阪神のこの投手の傾向と対策はこれだ!〜カープキラーを斬る(FINAL) [広島カープ]
今作の最終回ということで、カープキラーの投手から、
阪神の大竹を上げる
【大竹(阪神)】
現役ドラフトでソフトバンクから移籍し、
12勝上げて見事に現役ドラフトの成功例となった選手。
しかも対カープ戦でその半分の6勝(0敗)をあげ、 対戦防御率も0.57と、文字通り手も足も出なかった。
世間的は、確かに現役ドラフトの有望性を世に知らしめたが、 カープにとっては天敵以外の何物でもない。
田中・野間・上本は打率300越えしたが、
逆に秋山・坂倉・小園・菊池・堂林は
打率100台と、主力がみんな苦戦した。
タイプとしては規定投球回数達成し、
防御率2点台前半とかなり優秀な投手なのだが
(つーか、なんでこんな投手が現役ドラフトに出てくるのだ?
元々いたソフトバンクは何やってたんだ?)、
これほどの成績の割に、三振は少ない代わり、 四球と被本塁打は極めて少ない。 制球力と、決め球で打者を詰まらせ、 打ち取るタイプと言えそう。
そういうタイプは普通は技巧派なのだが、
実際はストレート50%弱と、
速球派に近い組立て。
チェンジアップ・ツーシームが15%強と、
スライダー・カットボールが10%弱と、
球種が5種類ある点は、少しは技巧派の色も入る。
また、この投手は左先発なのに、右打者には強い。
特に高めのストレートや外角への変化球が
甘く入らなければ打たれない。
逆に左打者の方が高めや内角を中心に打たれている。
外角もそれなりの被打率なので、
ボール球を見切ればなんとかなるはず。
そのせいか、投球の組み立ての中心の
ストレートとツーシームが共に
被打率270~300と高い。
左打者はもちろん、
右打者もこれにヤマを張って攻略したい。
チェンジアップは被打率170と、
特に右打者は強敵だと思うが、
スライダー・カットボールも
被打率230くらいなので、
何とかならなくはない。
あと、初球を含め、 しっかりと球を見極めよう。
制球力は高いが、上記の通り、
チェンジアップ以外は
そこまで厳しくはないから、
追い込まれても何とかなる。
その証拠に2ストライクまで追い込んだ状態でも、
被打率250超えているので、
何とかなる。
無理に内に行くのは損である。 特に右打者は、球を見極めて勝負をかけよう。
阪神の大竹を上げる
【大竹(阪神)】
現役ドラフトでソフトバンクから移籍し、
12勝上げて見事に現役ドラフトの成功例となった選手。
しかも対カープ戦でその半分の6勝(0敗)をあげ、 対戦防御率も0.57と、文字通り手も足も出なかった。
世間的は、確かに現役ドラフトの有望性を世に知らしめたが、 カープにとっては天敵以外の何物でもない。
田中・野間・上本は打率300越えしたが、
逆に秋山・坂倉・小園・菊池・堂林は
打率100台と、主力がみんな苦戦した。
タイプとしては規定投球回数達成し、
防御率2点台前半とかなり優秀な投手なのだが
(つーか、なんでこんな投手が現役ドラフトに出てくるのだ?
元々いたソフトバンクは何やってたんだ?)、
これほどの成績の割に、三振は少ない代わり、 四球と被本塁打は極めて少ない。 制球力と、決め球で打者を詰まらせ、 打ち取るタイプと言えそう。
そういうタイプは普通は技巧派なのだが、
実際はストレート50%弱と、
速球派に近い組立て。
チェンジアップ・ツーシームが15%強と、
スライダー・カットボールが10%弱と、
球種が5種類ある点は、少しは技巧派の色も入る。
また、この投手は左先発なのに、右打者には強い。
特に高めのストレートや外角への変化球が
甘く入らなければ打たれない。
逆に左打者の方が高めや内角を中心に打たれている。
外角もそれなりの被打率なので、
ボール球を見切ればなんとかなるはず。
そのせいか、投球の組み立ての中心の
ストレートとツーシームが共に
被打率270~300と高い。
左打者はもちろん、
右打者もこれにヤマを張って攻略したい。
チェンジアップは被打率170と、
特に右打者は強敵だと思うが、
スライダー・カットボールも
被打率230くらいなので、
何とかならなくはない。
あと、初球を含め、 しっかりと球を見極めよう。
制球力は高いが、上記の通り、
チェンジアップ以外は
そこまで厳しくはないから、
追い込まれても何とかなる。
その証拠に2ストライクまで追い込んだ状態でも、
被打率250超えているので、
何とかなる。
無理に内に行くのは損である。 特に右打者は、球を見極めて勝負をかけよう。
横浜のこの投手の傾向と対策はこれだ!~カープキラーを斬る③ [広島カープ]
前回のカープキラーのシリーズの続きで、
今回から投手に入る。
まず、以下の3つの条件を設定した。
①他球団100イニング以上投げている。
②カープ戦で25イニング以上投げている。
③カープ戦で防御率2点台以上
①はカープとはあまり関係ないのだが、
この程度の実力がないなら、
少し研究すれば、攻略は容易なはず。
よって、それも考慮して対象を挙げてみた。
①②③のすべてのファクターを満たすのは、
東(横浜)・柳(中日)・小川(ヤクルト)・大竹(阪神)・今永(横浜)
まず、今永はメジャー挑戦したので除外。
柳の属する中日と、
小川の属するヤクルトは、
チーム再建で手一杯だろうから、
この2選手が手ごわくても、
チーム全体を抑えることができれば問題ない。
よって、優勝争いする横浜の東と、 阪神の大竹をここでは考える。
まずは東から。
【東(横浜)】
カープキラー以前に、東は最多勝のタイトルを獲得し、
防御率も1点台かつ投球イニング数もリーグ2位の投手なので、
そもそも攻略自体が大変である。
ただ、菊地は東を打率462とカモにし、
上本・堂林・末包も打率300以上だった。
逆に秋山・野間・坂倉・小園は、
打率100台と抑え込まれた。
もっと言うと、10打席以上対戦した選手では、
退団した両外人・西川含めても、打率200台はいないので、
ハッキリ得意と不得意が分かれる投手と言えそうだ。
対戦OPSを見ても、左打者は対OPS540と左先発投手としては完璧で、
右も610と同じく完璧だが、その割には被長打率だけは364と少し高い。 その証拠に防御率1点台の投手としては、 被本塁打率も0.9は平凡。
実際の投球も、ストレートが40%強・チェンジアップが20%弱、
スライダー15%・カットボール10%と、この4本立て。
ただ、ストレート・カットボールは被打率250以上なので、まだ何とかなるが、
チェンジアップとスライダーは同170程度と厄介。
また、左投手でありながら、右打者にも左打者にも、
内角攻めの制球が非常に優秀で、これでカウントを取り、
決め球にチェンジアップやスライダーを、
外角低めを投げて仕留めてくる。
特に左打者には厄介な相手。
ただ、ストレートがこのクラスの投手としては それほどでないのは救いで、 ヤマを張ることで対抗はできそうだ。
(菊池はカモにしているだけでなく、
長距離打者でないのに、東から1本打っているが、
上手くヤマを張ったことが勝因と思われる。)
特に右打者は上手くやれば、
前述の通り長打も狙えるだろう。
狙いは内角の得意な打者なら、ストレート。 外角の得意な打者なら、ストレートか チェンジアップ辺りを狙い打つのがよいだろう。
あと、もう一つが初球の入り方に問題があり、 何と初球は被打率300・被本塁打4と弱点になっている。
逆に2ストライクまで追い込まれると、
被打率250以下と苦しくなる。
よって、ヤマを張った上で、早いカウントで ガンガン振っていった方がよさそうだ。
今回から投手に入る。
まず、以下の3つの条件を設定した。
①他球団100イニング以上投げている。
②カープ戦で25イニング以上投げている。
③カープ戦で防御率2点台以上
①はカープとはあまり関係ないのだが、
この程度の実力がないなら、
少し研究すれば、攻略は容易なはず。
よって、それも考慮して対象を挙げてみた。
①②③のすべてのファクターを満たすのは、
東(横浜)・柳(中日)・小川(ヤクルト)・大竹(阪神)・今永(横浜)
まず、今永はメジャー挑戦したので除外。
柳の属する中日と、
小川の属するヤクルトは、
チーム再建で手一杯だろうから、
この2選手が手ごわくても、
チーム全体を抑えることができれば問題ない。
よって、優勝争いする横浜の東と、 阪神の大竹をここでは考える。
まずは東から。
【東(横浜)】
カープキラー以前に、東は最多勝のタイトルを獲得し、
防御率も1点台かつ投球イニング数もリーグ2位の投手なので、
そもそも攻略自体が大変である。
ただ、菊地は東を打率462とカモにし、
上本・堂林・末包も打率300以上だった。
逆に秋山・野間・坂倉・小園は、
打率100台と抑え込まれた。
もっと言うと、10打席以上対戦した選手では、
退団した両外人・西川含めても、打率200台はいないので、
ハッキリ得意と不得意が分かれる投手と言えそうだ。
対戦OPSを見ても、左打者は対OPS540と左先発投手としては完璧で、
右も610と同じく完璧だが、その割には被長打率だけは364と少し高い。 その証拠に防御率1点台の投手としては、 被本塁打率も0.9は平凡。
実際の投球も、ストレートが40%強・チェンジアップが20%弱、
スライダー15%・カットボール10%と、この4本立て。
ただ、ストレート・カットボールは被打率250以上なので、まだ何とかなるが、
チェンジアップとスライダーは同170程度と厄介。
また、左投手でありながら、右打者にも左打者にも、
内角攻めの制球が非常に優秀で、これでカウントを取り、
決め球にチェンジアップやスライダーを、
外角低めを投げて仕留めてくる。
特に左打者には厄介な相手。
ただ、ストレートがこのクラスの投手としては それほどでないのは救いで、 ヤマを張ることで対抗はできそうだ。
(菊池はカモにしているだけでなく、
長距離打者でないのに、東から1本打っているが、
上手くヤマを張ったことが勝因と思われる。)
特に右打者は上手くやれば、
前述の通り長打も狙えるだろう。
狙いは内角の得意な打者なら、ストレート。 外角の得意な打者なら、ストレートか チェンジアップ辺りを狙い打つのがよいだろう。
あと、もう一つが初球の入り方に問題があり、 何と初球は被打率300・被本塁打4と弱点になっている。
逆に2ストライクまで追い込まれると、
被打率250以下と苦しくなる。
よって、ヤマを張った上で、早いカウントで ガンガン振っていった方がよさそうだ。