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西川FAの人的補償はこれだ!(後編)~具体的候補を5名上げてみる。 [広島カープ]

前回西川FA退団及びオリックス移籍の人的補償を考える続き。
まず、前回の内容を更新したので先に、前回をご覧いただきたい。

「西川FAの人的補償はこれだ!(前編)
~オリックスのプロテクト28名を考える」
26名までプロテクトを再度更新し、アップしている。
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2023-11-23

プロテクトは残り2名。
そこから漏れる確率のある、ボーダーの選手が、 そのまま人的補償の候補となる。
そのボーダーにある選手を挙げてみる。






〇山田修(来季33歳・中継ぎ左投手・旧年俸3600万)

・カープ・オリックスのファン内外とも、今年の成績を見るだけなら、
「この選手がプロテクト入りしないのは、あり得ない」と思うのだろうが、
実は30代半ばに差し掛かるが、通算防御率は中継ぎが大半なのに4点台と悪い。
実際に、防御率30登板以上で2点台は今季を含め、
過去2回だけしかないのだ。
あとの他の年は、すべて防御率3点台後半より悪い。
これで30代中継ぎに差し掛かりそうな選手と いうことを考えれば、プロテクトから 外れる可能性もあると思う。

・広島は一軍は防御率3点台前半、二軍も防御率3点台中盤、
その上で、今年のドラフトで、投手をかなり補強したので、
将来的な不安はなくなった。
よって欲しいのは、現状のメンバーが投手陣で最も弱い、 中継ぎ左腕のみ。

・もし山田修が取れるようなら、
ターリーを解雇(ターリーは旧年俸1.4億の高さがネック)しても
大丈夫だろう。

投手で取るなら、この選手だけと言っていい。
実際に即戦力投手のメリットは大きい。
ただ、やはり今年の30登板越えで防御率1点台前半の成績は大きく、 プロテクト入りの可能性は高いのがネック。








〇来田(来季22歳・左打ち外野手・旧年俸800万)

・打席数300近くでOPS700代前半なので、
二軍で順調にレギュラーを担っている。
来年あたりで、二軍卒業で一軍に顔出し、
再来年辺りで本格的に一軍レギュラーも見込める。
これで来季22歳の若さは魅力である。

→客観的に見て、似たような存在の池田陵より
商品価値が1枚落ちるだけに、
プロテクト入りは 確実にボーダーラインだろう
将来のレギュラー候補になれる存在で、
一軍で本格化するのは2年待つことが、
前提になるのが、
20代後半~30代前半に 主力が多い外野陣なら、それでも大丈夫






〇廣岡(来季27歳・右打ち内野手・旧年俸1700万)

一軍半レベルの選手で、内外野をどこでも守れる。 カープ最弱となっている、二・三塁にはピッタリ。

・二遊間が中心だが、一軍では通算OPS500台、
二軍ではOPS750と卒業レベルにある、一軍半レベルなのは明確。

・20代後半にこれから差し掛かる選手だけに、
これより下の世代では、このゾーンに一軍及び 一軍半のゾーンに小園しかいない カープにはうってつけの人物だろう。

→カープの内野が弱いチーム事情にはマッチする上、プロテクトのボーダーに位置する選手だと思うが、 年齢的に見て、レギュラー取れるかどうかがポイントだと思う。





<結論>

〇候補を3人挙げたが、他にも前回上げたプロテクト予想26名で漏れてくるかもしれない選手が2名いる。

〇それは、成績で判断しなかった、若手の内藤と、中堅後期の福田だろう。内藤は、若すぎて実績がないこと、福田は最近は外野出場が増えており、そこに西川の加入で行き所がなくなる可能性があることが、その理由である。

現実的には内藤・福田、 そして山田が漏れてくるようならば、 この2人を優先的に指名。

予想通り、内藤・福田・山田がプロテクト入りするようなら、
廣岡・来田のプロテクトを漏れた方だと思う。

よって、最終結論は以下。

<本命>:来田・廣岡

<対抗>:山田

<注意>:内藤・福田

<穴>:残りのプロテクト漏れ組

<大穴>:その他の選手or人的補償をやめて金銭補償

としておこう。


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その他の選手についても触れておく
(また大穴で「金銭補償」にしたこともアップ)。


〇ベテランや30代以上の投手の平野・比嘉、
野手のT-岡田・安達、西野・小田はありえない。
右の中継ぎは、カープも充実しているし、
菊地・田中・秋山・堂林・上本ら30代が、
一軍レギュラーや一軍半で沢山いるところに、
30歳以上の選手は、余程でないと必要ない。

〇投手はそもそも、
現状のメンバーが強いところで、
ドラフトで補強したので、
左の中継ぎ以外は不要。
若手の有望株も、
別に要らない。
本田を挙げる人もいるが、いくら来季24歳といえど、
中継ぎで一軍通算5点台では期待できない。
捕手もプロテクト漏れが
沢山出てくるだろうが、
カープも捕手陣は豊富でいらない。

〇内野手は大城・山足や他の野手なら、
廣岡・内藤・福田が上、
外野手も佐野・渡辺なら、
来田の将来に掛けた方が良い。

・・正直いって、その他の選手を
指名するくらいなら、
人的補償でなく金銭補償を選択するのもあり
というのが、7200万円手に入るので、
西川の旧年俸が1億2000万円だから、
約2億円が手元に残る計算になる。
その場合、巨人をノーテンダーになった 中田翔をその予算で獲得してはどうだろうか?
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西川FAの人的補償はこれだ!(前編)~オリックスのプロテクト28名を考える [広島カープ]

西川FA退団及びオリックスへの移籍が確定的となっているが、
さっそくその人的補償を2話に渡り、考える。
今回は前編である。







〇まずはFA制度及び今回の西川のFA移籍についてまとめ

・FAは前年の年俸が
Aランク(日本人選手で1~3位)、Bランク(4~10位)、Cランク(11位以下)で、
分類される。
今回の西川はBランク(旧年俸1.2億)。

・Bランクの選手の場合、
金銭補償は旧年俸の0.6倍、人的補償の同の0.4倍+プロテクト漏れ1名を人的補償できる。
→金銭補償だと7200万円、人的補償だと4800万円+人的補償1人。
2400万円差なら、3連覇したオリックスの選手を人的補償で1人獲得の方がどうみてもお得。






〇プロテクトにも入らず、獲得も不可能な選手

山崎福(FA権行使)
外人選手(対象外)
・解雇選手やトレード選手(近藤など)
・この秋のドラフト指名選手

→これ以外からオリックスの選手は28名プロテクトできる。
以下は、最初からこのメンバーは除外して話を進める。







プロテクト入り本命
(ここから先に上げる年齢は学年年齢をベースにする)

・近年は高齢の選手はプロテクト漏れしやすいので、
投高打低の球界事情と、広島も若手の投手が多いので、
来季32歳以上、野手は34歳以上の選手は除き、 野手で打撃数12傑、投手で先発中心で投球回数6傑、 中継ぎ抑えで登板回数6傑に入った日本人選手

→(投手)山本由・宮城・山下・山岡・田島・東・山崎・宇田川・阿部・小木田
(野手)中川・紅林・宗・森・頓宮・杉本・茶野・野口・宜保・若月
※山本由はポスティングによるメジャー挑戦を表明しているが、プロテクトしておかないと、カープが人的補償で獲得した場合は、カープにその移籍金を横取りされるので、確実に入れる必要がある。
※本来は阿部は来季32歳だが、今年の成績は抜群なので、ここに入れる。
※当初外していた若月は、やはりここに入れる(捕手の豊富なカープが獲得する見込みはないと思ったが、レギュラー級の捕手がカープに入れば、坂倉と2頭体制ができることは大きく、会澤は晩年だし、磯村・石原はトレードに出せる。)

以上の20名はまず間違いなくプロテクト入りする。
もし残っていたら、間違いなく指名して良いだろう。






〇プロテクト入り対抗(今年の一軍で実績のある組)

・年齢は同じ条件で、
投手は先発中心で投球回数7傑~10傑で、QS(6回3失点の確率が)50%以上、
中継ぎ抑えは、登板回数7傑~10傑で、WHIH(1回あたりの1出塁を許した確率)1.40以内の投手
野手は一軍打撃数13傑~20傑で、
OPS800以上か盗塁数がある程度あり、700以上の選手。

→(投手)なし
→(野手)太田

太田も本命レベルの次くらいにない。

〇同(若手~中堅の有望組)

・投手は二軍成績が来季25歳以下の投手で、
先発中心で防御率2.5点台以下(一軍実績があればその分緩和)、
中継ぎ抑えで1.5点台以下、
打者でOPS800以上か、
もしくは700以上で盗塁が多い選手
来季23歳以下で、
先発中心で防御率3.0点以下(一軍実績があればその分緩和)、
中継ぎ抑えで2点台以下、
野手でOPS750以上か、
もしくは650以上で盗塁が多い選手

→(投手)曽谷・斎藤
(野手)池田

この3人もまた同じ。






〇同(数字にはない期待の若手・実績のベテラン組)

→どちらから1名ずつ出してみる。
カープも含め、球界全体が投高打低のチーム事情から、
野手を優先してプロテクトすると思う。

・昨年のドラフト2位の内藤は、さすがに今後のドラフト戦略にも影響してくることから、プロテクト入りさせるものと思われる。

・ベテランは近年の躍進の立役者だが、
今年は成績が悪かった福田を予想する。

・・以上で、26名となる。
対抗のメンバーも、プロテクト漏れしていれば、
指名して良いメンバーである。
ボーダーまで、あと2名。 このラインに入るギリギリの 4~5名が候補と予想する。

次回、本格的に名前を挙げて予想する。



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