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小園海斗~5月の打撃絶好調の理由はこれだ! [広島カープ]

カープはやはり鬼門の交流戦で、
ボロボロに。
SBに3戦連続大差で連敗。
ただ、個人的にはその前のロッテに、
1勝2敗で終わった時点で、
すでに嫌な予感しかしなかった。
理由は何よりも、超貧打のパリーグでも
ワーストのロッテに打たれた時点で、
あり得ないと思っていた。

もう交流戦の話をしても、
皆さんが気分悪くなるだけだと思うので、
それは避けて個々の選手の話をしたい。






5月に入ってから、 小園海斗が好調である。
開幕及び4月は論外だったが、
5月は29日終了時点で、
23試合・87打数で、
打率368・本塁打2本。
OPS(打撃の最重要事項)も 出塁率396+長打率506=901で、
(800以上なら中軸打者として合格、
900以上なら4番打者としても合格)と、
最高。
カープが大苦戦する交流戦6試合でも、
打率300以上と、パリーグ投手
相手にも善戦している。




87打席で四球4と相変わらず
四球は少ないが、三振は8と大幅に減って、
一気に優秀になった
(もっとも、4月は115打数で
21三振だから、そんなに悪くないのだが)。
元々、早打ちバッターでカウント0-0、 もしくは1-0か0-1、 80打席近くもあり、全体の4割を占めるが、 打率も300以上と 好成績を残している。





元々の打撃能力は高い。
5月に入ってから、ストレートは打率300以上。
体型は細く見えるが、力負けはない。
スライダー以外の変化球も
全て打率300以上打っている。
そのスライダーも250程度なので、
不安は少ないし、ボール球になる球は
見切る能力があり、無理に打っていないので、
大丈夫。





好成績の理由は、2つ。
高木豊チャンネルでも、
高木豊自身がアドバイスしていたが、
走り打ちをやめて、しっかりと打撃の形を 取るようになった。
元々のミート力が高いので、
走り打ちでもなまじ当たる
(不調時でも三振が少ないのがその証拠)のだが、
当然にそれでは結果が残せない。
それを5月はきちんと修正したのが 功を奏した。

もう一つは、苦手な球を捨てたこと。
左打者だが、
右投手の内角攻め、左投手の外角攻めを
苦手としているが、あっさりこれを捨て、 左打者の外角へのストレートや外へ逃げる変化球、 右打者の内角へのストレートや緩急の変化球に 狙いを絞ったことが大きい。
これを早打ちで必殺好打することで、
成績を残している。






3番遊撃として定着し、 これで22歳であるから、チームとしても 極めて大きい存在である。
(メジャーや他球団FA移籍をしないことが前提だが)
野村謙二郎以来の
カープ生え抜き2000本安打内野手
(新井は内野手だが一塁が
メインで阪神にも行ったので、
実質的に違う)も、
夢ではない。










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