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広島と中日の飛躍が予想される若手たち~4/22二軍戦レポート③<最終回> [広島カープ]

4/22ナゴヤ球場の中日VS広島戦の
レポートです、
すでに10日以上が過ぎており、
特に後述する矢野などは
すでに一軍出場していることから、
あくまでも当日の時点での評価ですので、
その点はご理解いただきたいです。
また、今回は中日の選手も
上げておりますので、
広島・中日のどちらのファンが
見ても楽しめる内容になっております。




①矢野<24歳・二塁>

7番・二塁で登場。

この日は4打席で、
1安打1三振1四球でした。

典型的な2番打者タイプで、
とにかく打席で粘ったり、
小技を駆使したり、
凡打でも全速力で一塁へ走ったりするなど、
なんとか出塁してやるという工夫があり、 玄人好みの選手です。

ただ、打力はちょっと弱い感は否めないです。 ストレートに対して、基本的に弱い 印象を受けました。
実際に、松木平のストレートには、
タイミングが合っていませんでした。

二軍で好調ですが、このあたりが
一軍に上げてもらえない理由かもしれません。
実際に出塁率400を超えていて、
四球が多いのでその代償でもあるのですが、
80打席で16被三振もあるのが、
このタイプとしてはややネックです
(2番打者タイプなら打席に対して、
15%くらいにしたい)。

上記の通り、玄人好みなので、
私のお気に入りの選手の一人ですが、
今のままなら、中途半端で一軍半で 終わる可能性もあります。 それを考えると、正髄みたいに、 二軍で今季は鍛え上げるのも悪くないと思います。
いずれは菊池の後釜を目指してほしいです。





②二俣<20歳・三塁手・育成枠>

3番サードで出場。
まだ20歳で育成枠上がりの選手。
この年齢・立場で、 二軍といえこの打順ですから、 評価高いと思います。
実際に二軍で好調で、
打席数も年齢や経験を考えれば、
まずまず。
このままいけば支配下入りは濃厚でしょう。
この日は無安打で、四球のみでした。
しかし、球の見送り方の良さは、
センスの高さは感じました。
この辺りは坂倉の二軍の頃の時と
同じ気配を感じます。
ただ、何より上半身が細く、
またノースリーの有利なカウントで、
変な球を強振するなど、
まだ一軍で活躍するのは時間かかりそうです。






③韮澤<21歳・遊撃>

9番・遊撃で登場。
この日は4打席3安打と、大活躍でした。

松木平に最もタイミング合っていた感じでした。
この日好調の松木平のストレートを
モロともせず攻略。持丸同様に落ちる球には
苦戦していましたが、それでも
凡打になった打席も、結構いい当たりで、
ホームラン級の大ファールなど、
安打以外でも内容が良かったです。

正直言って、能力よりも積極性や 守備が現時点での持ち味です。
ただ、まだ若いだけに、もっと能力を
伸ばしてほしいですね。
今のままなら、矢野の所で説明した通り、 中途半端な選手で終わる危険性が高いので、 積極性だけに留まらず、 打力をもっと磨いてほしいです。






④木下<21歳・育成枠・外野手>

野間の代走として、途中出場。
1打席だけの登場でしたが、 2点タイムリーを放つなど、 大活躍でした。
マルクの甘い球をきっちりとらえました。
下半身もしっかりと大きくなっており、
身体的な成長も感じます。
二軍でも成績を出しており、
育成枠の3年目ですが、今オフにて、 支配下登録は獲得できるのでは ないかと思います。





<中日の選手の印象>

・この日は、根尾をはじめ高橋周、
郡司など、本来の主力が二軍に
降りてきていたため、
出場しました。
そのせいか、平日の午後に関わらず、
お客さんの数も凄かったです。

・投手は何よりも、先発の 松木平が素晴らしい投球。
ストレートは140キロ未満ですが、
制球は丁寧で、フォークやスライダーで、
カープ打線を封じ込めました。
ただ、二軍ではこれでよいでしょうが、 一軍相手となると、もっとストレートが良くならないと 厳しいと思います。

根尾に関しては、とにかく身体能力の高さ・・ というよりも、そこから引き出される 体のバランスの良さが目立ちます。
体の線は同い年の広島の小園と比べても
細いですが、そのバランスの
おかげで打撃にブレがありません。
アンダーソンをKOしたタイムリーヒットは、
150キロで低めのストレートだったので、
あんな難しい球をよく打ちました。
これを打った点は、根尾の才能を
感じずにいられません。
ただ、その前の2打席はアンダーソンの
内角へのストレート攻めには、
完全にお手上げでした。
正直言って、パワー不足でしょうが、 それを無理に強化すると、バランスの良さが壊れそうですから、 難しいところです。
その点がクリアできれば、
すでに結果を出している同い年の小園・藤原(ロッテ)、
1年上の村上(ヤクルト)や安田(ロッテ)と比べても、
負けることは無く、
福留みたいな2000本安打も充分視野に入る資質の
持ち主なのは、よくわかるのですが・・。





高橋周と郡司に関しては、アンダーソンをはじめ、 カープの投手たちも気を使って投げていました。
それでも郡司には打たれていたので、
やはりさすがというしかないです。
あと、ワカマツも同じく、カープの投手陣を ボコボコにしていました。

・松木平以外の中日の投手はイマイチでした。
5点差をひっくり返された、
マルクは単調なストレート攻めで、
カープ打線のパワーの餌食に。
そして、石森がストライクが入らず四球を
許して失点など、酷かったです。
特に石森はプロ入り前の評価が高かっただけに、
二軍では圧倒してほしいのですが、不振のまま。
なんとか、立て直してもらいたいものです。








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