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又吉の人的補償の本命・対抗・穴はこれだ! [その他の野球]

さて、又吉選手がFA権行使でソフトバンクへ移籍ということで、
人的補償の話題で非常に盛り上がっていることから、
両チームのファンではない
私も予想を立ててみることにする。

最初に言わせてもらうが、
ソフトバンクがなぜ又吉を 獲得するのかよくわからない。
というのは、中継ぎで
WHIP(ランナーを1イニング当たり出した数)は、
セットアッパーになれるほど優秀とされる1.2以内に、
先発を担った松本裕を抜いても、
30登板以上した選手で6名もいる。
そんなチームなら充分に既存メンバーでも やっていけるはずで、
又吉がいるのか?不明である。

本来の話に戻す。
又吉がFAランクがBランクで旧年俸が4200万円なので、
人的補償(1名)でなく金銭選択(40%→60%)をした場合は、 800万円そこそこしか手にならないので、 これなら確実に1名選手を採った方がいい。
中日が人的補償を選択する可能性はほぼ間違いない。

プロテクトは28名なので、
数段階に分けてやってみたい。

まずはプロテクト上位組から。

<投手>石川・千賀・嘉弥真・岩嵜・津森・坂東・武田翔・松本裕・笠谷・泉・森
<野手>栗原・柳田・中村晃・甲斐・今宮・三森・牧原

この18名はプロテクト漏れは無いと言い切れる。
もし万が一、漏れていたら
中日はチーム事情を一切無視して、
即指名してOK。
千賀・柳田は年俸高くても、宣伝効果も含め、
獲得すればそれ以上を見込めるし、
上記の通り、嘉弥真・岩嵜は中継ぎで防御率4点台だが、
WHIPは1.2以内と優秀。
防御率悪化は、先発陣の不振でピンチの後に登板し、
その尻拭いをしたからで、本人の責任ではない。
あと、武田や森が漏れるという人がいるが、
QS(6回3失点)やWHIPは高水準だし、
実績もあるので、まずありえない。

プロテクト中位組を挙げてみよう。

<投手>高橋礼・東浜・甲斐野・田浦・田中正
<野手>周東・井上・真砂

この8人は、中日のチーム事情とも付き合わせて考えた。
もし漏れていたら、充分に即指名してよいレベルにある。
東浜のように見た目は成績良くても、
年齢や中身がよくない選手や、
逆に甲斐野のように中継ぎで見た目はともかく、若くて内容は高い選手、
便利屋の高橋、将来性の井上、今季不振の周東など、
様々だが、この8人が漏れていたなら、 誰を指名しても後悔はあるまい。

続いて、プロテクト下位組&ボーダー組。
この4名が実質的にプロテクト候補となる。
ここまでのプロテクトが計26名なので、
残りプロテクトは2名。
ここから漏れた2名が最有力候補だろう。

<投手>大関(24)・高橋純(24)・尾形(22)
<野手>川瀬(24)

投手はともかく、 野手は敢えて穴っぽい川瀬を上げてみた。
これは中日のチーム事情を考えた結果で、
一昔前の広島の一岡(その時のFAは大竹)のように、
即戦力と若さのバランスを兼ね備えた選手が
有力だと思うからだ。
特に中日は、野手は一軍も二軍も弱いチームので、 なおさらそうなる。 投手は逆に強いので、 ある程度若手から選ぶ選択肢もあり得る。

大関・高橋は、年齢と一軍でも成績を残しているから、 上記の条件を満たすので、普通にあり得る。 そして、上記の将来投資なら左腕の希少価値も含め、 尾形が面白いと思う。
中日は内野では二塁手が最大の弱点。
その証拠に一軍の二塁の最多出場の阿部が、
わずか66試合出場に留まる上に、
OPS(打撃の重要指標で、出塁率+長打率。二塁手のレギュラーなら680以上が好ましい)が
597と非力。
それなら、川瀬はマッチするだろう。
川瀬は、一軍の二遊間で今宮・三森・周東がいるため、
試合に出れていないが、
二軍では打撃も守備ともバッチリで、中日にはマッチする。

続いて、次候補を数人上げてみる。

<投手>和田(41)・杉山(24)
<野手>松田(38)・柳町(24)・上林(25)・水谷(21)・谷川原(25)・野村(21)・増田(22)

まず、大ベテランの和田と松田は、
プロテクトを外れると思うが、
これは逆に中日もいらない。

杉山は一軍投手としては物足らない。
ただ、次候補の投手では筆頭候補だろう。

柳町・上林・水谷の外野勢は本来なら候補だと思う。
しかし、中日のチーム事情で、今年のドラフトで
上位指名で鵜飼・ブライドを指名しており、
加えて根尾を外野転向させたので、
この3人を育成する方が優先になるはずだ。
そうなると、ここで外野手を無理に取りに行く必要はない。
ただ、上林・柳町はそれでも次候補の野手の中では筆頭候補だろう。
谷川原も優秀ではあるが、中日も捕手は余っており、
やはりプロテクトから外れると思う。
若手の野村・増田も、まだまだ二軍でも不十分で、
今の中日では即戦力という意味では、これでは物足らない。

本命は、大関と高橋純。 対抗は、川瀬と尾形。 穴は、杉山・柳町・上林
予想しておく。

個人的には、川瀬あたりを指名しておいて、
入っくるお金1600万程度や、
又吉の旧年俸の半分を使って、
日ハムを解雇された秋吉の獲得に手を上げたら?と
思う。
そうすれば、投打ともうまく補強できる。




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