ポスト誠也時代は、この補強とドラフトで勝負だ！～今年のドラフト＆補強予想＜外野手編＞

①陣容

【一軍】鈴木誠（２８）？　西川（２８）

【一軍半】　　宇草（２５）　羽月（２２）　野間（３０）正髄（２６）
　
【二軍】高橋大（２８）×　大盛（２６）長野（３８）×

【三軍】永井（２３）

【育成枠】木下（２１）

②現状

セリーグ無双の誠也（打撃については説明不要だと思うが、
守備も実は二ケタの刺殺数と超凄い）は、
来年国内FA権獲得ということで、他球団に移籍するくらいなら、
今オフ中にポスティングでメジャー挑戦させた方が得。
ということで、今季オフいよいよ上記による退団は確実視だろう。
西川が後半戦は盛り返し、中核選手の座を取り戻しているが、
中堅の野間が勢いが続かず。
若手の羽月は今こそ不振だが、この若さで
来期のレギュラーも視野に入るところまで来たことは大きい。
正髄・宇草も一軍半までは来ており、
ポスト誠也に手を挙げてくるか？
期待の大盛の失速は痛かった。
高橋大は、整理対象か？ 長野も高齢と高額年俸がネックとなり、 ここまでだろう。

③今後の予想

ポスティングなら大枚が入るとはいえ、
誠也の流失は超巨大な穴である。
あと、一軍半は有望株がいるものの、
全体的に人員不足になっている。
救いは木下を含め、長野以外は２０代であることか。

④今オフの補強とドラフト

投手・野手含めて、今オフの最大の補強ポジション。
まず、誠也が抜けたら、その大枚（笑）で１億くらい投資して、 エルドレッドのような外人を雇おう。
そして、捕手で行き詰っている
中村奨を外野に転向させよう。
故郷の先輩、柳田（SB）になれるタマである。
あと、育成枠ながら早くも二軍で打撃の
才能を示している二俣を、
こっちに持ってくるのもあり。

ドラフトでは、一気に３人指名しよう。
まず、２～３位で打撃型の大学生を１人採りたい。
慶大・正木、上武大・ブライド健太
ハイレベルの大学生を狙いたいが、高校生を狙うのも手。
そして、逆に３～４位でも大学生を狙いたい。鵜飼（駒大）などが狙い目か？
３～４位で高校生を狙おう。
ただ、今年は高校生野手はあまり良いのがいないが、
この順位ならそこまで激戦にならないと思うので、
なんとか、逸材を見つけてほしい。
前川（智弁学園）・阪口（岐阜第一）などが、
上位漏れするようだと、手を上げたいところだが。
さらに、センター候補の大盛が伸び悩み、
野間が失速、羽月がまだまだなので、
５～６位で大卒社会人の守備走塁型の外野手を指名したい。
元々の人気のないジャンルで、しかも大卒社会人野手なら、
下位で成功した大島（中日）のように、
この順位でも主力が狙える。

このポジションの補強はこうなる!～今年のドラフト＆補強予想＜一三塁編＞

①構成

【一軍】　林（２２）　

【一軍半】安部（３３）堂林（３１）クロン（２９）×　松山（３７）

【二軍】　メヒア（３０）

【三軍】中神（２２）×

②現状

三塁は、高卒３年目で小園と同い年の林がブレイク。
ここ最近は調子を落としているが、
それでも来季のレギュラーは揺るがないだろう。
安部や堂林は、バックアップ要員となるか？
一塁はクロンは不発に終わり、 メヒアも相変わらず一軍ではダメ。
松山も年齢を感じるようになった。
中神は二軍でも貧打で、育成枠に落とされるかも。
ここにはないが、二俣が捕手登録ながら、三塁出場が多く、
高卒１年目で早くも二軍半くらいの成績など、
順調にスタートした。
激戦区の捕手より、三塁か外野手で、
早い段階での支配下入りもありそうだ。

③今後の予想

三塁は林のブレイクが大きく、
また二俣と生き残れば中神も三塁で
安部・堂林の後継者と位置付けられることから、
すっかり安定した。
一塁は外人＆代打枠となりそうだ。

④今年のドラフト・補強

とにかく来季は、 クロンに変わる一塁で中軸候補の 外人を獲得が急務だろう。
ケチらず、１億は使ってほしい。
ドラフト指名は必要なしだが、 育成枠で高校生を取る手もあり。

今年のドラフト１位はこの投手で！～今年のドラフト＆補強予想

①構成

＜左先発＞

【一軍上位】なし

【同下位】なし

【一軍半上位】玉村（２１）床田（２８）

【同下位】なし

【二軍上位】高橋昴（２４）


【同下位】なし

【三軍上位】なし

【同下位】なし

【育成枠】なし

②現状

高卒２年目でドラフト下位指名だった、
玉村が一気にブレイク。
床田も安定してきている。
高橋昴は手術明けとはいえ、まだまだ感が強い。

③今後の予想

玉村の早熟ブレイクはもちろん良かったが、
ただそもそも先発左腕が３人しかいないというのは、いただけない。
救いは全員２０代のところか？

④今年の補強とドラフト

単純に増員が必要なだけでなく、
もう１人玉村と肩並べる存在がほしい。
右先発も九里・大瀬良の
ＦＡという大きな課題を
抱えているので、
先発全体の危機を埋めるべく、
ここはドラフト１位で、 豊作である大学生左腕ルーキーを狙いに行こう。
兎にも角にも、まずは今年の目玉であり、 大学生ナンバーワン左腕である 西日本工業大・隅田、筑波大・佐藤を競合覚悟で１位指名で入札すべきだろう。
外してもハズレ１位で
法大・山下など、
ここで先発左腕を抑えよう。

これを見れば、今年の二遊間の指名があるかどうかわかる！

①構成

【一軍】菊池（３３）小園（２２）

【一軍半】　田中（３３）

【二軍】　三好（２９）桒原（２６）×　上本（３２）　曽根（２７）

【三軍】韮崎（２１）矢野（２４）

【育成枠】なし

②現状

菊池が安定しているところに、 若手の小園がレギュラーを獲得。
代わりに近年下り坂の田中が
一軍半に転落も、まだ頑張れる年齢である。
三好・上本・曽根は守備走塁要員として
健在。不安定な三塁守備にもよく出張している。
韮崎・矢野はまだこれからである。
桒原はさすがにこれまでか？

③今後の予想

小園がブレイクしたことで、 新旧交代が進んだ。
菊池・田中もまだまだ踏ん張るとは思うが、
韮崎・矢野がいずれこの後釜になると思う。

④今年の補強予想

そういうわけで、今は既存の選手の
成長や新旧交代を進めるべき。
今年は他に補強ポジションが多く、 厚い二遊間は指名の必要はないだろう。

大瀬良・九里のどちらかがFA退団しても、これで切り抜けることができる～右先発投手のドラフト・補強予想

①陣容

＜右先発＞

【一軍上位】森下（２５）大瀬良（３１）？

【同下位】九里（３１）？

【一軍半上位】なし

【同下位】野村（３３）中村祐（２７）大道（２４）　スコット（３０）矢崎（２８）

【二軍上位】遠藤（２３）

【同下位】岡田（２９）×　薮田（３０）×ネバラスカス（３０）×

【三軍上位】なし

【同下位】アドゥア（２４）×山口（２３）×鈴木（２１）×

【育成枠】なし

②現状

若手の森下、中堅の大瀬良・九里は見事な活躍だが、
その大瀬良・九里は今季国内FA権を獲得。
これに次ぐのが大道だと思うが、
まだ先発には慣れていない感じ。
中村と矢崎、スコットは一軍でもっとチャンスを挙げてもいいと思うが、
野村は近年下落続き。
遠藤は今季は不振で、
岡田・薮田に関しては解雇の声も近づいてきた。 ネバラは論外で、アドゥア・山口・鈴木ら若手も伸び悩み、 ３人とも育成枠転落か解雇の可能性がある。

③今後の予想

大瀬良・九里は、今オフでどちらか１人は抜けると 思っておいた方がいいだろう。
期待は実績ある若手である、遠藤と大道。
この２人が上がってくるようだと、
面白いが・・。
中堅である中村・矢崎・スコットにも来季に向け、
起用してほしいところではある。

④今年の補強・ドラフトの予想

まず、コルニエルを先発に廻そう。
ロングリリーフもやっているし、
年齢的にも対応可能。先発に回れば
実力的には充分、大瀬良・九里・森下のローテに割り込める。

大瀬良・九里のＦＡ退団も、両方抜けるのは論外として、
どちらか片方が抜けるだけでも厳しそうだが、
これで何とかなる。

もちろん、大瀬良・九里残留した場合、
コルニエルが先発転向した分は、
野村や矢崎・中村などは中継ぎ起用に廻せばよい。

ドラフトで１人即戦力を指名したいところだが、
他に補強したいポジションも多く、
遠藤・大道らもいるので、
コルニエルの先発転向だけで、何とか済ませたい。
ドラフトは指名なしで、

三頭体制の中で整理とドラフトはこうすべき～今年のドラフト＆補強予想

さて、プロ野球は五輪の影響で中休みに入っているが、
ドラフトは１０月１１日なので、もう２か月少々しかない。

そこで、毎年恒例だがそろそろ今年のオフの
整理対象や転向やトレード、
ドラフトの予想をしておく。
今回は捕手編である。

年齢は来季の学年年齢。

【一軍】・・一軍でレギュラークラスの成績を上げている選手

【一軍半】・・一軍の控えレベル、もしくは二軍中心だが上位クラスの成績を上げている選手。

【二軍】・・一軍にいても控えレベルにない選手、二軍中心で今季２５歳以上になる選手、
もしくは同２４歳以下だが二軍レギュラーの成績を上げている選手

【三軍】・・二軍中心だが、まだ２４歳以下で育成段階にある選手。

【育成枠】・・育成枠の選手

×は整理対象の可能性がある選手、？は今オフそれ以外のことで、退団の可能性がある選手。

＜捕手＞

①構成

【一軍】会澤（３４）坂倉（２４）

【一軍半】磯村（３０）石原貴（２５）　中村奨（２３）

【二軍】白濱（３７）×

【三軍】なし

【育成枠】持丸（２１）二俣（２０）

②現状

坂倉が体調不調の会澤を抜きレギュラーを獲得したが、 守備の不安か一塁と併用で、石原がフォローする形になっている。
大卒２年目の石原が順調に成長して、
一軍半まで上がってきたのは、
意外ではあったが大きかった。
ただ、会澤も成績自体は悪くなく、今後も三頭体制が 続くと思われる。

礒村は、他球団なら少なくとも
２番手捕手は行けるだけにもったいないが、
捕手の足らない球団はそうないだけに、
トレードは厳しいか。その分、早めにコーチとか
優遇させてやりたい。

中村奨は外野出場の方が増えており、
今季後半か来季には正式に外野移転が決まりそう。
あの打撃は１歳上の坂倉と同じポジションにぶつけて、
埋没させるのはもったいない。

二軍では持丸が最多出場となっており、
持丸は来季の成績次第では、支配下昇格もあり得る。
二俣もいきなり二軍で打撃で活躍してるが、これを生かしてコンバートされるかも。
もう５年くらい整理対象候補で、
ゾンビのように生き残っている白濱は、 さすがにここまでだろう。

③今後の予想

会澤から坂倉・石原へ、三頭体制から新旧交代が 進むは確実だろう。
これで中村奨は外野へ転向した場合、
礒村と持丸、二俣で二軍を支えることになる。
質は１２球団トップクラスだが、
人員が少し足らない感じか。

④補強と今年のドラフト

ドラフトで、
磯村の後継となる高校生を１人欲しい。 一軍半の後継者なので、６～７位でOK。