現役ドラフト候補とその理由、逆に獲得予想選手のタイプを考える～カープの現役ドラフト予想（中編） [広島カープ]
現役ドラフトを予想するシリーズの
続編で、今回はカープ側が出す候補とその理由、
逆にカープが獲得したい選手のジャンルを考えてみる。
以下は前回の再掲載。
※年齢は来季の学年年齢
＜◎（本命）＞礒村（捕手・３１歳・年俸１４００万）＆薮田（右先発・３１歳・同１９００万）・中崎（右中継ぎ・３１歳・同５３００万）
＜〇（対抗）＞中村奨（捕手・２４歳・同９００万）＆中村祐（右先発・２８歳・１３００万）＆一岡（右中継ぎ・３３歳・同４２００）
＜△（注意）＞石原（捕手・２６歳・１２００万）・正髄（外野手・２７歳・７５０万）＆岡田（右先発・３０歳・２３００万）
＜✕（穴）＞三好（内野手・３０歳・１３５０万）＆アドゥア（右先発・２５歳・１２５０万）
まずは、全体論として、
坂倉が正捕手になり、２番手に会澤がいる中で、
外野兼任の中村奨を除いても７人いる捕手は、 明らかに過剰状態となっており、 確実に誰か１名上げられるだろう。
そして、投手は今年のドラフトで、
大学・社会人を３人補強したことや、
チーム全体でも若手投手が多く、
彼らの抜擢が急務になる。
その新旧交代のため、
３０代越えや２０代後半でも一軍実績の無い投手が、 放出対象となると思う。
＜野手＞
・礒村は全体でも筆頭だろう。
坂倉と３５歳の会澤がいる中で、３番手で
３０代の捕手が必要とは考えにくい。
他球団なら２番手捕手候補として需要はある。
弱点は来季中にFA権獲得の可能性があることくらいか。
・同じく対抗に上げたのは、 捕手兼外野手でスキャンダルを起こした中村奨。
懲罰の意味もあるが、
いつまでも捕手兼外野手でやるより、
スッキリと捕手専任でやれる
チームに行った方がいいだろう。
まだ来季２４歳なので、
特に今年のドラフトで大卒の主力候補の捕手を
取り逃したチームは検討価値ありだと思う。
・石原は名前を上げてはみたが、
年齢そして今季も二軍では好成績だったので、
一軍半の力はあることから、
その前に磯村や中村奨だろう。
あと、同年代に似た選手が多いことから、
正髄を候補に挙げる人が多いが、
あの打力はもったいないと思うし、
長野がいなくなったので、
代打などで出番も増えるだろうから、
リストには上がらないと思う。
・三好は今季オフで解雇でもおかしくなかった。
守備固めの欲しいチーム向けとなると思うが、
この年齢では、おそらく他チームも相手してくれないだろう。
＜投手＞
・同じく薮田も投手の中では筆頭だろう。
一軍の先発は充実しているし、二軍は若手の成長があり、
こちらも新旧交代の対象となりそう。
年俸も安いので先発兼中継ぎの便利屋がすぐに欲しい
球団には、拾われる可能性は充分ある。
ただ、弱点はこちらも来季中にFA権獲得の可能性があることくらいか。
・そして薮田同様に ずっと下り坂の中崎も対象になりそう。
薮田より実績が高い分、年俸も高いのがネックか。
放出しても、どの球団も取らずに帰ってくる可能性がある。
ただ、他球団は「自分の球団なら復活させられる」と
思う球団もありそう。
・一岡も薮田同様に上記で述べたように、 新旧交代の対象であることが理由。
二軍の成績を見れば、まだ一軍半くらいの力はある。
ただ、成績は下り坂なのとやや年俸が高いのがネックで、
放出しても、どの球団も取らずに帰ってくる可能性がある。
・むしろ、中村祐の方がありそう。
今季こそ二軍成績が悪かったが、
今まではずっと二軍のローテ投手だった。
先発の良くないチームから声がかかりそうだ。
・岡田は候補だと思うが、手術明けで
調子が読めないだけに、現役ドラフトにかけても、
他球団からパスされそう。
アドゥアも近年のキャリアが悪くやはり厳しそうだ。
【獲得される選手】
今度はどんな選手が獲得されるか予想してみよう。
＜◎（本命）＞20代中盤か後半の左の長距離＆２０代中盤の右中継ぎ候補
＜〇（対抗）＞２０代中後半の他球団の二塁手・及び三塁手の大型内野手
＜△（注意）＞２０代中盤か後半の左中継ぎ候補
＜✕（穴）＞２０代前中盤の長打を見込める外野手
全体論としては、新井監督の元、
一年目はまずはチーム作りから・・ということになりそうなので
（ドラフト会議を見ても上位から４位までの
４人の内、高校生が３人だったことから）、
新旧交代が促進されると思うので、
３０代の選手を指名することはないだろう。
ドラフト会議では投手はしっかり補強したので、
その分を現役ドラフトでは、野手が中心となると思う。
特にドラフト会議では、支配下では７位で
守備走塁型外野手の久保を採っただけなので、
その分は、長打を見込める選手を採って来季の戦力を増やしたい。
まずは、右打ちの長距離打者は２０代中後半は、
カープは多いので、逆に左打ちの長距離打者がほしい。
松山は来季３８歳だし、マグブルームら
外人が不振の場合は、それに取って代わる存在としても、
期待したい。
さらには、ドラフトで指名した選手が多いが、
５位指名ながら河野は先発候補にもなりそうなので、
薮田・中崎が本当に放出となった場合は、
代わりにもう１名２０代中盤の中継ぎを 増やしておくといいだろう。
デービットソンの獲得とと二俣の支配下登録で、
上本と林しか候補がいない三塁は補充された。
そして二塁は、守備走塁タイプの羽月が、
次世代候補になりつつある。
しかし、どちらも盤石というほどでもないので、
浅村（楽天）・牧（横浜）のような
打撃型の二塁手及び、三塁手の視野に 入る２０代中後半の選手を狙う手もある。
また、２０代半ばの左中継ぎ候補が出てくれば、 手を上げたいが、これはどこのチームも左腕不足なので、
おそらく候補自体が出てこないと思う。
あとは２０代前中盤で長打が見込めそうなタイプ。
外野は２０代中後半は多いが、
前中盤で長打が見込めそうな中村奨がいるくらい。
しかもスキャンダル持ち出し（笑）、捕手兼任なので、
これと同世代でもう１名いても悪くない。
ただ、この年齢層もやはり候補自体が出てこないと思う。
それでは、次回は具体的に候補を挙げてみたい。
続編で、今回はカープ側が出す候補とその理由、
逆にカープが獲得したい選手のジャンルを考えてみる。
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以下は前回の再掲載。
※年齢は来季の学年年齢
＜◎（本命）＞礒村（捕手・３１歳・年俸１４００万）＆薮田（右先発・３１歳・同１９００万）・中崎（右中継ぎ・３１歳・同５３００万）
＜〇（対抗）＞中村奨（捕手・２４歳・同９００万）＆中村祐（右先発・２８歳・１３００万）＆一岡（右中継ぎ・３３歳・同４２００）
＜△（注意）＞石原（捕手・２６歳・１２００万）・正髄（外野手・２７歳・７５０万）＆岡田（右先発・３０歳・２３００万）
＜✕（穴）＞三好（内野手・３０歳・１３５０万）＆アドゥア（右先発・２５歳・１２５０万）
まずは、全体論として、
坂倉が正捕手になり、２番手に会澤がいる中で、
外野兼任の中村奨を除いても７人いる捕手は、 明らかに過剰状態となっており、 確実に誰か１名上げられるだろう。
そして、投手は今年のドラフトで、
大学・社会人を３人補強したことや、
チーム全体でも若手投手が多く、
彼らの抜擢が急務になる。
その新旧交代のため、
３０代越えや２０代後半でも一軍実績の無い投手が、 放出対象となると思う。
＜野手＞
・礒村は全体でも筆頭だろう。
坂倉と３５歳の会澤がいる中で、３番手で
３０代の捕手が必要とは考えにくい。
他球団なら２番手捕手候補として需要はある。
弱点は来季中にFA権獲得の可能性があることくらいか。
・同じく対抗に上げたのは、 捕手兼外野手でスキャンダルを起こした中村奨。
懲罰の意味もあるが、
いつまでも捕手兼外野手でやるより、
スッキリと捕手専任でやれる
チームに行った方がいいだろう。
まだ来季２４歳なので、
特に今年のドラフトで大卒の主力候補の捕手を
取り逃したチームは検討価値ありだと思う。
・石原は名前を上げてはみたが、
年齢そして今季も二軍では好成績だったので、
一軍半の力はあることから、
その前に磯村や中村奨だろう。
あと、同年代に似た選手が多いことから、
正髄を候補に挙げる人が多いが、
あの打力はもったいないと思うし、
長野がいなくなったので、
代打などで出番も増えるだろうから、
リストには上がらないと思う。
・三好は今季オフで解雇でもおかしくなかった。
守備固めの欲しいチーム向けとなると思うが、
この年齢では、おそらく他チームも相手してくれないだろう。
＜投手＞
・同じく薮田も投手の中では筆頭だろう。
一軍の先発は充実しているし、二軍は若手の成長があり、
こちらも新旧交代の対象となりそう。
年俸も安いので先発兼中継ぎの便利屋がすぐに欲しい
球団には、拾われる可能性は充分ある。
ただ、弱点はこちらも来季中にFA権獲得の可能性があることくらいか。
・そして薮田同様に ずっと下り坂の中崎も対象になりそう。
薮田より実績が高い分、年俸も高いのがネックか。
放出しても、どの球団も取らずに帰ってくる可能性がある。
ただ、他球団は「自分の球団なら復活させられる」と
思う球団もありそう。
・一岡も薮田同様に上記で述べたように、 新旧交代の対象であることが理由。
二軍の成績を見れば、まだ一軍半くらいの力はある。
ただ、成績は下り坂なのとやや年俸が高いのがネックで、
放出しても、どの球団も取らずに帰ってくる可能性がある。
・むしろ、中村祐の方がありそう。
今季こそ二軍成績が悪かったが、
今まではずっと二軍のローテ投手だった。
先発の良くないチームから声がかかりそうだ。
・岡田は候補だと思うが、手術明けで
調子が読めないだけに、現役ドラフトにかけても、
他球団からパスされそう。
アドゥアも近年のキャリアが悪くやはり厳しそうだ。
【獲得される選手】
今度はどんな選手が獲得されるか予想してみよう。
＜◎（本命）＞20代中盤か後半の左の長距離＆２０代中盤の右中継ぎ候補
＜〇（対抗）＞２０代中後半の他球団の二塁手・及び三塁手の大型内野手
＜△（注意）＞２０代中盤か後半の左中継ぎ候補
＜✕（穴）＞２０代前中盤の長打を見込める外野手
全体論としては、新井監督の元、
一年目はまずはチーム作りから・・ということになりそうなので
（ドラフト会議を見ても上位から４位までの
４人の内、高校生が３人だったことから）、
新旧交代が促進されると思うので、
３０代の選手を指名することはないだろう。
ドラフト会議では投手はしっかり補強したので、
その分を現役ドラフトでは、野手が中心となると思う。
特にドラフト会議では、支配下では７位で
守備走塁型外野手の久保を採っただけなので、
その分は、長打を見込める選手を採って来季の戦力を増やしたい。
まずは、右打ちの長距離打者は２０代中後半は、
カープは多いので、逆に左打ちの長距離打者がほしい。
松山は来季３８歳だし、マグブルームら
外人が不振の場合は、それに取って代わる存在としても、
期待したい。
さらには、ドラフトで指名した選手が多いが、
５位指名ながら河野は先発候補にもなりそうなので、
薮田・中崎が本当に放出となった場合は、
代わりにもう１名２０代中盤の中継ぎを 増やしておくといいだろう。
デービットソンの獲得とと二俣の支配下登録で、
上本と林しか候補がいない三塁は補充された。
そして二塁は、守備走塁タイプの羽月が、
次世代候補になりつつある。
しかし、どちらも盤石というほどでもないので、
浅村（楽天）・牧（横浜）のような
打撃型の二塁手及び、三塁手の視野に 入る２０代中後半の選手を狙う手もある。
また、２０代半ばの左中継ぎ候補が出てくれば、 手を上げたいが、これはどこのチームも左腕不足なので、
おそらく候補自体が出てこないと思う。
あとは２０代前中盤で長打が見込めそうなタイプ。
外野は２０代中後半は多いが、
前中盤で長打が見込めそうな中村奨がいるくらい。
しかもスキャンダル持ち出し（笑）、捕手兼任なので、
これと同世代でもう１名いても悪くない。
ただ、この年齢層もやはり候補自体が出てこないと思う。
それでは、次回は具体的に候補を挙げてみたい。
実名挙げて、現役ドラフト候補を予想する～カープの現役ドラフト予想（前編） [広島カープ]
ドラフト会議も終わり、
長野の放出とその代わりに二俣の昇格、
また三塁の来季の新外人の獲得と、
想定したような展開が続いている中で、
現在の注目は、現役ドラフトとなっている。
まずは、ルールと、対象になる選手の条件を再確認する。
＜ルール＞
①プロ野球機構以外にはすべて未公開で、１２月９日に行われる。
②各チームとも最低２名以上の選手を提供しなくてはならない。
③１２球団が全チームの提供された合計２４名以上の選手中からか、必ず１名以上獲得しなくてはならない。
（他にも指名順などのルールがあるが、それはここでは割愛）
ポイントとしては、意外と見落とされがちなのだが、
②は最低２名以上であり、例えば３名以上提供しても構わないし、 ③は最低１名以上であり、逆に２名以上獲得しても構わないという点である。
＜対象及び対象外となる選手＞
①日本人選手で、支配下選手（今オフ昇格したばかりの選手は対象外）
②年俸１億円以上は対象外。５０００万～１億円以下の選手は１名のみしか対象になれない。同５０００万以下は何名でもよい。
③FA権を所有するか行使した経験のある選手or複数年契約している選手は対象外。
④２０２１年・２２年のドラフトで指名された選手は対象外。
①のために、外人と育成枠の選手は一切対象外となる。
逆に言うと、他球団の選手を獲得する際は、
支配下選手のみで、
外人や育成枠選手獲得できないことになる。
②と③は、そもそもの趣旨がチーム内で燻ぶっている
若手や中堅に、他球団でチャンスを上げる制度なので、
高額年俸選手やかつて活躍したベテラン選手は、
対象から外される。
現在の一軍レギュラー級でない選手で、 ②・③の条件で引っかかり対象外になるのが、 野手だと田中広・松山・堂林、投手だと野村あたり。
この４人はそろそろ一軍のレギュラーの芽はないメンバーなので、 本来は放出しても良いのだが、 それはトレードで対応するしかないということになる。
ただし、同じような存在で、中崎は年俸こそ５０００万を超えるが、 FA権や複数契約はないので、②の１名の中に入ることができる。
④は昨年の２１年と今年の２２年のドラフトで、
指名した選手は対象外となる。
２２年はもちろん、２１年に指名された中村健や末包は
同年代の外野手が多いのに対象になれないが、
これは仕方ないか。
それでは以前に上げたこの内容
（下記URLからご覧くださいませ）
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2022-10-25
それではズバリ、予想を挙げてみよう。
※以下は年齢は来季の学年年齢
＜◎（本命）＞
礒村（捕手・３１歳・年俸１４００万）＆薮田（右先発・３１歳・同１９００万）・中崎（右中継ぎ・３１歳・同５３００万）
＜〇（対抗）＞中村奨（捕手・２４歳・同９００万）＆中村祐（右先発・２８歳・１３００万）・一岡（右中継ぎ・３３歳・同４２００万）
＜△（注意）＞石原（捕手・２６歳・１２００万）・正髄（外野手・２７歳・７５０万）＆岡田（右先発・３０歳・２３００万）
＜✕（穴）＞三好（内野手・３０歳・１３５０万）＆アドゥア（右先発・２５歳・１２５０万）
具体的な解説は次回行う。
長野の放出とその代わりに二俣の昇格、
また三塁の来季の新外人の獲得と、
想定したような展開が続いている中で、
現在の注目は、現役ドラフトとなっている。
まずは、ルールと、対象になる選手の条件を再確認する。
＜ルール＞
①プロ野球機構以外にはすべて未公開で、１２月９日に行われる。
②各チームとも最低２名以上の選手を提供しなくてはならない。
③１２球団が全チームの提供された合計２４名以上の選手中からか、必ず１名以上獲得しなくてはならない。
（他にも指名順などのルールがあるが、それはここでは割愛）
ポイントとしては、意外と見落とされがちなのだが、
②は最低２名以上であり、例えば３名以上提供しても構わないし、 ③は最低１名以上であり、逆に２名以上獲得しても構わないという点である。
＜対象及び対象外となる選手＞
①日本人選手で、支配下選手（今オフ昇格したばかりの選手は対象外）
②年俸１億円以上は対象外。５０００万～１億円以下の選手は１名のみしか対象になれない。同５０００万以下は何名でもよい。
③FA権を所有するか行使した経験のある選手or複数年契約している選手は対象外。
④２０２１年・２２年のドラフトで指名された選手は対象外。
①のために、外人と育成枠の選手は一切対象外となる。
逆に言うと、他球団の選手を獲得する際は、
支配下選手のみで、
外人や育成枠選手獲得できないことになる。
②と③は、そもそもの趣旨がチーム内で燻ぶっている
若手や中堅に、他球団でチャンスを上げる制度なので、
高額年俸選手やかつて活躍したベテラン選手は、
対象から外される。
現在の一軍レギュラー級でない選手で、 ②・③の条件で引っかかり対象外になるのが、 野手だと田中広・松山・堂林、投手だと野村あたり。
この４人はそろそろ一軍のレギュラーの芽はないメンバーなので、 本来は放出しても良いのだが、 それはトレードで対応するしかないということになる。
ただし、同じような存在で、中崎は年俸こそ５０００万を超えるが、 FA権や複数契約はないので、②の１名の中に入ることができる。
④は昨年の２１年と今年の２２年のドラフトで、
指名した選手は対象外となる。
２２年はもちろん、２１年に指名された中村健や末包は
同年代の外野手が多いのに対象になれないが、
これは仕方ないか。
それでは以前に上げたこの内容
（下記URLからご覧くださいませ）
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2022-10-25
それではズバリ、予想を挙げてみよう。
※以下は年齢は来季の学年年齢
＜◎（本命）＞
礒村（捕手・３１歳・年俸１４００万）＆薮田（右先発・３１歳・同１９００万）・中崎（右中継ぎ・３１歳・同５３００万）
＜〇（対抗）＞中村奨（捕手・２４歳・同９００万）＆中村祐（右先発・２８歳・１３００万）・一岡（右中継ぎ・３３歳・同４２００万）
＜△（注意）＞石原（捕手・２６歳・１２００万）・正髄（外野手・２７歳・７５０万）＆岡田（右先発・３０歳・２３００万）
＜✕（穴）＞三好（内野手・３０歳・１３５０万）＆アドゥア（右先発・２５歳・１２５０万）
具体的な解説は次回行う。
