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これから数年間のセリーグはこうなる!~12球団各チームのドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す⑮ [ドラフト会議]

さて、ここまで全球団のドラフト&育成の状況を調べてた
集計を元に、今後のセリーグを予想してみる。







〇通算成績
※()のカッコは選手流失の減点したポイント。<>のカッコの選手はケースAの若手のみ掲載。

【阪神】175p(163p)<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名>

【広島】212p(157p)<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>

【横浜】140p(97p)<大成功選手以上2名、成功選手1名、準成功(1名→0名)>

【巨人】126p(109p)<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>

【ヤクルト】118p(98p)<大成功選手以上(2名→1名)、成功選手4名、予備軍1名>

【中日】130p(98p)<大成功選手以上3名、成功選手(2名→1名)、予備軍4名>

ドラフト&育成で上げたポイントから、()のカッコの選手流失の減点したポイントをベースに、
各球団がFA・トレード・人的補償・現役ドラフト等で、
他球団の選手を獲得したポイントをこれに足してみる。
基準は以下。

ケースA・若手:(その選手のポイントの)90%
ケースB・中堅前期:(同)80%
ケースC・中堅後期:(同)70%
ケースD・ベテラン前期:(同)野手は65%・投手55%

若い選手ほど働ける年数が長いので、このようにした。
小数点は四捨五入する。
なお、ケースD・ベテラン後期の選手が、野手が高く投手が低いのは、
この世代は11・12年の統一球の影響を受けている選手が多いので、
野手有利・投手不利にした。
以下のカッコは前所属球団。






【阪神】163p+11p<大竹(ソフ)1p・渡邊(日ハム)4p・西(オリ)7p>=174p

【広島】157p+0p<なし>=157p

【横浜】97p+20p<京田(中日)9p・森原(楽天)1p・森(ソフ)8p・大田(巨人&日ハム)1p・伊藤(オリ)1p>=117p

【巨人】109p+20p<泉(ソフ)1p・高橋(ソフ)2p・高梨(日ハム)6p・丸(広島)11p>=129p

【ヤクルト】98p+28p<田口(巨人)10p・高梨(ヤク)2p・嘉弥真(ソフ)3p・西川(日ハム&楽天)13p>=126p

【中日】98p+34p<細川(横浜)4p・梅野(ヤク)10p・砂田(横浜)7p・上林(ソフ)4p・岩嵜(ソフ)1p・中田翔(日ハム&巨人)8p>=132p






そして、この結果とケースAの若手の状況を足してみる。

【阪神】174p<大成功選手以上4名、成功選手6名、予備軍2名+大竹(ソフ)>

【広島】157p<大成功選手以上4名、成功選手3名、準成功1名、予備軍2名>

【横浜】117p<大成功選手以上2名、成功選手1名>

【巨人】129p<大成功選手以上2名、成功選手2名、準成功2名・予備軍3名>

【ヤクルト】126p<大成功選手以上1名、成功選手4名、予備軍1名>

【中日】132p<大成功選手以上3名、成功選手1名、予備軍4名+細川(横浜)・梅野(ヤク)>






この結果から、セリーグの今後数年を予想すると、
優勝争いの本命は阪神。確実に1枚差があり、対抗するのは広島。さらに確実に1枚差があり、3番手で巨人・中日が有力で、ヤクルトはこれを追う。横浜は苦戦か?

【阪神】高いドラフト&育成力で、大成功選手だけでも、野手は近本・佐藤ら大物や、
中野・大山、投手も伊藤・西など、若手~中堅前半の充実がセリーグで、 断トツとなっていることが極めて大きい(中堅後期も悪くない)
若手の予備軍以上も13人もいて将来性もセリーグ1位。また選手の流失も、
セリーグで最も少ないことから、間違いなくセリーグの本命で、広島・
オリのように3連覇もありうるだろう。少なくとも上位安定は確実のはず。

【広島】セリーグ断トツのドラフト&育成力を誇るが、同時に選手の流失も ワーストで、FA補強できないチーム事情が、阪神に劣る原因。しかし、
3連覇に貢献した菊池をはじめ、田中・大瀬良などが中堅後期~ベテラン前期で
まだ活躍できる。そして、大物である坂倉・森下や、小園・栗林など投打それぞれ
若手~中堅前期が阪神以外には負けない充実で、若手の予備軍以上も10人いて 将来性も有望。阪神に次ぐ存在であるのは間違いない。今後はAクラス常連だろう。

【横浜】ドラフト&育成力はセリーグでは平均を下回り、その上に広島の次に 流失に悩まされていることが痛い。また、FA等で大きな補強をしないので、
選手層が薄いまま。実際に、大物も牧くらいで少ない印象がある。何より、
若手の成長が遅れており、伊勢こそいるが、若手の予備軍以上も3人と、 断トツでセリーグ最少と将来性はかなり不安。阪神・広島はもちろん、巨人・ヤクルト・
中日にも大きく勝てる要素が少なく、当面は最下位も含めBクラスが続きそう。






【巨人】ドラフト&育成力は平凡だが、選手の流失が阪神の次に少ないのが長所で、
若手~中堅前期の選手層は、阪神・広島には適わないが、若手の予備軍以上が 9人いるのは将来性はある。野手は大物の岡本と、大城が中堅前期なので、
これに次ぐ若手が出てくるかがカギ?。投手は若手の大物の戸郷と、伊織が順調に
来ているので、これを中心にいけそう。このままだと、今後は中堅球団が予想されるので、
優勝争いするには、FAで誰か大物が1人欲しい。

【ヤクルト】ドラフト&育成力はセリーグ最下位だが、それほど流失がないのと、 他球団から良い選手が入ってくるので、優勝したり下位転落したりと不安定を繰り 返しながら戦えている状況。現戦力は阪神・広島以外とは差がないのだが、
巨人・中日と比べると、主力が山田哲・小川・西川など中堅後期~ベテラン前期が多く、
中堅前期に田口、そして若手が村上のみと乏しいのが難点。
若手の予備軍以上も6人と手薄な点も将来的に不安。よほど若手が出てくるなどないと、 今後はBクラスが中心になると思う。

【中日】ドラフト&育成力は平凡で、しかも京田らレギュラーの流失も多いが、 代わりに積極的に補強できているのはプラス。細川の現役ドラフト成功をはじめ、
梅野や中田翔を獲得したことは大きい。ヤクルトと違い大物が輩出できないのが悩みだが、
若手の主力に岡林と高橋・藤嶋、中堅前期にも小笠原がおり、若手の予備軍以上が 10人と将来性も有望で、投手中心にチーム再建が進みそう。とりあえず最下位脱出と、 中堅球団入りも視野に入る。FAで大物を誰か1人取ると、上位進出できるかもしれない。





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