20代後半にこれから差し掛かる選手だけに、
これより下の世代では、このゾーンに一軍及び 一軍半のゾーンに小園しかいない カープにはうってつけの人物だろう。

→カープの内野が弱いチーム事情にはマッチする上、プロテクトのボーダーに位置する選手だと思うが、 年齢的に見て、レギュラー取れるかどうかがポイントだと思う。





<結論>

〇候補を3人挙げたが、他にも前回上げたプロテクト予想26名で漏れてくるかもしれない選手が2名いる。

〇それは、成績で判断しなかった、若手の内藤と、中堅後期の福田だろう。内藤は、若すぎて実績がないこと、福田は最近は外野出場が増えており、そこに西川の加入で行き所がなくなる可能性があることが、その理由である。

現実的には内藤・福田、 そして山田が漏れてくるようならば、 この2人を優先的に指名。

予想通り、内藤・福田・山田がプロテクト入りするようなら、
廣岡・来田のプロテクトを漏れた方だと思う。

よって、最終結論は以下。

<本命>:来田・廣岡

<対抗>:山田

<注意>:内藤・福田

<穴>:残りのプロテクト漏れ組

<大穴>:その他の選手or人的補償をやめて金銭補償

としておこう。


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その他の選手についても触れておく
(また大穴で「金銭補償」にしたこともアップ)。


〇ベテランや30代以上の投手の平野・比嘉、
野手のT-岡田・安達、西野・小田はありえない。
右の中継ぎは、カープも充実しているし、
菊地・田中・秋山・堂林・上本ら30代が、
一軍レギュラーや一軍半で沢山いるところに、
30歳以上の選手は、余程でないと必要ない。

〇投手はそもそも、
現状のメンバーが強いところで、
ドラフトで補強したので、
左の中継ぎ以外は不要。
若手の有望株も、
別に要らない。
本田を挙げる人もいるが、いくら来季24歳といえど、
中継ぎで一軍通算5点台では期待できない。
捕手もプロテクト漏れが
沢山出てくるだろうが、
カープも捕手陣は豊富でいらない。

〇内野手は大城・山足や他の野手なら、
廣岡・内藤・福田が上、
外野手も佐野・渡辺なら、
来田の将来に掛けた方が良い。

・・正直いって、その他の選手を
指名するくらいなら、
人的補償でなく金銭補償を選択するのもあり
というのが、7200万円手に入るので、
西川の旧年俸が1億2000万円だから、
約2億円が手元に残る計算になる。
その場合、巨人をノーテンダーになった 中田翔をその予算で獲得してはどうだろうか?
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西川FAの人的補償はこれだ!(前編)~オリックスのプロテクト28名を考える [広島カープ]

西川FA退団及びオリックスへの移籍が確定的となっているが、
さっそくその人的補償を2話に渡り、考える。
今回は前編である。







〇まずはFA制度及び今回の西川のFA移籍についてまとめ

・FAは前年の年俸が
Aランク(日本人選手で1~3位)、Bランク(4~10位)、Cランク(11位以下)で、
分類される。
今回の西川はBランク(旧年俸1.2億)。

・Bランクの選手の場合、
金銭補償は旧年俸の0.6倍、人的補償の同の0.4倍+プロテクト漏れ1名を人的補償できる。
→金銭補償だと7200万円、人的補償だと4800万円+人的補償1人。
2400万円差なら、3連覇したオリックスの選手を人的補償で1人獲得の方がどうみてもお得。






〇プロテクトにも入らず、獲得も不可能な選手

山崎福(FA権行使)
外人選手(対象外)
・解雇選手やトレード選手(近藤など)
・この秋のドラフト指名選手

→これ以外からオリックスの選手は28名プロテクトできる。
以下は、最初からこのメンバーは除外して話を進める。







プロテクト入り本命
(ここから先に上げる年齢は学年年齢をベースにする)

・近年は高齢の選手はプロテクト漏れしやすいので、
投高打低の球界事情と、広島も若手の投手が多いので、
来季32歳以上、野手は34歳以上の選手は除き、 野手で打撃数12傑、投手で先発中心で投球回数6傑、 中継ぎ抑えで登板回数6傑に入った日本人選手

→(投手)山本由・宮城・山下・山岡・田島・東・山崎・宇田川・阿部・小木田
(野手)中川・紅林・宗・森・頓宮・杉本・茶野・野口・宜保・若月
※山本由はポスティングによるメジャー挑戦を表明しているが、プロテクトしておかないと、カープが人的補償で獲得した場合は、カープにその移籍金を横取りされるので、確実に入れる必要がある。
※本来は阿部は来季32歳だが、今年の成績は抜群なので、ここに入れる。
※当初外していた若月は、やはりここに入れる(捕手の豊富なカープが獲得する見込みはないと思ったが、レギュラー級の捕手がカープに入れば、坂倉と2頭体制ができることは大きく、会澤は晩年だし、磯村・石原はトレードに出せる。)

以上の20名はまず間違いなくプロテクト入りする。
もし残っていたら、間違いなく指名して良いだろう。






〇プロテクト入り対抗(今年の一軍で実績のある組)

・年齢は同じ条件で、
投手は先発中心で投球回数7傑~10傑で、QS(6回3失点の確率が)50%以上、
中継ぎ抑えは、登板回数7傑~10傑で、WHIH(1回あたりの1出塁を許した確率)1.40以内の投手
野手は一軍打撃数13傑~20傑で、
OPS800以上か盗塁数がある程度あり、700以上の選手。

→(投手)なし
→(野手)太田

太田も本命レベルの次くらいにない。

〇同(若手~中堅の有望組)

・投手は二軍成績が来季25歳以下の投手で、
先発中心で防御率2.5点台以下(一軍実績があればその分緩和)、
中継ぎ抑えで1.5点台以下、
打者でOPS800以上か、
もしくは700以上で盗塁が多い選手
来季23歳以下で、
先発中心で防御率3.0点以下(一軍実績があればその分緩和)、
中継ぎ抑えで2点台以下、
野手でOPS750以上か、
もしくは650以上で盗塁が多い選手

→(投手)曽谷・斎藤
(野手)池田

この3人もまた同じ。






〇同(数字にはない期待の若手・実績のベテラン組)

→どちらから1名ずつ出してみる。
カープも含め、球界全体が投高打低のチーム事情から、
野手を優先してプロテクトすると思う。

・昨年のドラフト2位の内藤は、さすがに今後のドラフト戦略にも影響してくることから、プロテクト入りさせるものと思われる。

・ベテランは近年の躍進の立役者だが、
今年は成績が悪かった福田を予想する。

・・以上で、26名となる。
対抗のメンバーも、プロテクト漏れしていれば、
指名して良いメンバーである。
ボーダーまで、あと2名。 このラインに入るギリギリの 4~5名が候補と予想する。

次回、本格的に名前を挙げて予想する。



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これが、カープの来季へ向けた編成の大丈夫な点&課題だ! [広島カープ]

西川がFA退団、そしてドラフトや
2次解雇、そして外人退団と
入れ替わりの新外人獲得などが
あったため、
一度ここで整理する。

〇以下は<>は守備ボジションのジャンル。①陣容・②現状・③今後の予想・④(ドラフトをはじめ)今オフの補強の予想をまとめている。

〇選手名の横は来期の学年年齢

〇選手名の横に☆があるのが、今季のドラフトで指名された選手。★はドラフト以外で新規で加入した選手

〇同じく「✕」は、今季整理対象になる可能性のある外人選手


①陣容

〇野手は、

【一軍】は一軍レギュラー選手、
【一軍半】は一軍レギュラー選手のライバルや控え選手など、
【二軍】は二軍中心の選手、
【三軍】は二軍中心だがまだ育成段階にある24歳以下の選手、
【育成枠】は育成枠選手。


<捕手>


【一軍】坂倉(26)

【一軍半】磯村(32) 

【二軍】石原貴(27)会澤(36)

【三軍】持丸(23)高木(21)清水(20)

【育成枠】なし


<二遊間>

【一軍】小園(24)

【一軍半】上本(34) 菊池(35)

【二軍】羽月(24) 矢野(26) 曽根(29)

【三軍】韮崎(23)二俣(22)

【育成枠】前川(21)


<三塁・一塁>(左寄りが三塁手)

【一軍】レイノルズ(33)★  シャイナー(29)★

【一軍半】 田中(35)  

【二軍】 (なし)   松山(39)

【三軍】 林(24)内田(20) 仲田(19)☆

【育成枠】佐藤(23)☆

<外野>


【一軍】秋山(36)末包(28)堂林(33)

一軍半】野間(32)中村奨(25)? 大盛(28) 新外人?(?)
 
【二軍】宇草(27) 中村健(27) 田村(21)

【三軍】久保(24) 中村貴(24)

【育成枠】名原(24)


〇投手

【一軍上位】は、先発ならエース&抑えならクローザー級、

【一軍上位】は、同・ローテ上位投手&同・セットアッパー級

【一軍半上位】は、同・ローテ3~4番手投手&同・勝ち試合が中心の中継ぎ

【一軍半下位】は、同・ローテ5番手以下&同・負け試合が中心の中継ぎ

【二軍上位】は、二軍中心でその中で上位の先発・中継ぎ

【二軍下位】は、同じくその中で下位の先発・中継ぎ

【三軍上位】は、二軍中心だが、まだ育成段階にある24歳以下の選手で上位の先発・中継ぎ

【三軍下位は】は同じくその中で下位の先発・中継ぎ

【育成枠】は育成枠選手。



<右先発>

【一軍上位】森下(27)

【同下位】九里(33)

【一軍半上位】大瀬良(33)

【同下位】遠藤(25)野村(35)コルニエル(28)小林(22)

【二軍上位】なし

【同下位】なし   

【三軍上位】常廣(23)☆

【同下位】斉藤(20)

【育成枠】なし



<左先発>

【一軍上位】床田(30)

【同下位】なし

【一軍半上位】なし

【同下位】森(27)玉村(23)

【二軍上位】なし

【同下位】なし

【三軍上位】高(23)☆ 滝田(23)☆

【同下位】なし

【育成枠】なし



<右・中継ぎ抑え>


【一軍上位】島内(28)栗林(28)

【同下位】矢崎(30)大道(26)中崎(31)

【一軍半上位】ケムナ(29)

【同下位】アンダーソン(31)✕ 中村祐(29) アドゥア(26)

【二軍上位】松本竜(25)益田(26)河野(23)

【同下位】 なし 

【三軍上位】 赤塚(23)☆

【同下位】なし

【育成枠】坂田(25)藤井黎(25)岡田(31)杉田(23)☆


<左中継ぎ>

【一軍上位】なし

【同下位】ターリー(34)

【一軍半上位】なし

【同下位】 森浦(26)黒原(25)

【二軍上位】戸根(32)

【同下位】長谷部(26) 塹江(28) 高橋昴(26)

【三軍上位】なし

【同下位】なし

【育成枠】 新家(21) 辻(20)杉原(19)☆


②現状

野手から順番に述べていくと、
捕手は問題ない。

そして、内野は問題だらけで、
菊地・田中の衰退も始まり、 小園以外の若手も伸び悩んでいる。

一三塁は外人は入れ替わり
(デビットソンは残留論も多かったが、
三塁手のOPSの最低ライン700を割ったことや、
9月以降の低迷を見れば、解雇は当然)、
レイノルズが三塁、シャイナーが一塁で、 それぞれ4~5番を打つ事が期待される。
契約年俸も2人とも高いことをみると、
まず間違いないだろう。

外野は西川がFA退団したが、
末包の成長が大きく、堂林が外野に復帰すれば、 これと秋山でレギュラーは充分。

問題はこの後で、一軍半は野間と
二軍で好成績の大盛がいるが、
中村奨がスキャンダルを連発し、 さすがにトレードか現役ドラフトで放出と いうことになるだろう。
さらに、そうなると全体でも10人程度と、
若手の田村の成長など、うれしいニュースもあるのだが、
質的なことより、数の不足の方が気になる。

ここで、来期の打順をまとめておくと、秋山が小園と1~2番、堂林が3番、新外人2人が4~5番、末包が坂倉と6番~7番、8番が菊池や上本の他、新旧交代で若手の台頭が見込めるかどうか?
新外人が機能すれば、主力は勝負になりそうだが、果たしてどうなるか?

投手は今年のドラフト補強により、 大きな弱点がなくなった。
右も左も先発は充実しており、
森下・床田・九里・大瀬良の4枚ローテに、
新人の常廣と二軍卒業クラスの小林も加わり、
既存の若手の森・玉村・遠藤・コルニエルと多士済々。

中継ぎも栗林・島内の他、
中崎が残留し、矢崎・大道・ケムナと
右中継ぎの主力は他球団に負けることはなく、
若手も河野・アドゥア・松本竜・益田に期待がかかる。
新人で巨体の赤塚も面白そうだ。
左は今年は活躍したのはターリーのみだったが、
来季は森浦の復活が見込め、
中継ぎ転向が予想される黒原・高橋昴、
中堅の戸根などもいる。

なお、右中継ぎは余っているので、
アンダーソンは解雇して構わないと思う
(外人枠は野手強化に充てるべき)。
また、中村祐はトレードか現役ドラフト候補として考えたい。 塹江も可能性がありそうだ。

③今後の予想

捕手は坂倉を中心に体制が出来ているので問題ない。
坂倉がFA権を獲得する3年後には、若手も出てきそうだ。
投手も上記で説明した通り、
外人を解雇したり、現役ドラフトに中村祐や塹江を
出せる余裕があるのだから、
問題ないし、今年のドラフト補強で
3年後も問題なくなった。

それだけに課題は内野と外野。
20代で来季の一軍レギュラー見込めるのが、 小園と末包だけ。
また、一軍半も20代中盤までは スキャンダル起こしている中村奨だけ。
状況は深刻だ。


④今オフの残りの補強

まず、内野は二塁と三塁手で、20代後半で、 一軍半くらいを見込める選手を獲得したい。
菊地・田中の衰退や近年の外人の不作率が高いので、
その予備である。
西川の人的補償・トレード・現役ドラフトで、 上手く補強を図りたい。

次に、外野の補強兼増員を考えたい。
中村奨を放出するなら、
一軍半で誰か1人欲しい所。
お勧めは、20代中盤くらいの安い外人を 1人取るといいだろう。
また、上記の内野手の補充で、内野が過剰になるようなら、 誰か転向させる手もある。
実際に俊足の羽月と長打のある林は、
それを生かすため、守備負担の多い内野より、
外野に行く手はある。

あとの将来的なことは、 来期のドラフトにかけよう。
幸い、来年は大学生野手は豊作なので、
そこで一気に補強を図りたい。


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2021・2022年ドラフト入団選手の結果解析~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す② [ドラフト会議]

12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
まずはその第一弾として、
昨年の2022年、一昨年の2021年の
ドラフトで入団した選手が
残した結果を、ポイント制にして
表してみます。

具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」

簡単に述べると

・選手の年齢は学年年齢で統一。

・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。

・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。

・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。

・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。

・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)

・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)

・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供


これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。

1~3p「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。

10~12p「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。

13~15p「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、ここからは球界でも有数の選手となる。

16~18p「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、メジャー挑戦するなら、このクラスの成績なら違和感ない。

19p~「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。メジャー挑戦は、もちろん文句なし。

カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。

《2022年》

【阪神】2p
<予備軍>森下(大社野・1年目・1位・A)2p

【広島】0p
なし

【横浜】0p
なし

【巨人】4p
<予備軍>門脇(大社野・1年目・4位・A)2p
<予備軍>船迫(25投・1年目・5位・A)2p

【ヤクルト】0p
なし

【中日】2p
<予備軍>福永(25野・1年目・5位・A)2p

【オリックス】2p
<予備軍>茶野(大社野・1年目・育成枠・A)2p
※独立リーグ出身だが、大卒入団1年目で指名されたので、大社扱いにする。

【ロッテ】2p
<予備軍>友杉(大社野・1年目・2位・A)2p

【ソフトバンク】2p
<予備軍>大津(25投・1年目・2位・A)2p

【楽天】8p
<準成功>渡辺翔(大社投・1年目・3位・A)4p
<予備軍>荘司(大社投・1年目・1位・A)2p
<予備軍>伊藤茉(大社投・1年目・4位・A)2p

【西武】2p
<予備軍>青山(大社投・1年目・4位・A)2p

【日ハム】2p
<予備軍>奈良間(大社野・1年目・5位・A)2p



《2021年》

【阪神】2p
<予備軍>桐敷(大社投・2年目・3位・A)2p

【広島】2p
<予備軍>松本竜(大社投・2年目・5位・A)2p

【横浜】0p
なし

【巨人】17p
<成功選手>大勢(大社投・2年目・1位・A)9p
<準成功>赤星(大社投・2年目・3位・A)4p
<準成功>菊池大(大社投・2年目・育成枠・A)4p

【ヤクルト】0p
なし

【中日】0p
なし

【オリックス】4p
<予備軍>野口(大社野・2年目・2位・A)2p
<予備軍>小木田(大社投・2年目・7位・A)2p

【ロッテ】0p
なし

【ソフトバンク】0p
なし

【楽天】0p
なし

【西武】8p
<準成功>隅田(大社投・2年目・1位・A)4p
<予備軍>佐藤(大社投・2年目・2位・A)2p
<予備軍>古賀(大社野・2年目・3位・A)2p


【日ハム】6p
<準成功>北山(大社投・2年目・8位・A)4p
<予備軍>上川畑(25野・2年目・9位・A)2p


まず、大前提として、あくまでもまだ入団して1~2年目の結果であり、 まだ全く結果を気にするレベルにないということを、 事前に申し上げておく(だから2年分纏めてやったのだ)。
例えば2年連続0pに終わった、横浜・ヤクルトも、
何ら問題ない。

特にポイントは、大社や高卒組が将来ブレイクすれば、
この程度の差は楽勝でひっくり返せるので、
全く軽視しても構わない。
もし気にするなら、 予備軍以上のポイントを挙げた選手の数の方だろう。 それは、将来ブレイクに期待するにしても、 結果を出した選手の数が少ないと難しいし、 逆に多ければ、それだけ将来に期待できるからだ
(もっとも、それすらまだ気にする段階にはないのだが。)

ただ、2022年はともかく、
2021年は、元から不作と言われており、 その気配は感じる。
例えば、まだ2年目とはいえ、成功選手が
大勢のみというのは、少ない。
特に25投と25野は、早期に結果を出す必要があるが、
上川畑だけが予備軍に入ったのみ、
という成果に終わったのも、
大いに不安である。

12球団別では、ポイントも人数も大勢・赤星・菊池大を輩出した、 巨人が断トツであり、
これは評価せざるを得ない。

あとはパリーグのチームが好調である。
隅田をはじめ予備軍以上を4人出した西武も将来有望である。
北山らを輩出した日ハム、渡辺翔らを輩出した楽天、同じく予備軍3名のオリックスも
順調に滑り出した。

いずれにしろ、この時点での評価は
気にすることは全然ないので、
ここに名前が挙がっている選手も、
そうでない選手も将来に向けて頑張って欲しい。




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プロローグと評価判定方法~12球団各チームのドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す① [ドラフト会議]

プロ野球で近年の選手の残した成績から、
各12球団の「ドラフト&育成能力」の結果を 調査する企画を 始めたいと思います。

・・・と言いますのは、
ドラフト&育成はチーム強化において、
最も重要である部門でありながら、
都市伝説のような意味不明な意見や、
抽象的な論理、
「素人にはわからん」のような
いかにもプロぶったような逃げ口上、
そして明らかに古い世代の
成功や失敗の事例が、
未だに定説となっているなど、
疑問だらけです。

そこで、結果からそのことを 実証してそれらを完全に暴くと共に、 12球団の各チームの 過去・現在・未来を明らかにしていきます。






①選手をジャンル別に区分

以下の全てにおいて、
選手の年齢は学年年齢で統一して行います。

今回は選手の出身を
6つのジャンルに区分します。


「高投」「高野」 (以上を大枠で称する時は「高卒」とする)はその名の通り、
高校卒業後そのままプロ入りした投手と野手。高卒のプロ入り1年目の年齢は19歳。

「大社投」「大社野」 (同「大社」とする)は、
大学卒業後プロ入り、もしくは専門学校卒、 独立リーグや社会人で高卒後5年までにプロ入りした投手と野手。
プロ入り1年目は22~24歳。

「25投」「25野」 (同は「25以上」とする)は、
大学・社会人・独立リーグ等で高卒後アマ経験6年以上の選手。 大卒社会人、高卒社会人・独立リーグ6年以上在籍などの選手が対象となります。
プロ入り1年目は25歳以上。

各球団の育成能力等を図る上で、
こういう基準が年齢・世代別に分類されるので、 既存の枠組みより公平だと思います。






②調査範囲の決定

今回の調査では上記の6ジャンル別に
以下の範囲を調査対象としてやります。

高卒(高投・高野)→入団16年目まで

大社(大社投・大社野)→同12年目まで

25以上(25投・25野)→同10年目まで

いずれも34歳前後までの成績で、
結果を図るようになっています
大半の選手の現役時代をこれで網羅できますし、
これ以降の年齢の成績は、
ドラフトや育成とは影響が薄いので、
割愛します。






③調査範囲内の各時期ケースへの区分化

さらに上記の6ジャンルの選手を
以下の4ケースにあてはめます。

ケースA(若手):高卒は入団7年目までの選手、
大社は同4年目までの選手、
25以上は同3年目までの選手

ケースB(中堅前期):高卒で入団8~10年目の選手、
大社で同5~7年目の選手、
25以上で同4~6年

ケースC(中堅後期):高卒は入団後11~13年、
大社は同8~10年、同25以上は7~9年

ケースD(ベテラン前期):高卒は入団後14~16年、
大社は同11~12年、25以上は同10年






④各ケースの採点基準

そして、その4ケースにそれぞれノルマを
設けて以下の採点基準に掛けていきます。

採点基準と致しましては、
小関順二氏の著書より「成功選手」「予備軍」
そしてオリジナルで、その中間に「準成功」を設けます。

「成功選手」 設定したノルマを達成した選手。

「準成功」「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手

「予備軍」そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手。

・上記の3つに当てはまらない選手は、割愛で
後述のポイントもなしになります。
(もっとも、大半の選手がそうなります(^^;))。






⑤ノルマについて

全ケースとも基本レートは、前述したA・B・C・Dのケースにおいて、

(先発投手)1勝=(中継ぎ投手)ケースA&Bは6試合登板、同C&Dは5.5試合 =(野手)13安打で設定。


※ケースC・Dである中堅後半・ベテラン前期の
中継ぎ・抑えは、勤続疲労により、
貢献の割に通算成績を落としやすい傾向にあるので、
以前より改善した。

※本塁打は、後述の今回から改善したOPSボーナスで、
フォローできるので割愛した。

セーブは試合登板数や防御率の特例で
代用できるので、換算しません。
ただし、守備負担の大きい捕手は これだと厳しいので、 全ての基準において 独自項目を設け、 実質20~25%下げて設定。 同じく守備負担がやや多い二遊間選手も、 実質10%弱下げて設定します。

そして11年・12年に
統一球を使用した関係で、
極端な投高打低になっているので、
ケースD(一部ケースCも)の選手で、 この時期に主力として 過ごしていた選手には、 投手はギリギリ達成なら、ポイントをダウン、 野手は逆にギリギリ未達なら、アップします。






⑥採点基準のポイント化

その3つの採点基準に、それぞれ
「成功選手」「準成功」 「予備軍」として、
それぞれ属するジャンルに 応じたポイント付与します
(今季から、これについては大幅に変更あり。)。
そして、「成功選手」には、 以下の⑦以降のボーナスをさらに加えます。






⑦早出世に対するボーナス

基準のペース以上の年齢及び入団年数で、 各ケースの設定ノルマをクリアした場合は、 ボーナスとして1pを進呈。 そこから達成年齢が1年早くなるたびに、 1pずつボーナスを進呈します。

さらに属するの世代のケースの ノルマより、投手は先発は14勝・中継ぎは80試合登板、 野手は150安打増えるごとに、 1pずつ ボーナスを進呈します。

早出世する選手ほど、球界を代表する
選手に確実に近づくので、この方法は
現実に沿っております。







⑧内容に対するボーナス

投手であれば、
通算防御率が ケースごとの基準から 0.4点以上良化するたびに、 1pずつ ボーナスを進呈します。
逆にある基準から悪すぎると、 そこから0.4点以上悪化するごとに、 1pずつ没収します。


野手であれば通算OPS・通算盗塁数が、
ケースごとの基準から OPSは40以上、
盗塁はそのケース別の基準ごとで アップするたびに
1pずつ ボーナスを進呈します。




具体的には・・

<投手>

通算防御率が先発の場合4.00点以下、 中継ぎ抑えでは3.20点以下で+1p
(この点も改善。以前は3.00だった)。
両方を経てきた投手は3.60点以下で+1p
(同じく改善。以前は3.50だった)。
それ以降は0.4点下がるごとに+1p。
逆に、先発の場合4.80点以上、
中継ぎ抑えで4.00以上、
両方を経てきた投手は4.40点以上の場合は、
逆に-1p。そこからは0.4点悪化するごとに、-1p。
そして、成功選手である基本のポイントを割った場合は、
準成功や予備軍にランク下げする
(準成功・予備軍も同じルールを適用)。
なお特例で、準成功・予備軍の選手でも 通算防御率が先発で3.20以上、 中継ぎ抑えでは2.40点以下、 両方を経てきた投手は2.80点以下であれば、 ランクを昇格する。




<野手>

通算OPS700以上(捕手は同550以上)で+1p。 それ以降は40アップすることに+1p
(以前より改善。前は50アップだった)。
盗塁は高卒5年目・大卒2年目・25の 1年目以降の成績で 平均盗塁数が10前後になれば+1p。 それ以降は10アップすることに+1p。 まだそれだけの年数を経ていない場合、 6~7盗塁で+1p。 それ以降は6~7アップごとに+1p。

逆にOPS620以下(捕手は同470以上)で-1p。
そこからは40P悪化するごとに-1p。
そして、成功選手であるポイントを割った場合は、
準成功や予備軍にランク下げする
(準成功・予備軍も同じルールを適用)。
なお特例で、準成功・予備軍の選手でも OPSが780以上(捕手は同630以上)であれば、 成功選手などにランク昇格(盗塁なども対象となる)。








⑨具体的な各ケースごとの基準とノルマの設定と、
付与するポイント数

〇ケースA(若手)

※前回から大幅変更
「成功選手」=6p
「準成功」=4p
「予備軍」=2p


「成功選手」ノルマ

◎投手なら →14勝or 84登板

◎捕手と二遊間以外の野手なら →180安打

◎二遊間 →165安打

◎捕手 →135安打

高卒は7年目・24歳、 大社は25歳、 25以上は26歳の時点で、 ノルマを達成した選手には +1p進呈。 そこからは達成年齢が 1年早くなるたびに+1pとする。

「準成功選手」ノルマ

◎投手なら
→11勝 or 66登板

◎捕手と二遊間以外の野手なら
→145安打

◎二遊間
→140安打

◎捕手
→110安打

「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には
到達しないものの
「成功選手」に近い段階で
到達ペースの選手。





ケースB(中堅前期)

※前回から大幅変更
「成功選手」=5p
「準成功」=3p
「予備軍」=1p


「成功選手」ノルマ

◎投手なら
→32勝 or 192登板

◎二遊間・捕手以外の野手なら
→415安打

◎二遊間なら
→380安打

◎捕手は
→330安打

なお高卒は9年目27歳・大社28歳、 R25は29歳を基準にし、 ここまでに成功選手に 到達した選手には、+1p進呈。 そこからは1年早くなるごとに+1p増える。

「準成功選手」ノルマ

◎投手なら
→25勝or 150登板

◎二遊間・捕手以外の野手なら
→330安打

◎二遊間なら
→300安打

◎捕手は
→260安打


「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手




ケースC(中堅後期):高卒は入団後11~13年、
大社は8~10年、R25は7~9年

※前回から変更
「成功選手」=4p
「準成功」=3p
「予備軍」=1p


「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→50勝 or 275登板

◎捕手以外の野手なら
→630安打 

◎二遊間なら
→575安打 

◎捕手
→500安打 

なお高卒は11年目29歳・大社30歳、 R25は31歳を基準にし、 ここまでに成功選手に到達した選手には、 +1p進呈。 そこからは1年早くなるごとに+1p進呈する。



「準成功選手」ノルマ

◎投手なら
→40勝 or 220登板

◎捕手以外の野手なら
→500安打 

◎二遊間なら
→460安打 

◎捕手は
→385安打

「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手


ケースD(ベテラン):高卒は入団後14~16年、
大社は11~13年、R25は9~11年

※前回から大幅変更
「成功選手」=3p
「準成功」=2p
「予備軍」=1p


「成功選手」ノルマ
◎投手なら
68勝or 374登板

◎捕手以外の野手なら
835安打

◎二遊間なら
755安打 

◎捕手
650安打

なお高卒13年目31歳・大社32歳・R25は33歳を基準にし、 ここまでに成功選手に到達した選手には、 ボーナスを進呈。さらに1年早くなる事に+1p進呈。

「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→55勝(セーブは0・5勝換算)or 299登板

◎捕手以外の野手なら
→685安打or95本塁打

◎捕手は
→520安打or70本塁打

「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手

これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための
分類のツールですが・・。

1~3p「準成功中心」←(単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。国内FA権を行使すれば、それなりに話題となるはず。

ここが一つの境目になる。「(大枠の意味で)大成功選手以上」となる、10p以上の選手を何人出せるかが、チーム力向上の1つのカギになる

10~12p「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。このクラスから国内FA権を行使すれば目玉と言われるはず。

13~15p「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、ここからは球界でも有数の選手となる。メジャー挑戦するなら、国内でこのクラスの成績を上げることが望ましい。

16~18p「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、打者なら2000本安打なども視野に入る。メジャー挑戦するなら、このクラスの成績なら挑戦しても違和感ない。

19p~「神成功選手」←(同)球界最高峰選手で球史に確実に残るレベル。メジャー挑戦は、もちろん文句なし。国内残留なら、200勝・2500本安打・500本塁打も視野に入る。


・・・これにより、現在19~34歳までの選手が
ほぼ査定にかかるので、
各チームのドラフト&育成の真実や現状が 一気に明かされます。
それでは、分析を始めて参ります。
























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この3人の他球団解雇選手は、カープが獲得可能性あるかも? [広島カープ]

さて、ドラフト会議が終了、
そして日本シリーズはまだ続いているが、
10月末を持って、ほぼ全球団の
日本人選手の解雇者は出そろった。

カープは1次解雇及び引退で、
一岡・薮田・岡田(育成枠へ降格)・三好が
退団か支配下から脱落。
そして、藤井が2次解雇で育成枠へ降格となった。
藤井については、2次解雇の予想でもあげていた。
ただ、その中では若いだけに、
支配下に残る確率が高いと思っていたが、
残念だった。
幸いなことに、育成枠降格で済むとのことで、
これなら良しだと思う。
逆に中村祐と塹江は、現役ドラフトか
トレード対象になると思う。

さて、毎年恒例だが、ここから他球団の
解雇選手の獲得可能性を考えてみたい。
確率の高い方から、◎・〇・△・★・✕

◎(他球団の解雇選手の獲得は)なし

〇 育成枠で、他球団の20代前半か中盤の内野手

△ 育成枠で、打力のある20代中盤~20代後半の外野手

★ (他球団の解雇選手の獲得は)無くて、急遽1人退団という条件付きで代わりに育成枠の新家の昇格。

✕ 同じく急遽1人退団という条件付きで、20代中盤の内野手か、外野手を支配下獲得

結論を言えば、他球団選手の獲得はない確率が高い。
というのが、上記の解雇や引退での退団者が5名で、
ドラフトで本指名で5名指名したので、
差し引きゼロだからだ。
そうなると本指名はやはり考えにくい。

現実的にありうるのは、
育成枠で20代前中盤で、 まだ見込みのありそうな選手ではないか?

特に内野は、ドラフトでも補強があまりできなかったので、 1人欲しい所。

また、外野も現役ドラフトで宇草・中村健などは、
候補になりそう。
そして、貧打のチーム事情に加え、
何より西川FA退団の可能性もある。
よって、実質は育成枠の名原と同様の 欠員補充要員を獲得しておく手はある。
まだ見込みあり&早めに 戦力になってくれそうな、打力のある 20代中盤~後半で、育成枠でも契約OKと言ってくれる選手か?

また、昨年はここから長野の無償トレードがあり、
急遽1名空いた。
上記の西川のFA退団があった場合は、
人的補償でその枠は埋まってしまうと思うが、
その他にも、無償トレードやトラブルなどで、
急に欠員が1名出るかもしれない。

ただ、その場合でも
投手はドラフトで補強したので、
ほぼ万全になっているので、
将来を見据えて、二軍で成績を上げている若手の新家が
昇格の可能性が高い。
よって、投手の獲得はないはず。

逆に野手は、そうなれば内野手・外野手は普通に1名ありそう。
しかし、内野手は同一人物だが、
外野手は20代中盤に1人有力な選手がいるので、これを取りたい。

では、具体的に名前を出してみよう。
(なお、すでに他球団が獲得・引退・育成枠降格で再契約など
先行きの決まった選手は事前にすべて外している。)
※以下の年齢は全て学年年齢

〇 タイシンガー・ブランドン大河(西武・来季26歳・内野手・旧年俸700万)

まだ来季26歳だが、一軍では通算84打席でOPS697は、三塁手がメインの選手としては、悪くなく、何より解雇はまずありえない。
しかし、とにかく怪我が多いという弱点があり、それを嫌われたのだろう。
ただ、この大卒入団3年間も、二軍でもその怪我で少ない出場試合数でも好成績。
怪我の多さに目をつむるなら、大化けも期待できる。
まだこの年齢と年俸なら、育成枠でもOKの可能性もあるので、獲得を打診したらどうだろう?
支配下なら確実に来てくれると思う。 

△ 正隨 優弥(楽天・来季28歳・外野手・旧年俸700万)

ご存じだと思うが、昨年の現役ドラフトで
カープから楽天へ行った選手で、
その楽天でも二軍では好成績も、一軍で出場機会は 殆どなく、解雇になった。
解雇者も20代後半になると、育成枠で残るというのも、
他のチームでは厳しいものがあるが、同じチームならば、
カープでも岡田のようにありうる。
そういったことから、昨年までの古巣ということで、 育成枠での獲得を打診してはどうだろう?
西川FA退団や現役ドラフトでの外野手流失時の、
予備的存在として、育成枠の名原と同様に期待がかかる。

✕ 増田 珠 (ソフトバンク・来季25歳・外野手・旧年俸860万)

おそらく、今年の野手の解雇者でも、有数の存在ということに なるだろう。
登録は内野手だが、プロ入り後はほぼ外野を守っており、
この年齢で一軍実績もあるし、今年も二軍では好成績だが、
なぜか解雇された。
純粋に一軍半の実力はある。それだけに、育成枠での獲得は無理で、 支配下でないと獲得できないだろう。 よって、もし誰か1名、急遽退団者が出た場合のみ、
本指名で獲得を検討しても良いだろう。ただ、現実的には先に他球団に獲得される確率が高く、カープまで獲得チャンスが回ってくる可能性は低そうだ。


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