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横浜のこの投手の傾向と対策はこれだ!~カープキラーを斬る③ [広島カープ]

前回のカープキラーのシリーズの続きで、
今回から投手に入る。

まず、以下の3つの条件を設定した。

①他球団100イニング以上投げている。
②カープ戦で25イニング以上投げている。
③カープ戦で防御率2点台以上

①はカープとはあまり関係ないのだが、
この程度の実力がないなら、
少し研究すれば、攻略は容易なはず。
よって、それも考慮して対象を挙げてみた。

①②③のすべてのファクターを満たすのは、

東(横浜)・柳(中日)・小川(ヤクルト)・大竹(阪神)・今永(横浜)

まず、今永はメジャー挑戦したので除外。
柳の属する中日と、
小川の属するヤクルトは、
チーム再建で手一杯だろうから、
この2選手が手ごわくても、
チーム全体を抑えることができれば問題ない。
よって、優勝争いする横浜の東と、 阪神の大竹をここでは考える。
まずは東から。

【東(横浜)】

カープキラー以前に、東は最多勝のタイトルを獲得し、
防御率も1点台かつ投球イニング数もリーグ2位の投手なので、
そもそも攻略自体が大変である。

ただ、菊地は東を打率462とカモにし、
上本・堂林・末包も打率300以上だった。
逆に秋山・野間・坂倉・小園は、
打率100台と抑え込まれた。
もっと言うと、10打席以上対戦した選手では、
退団した両外人・西川含めても、打率200台はいないので、
ハッキリ得意と不得意が分かれる投手と言えそうだ。

対戦OPSを見ても、左打者は対OPS540と左先発投手としては完璧で、
右も610と同じく完璧だが、その割には被長打率だけは364と少し高い。 その証拠に防御率1点台の投手としては、 被本塁打率も0.9は平凡。

実際の投球も、ストレートが40%強・チェンジアップが20%弱、
スライダー15%・カットボール10%と、この4本立て。
ただ、ストレート・カットボールは被打率250以上なので、まだ何とかなるが、
チェンジアップとスライダーは同170程度と厄介。
また、左投手でありながら、右打者にも左打者にも、
内角攻めの制球が非常に優秀で、これでカウントを取り、
決め球にチェンジアップやスライダーを、
外角低めを投げて仕留めてくる。
特に左打者には厄介な相手。

ただ、ストレートがこのクラスの投手としては それほどでないのは救いで、 ヤマを張ることで対抗はできそうだ。
(菊池はカモにしているだけでなく、
長距離打者でないのに、東から1本打っているが、
上手くヤマを張ったことが勝因と思われる。)
特に右打者は上手くやれば、
前述の通り長打も狙えるだろう。
狙いは内角の得意な打者なら、ストレート。 外角の得意な打者なら、ストレートか チェンジアップ辺りを狙い打つのがよいだろう。

あと、もう一つが初球の入り方に問題があり、 何と初球は被打率300・被本塁打4と弱点になっている。
逆に2ストライクまで追い込まれると、
被打率250以下と苦しくなる。
よって、ヤマを張った上で、早いカウントで ガンガン振っていった方がよさそうだ。

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