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今年のカープが接戦に弱い、この4つ理由を解析してみる。 [広島カープ]

中日に3連敗し、カープは好調だった
7月は最後に貯金をすべて失い、
11勝11敗で終えた。
ちなみに7月は得失点は、
得点97・失点81だったので、
普通なら、勝ち越してないとおかしい。

そもそも開幕から7月終了時点で、
46勝49敗・借金3に対し、 得点379・失点369で得失点は10と 上廻っている。

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得失点差が上回り、
逆に勝ち越せないということは、
誰でもわかると思うが、
勝つ試合は大勝ちで、 逆に接戦を落としているということ。

ちなみに先ほど述べた7月は
22試合の内、
2点差以内の試合は、3勝6敗。 逆に5点差以上の試合は、 4勝2敗と上記の傾向が顕著だった。

では、なぜこうなるのか?






①中継ぎが弱い

これは誰でもわかるだろう。
救援防御率は、コロナなどで投懐した
巨人に次ぐ3.69だが、
これはそこまで悪い
数字ではない。
だが、もっと突っ込んで調べてみると、
中継ぎ以降のWHIP
(1イニングあたりの
ランナーを出した&進塁させた数)は、
1.40とやはり巨人同様に悪い
(他の4球団は1.20前後)。
中継ぎ投手は、このファクターが1.40を
超えると、勝ち試合で使えなくなる目安で、
チーム全体の中継ぎ以降の 投手の平均が1.40に達するということは、 勝ち試合を逃げ切れず何試合も落としていることを、 示唆している。






②守備が悪い

7月終了時点で失策59、守備率984と 巨人に次いで悪い。

マクブルームの一塁手で9失策・守備率987は リーグの一塁手で断トツのワースト。
特にセリーグの一塁手は巧いの選手が多いので、
余計に目立つ。

坂倉の三塁手で78試合で、
11失策・守備率932もひどいが、
彼の場合は3ポジションもやっているので、
仕方ない側面もある。
(小園は中日戦でエラーしたが、
実際は守備率973と悪くなく、
菊池は同996と無双状態)。

むしろまずいのは、野間53試合で3失策、 中村健41試合で2失策。
特に野間は守備走塁タイプなので、
これはまずいのだが。

そして、捕手も問題だらけ。 捕逸(パスボール)7でリーグ最下位。 そして会澤と坂倉の盗塁阻止率も100台と 信じられない弱肩である
(坂倉は3ポジションやっているので、
仕方ないが)。
他球団の盗塁を狙う選手にはカモで、
現時点での盗塁数22で
セリーグの1位の塩見(ヤクルト)には、
7盗塁も許し、1回しか刺せていない。
(これに加え、村上の打撃と、
鉄壁の中継ぎ陣に攻撃を阻止されていることが、
ヤクルトに餌食にされている要因である。)







③盗塁が全然ダメ

かつての足攻めのカープは、
どこへやら。
今年は盗塁数19・成功率513と いずれも断トツでセリーグワースト。
盗塁は数より成功率が大事だが、
前述した野間が盗塁数トップだが
成功率556と、「走らない方がマシ」な
レベル(今年は打撃は頑張っているが、
守備走塁は全然ダメ)。
他には守備走塁要員の曽根が、盗塁4で
盗塁成功率が有効になる唯一700越えと、
悲惨そのもの。

私は盗塁はあまり肯定的というか重視しないが、
それでもここまで貧弱な攻撃ツールになると、 話が変わってくる。
コーチなど首脳陣にしっかり指導して改善してほしい。


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④犠打が有効な攻撃になっていない

7月終了時点で、リーグ1位の89犠打。
しかし、開幕当初はこれが有効だったが、 だんだん有効でなくなってきた。

私は元から盗塁同様に、犠打はあまり重視というか肯定的でない。
なぜなら、アウトをわざわざ1つ相手に提供する行為だからだ。
打力の低い打者ならわかるが、そうでないなら
延長戦のように1点で決まるか、接戦でのスクイズか、
相手の意表を突く時以外は、あまり道はない。

ただ、今年は菊池は不振で小園も打撃がまだ安定しないので、
犠打をやらせておいた方がよいという側面はある。

ただ、この2人以外は犠打は、
捕手か投手のみにすべき。
上本の犠打8は、あの高い出塁率389を 考えれば、自らの利点を封じてしまっているし、 中村勝も将来性を込めてもあの打力なら、 犠打7は多い。

つまり、犠打でかえって得点機会を 減らしている。







こういったところの改善が、 後半戦のAクラス入りのカギとなる。
得失点差を見ればわかるように、
個々の選手はとりあえずは
頑張っていると思うので、
あとは細部に気を付けること、 そして、監督・コーチの首脳陣の 行動がカギとなる。


















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