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昨年最大のカープキラーである「あの球団のこの投手」の、傾向と対策はこれだ! [広島カープ]

ドラフトネタの中休みで、
今季のカープの向けのネタをやっておく。

昨年、最もカープを苦しめた投手はだれか?
まず以下の条件で調べてみた。
①先発で年間100イニング以上
②対カープ戦で30イニング以上
③対戦防御率2点台以上

実は①は直接カープ相手だけではないものだが、
それぐらいできるの総合力がない相手なら、
研究すれば攻略簡単なはずだ。

このファクターをすべて満たした投手は、
大野(中日)・西(阪神)・今永(横浜)・ロメロ(中日)。

イメージからすれば、
タイトルを取った大野や、
以前から苦手にしている今永だと思うが、
実は昨年は西が唯一の対カープ戦 50イニング越えであり、 QS(6回3失点の確率)85%と、 完全にカモにされた。
対戦成績も1勝4敗であり、
もし西がいなければ阪神戦に
2つも負け越すこともなかったし、
何よりAクラスに入れたはずだ。
よって、昨年最もカープを苦しめた 投手は西だった。

実際に対戦打率でも、
12打席以上対戦した選手では、
打率300以上は、菊池とバティスタだけ。
バティスタは完全に西をカモにしていたが、
ご存じの通り出場停止になり、
これは極めてアンラッキーだった。
逆に同200以下は、誠也の同143 (おそらくセリーグ最強の打者と化している誠也を、 昨年最も抑え込んだ投手は西であろう)を 筆頭に会澤・安部・野間・田中と、
やられたい放題だった。


では西対策を考えてみる。

さすが若い頃からオリックスの
エースであっただけのことはあり、
FAで阪神に来た今でも、
非常にバランスのいい投手で、
弱点は少ない。
右投手だが、左打者に対しても
苦がない。

ただ、ストレートは投球比率は
3割程度で、
変化球はスライダー・シュート・
チェンジアップがあるが、
いずれも被打率250を超えており、 悪いわけではないが、 思ったほどよくはない。

他球団の打者との対戦成績を見ると、
トリプルスリー男・山田哲人(ヤクルト)、
丸(元広島→巨人)のような、
誠也同様に万能タイプほど
苦戦する傾向にあり、
逆にソト(横浜)やバティスタなど、 下手なことを考えるより、 積極的にガンガン行ったり、 打つ球を決めて、ガッツリ 振ってくるタイプの方が、 逆にカモにしている。


そう意味では、
余計なことを考えずに
シンプルに行った方が、
この投手に関してよいと言える。
変化球に関しては、
落とす球はほとんど投げず、
横の揺さぶりで勝負なので、
やはり決め打ちするのが、 カギとなるであろう。

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