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2021・2022年ドラフト入団選手の結果解析~ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す② [ドラフト会議]

12球団ドラフト&育成力の本当の結果を暴き出すべく、
まずはその第一弾として、
昨年の2022年、一昨年の2021年の
ドラフトで入団した選手が
残した結果を、ポイント制にして
表してみます。

具体的な判定・結果分析方法は
下記タイトルをクリックしご参照頂きたい。
「プロローグと評価判定方法」

簡単に述べると

・選手の年齢は学年年齢で統一。

・各選手の出身を「高投」「高野」「大社投」「大社野」「25投」「25野」の6つに分類。

・「高投」「高野」は22年~07年、
・「大社投」「大社野」大学・社会人は22年~11年、
・「25投」「25野」25歳以上は22年~13年に、
それぞれドラフト指名された選手が今回の調査対象。

・出身ジャンルをケースA(若手)・B(中堅前期)・C(中堅後期)・D(ベテラン前期)に分類し、各ケースにつき、ノルマを設定。

・「成功選手」は 各ケースで設定したノルマを達成した選手にはポイントを付与(ケースA:若手=6p、ケースB:中堅前期=5p、ケースC:中堅後期=4p、ケースD:ベテラン前期=3p)。

・「準成功」は 「成功選手まで届かないが一歩手前」の選手で同じくポイントを付与(ケースA=4p、ケースB=3p、ケースC=3p、ケースD=2p)

・「予備軍」は そのペースから、将来的に成功選手になる可能性が 高い選手(ケースA:若手=2p、ケースB~Ð=1p)

・「成功選手」については早出世や、ノルマを上回る成績、投手なら通算防御率、野手ならOPS・盗塁数でボーナスポイント提供


これはあくまでも選手の評価を、
分かりやすくするための目安だが・・。

1~3p「準成功中心」←(チームが推移する上で)単年ベースでレギュラーだといえる選手。

4~6p「普通成功選手」←(同)複数年ベースでレギュラークラスの選手と言えるレベル。

7~9p「上位成功選手」←(同)主力の選手と言えるレベル。

10~12p「大成功選手」←(同)チームの中心選手と言えるレベル。

13~15p「特大成功選手」←(同)チームを代表する選手であり、ここからは球界でも有数の選手となる。

16~18p「超成功選手」←(同)球界トップクラスの選手であり、メジャー挑戦するなら、このクラスの成績なら違和感ない。

19p~「神成功選手」←(同)明らかに球界最高峰選手で、球史に確実に残るレベル。メジャー挑戦は、もちろん文句なし。

カッコ内は左から、ジャンル・年数・ドラフト順位・世代(ケース)。
その横はポイント数。
引退の他、メジャー挑戦・FA・トレード退団した選手は下線を引く
(今オフにそうなった選手は〇をつける)。

《2022年》

【阪神】2p
<予備軍>森下(大社野・1年目・1位・A)2p

【広島】0p
なし

【横浜】0p
なし

【巨人】4p
<予備軍>門脇(大社野・1年目・4位・A)2p
<予備軍>船迫(25投・1年目・5位・A)2p

【ヤクルト】0p
なし

【中日】2p
<予備軍>福永(25野・1年目・5位・A)2p

【オリックス】2p
<予備軍>茶野(大社野・1年目・育成枠・A)2p
※独立リーグ出身だが、大卒入団1年目で指名されたので、大社扱いにする。

【ロッテ】2p
<予備軍>友杉(大社野・1年目・2位・A)2p

【ソフトバンク】2p
<予備軍>大津(25投・1年目・2位・A)2p

【楽天】8p
<準成功>渡辺翔(大社投・1年目・3位・A)4p
<予備軍>荘司(大社投・1年目・1位・A)2p
<予備軍>伊藤茉(大社投・1年目・4位・A)2p

【西武】2p
<予備軍>青山(大社投・1年目・4位・A)2p

【日ハム】2p
<予備軍>奈良間(大社野・1年目・5位・A)2p



《2021年》

【阪神】2p
<予備軍>桐敷(大社投・2年目・3位・A)2p

【広島】2p
<予備軍>松本竜(大社投・2年目・5位・A)2p

【横浜】0p
なし

【巨人】17p
<成功選手>大勢(大社投・2年目・1位・A)9p
<準成功>赤星(大社投・2年目・3位・A)4p
<準成功>菊池大(大社投・2年目・育成枠・A)4p

【ヤクルト】0p
なし

【中日】0p
なし

【オリックス】4p
<予備軍>野口(大社野・2年目・2位・A)2p
<予備軍>小木田(大社投・2年目・7位・A)2p

【ロッテ】0p
なし

【ソフトバンク】0p
なし

【楽天】0p
なし

【西武】8p
<準成功>隅田(大社投・2年目・1位・A)4p
<予備軍>佐藤(大社投・2年目・2位・A)2p
<予備軍>古賀(大社野・2年目・3位・A)2p


【日ハム】6p
<準成功>北山(大社投・2年目・8位・A)4p
<予備軍>上川畑(25野・2年目・9位・A)2p


まず、大前提として、あくまでもまだ入団して1~2年目の結果であり、 まだ全く結果を気にするレベルにないということを、 事前に申し上げておく(だから2年分纏めてやったのだ)。
例えば2年連続0pに終わった、横浜・ヤクルトも、
何ら問題ない。

特にポイントは、大社や高卒組が将来ブレイクすれば、
この程度の差は楽勝でひっくり返せるので、
全く軽視しても構わない。
もし気にするなら、 予備軍以上のポイントを挙げた選手の数の方だろう。 それは、将来ブレイクに期待するにしても、 結果を出した選手の数が少ないと難しいし、 逆に多ければ、それだけ将来に期待できるからだ
(もっとも、それすらまだ気にする段階にはないのだが。)

ただ、2022年はともかく、
2021年は、元から不作と言われており、 その気配は感じる。
例えば、まだ2年目とはいえ、成功選手が
大勢のみというのは、少ない。
特に25投と25野は、早期に結果を出す必要があるが、
上川畑だけが予備軍に入ったのみ、
という成果に終わったのも、
大いに不安である。

12球団別では、ポイントも人数も大勢・赤星・菊池大を輩出した、 巨人が断トツであり、
これは評価せざるを得ない。

あとはパリーグのチームが好調である。
隅田をはじめ予備軍以上を4人出した西武も将来有望である。
北山らを輩出した日ハム、渡辺翔らを輩出した楽天、同じく予備軍3名のオリックスも
順調に滑り出した。

いずれにしろ、この時点での評価は
気にすることは全然ないので、
ここに名前が挙がっている選手も、
そうでない選手も将来に向けて頑張って欲しい。




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