他球団を解雇されたこの５選手の獲得を、検討せよ！（前編）

今年の他球団解雇者から、
カープに来てほしい選手を考えてみる。

ドラフトや外国人補強を経て、
まず、今のカープで解雇者でも獲得するほどの
値打ちがある需要があるとすれば、
以下のどちらかだろう。


①外野手で２４歳までの選手で、 二軍で成績を残している選手。

②年齢制限ないが、すぐに中継ぎで 一軍半で行ける選手。

①は捕手と内野手は充実している中で、
外野は一軍レギュラーと一軍半までは
充実しているが、二軍クラスの若手は
永井と育成枠の木下くらいしかいない。
誠也の来季オフあたりのメジャー挑戦や、
長野が選手晩年となっていることを
考えると、もう１枚若手が欲しいところである。

②は中継ぎが弱いカープとしては、
すぐに行ける中継ぎが欲しい。
そもそも解雇者レベルでは先発は即戦力は
無理だが、中継ぎなら獲得が見込めるので、
高齢でもよいのですぐに行ける選手が欲しい。
幸い、若さはカープ投手陣は文句なしなので、
３０代後半のベテランでもＯＫ。

ただ、①と②では①が上かと思う。
ドラフトで投手が補強がだいぶ進んだし、
チーム構成人数も投手がかなり多い。
よって、②は厳しめにみる。

では、具体的に実名挙げて考えてみる。
なお、すでに他球団が獲得決定したり、
引退表明した選手は除外している。
※年齢は全て学年年齢で表示。

＜加藤脩平・巨人・２２歳高卒・外野手・旧年俸４６０万円＞

私はすでにネットに一度上げているが、
現時点で獲得候補筆頭であろう。

６０試合１７８打席はどちらもチーム内で５位、
打撃もＯＰＳ（出塁率＋長打率）６９８・盗塁３なら、
普通に二軍レギュラーぐらい。
高卒４年目としては、
レギュラー候補としてもまだ可能性を残している。
うまくいけば長野や前田智徳のように、
守備走塁はそこそこながら、
シェアな打撃で勝負できる打者になると思う。

巨人の選手層の厚さと、
育成枠上がりが尾を引いて解雇になったと思うが、
全然解雇レベルではない。
３月生まれなのでまだ２１歳だし、
年俸の安さも魅力。

今年のドラフトの大卒選手と同じ年齢なので、
大学生を取ったと思えば、契約金もかからないのだから、
良い買い物だと思う。

＜宮國椋丞・巨人・２８歳（高卒）・右投手・旧年俸２７４０万＞

こちらはカープファンでも知名度高いだろう。
何より解雇されること自体、衝撃だった。

当初は先発が多かったが、
近年は中継ぎが多く、
毎年２０登板以上で、
なによりこの３年もＷＨＩＨ（１イニングの被出塁率が）
３年連続で勝ち試合を任せることができる、
１．４０以内と、カープの大半の中継ぎより上である。
もちろんケガの心配もこれだけ投げているなら、
考えられない。

通算で２０５登板で４３０イニングで、
通算防御率３．５９。
実績もしっかりある。
同い年の薮田と同水準が上なくらい。
これで解雇になる意味が分からない。
どうみても解雇の理由は、
数値上の理由ではないだろう。

１５００万出しても良いと思う。
ぜひカープに来てほしい。