これが現役ドラフトの、昨年の全体結果・今年の現役ドラフトでカープから放出される2名予想・新外人の位置づけだ! [広島カープ]
さて、いよいよ現役ドラフトが8日金曜に行われる。
「そもそも、現役ドラフトの価値はどれくらい?」
→「新外人2名の位置づけ」→「指名される2名(ついでに獲得する選手も)」の
順で述べていきたい。
①「そもそも、現役ドラフトの価値はどれくらい?」
昨年からスタートし、やたらと(軽薄なマスコミや動画の悪影響もあり)
盛り上がっているが、現役ドラフトの価値はどれくらいの位置づけだろうか?
昨年12名の現役ドラフトの選手が、
今年残した結果を考えてみる
以下は、学年年齢ベースで
◎:一軍レギュラーor一軍半上位(今季25歳まで)
〇:一軍上位(中堅以上)or一軍半中位~一軍半下位(今季31歳以上は除く)or二軍上位(今季25歳まで)
△:一軍半下位(今季31歳以上)or二軍がほとんど
?:解雇(育成枠降格も込む)
◎:大竹(阪神)・細川(中日)
〇:オコエ(巨人)・大下(ロッテ)
△:戸根(広島)・陽川(西武)
?:笠原(横浜)・成田(ヤクルト)・渡邊(オリックス)・古川(ソフトバンク)・正髄(楽天)・松岡(日ハム)
たしかに大竹や細川のように大成功した選手もいるが、
解雇者が6人=50%の確率で解雇になっている。
戸根・陽川も期待に応えられたと言えず、
来年は整理対象になる可能性が高い。
△・[×]で3分の2ということから行く着く結論は・・
現役ドラフトは所詮、 「来季の整理対象候補だが、このままなら 明らかに来季は出番すら与えるのも難しいので、 放出によりラストチャンスをあげよう」と、
言ったところか。
②「新外人2名の位置づけ」
投手の外人2名獲得には驚いた。
投高打低のチーム事情を見れば、 来期は野手3名・投手2名となると思ったからだ。
特にハッチは右投手はいるのか疑問である。
右投手・ハッチ(28歳・年俸8800万)は、
3Aなどでは先発も中継ぎもこなしているので、
おそらく「右の便利屋」を期待しているのだろう
左投手・ハーン(29歳・8800万)は、
これは完全にターリーの代わりだろう。
③「指名される2名」
◎(本命):中村祐(右投手・28歳・旧年峰1000万)
〇(対抗):・塹江(左投手・27歳・同2100万)・高橋昴(左投手・26歳・旧年俸800万)
△(注意):持丸(捕手・22歳・旧年俸550万)
?(大穴):曽根(内野手・28歳・旧年俸1400万)・宇草(外野手・26歳・900万)・中村健(外野手・26歳・1300万)
「中村奨がいない」と思う人が多いと思うが、先日の背番号変更でほぼなくなった
(残留させる気があるなら、そんなことはやらない)。
それに外野は西川のFAで人員不足になり、
そこに充分に一軍半の力がある選手を
現役ドラフトに出すのはもったいない。 やるならば、トレードで対応すべき。
ここに上げた7人は、如何にも来季の整理対象となりそうなメンバー(;^_^A)。
中村祐は、最有力候補で間違いあるまい。
中崎がFAせずに残り、ドラフトで赤塚、外人でハッチが入り、
若手でアドゥア・益田・松本竜・河野がいる状況では、
来季は出番すらないだろう。
迷うのはその次で、塹江と高橋昴のどちらかだと思う。
左腕であるのは、ドラフトで2人獲得しているからだ。
「塹江は意外」と思う人もいると思うが、 今季悪かっただけでなく、実は通算防御率は 中継ぎで4点台後半と決して良くない。
20代後半という年齢を考えれば、
ここでリリースしても差し支え無さそう。
高橋昴は、昨年で整理対象かと思われたが、
生き残った。
ただ、先発としてはもはや芽がなく、
来季からは中継ぎとなるのは確実で、 本人のモチベーションが維持できるか? それを考えると、まだ20代中盤だし、 環境を変えてやるのもありである。
野手で唯一あるとすれば、持丸か。
実力的には二軍レギュラーとしても不満のある成績で、 来季もこれだと、整理対象になりかねない。
捕手はカープの野手では最も余っているポジションだが、
出すと6人になるが、坂倉をはじめ、実力者や
若いメンバーが多いので、それでもやっていける。
それならば、ここで放出もありか。
曽根は内野が定員ギリギリということを考えると、 考えにくい。
西川の人的補償を、福田を内野手として獲得するか、
廣岡を獲得する場合のみだろう。
宇草・中村健は、前述の通り、外野が西川FAで 定員不足状態なので、殆どありえないだろう。
〇追伸
現役ドラフトで獲得は・・
◎(本命):20代前~中盤の外野手
〇(対抗):20代中盤~後半の二・三塁手 or 20代後半~30代前半の長打のある一塁手
△(注意):20代後半の外野手or20代前~中盤の左投手
?(大穴):20代中盤右投手
一番欲しいのは、定員割れを起こしている外野手で、 20代中盤までの選手が出てくれば最も欲しいはず。
そして、最弱点の二・三塁手か。 また、30代の一軍半クラスの打力のある一塁手もあり。
代打役だけでなく、近年外人が不振続きで、
その代わりに主軸を期待できる。
良いのがいなければ、外野手は定員割れを起こしているので、 20代後半まで我慢してもいいが、
いずれも30代以上なら無理して採る必要はないだろう
(カープの野手陣は30代主力が多いので)。
その場合は、20代前半~中盤の若手投手を取って、 将来に備えた方が良い。
「そもそも、現役ドラフトの価値はどれくらい?」
→「新外人2名の位置づけ」→「指名される2名(ついでに獲得する選手も)」の
順で述べていきたい。
①「そもそも、現役ドラフトの価値はどれくらい?」
昨年からスタートし、やたらと(軽薄なマスコミや動画の悪影響もあり)
盛り上がっているが、現役ドラフトの価値はどれくらいの位置づけだろうか?
昨年12名の現役ドラフトの選手が、
今年残した結果を考えてみる
以下は、学年年齢ベースで
◎:一軍レギュラーor一軍半上位(今季25歳まで)
〇:一軍上位(中堅以上)or一軍半中位~一軍半下位(今季31歳以上は除く)or二軍上位(今季25歳まで)
△:一軍半下位(今季31歳以上)or二軍がほとんど
?:解雇(育成枠降格も込む)
◎:大竹(阪神)・細川(中日)
〇:オコエ(巨人)・大下(ロッテ)
△:戸根(広島)・陽川(西武)
?:笠原(横浜)・成田(ヤクルト)・渡邊(オリックス)・古川(ソフトバンク)・正髄(楽天)・松岡(日ハム)
たしかに大竹や細川のように大成功した選手もいるが、
解雇者が6人=50%の確率で解雇になっている。
戸根・陽川も期待に応えられたと言えず、
来年は整理対象になる可能性が高い。
△・[×]で3分の2ということから行く着く結論は・・
現役ドラフトは所詮、 「来季の整理対象候補だが、このままなら 明らかに来季は出番すら与えるのも難しいので、 放出によりラストチャンスをあげよう」と、
言ったところか。
②「新外人2名の位置づけ」
投手の外人2名獲得には驚いた。
投高打低のチーム事情を見れば、 来期は野手3名・投手2名となると思ったからだ。
特にハッチは右投手はいるのか疑問である。
右投手・ハッチ(28歳・年俸8800万)は、
3Aなどでは先発も中継ぎもこなしているので、
おそらく「右の便利屋」を期待しているのだろう
左投手・ハーン(29歳・8800万)は、
これは完全にターリーの代わりだろう。
③「指名される2名」
◎(本命):中村祐(右投手・28歳・旧年峰1000万)
〇(対抗):・塹江(左投手・27歳・同2100万)・高橋昴(左投手・26歳・旧年俸800万)
△(注意):持丸(捕手・22歳・旧年俸550万)
?(大穴):曽根(内野手・28歳・旧年俸1400万)・宇草(外野手・26歳・900万)・中村健(外野手・26歳・1300万)
「中村奨がいない」と思う人が多いと思うが、先日の背番号変更でほぼなくなった
(残留させる気があるなら、そんなことはやらない)。
それに外野は西川のFAで人員不足になり、
そこに充分に一軍半の力がある選手を
現役ドラフトに出すのはもったいない。 やるならば、トレードで対応すべき。
ここに上げた7人は、如何にも来季の整理対象となりそうなメンバー(;^_^A)。
中村祐は、最有力候補で間違いあるまい。
中崎がFAせずに残り、ドラフトで赤塚、外人でハッチが入り、
若手でアドゥア・益田・松本竜・河野がいる状況では、
来季は出番すらないだろう。
迷うのはその次で、塹江と高橋昴のどちらかだと思う。
左腕であるのは、ドラフトで2人獲得しているからだ。
「塹江は意外」と思う人もいると思うが、 今季悪かっただけでなく、実は通算防御率は 中継ぎで4点台後半と決して良くない。
20代後半という年齢を考えれば、
ここでリリースしても差し支え無さそう。
高橋昴は、昨年で整理対象かと思われたが、
生き残った。
ただ、先発としてはもはや芽がなく、
来季からは中継ぎとなるのは確実で、 本人のモチベーションが維持できるか? それを考えると、まだ20代中盤だし、 環境を変えてやるのもありである。
野手で唯一あるとすれば、持丸か。
実力的には二軍レギュラーとしても不満のある成績で、 来季もこれだと、整理対象になりかねない。
捕手はカープの野手では最も余っているポジションだが、
出すと6人になるが、坂倉をはじめ、実力者や
若いメンバーが多いので、それでもやっていける。
それならば、ここで放出もありか。
曽根は内野が定員ギリギリということを考えると、 考えにくい。
西川の人的補償を、福田を内野手として獲得するか、
廣岡を獲得する場合のみだろう。
宇草・中村健は、前述の通り、外野が西川FAで 定員不足状態なので、殆どありえないだろう。
〇追伸
現役ドラフトで獲得は・・
◎(本命):20代前~中盤の外野手
〇(対抗):20代中盤~後半の二・三塁手 or 20代後半~30代前半の長打のある一塁手
△(注意):20代後半の外野手or20代前~中盤の左投手
?(大穴):20代中盤右投手
一番欲しいのは、定員割れを起こしている外野手で、 20代中盤までの選手が出てくれば最も欲しいはず。
そして、最弱点の二・三塁手か。 また、30代の一軍半クラスの打力のある一塁手もあり。
代打役だけでなく、近年外人が不振続きで、
その代わりに主軸を期待できる。
良いのがいなければ、外野手は定員割れを起こしているので、 20代後半まで我慢してもいいが、
いずれも30代以上なら無理して採る必要はないだろう
(カープの野手陣は30代主力が多いので)。
その場合は、20代前半~中盤の若手投手を取って、 将来に備えた方が良い。
西川FAの人的補償はこれだ!(後編)~具体的候補を5名上げてみる。 [広島カープ]
前回西川FA退団及びオリックス移籍の人的補償を考える続き。
まず、前回の内容を更新したので先に、前回をご覧いただきたい。
「西川FAの人的補償はこれだ!(前編)
~オリックスのプロテクト28名を考える」
26名までプロテクトを再度更新し、アップしている。
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-11-23
プロテクトは残り2名。
そこから漏れる確率のある、ボーダーの選手が、 そのまま人的補償の候補となる。
そのボーダーにある選手を挙げてみる。
〇山田修(来季33歳・中継ぎ左投手・旧年俸3600万)
・カープ・オリックスのファン内外とも、今年の成績を見るだけなら、
「この選手がプロテクト入りしないのは、あり得ない」と思うのだろうが、
実は30代半ばに差し掛かるが、通算防御率は中継ぎが大半なのに4点台と悪い。
実際に、防御率30登板以上で2点台は今季を含め、
過去2回だけしかないのだ。
あとの他の年は、すべて防御率3点台後半より悪い。
これで30代中継ぎに差し掛かりそうな選手と いうことを考えれば、プロテクトから 外れる可能性もあると思う。
・広島は一軍は防御率3点台前半、二軍も防御率3点台中盤、
その上で、今年のドラフトで、投手をかなり補強したので、
将来的な不安はなくなった。
よって欲しいのは、現状のメンバーが投手陣で最も弱い、 中継ぎ左腕のみ。
・もし山田修が取れるようなら、
ターリーを解雇(ターリーは旧年俸1.4億の高さがネック)しても
大丈夫だろう。
→投手で取るなら、この選手だけと言っていい。
実際に即戦力投手のメリットは大きい。
ただ、やはり今年の30登板越えで防御率1点台前半の成績は大きく、 プロテクト入りの可能性は高いのがネック。
〇来田(来季22歳・左打ち外野手・旧年俸800万)
・打席数300近くでOPS700代前半なので、
二軍で順調にレギュラーを担っている。
来年あたりで、二軍卒業で一軍に顔出し、
再来年辺りで本格的に一軍レギュラーも見込める。
これで来季22歳の若さは魅力である。
→客観的に見て、似たような存在の池田陵より
商品価値が1枚落ちるだけに、
プロテクト入りは 確実にボーダーラインだろう
将来のレギュラー候補になれる存在で、
一軍で本格化するのは2年待つことが、
前提になるのが、
20代後半~30代前半に 主力が多い外野陣なら、それでも大丈夫
〇廣岡(来季27歳・右打ち内野手・旧年俸1700万)
・一軍半レベルの選手で、内外野をどこでも守れる。 カープ最弱となっている、二・三塁にはピッタリ。
・二遊間が中心だが、一軍では通算OPS500台、
二軍ではOPS750と卒業レベルにある、一軍半レベルなのは明確。
・20代後半にこれから差し掛かる選手だけに、
これより下の世代では、このゾーンに一軍及び 一軍半のゾーンに小園しかいない カープにはうってつけの人物だろう。
→カープの内野が弱いチーム事情にはマッチする上、プロテクトのボーダーに位置する選手だと思うが、 年齢的に見て、レギュラー取れるかどうかがポイントだと思う。
<結論>
〇候補を3人挙げたが、他にも前回上げたプロテクト予想26名で漏れてくるかもしれない選手が2名いる。
〇それは、成績で判断しなかった、若手の内藤と、中堅後期の福田だろう。内藤は、若すぎて実績がないこと、福田は最近は外野出場が増えており、そこに西川の加入で行き所がなくなる可能性があることが、その理由である。
現実的には内藤・福田、 そして山田が漏れてくるようならば、 この2人を優先的に指名。
予想通り、内藤・福田・山田がプロテクト入りするようなら、
廣岡・来田のプロテクトを漏れた方だと思う。
よって、最終結論は以下。
<本命>:来田・廣岡
<対抗>:山田
<注意>:内藤・福田
<穴>:残りのプロテクト漏れ組
<大穴>:その他の選手or人的補償をやめて金銭補償
としておこう。
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その他の選手についても触れておく
(また大穴で「金銭補償」にしたこともアップ)。
〇ベテランや30代以上の投手の平野・比嘉、
野手のT-岡田・安達、西野・小田はありえない。
右の中継ぎは、カープも充実しているし、
菊地・田中・秋山・堂林・上本ら30代が、
一軍レギュラーや一軍半で沢山いるところに、
30歳以上の選手は、余程でないと必要ない。
〇投手はそもそも、
現状のメンバーが強いところで、
ドラフトで補強したので、
左の中継ぎ以外は不要。
若手の有望株も、
別に要らない。
本田を挙げる人もいるが、いくら来季24歳といえど、
中継ぎで一軍通算5点台では期待できない。
捕手もプロテクト漏れが
沢山出てくるだろうが、
カープも捕手陣は豊富でいらない。
〇内野手は大城・山足や他の野手なら、
廣岡・内藤・福田が上、
外野手も佐野・渡辺なら、
来田の将来に掛けた方が良い。
・・正直いって、その他の選手を
指名するくらいなら、
人的補償でなく金銭補償を選択するのもあり。
というのが、7200万円手に入るので、
西川の旧年俸が1億2000万円だから、
約2億円が手元に残る計算になる。
その場合、巨人をノーテンダーになった 中田翔をその予算で獲得してはどうだろうか?
まず、前回の内容を更新したので先に、前回をご覧いただきたい。
「西川FAの人的補償はこれだ!(前編)
~オリックスのプロテクト28名を考える」
26名までプロテクトを再度更新し、アップしている。
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-11-23
プロテクトは残り2名。
そこから漏れる確率のある、ボーダーの選手が、 そのまま人的補償の候補となる。
そのボーダーにある選手を挙げてみる。
〇山田修(来季33歳・中継ぎ左投手・旧年俸3600万)
・カープ・オリックスのファン内外とも、今年の成績を見るだけなら、
「この選手がプロテクト入りしないのは、あり得ない」と思うのだろうが、
実は30代半ばに差し掛かるが、通算防御率は中継ぎが大半なのに4点台と悪い。
実際に、防御率30登板以上で2点台は今季を含め、
過去2回だけしかないのだ。
あとの他の年は、すべて防御率3点台後半より悪い。
これで30代中継ぎに差し掛かりそうな選手と いうことを考えれば、プロテクトから 外れる可能性もあると思う。
・広島は一軍は防御率3点台前半、二軍も防御率3点台中盤、
その上で、今年のドラフトで、投手をかなり補強したので、
将来的な不安はなくなった。
よって欲しいのは、現状のメンバーが投手陣で最も弱い、 中継ぎ左腕のみ。
・もし山田修が取れるようなら、
ターリーを解雇(ターリーは旧年俸1.4億の高さがネック)しても
大丈夫だろう。
→投手で取るなら、この選手だけと言っていい。
実際に即戦力投手のメリットは大きい。
ただ、やはり今年の30登板越えで防御率1点台前半の成績は大きく、 プロテクト入りの可能性は高いのがネック。
〇来田(来季22歳・左打ち外野手・旧年俸800万)
・打席数300近くでOPS700代前半なので、
二軍で順調にレギュラーを担っている。
来年あたりで、二軍卒業で一軍に顔出し、
再来年辺りで本格的に一軍レギュラーも見込める。
これで来季22歳の若さは魅力である。
→客観的に見て、似たような存在の池田陵より
商品価値が1枚落ちるだけに、
プロテクト入りは 確実にボーダーラインだろう
将来のレギュラー候補になれる存在で、
一軍で本格化するのは2年待つことが、
前提になるのが、
20代後半~30代前半に 主力が多い外野陣なら、それでも大丈夫
〇廣岡(来季27歳・右打ち内野手・旧年俸1700万)
・一軍半レベルの選手で、内外野をどこでも守れる。 カープ最弱となっている、二・三塁にはピッタリ。
・二遊間が中心だが、一軍では通算OPS500台、
二軍ではOPS750と卒業レベルにある、一軍半レベルなのは明確。
・20代後半にこれから差し掛かる選手だけに、
これより下の世代では、このゾーンに一軍及び 一軍半のゾーンに小園しかいない カープにはうってつけの人物だろう。
→カープの内野が弱いチーム事情にはマッチする上、プロテクトのボーダーに位置する選手だと思うが、 年齢的に見て、レギュラー取れるかどうかがポイントだと思う。
<結論>
〇候補を3人挙げたが、他にも前回上げたプロテクト予想26名で漏れてくるかもしれない選手が2名いる。
〇それは、成績で判断しなかった、若手の内藤と、中堅後期の福田だろう。内藤は、若すぎて実績がないこと、福田は最近は外野出場が増えており、そこに西川の加入で行き所がなくなる可能性があることが、その理由である。
現実的には内藤・福田、 そして山田が漏れてくるようならば、 この2人を優先的に指名。
予想通り、内藤・福田・山田がプロテクト入りするようなら、
廣岡・来田のプロテクトを漏れた方だと思う。
よって、最終結論は以下。
<本命>:来田・廣岡
<対抗>:山田
<注意>:内藤・福田
<穴>:残りのプロテクト漏れ組
<大穴>:その他の選手or人的補償をやめて金銭補償
としておこう。
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その他の選手についても触れておく
(また大穴で「金銭補償」にしたこともアップ)。
〇ベテランや30代以上の投手の平野・比嘉、
野手のT-岡田・安達、西野・小田はありえない。
右の中継ぎは、カープも充実しているし、
菊地・田中・秋山・堂林・上本ら30代が、
一軍レギュラーや一軍半で沢山いるところに、
30歳以上の選手は、余程でないと必要ない。
〇投手はそもそも、
現状のメンバーが強いところで、
ドラフトで補強したので、
左の中継ぎ以外は不要。
若手の有望株も、
別に要らない。
本田を挙げる人もいるが、いくら来季24歳といえど、
中継ぎで一軍通算5点台では期待できない。
捕手もプロテクト漏れが
沢山出てくるだろうが、
カープも捕手陣は豊富でいらない。
〇内野手は大城・山足や他の野手なら、
廣岡・内藤・福田が上、
外野手も佐野・渡辺なら、
来田の将来に掛けた方が良い。
・・正直いって、その他の選手を
指名するくらいなら、
人的補償でなく金銭補償を選択するのもあり。
というのが、7200万円手に入るので、
西川の旧年俸が1億2000万円だから、
約2億円が手元に残る計算になる。
その場合、巨人をノーテンダーになった 中田翔をその予算で獲得してはどうだろうか?
西川FAの人的補償はこれだ!(前編)~オリックスのプロテクト28名を考える [広島カープ]
西川FA退団及びオリックスへの移籍が確定的となっているが、
さっそくその人的補償を2話に渡り、考える。
今回は前編である。
〇まずはFA制度及び今回の西川のFA移籍についてまとめ
・FAは前年の年俸が
Aランク(日本人選手で1~3位)、Bランク(4~10位)、Cランク(11位以下)で、
分類される。
→今回の西川はBランク(旧年俸1.2億)。
・Bランクの選手の場合、
金銭補償は旧年俸の0.6倍、人的補償の同の0.4倍+プロテクト漏れ1名を人的補償できる。
→金銭補償だと7200万円、人的補償だと4800万円+人的補償1人。
2400万円差なら、3連覇したオリックスの選手を人的補償で1人獲得の方がどうみてもお得。
〇プロテクトにも入らず、獲得も不可能な選手
・山崎福(FA権行使)
・外人選手(対象外)
・解雇選手やトレード選手(近藤など)
・この秋のドラフト指名選手
→これ以外からオリックスの選手は28名プロテクトできる。
以下は、最初からこのメンバーは除外して話を進める。
〇プロテクト入り本命
(ここから先に上げる年齢は学年年齢をベースにする)
・近年は高齢の選手はプロテクト漏れしやすいので、
投高打低の球界事情と、広島も若手の投手が多いので、
来季32歳以上、野手は34歳以上の選手は除き、 野手で打撃数12傑、投手で先発中心で投球回数6傑、 中継ぎ抑えで登板回数6傑に入った日本人選手
→(投手)山本由・宮城・山下・山岡・田島・東・山崎・宇田川・阿部・小木田
(野手)中川・紅林・宗・森・頓宮・杉本・茶野・野口・宜保・若月
※山本由はポスティングによるメジャー挑戦を表明しているが、プロテクトしておかないと、カープが人的補償で獲得した場合は、カープにその移籍金を横取りされるので、確実に入れる必要がある。
※本来は阿部は来季32歳だが、今年の成績は抜群なので、ここに入れる。
※当初外していた若月は、やはりここに入れる(捕手の豊富なカープが獲得する見込みはないと思ったが、レギュラー級の捕手がカープに入れば、坂倉と2頭体制ができることは大きく、会澤は晩年だし、磯村・石原はトレードに出せる。)
以上の20名はまず間違いなくプロテクト入りする。
もし残っていたら、間違いなく指名して良いだろう。
〇プロテクト入り対抗(今年の一軍で実績のある組)
・年齢は同じ条件で、
投手は先発中心で投球回数7傑~10傑で、QS(6回3失点の確率が)50%以上、
中継ぎ抑えは、登板回数7傑~10傑で、WHIH(1回あたりの1出塁を許した確率)1.40以内の投手
野手は一軍打撃数13傑~20傑で、
OPS800以上か盗塁数がある程度あり、700以上の選手。
→(投手)なし
→(野手)太田
太田も本命レベルの次くらいにない。
〇同(若手~中堅の有望組)
・投手は二軍成績が来季25歳以下の投手で、
先発中心で防御率2.5点台以下(一軍実績があればその分緩和)、
中継ぎ抑えで1.5点台以下、
打者でOPS800以上か、
もしくは700以上で盗塁が多い選手
来季23歳以下で、
先発中心で防御率3.0点以下(一軍実績があればその分緩和)、
中継ぎ抑えで2点台以下、
野手でOPS750以上か、
もしくは650以上で盗塁が多い選手
→(投手)曽谷・斎藤
(野手)池田
この3人もまた同じ。
〇同(数字にはない期待の若手・実績のベテラン組)
→どちらから1名ずつ出してみる。
カープも含め、球界全体が投高打低のチーム事情から、
野手を優先してプロテクトすると思う。
・昨年のドラフト2位の内藤は、さすがに今後のドラフト戦略にも影響してくることから、プロテクト入りさせるものと思われる。
・ベテランは近年の躍進の立役者だが、
今年は成績が悪かった福田を予想する。
・・以上で、26名となる。
対抗のメンバーも、プロテクト漏れしていれば、
指名して良いメンバーである。
ボーダーまで、あと2名。 このラインに入るギリギリの 4~5名が候補と予想する。
次回、本格的に名前を挙げて予想する。
さっそくその人的補償を2話に渡り、考える。
今回は前編である。
〇まずはFA制度及び今回の西川のFA移籍についてまとめ
・FAは前年の年俸が
Aランク(日本人選手で1~3位)、Bランク(4~10位)、Cランク(11位以下)で、
分類される。
→今回の西川はBランク(旧年俸1.2億)。
・Bランクの選手の場合、
金銭補償は旧年俸の0.6倍、人的補償の同の0.4倍+プロテクト漏れ1名を人的補償できる。
→金銭補償だと7200万円、人的補償だと4800万円+人的補償1人。
2400万円差なら、3連覇したオリックスの選手を人的補償で1人獲得の方がどうみてもお得。
〇プロテクトにも入らず、獲得も不可能な選手
・山崎福(FA権行使)
・外人選手(対象外)
・解雇選手やトレード選手(近藤など)
・この秋のドラフト指名選手
→これ以外からオリックスの選手は28名プロテクトできる。
以下は、最初からこのメンバーは除外して話を進める。
〇プロテクト入り本命
(ここから先に上げる年齢は学年年齢をベースにする)
・近年は高齢の選手はプロテクト漏れしやすいので、
投高打低の球界事情と、広島も若手の投手が多いので、
来季32歳以上、野手は34歳以上の選手は除き、 野手で打撃数12傑、投手で先発中心で投球回数6傑、 中継ぎ抑えで登板回数6傑に入った日本人選手
→(投手)山本由・宮城・山下・山岡・田島・東・山崎・宇田川・阿部・小木田
(野手)中川・紅林・宗・森・頓宮・杉本・茶野・野口・宜保・若月
※山本由はポスティングによるメジャー挑戦を表明しているが、プロテクトしておかないと、カープが人的補償で獲得した場合は、カープにその移籍金を横取りされるので、確実に入れる必要がある。
※本来は阿部は来季32歳だが、今年の成績は抜群なので、ここに入れる。
※当初外していた若月は、やはりここに入れる(捕手の豊富なカープが獲得する見込みはないと思ったが、レギュラー級の捕手がカープに入れば、坂倉と2頭体制ができることは大きく、会澤は晩年だし、磯村・石原はトレードに出せる。)
以上の20名はまず間違いなくプロテクト入りする。
もし残っていたら、間違いなく指名して良いだろう。
〇プロテクト入り対抗(今年の一軍で実績のある組)
・年齢は同じ条件で、
投手は先発中心で投球回数7傑~10傑で、QS(6回3失点の確率が)50%以上、
中継ぎ抑えは、登板回数7傑~10傑で、WHIH(1回あたりの1出塁を許した確率)1.40以内の投手
野手は一軍打撃数13傑~20傑で、
OPS800以上か盗塁数がある程度あり、700以上の選手。
→(投手)なし
→(野手)太田
太田も本命レベルの次くらいにない。
〇同(若手~中堅の有望組)
・投手は二軍成績が来季25歳以下の投手で、
先発中心で防御率2.5点台以下(一軍実績があればその分緩和)、
中継ぎ抑えで1.5点台以下、
打者でOPS800以上か、
もしくは700以上で盗塁が多い選手
来季23歳以下で、
先発中心で防御率3.0点以下(一軍実績があればその分緩和)、
中継ぎ抑えで2点台以下、
野手でOPS750以上か、
もしくは650以上で盗塁が多い選手
→(投手)曽谷・斎藤
(野手)池田
この3人もまた同じ。
〇同(数字にはない期待の若手・実績のベテラン組)
→どちらから1名ずつ出してみる。
カープも含め、球界全体が投高打低のチーム事情から、
野手を優先してプロテクトすると思う。
・昨年のドラフト2位の内藤は、さすがに今後のドラフト戦略にも影響してくることから、プロテクト入りさせるものと思われる。
・ベテランは近年の躍進の立役者だが、
今年は成績が悪かった福田を予想する。
・・以上で、26名となる。
対抗のメンバーも、プロテクト漏れしていれば、
指名して良いメンバーである。
ボーダーまで、あと2名。 このラインに入るギリギリの 4~5名が候補と予想する。
次回、本格的に名前を挙げて予想する。
これが、カープの来季へ向けた編成の大丈夫な点&課題だ! [広島カープ]
西川がFA退団、そしてドラフトや
2次解雇、そして外人退団と
入れ替わりの新外人獲得などが
あったため、
一度ここで整理する。
〇以下は<>は守備ボジションのジャンル。①陣容・②現状・③今後の予想・④(ドラフトをはじめ)今オフの補強の予想をまとめている。
〇選手名の横は来期の学年年齢
〇選手名の横に☆があるのが、今季のドラフトで指名された選手。★はドラフト以外で新規で加入した選手
〇同じく「✕」は、今季整理対象になる可能性のある外人選手
①陣容
〇野手は、
【一軍】は一軍レギュラー選手、
【一軍半】は一軍レギュラー選手のライバルや控え選手など、
【二軍】は二軍中心の選手、
【三軍】は二軍中心だがまだ育成段階にある24歳以下の選手、
【育成枠】は育成枠選手。
<捕手>
【一軍】坂倉(26)
【一軍半】磯村(32)
【二軍】石原貴(27)会澤(36)
【三軍】持丸(23)高木(21)清水(20)
【育成枠】なし
<二遊間>
【一軍】小園(24)
【一軍半】上本(34) 菊池(35)
【二軍】羽月(24) 矢野(26) 曽根(29)
【三軍】韮崎(23)二俣(22)
【育成枠】前川(21)
<三塁・一塁>(左寄りが三塁手)
【一軍】レイノルズ(33)★ シャイナー(29)★
【一軍半】 田中(35)
【二軍】 (なし) 松山(39)
【三軍】 林(24)内田(20) 仲田(19)☆
【育成枠】佐藤(23)☆
<外野>
【一軍】秋山(36)末包(28)堂林(33)
【一軍半】野間(32)中村奨(25)? 大盛(28) 新外人?(?)
【二軍】宇草(27) 中村健(27) 田村(21)
【三軍】久保(24) 中村貴(24)
【育成枠】名原(24)
〇投手
【一軍上位】は、先発ならエース&抑えならクローザー級、
【一軍上位】は、同・ローテ上位投手&同・セットアッパー級
【一軍半上位】は、同・ローテ3~4番手投手&同・勝ち試合が中心の中継ぎ
【一軍半下位】は、同・ローテ5番手以下&同・負け試合が中心の中継ぎ
【二軍上位】は、二軍中心でその中で上位の先発・中継ぎ
【二軍下位】は、同じくその中で下位の先発・中継ぎ
【三軍上位】は、二軍中心だが、まだ育成段階にある24歳以下の選手で上位の先発・中継ぎ
【三軍下位は】は同じくその中で下位の先発・中継ぎ
【育成枠】は育成枠選手。
<右先発>
【一軍上位】森下(27)
【同下位】九里(33)
【一軍半上位】大瀬良(33)
【同下位】遠藤(25)野村(35)コルニエル(28)小林(22)
【二軍上位】なし
【同下位】なし
【三軍上位】常廣(23)☆
【同下位】斉藤(20)
【育成枠】なし
<左先発>
【一軍上位】床田(30)
【同下位】なし
【一軍半上位】なし
【同下位】森(27)玉村(23)
【二軍上位】なし
【同下位】なし
【三軍上位】高(23)☆ 滝田(23)☆
【同下位】なし
【育成枠】なし
<右・中継ぎ抑え>
【一軍上位】島内(28)栗林(28)
【同下位】矢崎(30)大道(26)中崎(31)
【一軍半上位】ケムナ(29)
【同下位】アンダーソン(31)✕ 中村祐(29) アドゥア(26)
【二軍上位】松本竜(25)益田(26)河野(23)
【同下位】 なし
【三軍上位】 赤塚(23)☆
【同下位】なし
【育成枠】坂田(25)藤井黎(25)岡田(31)杉田(23)☆
<左中継ぎ>
【一軍上位】なし
【同下位】ターリー(34)
【一軍半上位】なし
【同下位】 森浦(26)黒原(25)
【二軍上位】戸根(32)
【同下位】長谷部(26) 塹江(28) 高橋昴(26)
【三軍上位】なし
【同下位】なし
【育成枠】 新家(21) 辻(20)杉原(19)☆
②現状
野手から順番に述べていくと、
捕手は問題ない。
そして、内野は問題だらけで、
菊地・田中の衰退も始まり、 小園以外の若手も伸び悩んでいる。
一三塁は外人は入れ替わり
(デビットソンは残留論も多かったが、
三塁手のOPSの最低ライン700を割ったことや、
9月以降の低迷を見れば、解雇は当然)、
レイノルズが三塁、シャイナーが一塁で、 それぞれ4~5番を打つ事が期待される。
契約年俸も2人とも高いことをみると、
まず間違いないだろう。
外野は西川がFA退団したが、
末包の成長が大きく、堂林が外野に復帰すれば、 これと秋山でレギュラーは充分。
問題はこの後で、一軍半は野間と
二軍で好成績の大盛がいるが、
中村奨がスキャンダルを連発し、 さすがにトレードか現役ドラフトで放出と いうことになるだろう。
さらに、そうなると全体でも10人程度と、
若手の田村の成長など、うれしいニュースもあるのだが、
質的なことより、数の不足の方が気になる。
ここで、来期の打順をまとめておくと、秋山が小園と1~2番、堂林が3番、新外人2人が4~5番、末包が坂倉と6番~7番、8番が菊池や上本の他、新旧交代で若手の台頭が見込めるかどうか?
新外人が機能すれば、主力は勝負になりそうだが、果たしてどうなるか?
投手は今年のドラフト補強により、 大きな弱点がなくなった。
右も左も先発は充実しており、
森下・床田・九里・大瀬良の4枚ローテに、
新人の常廣と二軍卒業クラスの小林も加わり、
既存の若手の森・玉村・遠藤・コルニエルと多士済々。
中継ぎも栗林・島内の他、
中崎が残留し、矢崎・大道・ケムナと
右中継ぎの主力は他球団に負けることはなく、
若手も河野・アドゥア・松本竜・益田に期待がかかる。
新人で巨体の赤塚も面白そうだ。
左は今年は活躍したのはターリーのみだったが、
来季は森浦の復活が見込め、
中継ぎ転向が予想される黒原・高橋昴、
中堅の戸根などもいる。
なお、右中継ぎは余っているので、
アンダーソンは解雇して構わないと思う
(外人枠は野手強化に充てるべき)。
また、中村祐はトレードか現役ドラフト候補として考えたい。 塹江も可能性がありそうだ。
③今後の予想
捕手は坂倉を中心に体制が出来ているので問題ない。
坂倉がFA権を獲得する3年後には、若手も出てきそうだ。
投手も上記で説明した通り、
外人を解雇したり、現役ドラフトに中村祐や塹江を
出せる余裕があるのだから、
問題ないし、今年のドラフト補強で
3年後も問題なくなった。
それだけに課題は内野と外野。
20代で来季の一軍レギュラー見込めるのが、 小園と末包だけ。
また、一軍半も20代中盤までは スキャンダル起こしている中村奨だけ。
状況は深刻だ。
④今オフの残りの補強
まず、内野は二塁と三塁手で、20代後半で、 一軍半くらいを見込める選手を獲得したい。
菊地・田中の衰退や近年の外人の不作率が高いので、
その予備である。
西川の人的補償・トレード・現役ドラフトで、 上手く補強を図りたい。
次に、外野の補強兼増員を考えたい。
中村奨を放出するなら、
一軍半で誰か1人欲しい所。
お勧めは、20代中盤くらいの安い外人を 1人取るといいだろう。
また、上記の内野手の補充で、内野が過剰になるようなら、 誰か転向させる手もある。
実際に俊足の羽月と長打のある林は、
それを生かすため、守備負担の多い内野より、
外野に行く手はある。
あとの将来的なことは、 来期のドラフトにかけよう。
幸い、来年は大学生野手は豊作なので、
そこで一気に補強を図りたい。
2次解雇、そして外人退団と
入れ替わりの新外人獲得などが
あったため、
一度ここで整理する。
〇以下は<>は守備ボジションのジャンル。①陣容・②現状・③今後の予想・④(ドラフトをはじめ)今オフの補強の予想をまとめている。
〇選手名の横は来期の学年年齢
〇選手名の横に☆があるのが、今季のドラフトで指名された選手。★はドラフト以外で新規で加入した選手
〇同じく「✕」は、今季整理対象になる可能性のある外人選手
①陣容
〇野手は、
【一軍】は一軍レギュラー選手、
【一軍半】は一軍レギュラー選手のライバルや控え選手など、
【二軍】は二軍中心の選手、
【三軍】は二軍中心だがまだ育成段階にある24歳以下の選手、
【育成枠】は育成枠選手。
<捕手>
【一軍】坂倉(26)
【一軍半】磯村(32)
【二軍】石原貴(27)会澤(36)
【三軍】持丸(23)高木(21)清水(20)
【育成枠】なし
<二遊間>
【一軍】小園(24)
【一軍半】上本(34) 菊池(35)
【二軍】羽月(24) 矢野(26) 曽根(29)
【三軍】韮崎(23)二俣(22)
【育成枠】前川(21)
<三塁・一塁>(左寄りが三塁手)
【一軍】レイノルズ(33)★ シャイナー(29)★
【一軍半】 田中(35)
【二軍】 (なし) 松山(39)
【三軍】 林(24)内田(20) 仲田(19)☆
【育成枠】佐藤(23)☆
<外野>
【一軍】秋山(36)末包(28)堂林(33)
【一軍半】野間(32)中村奨(25)? 大盛(28) 新外人?(?)
【二軍】宇草(27) 中村健(27) 田村(21)
【三軍】久保(24) 中村貴(24)
【育成枠】名原(24)
〇投手
【一軍上位】は、先発ならエース&抑えならクローザー級、
【一軍上位】は、同・ローテ上位投手&同・セットアッパー級
【一軍半上位】は、同・ローテ3~4番手投手&同・勝ち試合が中心の中継ぎ
【一軍半下位】は、同・ローテ5番手以下&同・負け試合が中心の中継ぎ
【二軍上位】は、二軍中心でその中で上位の先発・中継ぎ
【二軍下位】は、同じくその中で下位の先発・中継ぎ
【三軍上位】は、二軍中心だが、まだ育成段階にある24歳以下の選手で上位の先発・中継ぎ
【三軍下位は】は同じくその中で下位の先発・中継ぎ
【育成枠】は育成枠選手。
<右先発>
【一軍上位】森下(27)
【同下位】九里(33)
【一軍半上位】大瀬良(33)
【同下位】遠藤(25)野村(35)コルニエル(28)小林(22)
【二軍上位】なし
【同下位】なし
【三軍上位】常廣(23)☆
【同下位】斉藤(20)
【育成枠】なし
<左先発>
【一軍上位】床田(30)
【同下位】なし
【一軍半上位】なし
【同下位】森(27)玉村(23)
【二軍上位】なし
【同下位】なし
【三軍上位】高(23)☆ 滝田(23)☆
【同下位】なし
【育成枠】なし
<右・中継ぎ抑え>
【一軍上位】島内(28)栗林(28)
【同下位】矢崎(30)大道(26)中崎(31)
【一軍半上位】ケムナ(29)
【同下位】アンダーソン(31)✕ 中村祐(29) アドゥア(26)
【二軍上位】松本竜(25)益田(26)河野(23)
【同下位】 なし
【三軍上位】 赤塚(23)☆
【同下位】なし
【育成枠】坂田(25)藤井黎(25)岡田(31)杉田(23)☆
<左中継ぎ>
【一軍上位】なし
【同下位】ターリー(34)
【一軍半上位】なし
【同下位】 森浦(26)黒原(25)
【二軍上位】戸根(32)
【同下位】長谷部(26) 塹江(28) 高橋昴(26)
【三軍上位】なし
【同下位】なし
【育成枠】 新家(21) 辻(20)杉原(19)☆
②現状
野手から順番に述べていくと、
捕手は問題ない。
そして、内野は問題だらけで、
菊地・田中の衰退も始まり、 小園以外の若手も伸び悩んでいる。
一三塁は外人は入れ替わり
(デビットソンは残留論も多かったが、
三塁手のOPSの最低ライン700を割ったことや、
9月以降の低迷を見れば、解雇は当然)、
レイノルズが三塁、シャイナーが一塁で、 それぞれ4~5番を打つ事が期待される。
契約年俸も2人とも高いことをみると、
まず間違いないだろう。
外野は西川がFA退団したが、
末包の成長が大きく、堂林が外野に復帰すれば、 これと秋山でレギュラーは充分。
問題はこの後で、一軍半は野間と
二軍で好成績の大盛がいるが、
中村奨がスキャンダルを連発し、 さすがにトレードか現役ドラフトで放出と いうことになるだろう。
さらに、そうなると全体でも10人程度と、
若手の田村の成長など、うれしいニュースもあるのだが、
質的なことより、数の不足の方が気になる。
ここで、来期の打順をまとめておくと、秋山が小園と1~2番、堂林が3番、新外人2人が4~5番、末包が坂倉と6番~7番、8番が菊池や上本の他、新旧交代で若手の台頭が見込めるかどうか?
新外人が機能すれば、主力は勝負になりそうだが、果たしてどうなるか?
投手は今年のドラフト補強により、 大きな弱点がなくなった。
右も左も先発は充実しており、
森下・床田・九里・大瀬良の4枚ローテに、
新人の常廣と二軍卒業クラスの小林も加わり、
既存の若手の森・玉村・遠藤・コルニエルと多士済々。
中継ぎも栗林・島内の他、
中崎が残留し、矢崎・大道・ケムナと
右中継ぎの主力は他球団に負けることはなく、
若手も河野・アドゥア・松本竜・益田に期待がかかる。
新人で巨体の赤塚も面白そうだ。
左は今年は活躍したのはターリーのみだったが、
来季は森浦の復活が見込め、
中継ぎ転向が予想される黒原・高橋昴、
中堅の戸根などもいる。
なお、右中継ぎは余っているので、
アンダーソンは解雇して構わないと思う
(外人枠は野手強化に充てるべき)。
また、中村祐はトレードか現役ドラフト候補として考えたい。 塹江も可能性がありそうだ。
③今後の予想
捕手は坂倉を中心に体制が出来ているので問題ない。
坂倉がFA権を獲得する3年後には、若手も出てきそうだ。
投手も上記で説明した通り、
外人を解雇したり、現役ドラフトに中村祐や塹江を
出せる余裕があるのだから、
問題ないし、今年のドラフト補強で
3年後も問題なくなった。
それだけに課題は内野と外野。
20代で来季の一軍レギュラー見込めるのが、 小園と末包だけ。
また、一軍半も20代中盤までは スキャンダル起こしている中村奨だけ。
状況は深刻だ。
④今オフの残りの補強
まず、内野は二塁と三塁手で、20代後半で、 一軍半くらいを見込める選手を獲得したい。
菊地・田中の衰退や近年の外人の不作率が高いので、
その予備である。
西川の人的補償・トレード・現役ドラフトで、 上手く補強を図りたい。
次に、外野の補強兼増員を考えたい。
中村奨を放出するなら、
一軍半で誰か1人欲しい所。
お勧めは、20代中盤くらいの安い外人を 1人取るといいだろう。
また、上記の内野手の補充で、内野が過剰になるようなら、 誰か転向させる手もある。
実際に俊足の羽月と長打のある林は、
それを生かすため、守備負担の多い内野より、
外野に行く手はある。
あとの将来的なことは、 来期のドラフトにかけよう。
幸い、来年は大学生野手は豊作なので、
そこで一気に補強を図りたい。
2021・2022年ドラフト入団選手の結果解析~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す② [ドラフト会議]
12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
まずはその第一弾として、
昨年の2022年、一昨年の2021年の
ドラフトで入団した選手が
残した結果を、ポイント制にして
表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、ここからは球界でも有数の選手となる。
16~18p=「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、メジャー挑戦するなら、このクラスの成績なら違和感ない。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。メジャー挑戦は、もちろん文句なし。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2022年》
【阪神】2p
<予備軍>森下(大社野・1年目・1位・A)2p
【広島】0p
なし
【横浜】0p
なし
【巨人】4p
<予備軍>門脇(大社野・1年目・4位・A)2p
<予備軍>船迫(25投・1年目・5位・A)2p
【ヤクルト】0p
なし
【中日】2p
<予備軍>福永(25野・1年目・5位・A)2p
【オリックス】2p
<予備軍>茶野(大社野・1年目・育成枠・A)2p
※独立リーグ出身だが、大卒入団1年目で指名されたので、大社扱いにする。
【ロッテ】2p
<予備軍>友杉(大社野・1年目・2位・A)2p
【ソフトバンク】2p
<予備軍>大津(25投・1年目・2位・A)2p
【楽天】8p
<準成功>渡辺翔(大社投・1年目・3位・A)4p
<予備軍>荘司(大社投・1年目・1位・A)2p
<予備軍>伊藤茉(大社投・1年目・4位・A)2p
【西武】2p
<予備軍>青山(大社投・1年目・4位・A)2p
【日ハム】2p
<予備軍>奈良間(大社野・1年目・5位・A)2p
《2021年》
【阪神】2p
<予備軍>桐敷(大社投・2年目・3位・A)2p
【広島】2p
<予備軍>松本竜(大社投・2年目・5位・A)2p
【横浜】0p
なし
【巨人】17p
<成功選手>大勢(大社投・2年目・1位・A)9p
<準成功>赤星(大社投・2年目・3位・A)4p
<準成功>菊池大(大社投・2年目・育成枠・A)4p
【ヤクルト】0p
なし
【中日】0p
なし
【オリックス】4p
<予備軍>野口(大社野・2年目・2位・A)2p
<予備軍>小木田(大社投・2年目・7位・A)2p
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】0p
なし
【楽天】0p
なし
【西武】8p
<準成功>隅田(大社投・2年目・1位・A)4p
<予備軍>佐藤(大社投・2年目・2位・A)2p
<予備軍>古賀(大社野・2年目・3位・A)2p
【日ハム】6p
<準成功>北山(大社投・2年目・8位・A)4p
<予備軍>上川畑(25野・2年目・9位・A)2p
まず、大前提として、あくまでもまだ入団して1~2年目の結果であり、 まだ全く結果を気にするレベルにないということを、 事前に申し上げておく(だから2年分纏めてやったのだ)。
例えば2年連続0pに終わった、横浜・ヤクルトも、
何ら問題ない。
特にポイントは、大社や高卒組が将来ブレイクすれば、
この程度の差は楽勝でひっくり返せるので、
全く軽視しても構わない。
もし気にするなら、 予備軍以上のポイントを挙げた選手の数の方だろう。 それは、将来ブレイクに期待するにしても、 結果を出した選手の数が少ないと難しいし、 逆に多ければ、それだけ将来に期待できるからだ
(もっとも、それすらまだ気にする段階にはないのだが。)
ただ、2022年はともかく、
2021年は、元から不作と言われており、 その気配は感じる。
例えば、まだ2年目とはいえ、成功選手が
大勢のみというのは、少ない。
特に25投と25野は、早期に結果を出す必要があるが、
上川畑だけが予備軍に入ったのみ、
という成果に終わったのも、
大いに不安である。
12球団別では、ポイントも人数も大勢・赤星・菊池大を輩出した、 巨人が断トツであり、
これは評価せざるを得ない。
あとはパリーグのチームが好調である。
隅田をはじめ予備軍以上を4人出した西武も将来有望である。
北山らを輩出した日ハム、渡辺翔らを輩出した楽天、同じく予備軍3名のオリックスも
順調に滑り出した。
いずれにしろ、この時点での評価は
気にすることは全然ないので、
ここに名前が挙がっている選手も、
そうでない選手も将来に向けて頑張って欲しい。
まずはその第一弾として、
昨年の2022年、一昨年の2021年の
ドラフトで入団した選手が
残した結果を、ポイント制にして
表してみます。
具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」
簡単に述べると
・選手の年齢は学年年齢で統一。
・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。
・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。
・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。
・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)
・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。
1~3p=「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、ここからは球界でも有数の選手となる。
16~18p=「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、メジャー挑戦するなら、このクラスの成績なら違和感ない。
19p~=「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。メジャー挑戦は、もちろん文句なし。
カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。
《2022年》
【阪神】2p
<予備軍>森下(大社野・1年目・1位・A)2p
【広島】0p
なし
【横浜】0p
なし
【巨人】4p
<予備軍>門脇(大社野・1年目・4位・A)2p
<予備軍>船迫(25投・1年目・5位・A)2p
【ヤクルト】0p
なし
【中日】2p
<予備軍>福永(25野・1年目・5位・A)2p
【オリックス】2p
<予備軍>茶野(大社野・1年目・育成枠・A)2p
※独立リーグ出身だが、大卒入団1年目で指名されたので、大社扱いにする。
【ロッテ】2p
<予備軍>友杉(大社野・1年目・2位・A)2p
【ソフトバンク】2p
<予備軍>大津(25投・1年目・2位・A)2p
【楽天】8p
<準成功>渡辺翔(大社投・1年目・3位・A)4p
<予備軍>荘司(大社投・1年目・1位・A)2p
<予備軍>伊藤茉(大社投・1年目・4位・A)2p
【西武】2p
<予備軍>青山(大社投・1年目・4位・A)2p
【日ハム】2p
<予備軍>奈良間(大社野・1年目・5位・A)2p
《2021年》
【阪神】2p
<予備軍>桐敷(大社投・2年目・3位・A)2p
【広島】2p
<予備軍>松本竜(大社投・2年目・5位・A)2p
【横浜】0p
なし
【巨人】17p
<成功選手>大勢(大社投・2年目・1位・A)9p
<準成功>赤星(大社投・2年目・3位・A)4p
<準成功>菊池大(大社投・2年目・育成枠・A)4p
【ヤクルト】0p
なし
【中日】0p
なし
【オリックス】4p
<予備軍>野口(大社野・2年目・2位・A)2p
<予備軍>小木田(大社投・2年目・7位・A)2p
【ロッテ】0p
なし
【ソフトバンク】0p
なし
【楽天】0p
なし
【西武】8p
<準成功>隅田(大社投・2年目・1位・A)4p
<予備軍>佐藤(大社投・2年目・2位・A)2p
<予備軍>古賀(大社野・2年目・3位・A)2p
【日ハム】6p
<準成功>北山(大社投・2年目・8位・A)4p
<予備軍>上川畑(25野・2年目・9位・A)2p
まず、大前提として、あくまでもまだ入団して1~2年目の結果であり、 まだ全く結果を気にするレベルにないということを、 事前に申し上げておく(だから2年分纏めてやったのだ)。
例えば2年連続0pに終わった、横浜・ヤクルトも、
何ら問題ない。
特にポイントは、大社や高卒組が将来ブレイクすれば、
この程度の差は楽勝でひっくり返せるので、
全く軽視しても構わない。
もし気にするなら、 予備軍以上のポイントを挙げた選手の数の方だろう。 それは、将来ブレイクに期待するにしても、 結果を出した選手の数が少ないと難しいし、 逆に多ければ、それだけ将来に期待できるからだ
(もっとも、それすらまだ気にする段階にはないのだが。)
ただ、2022年はともかく、
2021年は、元から不作と言われており、 その気配は感じる。
例えば、まだ2年目とはいえ、成功選手が
大勢のみというのは、少ない。
特に25投と25野は、早期に結果を出す必要があるが、
上川畑だけが予備軍に入ったのみ、
という成果に終わったのも、
大いに不安である。
12球団別では、ポイントも人数も大勢・赤星・菊池大を輩出した、 巨人が断トツであり、
これは評価せざるを得ない。
あとはパリーグのチームが好調である。
隅田をはじめ予備軍以上を4人出した西武も将来有望である。
北山らを輩出した日ハム、渡辺翔らを輩出した楽天、同じく予備軍3名のオリックスも
順調に滑り出した。
いずれにしろ、この時点での評価は
気にすることは全然ないので、
ここに名前が挙がっている選手も、
そうでない選手も将来に向けて頑張って欲しい。
プロローグと評価判定方法~12球団各チームのドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す① [ドラフト会議]
プロ野球で近年の選手の残した成績から、
各12球団の「ドラフト&育成能力」の結果を 調査する企画を 始めたいと思います。
・・・と言いますのは、
ドラフト&育成はチーム強化において、
最も重要である部門でありながら、
都市伝説のような意味不明な意見や、
抽象的な論理、
「素人にはわからん」のような
いかにもプロぶったような逃げ口上、
そして明らかに古い世代の
成功や失敗の事例が、
未だに定説となっているなど、
疑問だらけです。
そこで、結果からそのことを 実証してそれらを完全に暴くと共に、 12球団の各チームの 過去・現在・未来を明らかにしていきます。
①選手をジャンル別に区分
以下の全てにおいて、
選手の年齢は学年年齢で統一して行います。
今回は選手の出身を
6つのジャンルに区分します。
・「高投」「高野」 (以上を大枠で称する時は「高卒」とする)はその名の通り、
高校卒業後そのままプロ入りした投手と野手。高卒のプロ入り1年目の年齢は19歳。
・「大社投」「大社野」 (同「大社」とする)は、
大学卒業後プロ入り、もしくは専門学校卒、 独立リーグや社会人で高卒後5年までにプロ入りした投手と野手。
プロ入り1年目は22~24歳。
・「25投」「25野」 (同は「25以上」とする)は、
大学・社会人・独立リーグ等で高卒後アマ経験6年以上の選手。 大卒社会人、高卒社会人・独立リーグ6年以上在籍などの選手が対象となります。
プロ入り1年目は25歳以上。
各球団の育成能力等を図る上で、
こういう基準が年齢・世代別に分類されるので、 既存の枠組みより公平だと思います。
②調査範囲の決定
今回の調査では上記の6ジャンル別に
以下の範囲を調査対象としてやります。
高卒(高投・高野)→入団16年目まで
大社(大社投・大社野)→同12年目まで
25以上(25投・25野)→同10年目まで
いずれも34歳前後までの成績で、
結果を図るようになっています
大半の選手の現役時代をこれで網羅できますし、
これ以降の年齢の成績は、
ドラフトや育成とは影響が薄いので、
割愛します。
③調査範囲内の各時期ケースへの区分化
さらに上記の6ジャンルの選手を
以下の4ケースにあてはめます。
ケースA(若手):高卒は入団7年目までの選手、
大社は同4年目までの選手、
25以上は同3年目までの選手
ケースB(中堅前期):高卒で入団8~10年目の選手、
大社で同5~7年目の選手、
25以上で同4~6年
ケースC(中堅後期):高卒は入団後11~13年、
大社は同8~10年、同25以上は7~9年
ケースD(ベテラン前期):高卒は入団後14~16年、
大社は同11~12年、25以上は同10年
④各ケースの採点基準
そして、その4ケースにそれぞれノルマを
設けて以下の採点基準に掛けていきます。
採点基準と致しましては、
小関順二氏の著書より「成功選手」「予備軍」、
そしてオリジナルで、その中間に「準成功」を設けます。
・「成功選手」は 設定したノルマを達成した選手。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手。
・上記の3つに当てはまらない選手は、割愛で
後述のポイントもなしになります。
(もっとも、大半の選手がそうなります(^^;))。
⑤ノルマについて
全ケースとも基本レートは、前述したA・B・C・Dのケースにおいて、
(先発投手)1勝=(中継ぎ投手)ケースA&Bは6試合登板、同C&Dは5.5試合 =(野手)13安打で設定。
※ケースC・Dである中堅後半・ベテラン前期の
中継ぎ・抑えは、勤続疲労により、
貢献の割に通算成績を落としやすい傾向にあるので、
以前より改善した。
※本塁打は、後述の今回から改善したOPSボーナスで、
フォローできるので割愛した。
セーブは試合登板数や防御率の特例で
代用できるので、換算しません。
ただし、守備負担の大きい捕手は これだと厳しいので、 全ての基準において 独自項目を設け、 実質20~25%下げて設定。 同じく守備負担がやや多い二遊間選手も、 実質10%弱下げて設定します。
そして11年・12年に
統一球を使用した関係で、
極端な投高打低になっているので、
ケースD(一部ケースCも)の選手で、 この時期に主力として 過ごしていた選手には、 投手はギリギリ達成なら、ポイントをダウン、 野手は逆にギリギリ未達なら、アップします。
⑥採点基準のポイント化
その3つの採点基準に、それぞれ
「成功選手」「準成功」 「予備軍」として、
それぞれ属するジャンルに 応じたポイント付与します
(今季から、これについては大幅に変更あり。)。
そして、「成功選手」には、 以下の⑦以降のボーナスをさらに加えます。
⑦早出世に対するボーナス
基準のペース以上の年齢及び入団年数で、 各ケースの設定ノルマをクリアした場合は、 ボーナスとして1pを進呈。 そこから達成年齢が1年早くなるたびに、 1pずつボーナスを進呈します。
さらに属するの世代のケースの ノルマより、投手は先発は14勝・中継ぎは80試合登板、 野手は150安打増えるごとに、 1pずつ ボーナスを進呈します。
早出世する選手ほど、球界を代表する
選手に確実に近づくので、この方法は
現実に沿っております。
⑧内容に対するボーナス
投手であれば、
通算防御率が ケースごとの基準から 0.4点以上良化するたびに、 1pずつ ボーナスを進呈します。
逆にある基準から悪すぎると、 そこから0.4点以上悪化するごとに、 1pずつ没収します。
野手であれば通算OPS・通算盗塁数が、
ケースごとの基準から OPSは40以上、
盗塁はそのケース別の基準ごとで アップするたびに
1pずつ ボーナスを進呈します。
具体的には・・
<投手>
通算防御率が先発の場合4.00点以下、 中継ぎ抑えでは3.20点以下で+1p
(この点も改善。以前は3.00だった)。
両方を経てきた投手は3.60点以下で+1p
(同じく改善。以前は3.50だった)。
それ以降は0.4点下がるごとに+1p。
逆に、先発の場合4.80点以上、
中継ぎ抑えで4.00以上、
両方を経てきた投手は4.40点以上の場合は、
逆に-1p。そこからは0.4点悪化するごとに、-1p。
そして、成功選手である基本のポイントを割った場合は、
準成功や予備軍にランク下げする
(準成功・予備軍も同じルールを適用)。
なお特例で、準成功・予備軍の選手でも 通算防御率が先発で3.20以上、 中継ぎ抑えでは2.40点以下、 両方を経てきた投手は2.80点以下であれば、 ランクを昇格する。
<野手>
通算OPS700以上(捕手は同550以上)で+1p。 それ以降は40アップすることに+1p
(以前より改善。前は50アップだった)。
盗塁は高卒5年目・大卒2年目・25の 1年目以降の成績で 平均盗塁数が10前後になれば+1p。 それ以降は10アップすることに+1p。 まだそれだけの年数を経ていない場合、 6~7盗塁で+1p。 それ以降は6~7アップごとに+1p。
逆にOPS620以下(捕手は同470以上)で-1p。
そこからは40P悪化するごとに-1p。
そして、成功選手であるポイントを割った場合は、
準成功や予備軍にランク下げする
(準成功・予備軍も同じルールを適用)。
なお特例で、準成功・予備軍の選手でも OPSが780以上(捕手は同630以上)であれば、 成功選手などにランク昇格(盗塁なども対象となる)。
⑨具体的な各ケースごとの基準とノルマの設定と、
付与するポイント数
〇ケースA(若手)
※前回から大幅変更
「成功選手」=6p
「準成功」=4p
「予備軍」=2p
「成功選手」ノルマ
◎投手なら →14勝or 84登板
◎捕手と二遊間以外の野手なら →180安打
◎二遊間 →165安打
◎捕手 →135安打
高卒は7年目・24歳、 大社は25歳、 25以上は26歳の時点で、 ノルマを達成した選手には +1p進呈。 そこからは達成年齢が 1年早くなるたびに+1pとする。
「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→11勝 or 66登板
◎捕手と二遊間以外の野手なら
→145安打
◎二遊間
→140安打
◎捕手
→110安打
「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には
到達しないものの
「成功選手」に近い段階で
到達ペースの選手。
ケースB(中堅前期)
※前回から大幅変更
「成功選手」=5p
「準成功」=3p
「予備軍」=1p
「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→32勝 or 192登板
◎二遊間・捕手以外の野手なら
→415安打
◎二遊間なら
→380安打
◎捕手は
→330安打
なお高卒は9年目27歳・大社28歳、 R25は29歳を基準にし、 ここまでに成功選手に 到達した選手には、+1p進呈。 そこからは1年早くなるごとに+1p増える。
「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→25勝or 150登板
◎二遊間・捕手以外の野手なら
→330安打
◎二遊間なら
→300安打
◎捕手は
→260安打
「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手
ケースC(中堅後期):高卒は入団後11~13年、
大社は8~10年、R25は7~9年
※前回から変更
「成功選手」=4p
「準成功」=3p
「予備軍」=1p
「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→50勝 or 275登板
◎捕手以外の野手なら
→630安打
◎二遊間なら
→575安打
◎捕手
→500安打
なお高卒は11年目29歳・大社30歳、 R25は31歳を基準にし、 ここまでに成功選手に到達した選手には、 +1p進呈。 そこからは1年早くなるごとに+1p進呈する。
「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→40勝 or 220登板
◎捕手以外の野手なら
→500安打
◎二遊間なら
→460安打
◎捕手は
→385安打
「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手
ケースD(ベテラン):高卒は入団後14~16年、
大社は11~13年、R25は9~11年
※前回から大幅変更
「成功選手」=3p
「準成功」=2p
「予備軍」=1p
「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→68勝or 374登板
◎捕手以外の野手なら
→835安打
◎二遊間なら
→755安打
◎捕手
→650安打
なお高卒13年目31歳・大社32歳・R25は33歳を基準にし、 ここまでに成功選手に到達した選手には、 ボーナスを進呈。さらに1年早くなる事に+1p進呈。
「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→55勝(セーブは0・5勝換算)or 299登板
◎捕手以外の野手なら
→685安打or95本塁打
◎捕手は
→520安打or70本塁打
「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための
分類のツールですが・・。
1~3p=「準成功中心」←(単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。国内FA権を行使すれば、それなりに話題となるはず。
<ここが一つの境目になる。「(大枠の意味で)大成功選手以上」となる、10p以上の選手を何人出せるかが、チーム力向上の1つのカギになる>
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。このクラスから国内FA権を行使すれば目玉と言われるはず。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、ここからは球界でも有数の選手となる。メジャー挑戦するなら、国内でこのクラスの成績を上げることが望ましい。
16~18p=「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、打者なら2000本安打なども視野に入る。メジャー挑戦するなら、このクラスの成績なら挑戦しても違和感ない。
19p~=「神成功選手」←(同)球界最高峰選手で球史に確実に残るレベル。メジャー挑戦は、もちろん文句なし。国内残留なら、200勝・2500本安打・500本塁打も視野に入る。
・・・これにより、現在19~34歳までの選手が
ほぼ査定にかかるので、
各チームのドラフト&育成の真実や現状が 一気に明かされます。
それでは、分析を始めて参ります。
各12球団の「ドラフト&育成能力」の結果を 調査する企画を 始めたいと思います。
・・・と言いますのは、
ドラフト&育成はチーム強化において、
最も重要である部門でありながら、
都市伝説のような意味不明な意見や、
抽象的な論理、
「素人にはわからん」のような
いかにもプロぶったような逃げ口上、
そして明らかに古い世代の
成功や失敗の事例が、
未だに定説となっているなど、
疑問だらけです。
そこで、結果からそのことを 実証してそれらを完全に暴くと共に、 12球団の各チームの 過去・現在・未来を明らかにしていきます。
①選手をジャンル別に区分
以下の全てにおいて、
選手の年齢は学年年齢で統一して行います。
今回は選手の出身を
6つのジャンルに区分します。
・「高投」「高野」 (以上を大枠で称する時は「高卒」とする)はその名の通り、
高校卒業後そのままプロ入りした投手と野手。高卒のプロ入り1年目の年齢は19歳。
・「大社投」「大社野」 (同「大社」とする)は、
大学卒業後プロ入り、もしくは専門学校卒、 独立リーグや社会人で高卒後5年までにプロ入りした投手と野手。
プロ入り1年目は22~24歳。
・「25投」「25野」 (同は「25以上」とする)は、
大学・社会人・独立リーグ等で高卒後アマ経験6年以上の選手。 大卒社会人、高卒社会人・独立リーグ6年以上在籍などの選手が対象となります。
プロ入り1年目は25歳以上。
各球団の育成能力等を図る上で、
こういう基準が年齢・世代別に分類されるので、 既存の枠組みより公平だと思います。
②調査範囲の決定
今回の調査では上記の6ジャンル別に
以下の範囲を調査対象としてやります。
高卒(高投・高野)→入団16年目まで
大社(大社投・大社野)→同12年目まで
25以上(25投・25野)→同10年目まで
いずれも34歳前後までの成績で、
結果を図るようになっています
大半の選手の現役時代をこれで網羅できますし、
これ以降の年齢の成績は、
ドラフトや育成とは影響が薄いので、
割愛します。
③調査範囲内の各時期ケースへの区分化
さらに上記の6ジャンルの選手を
以下の4ケースにあてはめます。
ケースA(若手):高卒は入団7年目までの選手、
大社は同4年目までの選手、
25以上は同3年目までの選手
ケースB(中堅前期):高卒で入団8~10年目の選手、
大社で同5~7年目の選手、
25以上で同4~6年
ケースC(中堅後期):高卒は入団後11~13年、
大社は同8~10年、同25以上は7~9年
ケースD(ベテラン前期):高卒は入団後14~16年、
大社は同11~12年、25以上は同10年
④各ケースの採点基準
そして、その4ケースにそれぞれノルマを
設けて以下の採点基準に掛けていきます。
採点基準と致しましては、
小関順二氏の著書より「成功選手」「予備軍」、
そしてオリジナルで、その中間に「準成功」を設けます。
・「成功選手」は 設定したノルマを達成した選手。
・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手
・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手。
・上記の3つに当てはまらない選手は、割愛で
後述のポイントもなしになります。
(もっとも、大半の選手がそうなります(^^;))。
⑤ノルマについて
全ケースとも基本レートは、前述したA・B・C・Dのケースにおいて、
(先発投手)1勝=(中継ぎ投手)ケースA&Bは6試合登板、同C&Dは5.5試合 =(野手)13安打で設定。
※ケースC・Dである中堅後半・ベテラン前期の
中継ぎ・抑えは、勤続疲労により、
貢献の割に通算成績を落としやすい傾向にあるので、
以前より改善した。
※本塁打は、後述の今回から改善したOPSボーナスで、
フォローできるので割愛した。
セーブは試合登板数や防御率の特例で
代用できるので、換算しません。
ただし、守備負担の大きい捕手は これだと厳しいので、 全ての基準において 独自項目を設け、 実質20~25%下げて設定。 同じく守備負担がやや多い二遊間選手も、 実質10%弱下げて設定します。
そして11年・12年に
統一球を使用した関係で、
極端な投高打低になっているので、
ケースD(一部ケースCも)の選手で、 この時期に主力として 過ごしていた選手には、 投手はギリギリ達成なら、ポイントをダウン、 野手は逆にギリギリ未達なら、アップします。
⑥採点基準のポイント化
その3つの採点基準に、それぞれ
「成功選手」「準成功」 「予備軍」として、
それぞれ属するジャンルに 応じたポイント付与します
(今季から、これについては大幅に変更あり。)。
そして、「成功選手」には、 以下の⑦以降のボーナスをさらに加えます。
⑦早出世に対するボーナス
基準のペース以上の年齢及び入団年数で、 各ケースの設定ノルマをクリアした場合は、 ボーナスとして1pを進呈。 そこから達成年齢が1年早くなるたびに、 1pずつボーナスを進呈します。
さらに属するの世代のケースの ノルマより、投手は先発は14勝・中継ぎは80試合登板、 野手は150安打増えるごとに、 1pずつ ボーナスを進呈します。
早出世する選手ほど、球界を代表する
選手に確実に近づくので、この方法は
現実に沿っております。
⑧内容に対するボーナス
投手であれば、
通算防御率が ケースごとの基準から 0.4点以上良化するたびに、 1pずつ ボーナスを進呈します。
逆にある基準から悪すぎると、 そこから0.4点以上悪化するごとに、 1pずつ没収します。
野手であれば通算OPS・通算盗塁数が、
ケースごとの基準から OPSは40以上、
盗塁はそのケース別の基準ごとで アップするたびに
1pずつ ボーナスを進呈します。
具体的には・・
<投手>
通算防御率が先発の場合4.00点以下、 中継ぎ抑えでは3.20点以下で+1p
(この点も改善。以前は3.00だった)。
両方を経てきた投手は3.60点以下で+1p
(同じく改善。以前は3.50だった)。
それ以降は0.4点下がるごとに+1p。
逆に、先発の場合4.80点以上、
中継ぎ抑えで4.00以上、
両方を経てきた投手は4.40点以上の場合は、
逆に-1p。そこからは0.4点悪化するごとに、-1p。
そして、成功選手である基本のポイントを割った場合は、
準成功や予備軍にランク下げする
(準成功・予備軍も同じルールを適用)。
なお特例で、準成功・予備軍の選手でも 通算防御率が先発で3.20以上、 中継ぎ抑えでは2.40点以下、 両方を経てきた投手は2.80点以下であれば、 ランクを昇格する。
<野手>
通算OPS700以上(捕手は同550以上)で+1p。 それ以降は40アップすることに+1p
(以前より改善。前は50アップだった)。
盗塁は高卒5年目・大卒2年目・25の 1年目以降の成績で 平均盗塁数が10前後になれば+1p。 それ以降は10アップすることに+1p。 まだそれだけの年数を経ていない場合、 6~7盗塁で+1p。 それ以降は6~7アップごとに+1p。
逆にOPS620以下(捕手は同470以上)で-1p。
そこからは40P悪化するごとに-1p。
そして、成功選手であるポイントを割った場合は、
準成功や予備軍にランク下げする
(準成功・予備軍も同じルールを適用)。
なお特例で、準成功・予備軍の選手でも OPSが780以上(捕手は同630以上)であれば、 成功選手などにランク昇格(盗塁なども対象となる)。
⑨具体的な各ケースごとの基準とノルマの設定と、
付与するポイント数
〇ケースA(若手)
※前回から大幅変更
「成功選手」=6p
「準成功」=4p
「予備軍」=2p
「成功選手」ノルマ
◎投手なら →14勝or 84登板
◎捕手と二遊間以外の野手なら →180安打
◎二遊間 →165安打
◎捕手 →135安打
高卒は7年目・24歳、 大社は25歳、 25以上は26歳の時点で、 ノルマを達成した選手には +1p進呈。 そこからは達成年齢が 1年早くなるたびに+1pとする。
「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→11勝 or 66登板
◎捕手と二遊間以外の野手なら
→145安打
◎二遊間
→140安打
◎捕手
→110安打
「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には
到達しないものの
「成功選手」に近い段階で
到達ペースの選手。
ケースB(中堅前期)
※前回から大幅変更
「成功選手」=5p
「準成功」=3p
「予備軍」=1p
「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→32勝 or 192登板
◎二遊間・捕手以外の野手なら
→415安打
◎二遊間なら
→380安打
◎捕手は
→330安打
なお高卒は9年目27歳・大社28歳、 R25は29歳を基準にし、 ここまでに成功選手に 到達した選手には、+1p進呈。 そこからは1年早くなるごとに+1p増える。
「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→25勝or 150登板
◎二遊間・捕手以外の野手なら
→330安打
◎二遊間なら
→300安打
◎捕手は
→260安打
「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手
ケースC(中堅後期):高卒は入団後11~13年、
大社は8~10年、R25は7~9年
※前回から変更
「成功選手」=4p
「準成功」=3p
「予備軍」=1p
「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→50勝 or 275登板
◎捕手以外の野手なら
→630安打
◎二遊間なら
→575安打
◎捕手
→500安打
なお高卒は11年目29歳・大社30歳、 R25は31歳を基準にし、 ここまでに成功選手に到達した選手には、 +1p進呈。 そこからは1年早くなるごとに+1p進呈する。
「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→40勝 or 220登板
◎捕手以外の野手なら
→500安打
◎二遊間なら
→460安打
◎捕手は
→385安打
「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手
ケースD(ベテラン):高卒は入団後14~16年、
大社は11~13年、R25は9~11年
※前回から大幅変更
「成功選手」=3p
「準成功」=2p
「予備軍」=1p
「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→68勝or 374登板
◎捕手以外の野手なら
→835安打
◎二遊間なら
→755安打
◎捕手
→650安打
なお高卒13年目31歳・大社32歳・R25は33歳を基準にし、 ここまでに成功選手に到達した選手には、 ボーナスを進呈。さらに1年早くなる事に+1p進呈。
「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→55勝(セーブは0・5勝換算)or 299登板
◎捕手以外の野手なら
→685安打or95本塁打
◎捕手は
→520安打or70本塁打
「予備軍」はノルマはないが、
「準成功選手」には到達しないものの
「成功選手」入りが近い、
もしくは将来予想される選手
これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための
分類のツールですが・・。
1~3p=「準成功中心」←(単年ベースでレギュラーだといえる選手。
4~6p=「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。
7~9p=「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。国内FA権を行使すれば、それなりに話題となるはず。
<ここが一つの境目になる。「(大枠の意味で)大成功選手以上」となる、10p以上の選手を何人出せるかが、チーム力向上の1つのカギになる>
10~12p=「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。このクラスから国内FA権を行使すれば目玉と言われるはず。
13~15p=「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、ここからは球界でも有数の選手となる。メジャー挑戦するなら、国内でこのクラスの成績を上げることが望ましい。
16~18p=「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、打者なら2000本安打なども視野に入る。メジャー挑戦するなら、このクラスの成績なら挑戦しても違和感ない。
19p~=「神成功選手」←(同)球界最高峰選手で球史に確実に残るレベル。メジャー挑戦は、もちろん文句なし。国内残留なら、200勝・2500本安打・500本塁打も視野に入る。
・・・これにより、現在19~34歳までの選手が
ほぼ査定にかかるので、
各チームのドラフト&育成の真実や現状が 一気に明かされます。
それでは、分析を始めて参ります。
この3人の他球団解雇選手は、カープが獲得可能性あるかも? [広島カープ]
さて、ドラフト会議が終了、
そして日本シリーズはまだ続いているが、
10月末を持って、ほぼ全球団の
日本人選手の解雇者は出そろった。
カープは1次解雇及び引退で、
一岡・薮田・岡田(育成枠へ降格)・三好が
退団か支配下から脱落。
そして、藤井が2次解雇で育成枠へ降格となった。
藤井については、2次解雇の予想でもあげていた。
ただ、その中では若いだけに、
支配下に残る確率が高いと思っていたが、
残念だった。
幸いなことに、育成枠降格で済むとのことで、
これなら良しだと思う。
逆に中村祐と塹江は、現役ドラフトか
トレード対象になると思う。
さて、毎年恒例だが、ここから他球団の
解雇選手の獲得可能性を考えてみたい。
確率の高い方から、◎・〇・△・★・✕
◎(他球団の解雇選手の獲得は)なし
〇 育成枠で、他球団の20代前半か中盤の内野手
△ 育成枠で、打力のある20代中盤~20代後半の外野手
★ (他球団の解雇選手の獲得は)無くて、急遽1人退団という条件付きで代わりに育成枠の新家の昇格。
✕ 同じく急遽1人退団という条件付きで、20代中盤の内野手か、外野手を支配下獲得
結論を言えば、他球団選手の獲得はない確率が高い。
というのが、上記の解雇や引退での退団者が5名で、
ドラフトで本指名で5名指名したので、
差し引きゼロだからだ。
そうなると本指名はやはり考えにくい。
現実的にありうるのは、
育成枠で20代前中盤で、 まだ見込みのありそうな選手ではないか?
特に内野は、ドラフトでも補強があまりできなかったので、 1人欲しい所。
また、外野も現役ドラフトで宇草・中村健などは、
候補になりそう。
そして、貧打のチーム事情に加え、
何より西川FA退団の可能性もある。
よって、実質は育成枠の名原と同様の 欠員補充要員を獲得しておく手はある。
まだ見込みあり&早めに 戦力になってくれそうな、打力のある 20代中盤~後半で、育成枠でも契約OKと言ってくれる選手か?
また、昨年はここから長野の無償トレードがあり、
急遽1名空いた。
上記の西川のFA退団があった場合は、
人的補償でその枠は埋まってしまうと思うが、
その他にも、無償トレードやトラブルなどで、
急に欠員が1名出るかもしれない。
ただ、その場合でも
投手はドラフトで補強したので、
ほぼ万全になっているので、
将来を見据えて、二軍で成績を上げている若手の新家が
昇格の可能性が高い。
よって、投手の獲得はないはず。
逆に野手は、そうなれば内野手・外野手は普通に1名ありそう。
しかし、内野手は同一人物だが、
外野手は20代中盤に1人有力な選手がいるので、これを取りたい。
では、具体的に名前を出してみよう。
(なお、すでに他球団が獲得・引退・育成枠降格で再契約など
先行きの決まった選手は事前にすべて外している。)
※以下の年齢は全て学年年齢
〇 タイシンガー・ブランドン大河(西武・来季26歳・内野手・旧年俸700万)
まだ来季26歳だが、一軍では通算84打席でOPS697は、三塁手がメインの選手としては、悪くなく、何より解雇はまずありえない。
しかし、とにかく怪我が多いという弱点があり、それを嫌われたのだろう。
ただ、この大卒入団3年間も、二軍でもその怪我で少ない出場試合数でも好成績。
怪我の多さに目をつむるなら、大化けも期待できる。
まだこの年齢と年俸なら、育成枠でもOKの可能性もあるので、獲得を打診したらどうだろう?
支配下なら確実に来てくれると思う。
△ 正隨 優弥(楽天・来季28歳・外野手・旧年俸700万)
ご存じだと思うが、昨年の現役ドラフトで
カープから楽天へ行った選手で、
その楽天でも二軍では好成績も、一軍で出場機会は 殆どなく、解雇になった。
解雇者も20代後半になると、育成枠で残るというのも、
他のチームでは厳しいものがあるが、同じチームならば、
カープでも岡田のようにありうる。
そういったことから、昨年までの古巣ということで、 育成枠での獲得を打診してはどうだろう?
西川FA退団や現役ドラフトでの外野手流失時の、
予備的存在として、育成枠の名原と同様に期待がかかる。
✕ 増田 珠 (ソフトバンク・来季25歳・外野手・旧年俸860万)
おそらく、今年の野手の解雇者でも、有数の存在ということに なるだろう。
登録は内野手だが、プロ入り後はほぼ外野を守っており、
この年齢で一軍実績もあるし、今年も二軍では好成績だが、
なぜか解雇された。
純粋に一軍半の実力はある。それだけに、育成枠での獲得は無理で、 支配下でないと獲得できないだろう。 よって、もし誰か1名、急遽退団者が出た場合のみ、
本指名で獲得を検討しても良いだろう。ただ、現実的には先に他球団に獲得される確率が高く、カープまで獲得チャンスが回ってくる可能性は低そうだ。
そして日本シリーズはまだ続いているが、
10月末を持って、ほぼ全球団の
日本人選手の解雇者は出そろった。
カープは1次解雇及び引退で、
一岡・薮田・岡田(育成枠へ降格)・三好が
退団か支配下から脱落。
そして、藤井が2次解雇で育成枠へ降格となった。
藤井については、2次解雇の予想でもあげていた。
ただ、その中では若いだけに、
支配下に残る確率が高いと思っていたが、
残念だった。
幸いなことに、育成枠降格で済むとのことで、
これなら良しだと思う。
逆に中村祐と塹江は、現役ドラフトか
トレード対象になると思う。
さて、毎年恒例だが、ここから他球団の
解雇選手の獲得可能性を考えてみたい。
確率の高い方から、◎・〇・△・★・✕
◎(他球団の解雇選手の獲得は)なし
〇 育成枠で、他球団の20代前半か中盤の内野手
△ 育成枠で、打力のある20代中盤~20代後半の外野手
★ (他球団の解雇選手の獲得は)無くて、急遽1人退団という条件付きで代わりに育成枠の新家の昇格。
✕ 同じく急遽1人退団という条件付きで、20代中盤の内野手か、外野手を支配下獲得
結論を言えば、他球団選手の獲得はない確率が高い。
というのが、上記の解雇や引退での退団者が5名で、
ドラフトで本指名で5名指名したので、
差し引きゼロだからだ。
そうなると本指名はやはり考えにくい。
現実的にありうるのは、
育成枠で20代前中盤で、 まだ見込みのありそうな選手ではないか?
特に内野は、ドラフトでも補強があまりできなかったので、 1人欲しい所。
また、外野も現役ドラフトで宇草・中村健などは、
候補になりそう。
そして、貧打のチーム事情に加え、
何より西川FA退団の可能性もある。
よって、実質は育成枠の名原と同様の 欠員補充要員を獲得しておく手はある。
まだ見込みあり&早めに 戦力になってくれそうな、打力のある 20代中盤~後半で、育成枠でも契約OKと言ってくれる選手か?
また、昨年はここから長野の無償トレードがあり、
急遽1名空いた。
上記の西川のFA退団があった場合は、
人的補償でその枠は埋まってしまうと思うが、
その他にも、無償トレードやトラブルなどで、
急に欠員が1名出るかもしれない。
ただ、その場合でも
投手はドラフトで補強したので、
ほぼ万全になっているので、
将来を見据えて、二軍で成績を上げている若手の新家が
昇格の可能性が高い。
よって、投手の獲得はないはず。
逆に野手は、そうなれば内野手・外野手は普通に1名ありそう。
しかし、内野手は同一人物だが、
外野手は20代中盤に1人有力な選手がいるので、これを取りたい。
では、具体的に名前を出してみよう。
(なお、すでに他球団が獲得・引退・育成枠降格で再契約など
先行きの決まった選手は事前にすべて外している。)
※以下の年齢は全て学年年齢
〇 タイシンガー・ブランドン大河(西武・来季26歳・内野手・旧年俸700万)
まだ来季26歳だが、一軍では通算84打席でOPS697は、三塁手がメインの選手としては、悪くなく、何より解雇はまずありえない。
しかし、とにかく怪我が多いという弱点があり、それを嫌われたのだろう。
ただ、この大卒入団3年間も、二軍でもその怪我で少ない出場試合数でも好成績。
怪我の多さに目をつむるなら、大化けも期待できる。
まだこの年齢と年俸なら、育成枠でもOKの可能性もあるので、獲得を打診したらどうだろう?
支配下なら確実に来てくれると思う。
△ 正隨 優弥(楽天・来季28歳・外野手・旧年俸700万)
ご存じだと思うが、昨年の現役ドラフトで
カープから楽天へ行った選手で、
その楽天でも二軍では好成績も、一軍で出場機会は 殆どなく、解雇になった。
解雇者も20代後半になると、育成枠で残るというのも、
他のチームでは厳しいものがあるが、同じチームならば、
カープでも岡田のようにありうる。
そういったことから、昨年までの古巣ということで、 育成枠での獲得を打診してはどうだろう?
西川FA退団や現役ドラフトでの外野手流失時の、
予備的存在として、育成枠の名原と同様に期待がかかる。
✕ 増田 珠 (ソフトバンク・来季25歳・外野手・旧年俸860万)
おそらく、今年の野手の解雇者でも、有数の存在ということに なるだろう。
登録は内野手だが、プロ入り後はほぼ外野を守っており、
この年齢で一軍実績もあるし、今年も二軍では好成績だが、
なぜか解雇された。
純粋に一軍半の実力はある。それだけに、育成枠での獲得は無理で、 支配下でないと獲得できないだろう。 よって、もし誰か1名、急遽退団者が出た場合のみ、
本指名で獲得を検討しても良いだろう。ただ、現実的には先に他球団に獲得される確率が高く、カープまで獲得チャンスが回ってくる可能性は低そうだ。
これが、今年のカープのドラフトの本当の結果だ!~全選手評価&完全総括! [広島カープ]
10月26日のドラフト会議の広島カープの
結果を総括する。
※評価は上位からS・A・B・C
【1巡目】常廣(右投手・青学大)→S
【2巡目】高(左投手・大商大)→A
【3巡目】滝田(左投手・星槎道都大)→S
【4巡目】仲田(一塁手・右打ち・沖縄尚学高)→A
【5巡目】赤塚(右投手・中京学院大)→A
【育成1巡目】杉田(右投手・日大国際関係学部)→B
【同2巡目】佐藤(内野手・静岡大)→A
【同3巡目】杉原(左投手・京都国際高)→A
①全体論
私の予想通り、本指名は5名で育成枠が3名だった。 そして同じく、25歳以上の投手の指名はなく、 高校生野手も1名で留まった。
意外だったのは高校生投手が本指名でゼロだったこと、
育成枠も投手中心だったことくらいか。
(これは球界全体もだが)「投高打低」のチーム事情に、
さらに「投手豊作、野手不作」だったのだから、
仕方ない
(もっとも、その割に他球団では社会人や独立リーグの
高齢投手が散々指名されたのは、不思議だった。
こういう時は普通は高校生の投手や野手を獲得するのが普通だが)。
ただ、その中でもさらに投手を補強したドラフトだった。
②【1巡目】
常廣に関しては、ずっとドラフト1位候補だったし、
公言や抽選のことについては、
マスコミや他の人も散々述べているから、
ここでは割愛する。
実力は「大学時代の森下」とイーブン。 森下のように、いきなり2桁勝利&新人賞でも おかしくない。
③【2巡目】【3巡目】
私の予想通り、1巡目が常廣なら、
2位は左腕だと思っていた。
実力的にも恐らく2位の後半で指名されると 思っていたので、まさにバッチリ。
パワーも纏まりもあるので、 1年目から先発兼中継ぎで、期待できる。
滝田はよくここまで残っていた。 常廣の1位と並び、今ドラフト最大の収穫。
2巡目の前半では確実に消える(つまり高より上)と 思っていた。
パワーなら、今年のドラフト候補でも、 高はおろか細野(日ハム1位)の次だろう。
変化球もよいが制球が悪いので、
1年目は二軍中心で、2年目以降から一軍で
ということになると思う。
その分、1年目の育成が大事だと思うが、 代わりにそれがうまくいけば、 川口和久(元広島OB・通算139勝)の 再来になれる投手である。
④【4巡目】【5巡目】
仲田は、カープが指名すると思わなかった。 一塁専任なので、パリーグ向きだからだ
(ついでに、今年のドラフトで指名漏れした
真鍋について触れておくが、鈍足の上、
一塁手ですらかなりの守備下手で、
コンバートはおろか一塁手としてすら危うく、
これでは上位指名なんて無理である)。
真鍋と比べれば、とりあえず一塁は守れるのと、
打撃については天才的な対応力のある
真鍋には負けるが、決して悪いわけでなく、 パワーはむしろ勝っている。
イメージからいうと、栗原
(元広島・通算1000安打&OPS800以上達成)を
目指す感じか。
この順位は妥当だと思う。
赤塚は、3年生の時は上位指名の話もあったが、
4年生で不振に陥り、この順位でとどまった。
素材は弩級で、ドラフト業界用語で「ロマン枠」という言葉があるが、 まさにその対象となる投手。この順位は妥当だと思う
高校生投手を本指名で取らなかったことや、
中継ぎ右腕は余っているにもかかわらず、
この投手を指名したのは、これが理由だろう。
イメージは広島の山陽高から、大学・社会人を経て、 オリックスで当時最速158キロを投げた 山口和男。
本格化したら、大谷翔平などメジャークラスの
剛速球を連発するかもしれない。
⑤【育成枠】
杉田はよく知らないが、静岡の大学では、
良い投球をしていたとのことで、
中央での結果がないことから、
育成枠でとどまったか。
佐藤は私の友人がお勧めの選手で、
本指名の最後くらいか、と思われたが、
杉田同様に、育成枠でとどまった。
ただ、パワーは本物で、 三塁手守れることを考えると、 これは良い指名だったと思う
(私も事前にこういう選手の指名があると
述べていた)
杉原も本指名だと思っていた。
上背はないが、ストレートの伸びはよく、
京都でも名前が売れていた選手。
新家と同様、早々に支配下を 勝ち取れる可能性のある投手。
⑥【結果総評】→S
大学生ナンバー1右腕に、
同じく大学生の左の先発候補を
2名とれたのだから、
3巡目までは完璧としか言いようがない。
赤塚獲得で右中継ぎも完璧。
投手では最大の課題であった、
左中継ぎも、高はもしかしたら
中継ぎからスタートするかもしれないが、
高橋昴と、その高or黒原のいずれかを 中継ぎに廻せる余裕が出た上に、 育成枠から新家が 支配下昇格しそうなだけに、 実質2~3人も増えるので、 こちらも実質強化された。
野手に関しては、
仲田がカープに合うかは微妙だが、
鍛えがいはあるの選手なので、
そこはコーチ陣に頑張ってもらおう。
課題だった内野手の指名はなかったが、 これはおそらく、来年ドラフト1位で 宗山(広陵→明大)を事前に決めていたのだろう。
他にも来年は大学生や社会人野手が豊作なので、 野手はそこで獲得し、 その前に投手を固め切る戦略だったか? そう考えれば納得できるし、 実際に投手はこれで完璧になったといい。
とりあえず内野手は、来季は外人やトレード、
現役ドラフトやコンバートで、埋める展開で、
あとは、来年以降獲得の野手勢に期待である。
・・以上をまとめると、選手獲得計画も 納得できるし、
何よりも、ほぼ全員SとAをつけるほど、 個々の選手の能力は完璧である。
個人的には、3年前の2020年のドラフトに、 今年のドラフトは似ていると思う
私はこの年のドラフトを
「この10年で最高のドラフト」と堂々と宣言し、
一部の人から批判されたが、本当にそうなった
(栗林は文句なしで、森浦も成功選手、
大道も結果を残しはじめ、
小林がブレイク寸前にある)。
今年のドラフトは、この年と比較しても、 遜色ない最高のドラフトだった。
来季以降の上位定着も、これで視野に入る。
結果を総括する。
※評価は上位からS・A・B・C
【1巡目】常廣(右投手・青学大)→S
【2巡目】高(左投手・大商大)→A
【3巡目】滝田(左投手・星槎道都大)→S
【4巡目】仲田(一塁手・右打ち・沖縄尚学高)→A
【5巡目】赤塚(右投手・中京学院大)→A
【育成1巡目】杉田(右投手・日大国際関係学部)→B
【同2巡目】佐藤(内野手・静岡大)→A
【同3巡目】杉原(左投手・京都国際高)→A
①全体論
私の予想通り、本指名は5名で育成枠が3名だった。 そして同じく、25歳以上の投手の指名はなく、 高校生野手も1名で留まった。
意外だったのは高校生投手が本指名でゼロだったこと、
育成枠も投手中心だったことくらいか。
(これは球界全体もだが)「投高打低」のチーム事情に、
さらに「投手豊作、野手不作」だったのだから、
仕方ない
(もっとも、その割に他球団では社会人や独立リーグの
高齢投手が散々指名されたのは、不思議だった。
こういう時は普通は高校生の投手や野手を獲得するのが普通だが)。
ただ、その中でもさらに投手を補強したドラフトだった。
②【1巡目】
常廣に関しては、ずっとドラフト1位候補だったし、
公言や抽選のことについては、
マスコミや他の人も散々述べているから、
ここでは割愛する。
実力は「大学時代の森下」とイーブン。 森下のように、いきなり2桁勝利&新人賞でも おかしくない。
③【2巡目】【3巡目】
私の予想通り、1巡目が常廣なら、
2位は左腕だと思っていた。
実力的にも恐らく2位の後半で指名されると 思っていたので、まさにバッチリ。
パワーも纏まりもあるので、 1年目から先発兼中継ぎで、期待できる。
滝田はよくここまで残っていた。 常廣の1位と並び、今ドラフト最大の収穫。
2巡目の前半では確実に消える(つまり高より上)と 思っていた。
パワーなら、今年のドラフト候補でも、 高はおろか細野(日ハム1位)の次だろう。
変化球もよいが制球が悪いので、
1年目は二軍中心で、2年目以降から一軍で
ということになると思う。
その分、1年目の育成が大事だと思うが、 代わりにそれがうまくいけば、 川口和久(元広島OB・通算139勝)の 再来になれる投手である。
④【4巡目】【5巡目】
仲田は、カープが指名すると思わなかった。 一塁専任なので、パリーグ向きだからだ
(ついでに、今年のドラフトで指名漏れした
真鍋について触れておくが、鈍足の上、
一塁手ですらかなりの守備下手で、
コンバートはおろか一塁手としてすら危うく、
これでは上位指名なんて無理である)。
真鍋と比べれば、とりあえず一塁は守れるのと、
打撃については天才的な対応力のある
真鍋には負けるが、決して悪いわけでなく、 パワーはむしろ勝っている。
イメージからいうと、栗原
(元広島・通算1000安打&OPS800以上達成)を
目指す感じか。
この順位は妥当だと思う。
赤塚は、3年生の時は上位指名の話もあったが、
4年生で不振に陥り、この順位でとどまった。
素材は弩級で、ドラフト業界用語で「ロマン枠」という言葉があるが、 まさにその対象となる投手。この順位は妥当だと思う
高校生投手を本指名で取らなかったことや、
中継ぎ右腕は余っているにもかかわらず、
この投手を指名したのは、これが理由だろう。
イメージは広島の山陽高から、大学・社会人を経て、 オリックスで当時最速158キロを投げた 山口和男。
本格化したら、大谷翔平などメジャークラスの
剛速球を連発するかもしれない。
⑤【育成枠】
杉田はよく知らないが、静岡の大学では、
良い投球をしていたとのことで、
中央での結果がないことから、
育成枠でとどまったか。
佐藤は私の友人がお勧めの選手で、
本指名の最後くらいか、と思われたが、
杉田同様に、育成枠でとどまった。
ただ、パワーは本物で、 三塁手守れることを考えると、 これは良い指名だったと思う
(私も事前にこういう選手の指名があると
述べていた)
杉原も本指名だと思っていた。
上背はないが、ストレートの伸びはよく、
京都でも名前が売れていた選手。
新家と同様、早々に支配下を 勝ち取れる可能性のある投手。
⑥【結果総評】→S
大学生ナンバー1右腕に、
同じく大学生の左の先発候補を
2名とれたのだから、
3巡目までは完璧としか言いようがない。
赤塚獲得で右中継ぎも完璧。
投手では最大の課題であった、
左中継ぎも、高はもしかしたら
中継ぎからスタートするかもしれないが、
高橋昴と、その高or黒原のいずれかを 中継ぎに廻せる余裕が出た上に、 育成枠から新家が 支配下昇格しそうなだけに、 実質2~3人も増えるので、 こちらも実質強化された。
野手に関しては、
仲田がカープに合うかは微妙だが、
鍛えがいはあるの選手なので、
そこはコーチ陣に頑張ってもらおう。
課題だった内野手の指名はなかったが、 これはおそらく、来年ドラフト1位で 宗山(広陵→明大)を事前に決めていたのだろう。
他にも来年は大学生や社会人野手が豊作なので、 野手はそこで獲得し、 その前に投手を固め切る戦略だったか? そう考えれば納得できるし、 実際に投手はこれで完璧になったといい。
とりあえず内野手は、来季は外人やトレード、
現役ドラフトやコンバートで、埋める展開で、
あとは、来年以降獲得の野手勢に期待である。
・・以上をまとめると、選手獲得計画も 納得できるし、
何よりも、ほぼ全員SとAをつけるほど、 個々の選手の能力は完璧である。
個人的には、3年前の2020年のドラフトに、 今年のドラフトは似ていると思う
私はこの年のドラフトを
「この10年で最高のドラフト」と堂々と宣言し、
一部の人から批判されたが、本当にそうなった
(栗林は文句なしで、森浦も成功選手、
大道も結果を残しはじめ、
小林がブレイク寸前にある)。
今年のドラフトは、この年と比較しても、 遜色ない最高のドラフトだった。
来季以降の上位定着も、これで視野に入る。
これが、カープのドラフト指名の最終予想だ! [ドラフト会議]
CSで敗退したカープだが、
5年ぶりのAクラス及び2位で終了は、
「獲れ高充分」である。
セリーグ最強のドラフト&育成力を
持つチームだけに、本来はこれくらいの
力があって当然なのだ。
来年からは、優勝及び上位安定を
目指して頑張って欲しい。
さて、ドラフト会議まで直前となった。
すでに具体名を挙げて予想を
一度アップしているが、
あれから状況が色々と変わったので、
それを踏まえて予想変更したい。
【変更要素】
〇FA権獲得した、磯村の残留確定
→これで捕手はドラフトでは指名なし。
〇同・上本残留
→これで曽根がおそらく整理対象。同時に、ドラフトは即戦力の二遊間は無くても大丈夫かも?
〇デビットソン&田中の9月以降の不振が深刻
→おそらくデビットソンは整理対象(OPSも三塁手の目安の700を割り込んで秋場に不振では止む無し)で新外人獲得&外人以外も何らかの補強あり
〇末包が一軍レギュラー獲得、大盛と田村も成長
→西川のFA退団も怖くなくなった。ドラフトも外野は指名なしで大丈夫。もし西川が抜けて人員不足になるようなら、育成枠の名原を昇格させればよい(二軍で少ない打席で10盗塁は見事で、OPS600台と打撃も大卒1年目としてはまずまず)。
〇他球団解雇者がかなり豊富
→誰か1名、獲得しても良いかも。
【現状】
〇カープのスカウト会議で1位で常廣(青学大)を指名が決定。
〇育成枠の新家が、二軍の中継ぎローテを年間ベースで守り防御率3点台。高卒2年目でこれは上出来で、一軍の中継ぎ左腕が苦しいことから、支配下昇格は確実だと思う。
〇おそらく2次解雇で、上記の曽根以外に投手からもう1名整理対象が出るだろうから、おそらく日本人の解雇者は6名。
上記を前提に、カープのドラフトを再び実名を挙げ、予想していく。
少々見づらくなるが、それだけかなり具体的に獲得候補を挙げてみる。
【1巡目】常廣 (右投手・青学大)
【外れ1位】古謝(左投手・桐蔭横浜大)
【2巡目】
<(1巡目で常廣投手獲得できた場合や外れ1位で右投手になった場合)>大学生左腕→滝田(星瑳道都大)or高(大商大)
<(外れ1位で古謝投手を獲得できた場合)>大学生右腕→上田(大商大)・明大(村田)・西舘(専大)・岩井(名城大)
【3巡目】
大学生野手→辻本(仙台大)
高校生右投手→坂井(滝川第二)or木村(霞ヶ浦)or日富(東海大菅生)
【4巡目】
高校生右投手→日当(東海大菅生)or 河内(聖カタリナ)or 大内(日本ウェルネス宮城)
高校生左投手→黒木(神村学園)or 福田(履正社)
大学生左投手→石原(明大)or尾崎(法大)
【5巡目】
高校生投手→福田(履正社)or杉山(横浜)or仁田(仙台育英)
大学生左投手→石原(明大)or尾崎(法大)or石澤(東農大北海道)
高校生野手→百崎(東海大熊本星翔)or 山田(仙台育英)or中澤(八戸学院)
【育成枠】
・大学生or独立チームの三塁手の中長距離打者
・大学生or独立チームの外野手の中長距離打者
・高校生の三塁手or外野手の中長距離打者
【解説】
①全体
〇まず、前述した新家の支配下昇格から、6人退団しても1人は埋まるので、ドラフトは本指名は5人指名と予想する。
〇今年は投手は豊作も、野手が不作で全体としてはまずます。 これは、一軍も二軍も投高打低のチーム事情であるカープとしては嬉しくない展開(-_-;)。
〇ただ、投手は来季は25歳以下が9人と、野手は同13人に対し比べ少ないので、投手はエース候補と、弱点の左腕、さらに高校生の補強を中心としたドラフトになると予想する。
〇野手は候補人材不足なのが痛い。
ただ、捕手と外野は大丈夫なので、大学生か高校生の二遊間を獲得するドラフトになると予想する。
あとは、外人や現役ドラフトやトレード、そして来年のドラフトに期待しよう。
〇投高打低ながら、逆に若手の数はこの逆であるチーム事情から、逆に大卒社会人投手などの来季25歳以上になる投手は、本指名では指名ないだろう。
高校生野手の指名もあって1名だと思う。(参考までに、大卒社会人投手は昨年と一昨年の2年間で3人、高校生野手は4人取っているので、今年はゼロでも問題ないだろう)。
〇育成枠は本指名が5人と例年より少ない分、3人程度取ると予想する。
②1巡目の指名は、常廣で決定。
〇常廣は、実力は大学時代の森下と同格。森下の時は、佐々木朗(ロッテ)らがいたので単独指名に成功したが、今回は2~3球団くらいの抽選は覚悟しておいた方がよいだろう。
〇右先発は森下は再来年にメジャー挑戦、その頃には野村は30代後半、大瀬良・九里も30代中盤に差し掛かる。
若手の遠藤・小林がメドがたっており、斉藤もいるので、比較的弱くはないのだが、もう1名先発が確かに候補が欲しい。
よって、常廣を外しても2位までには大学生の先発候補を1人確保したい。
〇逆に言うと、常廣を外した場合はポジション補強を優先して、左腕投手で行って欲しい。高橋昴・黒原が苦戦続いており(どちらかは来季は中継ぎになるはず)、再来年FA権取得の床田と、まずまずの森以外は、来季25歳以下は玉村しかおらず、要補強ポジション。
左腕の有力候補の細野(東洋大)、武内(国学院大)は確実に抽選か単独で消えるはずだから、代わりに古謝が候補。床田を目指して頑張って欲しい。
③以上のことから、2巡目は1巡目の逆、常廣が獲得(もしくははずれで右腕投手になった場合)は左腕先発、古謝になれば右腕先発の候補の大学生獲得になると予想する。
〇その上に、指名が9番目になるので、良い選手はある程度、他球団に取られている(特に野手は)。
よって、1巡目で常廣が取れたら、左腕先発投手を取り、上記の1巡目で上げた課題を克服しよう。滝田と高なら適任だと思う。
逆に常廣を外し古謝になったら、大学生の右腕。上記の4人の誰か1人残った選手を取れたら、御の字である
④3巡目は逆に4番目になる。ここは迷うところ。
〇ここで、野手に行くなら辻本。
おそらく、大学社会人の二遊間で4位以内に指名されるのは、辻本くらいだろうし、実際に今年の大学社会人で唯一の菊池の後継候補になれるタマだろう。
二遊間が菊池・上本が30代中盤で、三塁までの若手を含めても、小園以外の若手が伸び悩む中、指名は現実的だと思う。
〇逆に、ここで高校生投手に行く手もある。
特に坂井・木村といった、例年なら外れ1位~2位前半で消える可能性がある選手が残るようなら、こちらに行った方がいいかもしれない。
また、この2人が先に取られ、辻本も先に他球団に取られるようなら、日富がお勧め。坂井・木村・日富のいずれも、斉藤の次のエース候補として、じっくり育てる価値がある。
⑤4巡目・5巡目は3巡目次第だと思う。
〇3巡目で辻本を獲得したら、4巡目で高校生右投手になると思う。
坂井・木村はもちろん、日富もここまでには消えると思うが、河内が残っていればベスト。全国大会に全く出れなかった高校生投手では最強候補の一人で、大竹(元カープ→巨人)にもなれる投手。それ以外でも大内のように、育てる時間はあるので、斉藤に次ぐ素材の良い次世代の先発投手候補が欲しい。
〇そして、5巡目は高校生の左投手になるか、前述の育成枠の新家を支配下に上げず、他球団解雇選手を獲得を目指すようになった場合は、ここで大学生の左投手になると予想する。
いずれも中継ぎ左腕の将来の候補の獲得になる。高校生なら黒木・福田がよいが、残っていないなら杉山・仁田が候補か。大学生は石原・尾崎が残っていれば良いが、残っていないなら石澤を狙うといいだろう。
〇3巡目で高校生右投手だった場合は、上記の5巡目の左腕を4巡目で取ることになる。高校生の左投手になるか、新家の次第では、大学生の左投手になると予想する。この順位なら、高校生なら黒木・福田、大学生なら石原・尾崎もいけるだろう。
〇そして、この場合は5巡目で高校生の二遊間を狙うといいだろう。
お勧めは百崎・山田などプロからも評価を得ている選手。中澤もありだろう。
この順位なら、下手な大学生や社会人より、高校生を取った方が、菊池の後継者などの大物候補を取れる。上本が残留した上、現役ドラフトやトレードなどで、三塁手を補強できる目途があるなら、お勧めである。
⑥育成枠(高校生・大学生・独立リーグは指名可能だが、社会人は指名できない)は、本指名が投手中心になる分、育成枠は野手中心と予想する。育成枠は0か100の博打で、素材の良さそうな外野手と三塁手の大学生や独立リーグの選手を計2名、あとは高校生を1名指名するくらいだろう。
5年ぶりのAクラス及び2位で終了は、
「獲れ高充分」である。
セリーグ最強のドラフト&育成力を
持つチームだけに、本来はこれくらいの
力があって当然なのだ。
来年からは、優勝及び上位安定を
目指して頑張って欲しい。
さて、ドラフト会議まで直前となった。
すでに具体名を挙げて予想を
一度アップしているが、
あれから状況が色々と変わったので、
それを踏まえて予想変更したい。
【変更要素】
〇FA権獲得した、磯村の残留確定
→これで捕手はドラフトでは指名なし。
〇同・上本残留
→これで曽根がおそらく整理対象。同時に、ドラフトは即戦力の二遊間は無くても大丈夫かも?
〇デビットソン&田中の9月以降の不振が深刻
→おそらくデビットソンは整理対象(OPSも三塁手の目安の700を割り込んで秋場に不振では止む無し)で新外人獲得&外人以外も何らかの補強あり
〇末包が一軍レギュラー獲得、大盛と田村も成長
→西川のFA退団も怖くなくなった。ドラフトも外野は指名なしで大丈夫。もし西川が抜けて人員不足になるようなら、育成枠の名原を昇格させればよい(二軍で少ない打席で10盗塁は見事で、OPS600台と打撃も大卒1年目としてはまずまず)。
〇他球団解雇者がかなり豊富
→誰か1名、獲得しても良いかも。
【現状】
〇カープのスカウト会議で1位で常廣(青学大)を指名が決定。
〇育成枠の新家が、二軍の中継ぎローテを年間ベースで守り防御率3点台。高卒2年目でこれは上出来で、一軍の中継ぎ左腕が苦しいことから、支配下昇格は確実だと思う。
〇おそらく2次解雇で、上記の曽根以外に投手からもう1名整理対象が出るだろうから、おそらく日本人の解雇者は6名。
上記を前提に、カープのドラフトを再び実名を挙げ、予想していく。
少々見づらくなるが、それだけかなり具体的に獲得候補を挙げてみる。
【1巡目】常廣 (右投手・青学大)
【外れ1位】古謝(左投手・桐蔭横浜大)
【2巡目】
<(1巡目で常廣投手獲得できた場合や外れ1位で右投手になった場合)>大学生左腕→滝田(星瑳道都大)or高(大商大)
<(外れ1位で古謝投手を獲得できた場合)>大学生右腕→上田(大商大)・明大(村田)・西舘(専大)・岩井(名城大)
【3巡目】
大学生野手→辻本(仙台大)
高校生右投手→坂井(滝川第二)or木村(霞ヶ浦)or日富(東海大菅生)
【4巡目】
高校生右投手→日当(東海大菅生)or 河内(聖カタリナ)or 大内(日本ウェルネス宮城)
高校生左投手→黒木(神村学園)or 福田(履正社)
大学生左投手→石原(明大)or尾崎(法大)
【5巡目】
高校生投手→福田(履正社)or杉山(横浜)or仁田(仙台育英)
大学生左投手→石原(明大)or尾崎(法大)or石澤(東農大北海道)
高校生野手→百崎(東海大熊本星翔)or 山田(仙台育英)or中澤(八戸学院)
【育成枠】
・大学生or独立チームの三塁手の中長距離打者
・大学生or独立チームの外野手の中長距離打者
・高校生の三塁手or外野手の中長距離打者
【解説】
①全体
〇まず、前述した新家の支配下昇格から、6人退団しても1人は埋まるので、ドラフトは本指名は5人指名と予想する。
〇今年は投手は豊作も、野手が不作で全体としてはまずます。 これは、一軍も二軍も投高打低のチーム事情であるカープとしては嬉しくない展開(-_-;)。
〇ただ、投手は来季は25歳以下が9人と、野手は同13人に対し比べ少ないので、投手はエース候補と、弱点の左腕、さらに高校生の補強を中心としたドラフトになると予想する。
〇野手は候補人材不足なのが痛い。
ただ、捕手と外野は大丈夫なので、大学生か高校生の二遊間を獲得するドラフトになると予想する。
あとは、外人や現役ドラフトやトレード、そして来年のドラフトに期待しよう。
〇投高打低ながら、逆に若手の数はこの逆であるチーム事情から、逆に大卒社会人投手などの来季25歳以上になる投手は、本指名では指名ないだろう。
高校生野手の指名もあって1名だと思う。(参考までに、大卒社会人投手は昨年と一昨年の2年間で3人、高校生野手は4人取っているので、今年はゼロでも問題ないだろう)。
〇育成枠は本指名が5人と例年より少ない分、3人程度取ると予想する。
②1巡目の指名は、常廣で決定。
〇常廣は、実力は大学時代の森下と同格。森下の時は、佐々木朗(ロッテ)らがいたので単独指名に成功したが、今回は2~3球団くらいの抽選は覚悟しておいた方がよいだろう。
〇右先発は森下は再来年にメジャー挑戦、その頃には野村は30代後半、大瀬良・九里も30代中盤に差し掛かる。
若手の遠藤・小林がメドがたっており、斉藤もいるので、比較的弱くはないのだが、もう1名先発が確かに候補が欲しい。
よって、常廣を外しても2位までには大学生の先発候補を1人確保したい。
〇逆に言うと、常廣を外した場合はポジション補強を優先して、左腕投手で行って欲しい。高橋昴・黒原が苦戦続いており(どちらかは来季は中継ぎになるはず)、再来年FA権取得の床田と、まずまずの森以外は、来季25歳以下は玉村しかおらず、要補強ポジション。
左腕の有力候補の細野(東洋大)、武内(国学院大)は確実に抽選か単独で消えるはずだから、代わりに古謝が候補。床田を目指して頑張って欲しい。
③以上のことから、2巡目は1巡目の逆、常廣が獲得(もしくははずれで右腕投手になった場合)は左腕先発、古謝になれば右腕先発の候補の大学生獲得になると予想する。
〇その上に、指名が9番目になるので、良い選手はある程度、他球団に取られている(特に野手は)。
よって、1巡目で常廣が取れたら、左腕先発投手を取り、上記の1巡目で上げた課題を克服しよう。滝田と高なら適任だと思う。
逆に常廣を外し古謝になったら、大学生の右腕。上記の4人の誰か1人残った選手を取れたら、御の字である
④3巡目は逆に4番目になる。ここは迷うところ。
〇ここで、野手に行くなら辻本。
おそらく、大学社会人の二遊間で4位以内に指名されるのは、辻本くらいだろうし、実際に今年の大学社会人で唯一の菊池の後継候補になれるタマだろう。
二遊間が菊池・上本が30代中盤で、三塁までの若手を含めても、小園以外の若手が伸び悩む中、指名は現実的だと思う。
〇逆に、ここで高校生投手に行く手もある。
特に坂井・木村といった、例年なら外れ1位~2位前半で消える可能性がある選手が残るようなら、こちらに行った方がいいかもしれない。
また、この2人が先に取られ、辻本も先に他球団に取られるようなら、日富がお勧め。坂井・木村・日富のいずれも、斉藤の次のエース候補として、じっくり育てる価値がある。
⑤4巡目・5巡目は3巡目次第だと思う。
〇3巡目で辻本を獲得したら、4巡目で高校生右投手になると思う。
坂井・木村はもちろん、日富もここまでには消えると思うが、河内が残っていればベスト。全国大会に全く出れなかった高校生投手では最強候補の一人で、大竹(元カープ→巨人)にもなれる投手。それ以外でも大内のように、育てる時間はあるので、斉藤に次ぐ素材の良い次世代の先発投手候補が欲しい。
〇そして、5巡目は高校生の左投手になるか、前述の育成枠の新家を支配下に上げず、他球団解雇選手を獲得を目指すようになった場合は、ここで大学生の左投手になると予想する。
いずれも中継ぎ左腕の将来の候補の獲得になる。高校生なら黒木・福田がよいが、残っていないなら杉山・仁田が候補か。大学生は石原・尾崎が残っていれば良いが、残っていないなら石澤を狙うといいだろう。
〇3巡目で高校生右投手だった場合は、上記の5巡目の左腕を4巡目で取ることになる。高校生の左投手になるか、新家の次第では、大学生の左投手になると予想する。この順位なら、高校生なら黒木・福田、大学生なら石原・尾崎もいけるだろう。
〇そして、この場合は5巡目で高校生の二遊間を狙うといいだろう。
お勧めは百崎・山田などプロからも評価を得ている選手。中澤もありだろう。
この順位なら、下手な大学生や社会人より、高校生を取った方が、菊池の後継者などの大物候補を取れる。上本が残留した上、現役ドラフトやトレードなどで、三塁手を補強できる目途があるなら、お勧めである。
⑥育成枠(高校生・大学生・独立リーグは指名可能だが、社会人は指名できない)は、本指名が投手中心になる分、育成枠は野手中心と予想する。育成枠は0か100の博打で、素材の良さそうな外野手と三塁手の大学生や独立リーグの選手を計2名、あとは高校生を1名指名するくらいだろう。
2次整理対象を考える&1次解雇者の再雇用の可能性を考える(with今年のドラフトはこうなる) [広島カープ]
さて、カープも1次解雇が発表された。
<支配下組>
一岡(事前に引退)・岡田(育成枠打診中)・薮田・三好(引退)
<育成枠>
行木・中村来・木下
支配下組は全員、私の予想範囲内。
この4人は成績的に見ても、 他球団で拾ってもらえる可能性はなく、
一岡や三好のように引退も止む無し。
岡田は育成枠打診されているようだが、 絶対にそれを受けた方がいい。
育成枠の3人の内、木下は予想していたが、
中村来も高卒2年目とはいえ、
二軍でもほとんど投げておらず、
しかも壊滅的な防御率だったので、
解雇になる可能性はあると思っていた。
唯一意外だったのが、行木。
9月に入ってから急に打たれて、
防御率が3点台になってしまい、
そのため、見切られたか。
ただ、四球の数は少ないため、
制球はよいが、奪三振が少なく、
被安打が多いので、20代中盤に
差し掛かる年齢を考えると、
もう球威が伸びず、パワー不足で
他球団の再雇用はないと思われる。
やはり、社会人あたりで野球を続ける
ことになるだろう。
続いて、2次整理対象を考えてみる。
まずは以下のファクターを設けてみる。
①上記の1次解雇や引退選手
②外国人選手
③投手で一軍で先発で先発回数8傑or中継ぎで登板回数8傑
④野手で一軍で打席数16傑
⑤育成枠の選手
⑥今回発表されたフェニックスリーグ参加予定選手
①は説明不要だが、
②は外人の解雇は基本的に3次整理対象でやるので、ここではパス。
③④はこれだけのレベルの選手を解雇するわけがなく、
フェニックスリーグにも参加させずに、
逆にCSや日本シリーズに専念させる存在なので、当然ながら除外。
⑤は育成枠の選手は、
どの球団もほぼ確実に1次で整理対象となるので、
2次整理対象はない。
⑥のフェニックスリーグの参加者は
現役ドラフトは在りうるが、
2次整理対象にはほぼならない
(この5年では1人だけ。
そんな選手はリーグ参加させるのは
無駄なのが理由)ので、これもないと言っていいだろう。
⑥のフェニックスリーグ参加者は、以下。
<投手> 森浦、野村、黒原、高橋昂、長谷部、松本、
河野、斉藤、戸根、小林、玉村、遠藤、コルニエル、
坂田、辻、新家
<捕手> 中村(奨)、石原、持丸、清水、髙木
<内野手> 林、韮澤、内田、二俣、前川
<外野手> 宇草、中村(健)、久保、大盛、中村(貴)
高橋昂・宇草と、育成枠の坂田は、あの成績と年齢で よく生き残ったな、と思うが、
高橋昂・宇草はもしかしたら、 これから育成枠へ降格打診をされるかもしれない。
①~⑥のファクターに上がらなかった選手を
纏めてみる。
<右投手>アドゥア・益田・中村祐・藤井
<左投手>塹江
<捕手>磯村
<内野手>羽月・曽根
<外野手>田村
普通に考えて、
アドゥア・益田・磯村・羽月・田村は、
それぞれ中継ぎ投手や野手の控えとして、
整理対象どころか、
むしろCSなどに連れていく方だろうから、
これは対象外と見ていい。
それらを外すと、こうなる。
<右投手>中村祐・藤井
<左投手>塹江
<捕手>なし
<内野手>曽根
<外野手>なし
おそらくこの4人の内、 2人が2次整理対象になると思う。
ただ、この4人は一長一短で、
もし整理対象になれば、 いずれも他球団が拾う可能性も あるメンバーである。
中村祐は一軍ではなぜか使われないが、
その一軍成績も先発が大半で
通算防御率4点台だから、それほど悪くない。
二軍では断トツの成績を残しており、
来季29歳が唯一の弱点だが、整理対象としてはどうか? おそらく、ドラフトと中崎のFA次第だろう。
藤井は一軍実績は弱いが、まだ来季25歳の若さがある。
やはりこれもドラフト次第か?
塹江は昨年初めて一軍で中継ぎで防御率3点台と成績を出し、
その前2年も防御率4点台ながら、50登板しているので、
通算防御率は4点台とはいえ、150登板弱で、
まだ来季28歳だから、整理対象としてはどうか?という感じではある。 これもドラフト次第か?
曽根も一軍で39試合出ているので、 なかなか難しいのではないか?
守備走塁要員としても、まだ余地を残している。
矢野の台頭があった上、
二軍での打撃も壊滅的とはいえ、果たしてどうか?
おそらくドラフトと上本のFA次第であろう。
纏めると、一岡・岡田・薮田・三好+上記の2名が整理対象となる。
特に上記の2次解雇の予想に上げた2名は、
他球団も採用を考えてくるのではないか?
(もしくはカープ自体も、少なくとも
現役ドラフト候補には、挙げてくるのではないか?)
恐らく育成枠で、二軍でも成績を上げている 外野手の名原と左投手の辻のいずれかは、 おそらく支配下に昇格ということになるだろう。
よって、それを差し引くと、今年のドラフトは 支配下指名は5名ということになるだろう。
さらに、投手豊作の年とはいえ、
一軍も二軍も投高打低というチーム事情を鑑みると、
投手3名・野手2名になるはず。
さらには、25歳以下は投手は少なく、野手は多いとなると、
投手は高校生と左腕の大学生中心、野手は大学生と社会人中心で、 高校生は支配下ではゼロになるはずだ。
色々述べたが、今オフはCS以外も注目点は多い。
<支配下組>
一岡(事前に引退)・岡田(育成枠打診中)・薮田・三好(引退)
<育成枠>
行木・中村来・木下
支配下組は全員、私の予想範囲内。
この4人は成績的に見ても、 他球団で拾ってもらえる可能性はなく、
一岡や三好のように引退も止む無し。
岡田は育成枠打診されているようだが、 絶対にそれを受けた方がいい。
育成枠の3人の内、木下は予想していたが、
中村来も高卒2年目とはいえ、
二軍でもほとんど投げておらず、
しかも壊滅的な防御率だったので、
解雇になる可能性はあると思っていた。
唯一意外だったのが、行木。
9月に入ってから急に打たれて、
防御率が3点台になってしまい、
そのため、見切られたか。
ただ、四球の数は少ないため、
制球はよいが、奪三振が少なく、
被安打が多いので、20代中盤に
差し掛かる年齢を考えると、
もう球威が伸びず、パワー不足で
他球団の再雇用はないと思われる。
やはり、社会人あたりで野球を続ける
ことになるだろう。
続いて、2次整理対象を考えてみる。
まずは以下のファクターを設けてみる。
①上記の1次解雇や引退選手
②外国人選手
③投手で一軍で先発で先発回数8傑or中継ぎで登板回数8傑
④野手で一軍で打席数16傑
⑤育成枠の選手
⑥今回発表されたフェニックスリーグ参加予定選手
①は説明不要だが、
②は外人の解雇は基本的に3次整理対象でやるので、ここではパス。
③④はこれだけのレベルの選手を解雇するわけがなく、
フェニックスリーグにも参加させずに、
逆にCSや日本シリーズに専念させる存在なので、当然ながら除外。
⑤は育成枠の選手は、
どの球団もほぼ確実に1次で整理対象となるので、
2次整理対象はない。
⑥のフェニックスリーグの参加者は
現役ドラフトは在りうるが、
2次整理対象にはほぼならない
(この5年では1人だけ。
そんな選手はリーグ参加させるのは
無駄なのが理由)ので、これもないと言っていいだろう。
⑥のフェニックスリーグ参加者は、以下。
<投手> 森浦、野村、黒原、高橋昂、長谷部、松本、
河野、斉藤、戸根、小林、玉村、遠藤、コルニエル、
坂田、辻、新家
<捕手> 中村(奨)、石原、持丸、清水、髙木
<内野手> 林、韮澤、内田、二俣、前川
<外野手> 宇草、中村(健)、久保、大盛、中村(貴)
高橋昂・宇草と、育成枠の坂田は、あの成績と年齢で よく生き残ったな、と思うが、
高橋昂・宇草はもしかしたら、 これから育成枠へ降格打診をされるかもしれない。
①~⑥のファクターに上がらなかった選手を
纏めてみる。
<右投手>アドゥア・益田・中村祐・藤井
<左投手>塹江
<捕手>磯村
<内野手>羽月・曽根
<外野手>田村
普通に考えて、
アドゥア・益田・磯村・羽月・田村は、
それぞれ中継ぎ投手や野手の控えとして、
整理対象どころか、
むしろCSなどに連れていく方だろうから、
これは対象外と見ていい。
それらを外すと、こうなる。
<右投手>中村祐・藤井
<左投手>塹江
<捕手>なし
<内野手>曽根
<外野手>なし
おそらくこの4人の内、 2人が2次整理対象になると思う。
ただ、この4人は一長一短で、
もし整理対象になれば、 いずれも他球団が拾う可能性も あるメンバーである。
中村祐は一軍ではなぜか使われないが、
その一軍成績も先発が大半で
通算防御率4点台だから、それほど悪くない。
二軍では断トツの成績を残しており、
来季29歳が唯一の弱点だが、整理対象としてはどうか? おそらく、ドラフトと中崎のFA次第だろう。
藤井は一軍実績は弱いが、まだ来季25歳の若さがある。
やはりこれもドラフト次第か?
塹江は昨年初めて一軍で中継ぎで防御率3点台と成績を出し、
その前2年も防御率4点台ながら、50登板しているので、
通算防御率は4点台とはいえ、150登板弱で、
まだ来季28歳だから、整理対象としてはどうか?という感じではある。 これもドラフト次第か?
曽根も一軍で39試合出ているので、 なかなか難しいのではないか?
守備走塁要員としても、まだ余地を残している。
矢野の台頭があった上、
二軍での打撃も壊滅的とはいえ、果たしてどうか?
おそらくドラフトと上本のFA次第であろう。
纏めると、一岡・岡田・薮田・三好+上記の2名が整理対象となる。
特に上記の2次解雇の予想に上げた2名は、
他球団も採用を考えてくるのではないか?
(もしくはカープ自体も、少なくとも
現役ドラフト候補には、挙げてくるのではないか?)
恐らく育成枠で、二軍でも成績を上げている 外野手の名原と左投手の辻のいずれかは、 おそらく支配下に昇格ということになるだろう。
よって、それを差し引くと、今年のドラフトは 支配下指名は5名ということになるだろう。
さらに、投手豊作の年とはいえ、
一軍も二軍も投高打低というチーム事情を鑑みると、
投手3名・野手2名になるはず。
さらには、25歳以下は投手は少なく、野手は多いとなると、
投手は高校生と左腕の大学生中心、野手は大学生と社会人中心で、 高校生は支配下ではゼロになるはずだ。
色々述べたが、今オフはCS以外も注目点は多い。