この２件のトレードを提案してみる～トレード私案・今オフパート１

来季に向けて、
これ以上の補強はなさそうなので、
その代わりとして、
トレードを考えてみる。

矢崎（広島・来季２８歳・右投手・年俸８００万）⇔和田恋（楽天・来季２７歳・外野手・年俸７２０万）

どちらもチャンスを逃している選手同士である。

矢崎は、二軍では先発で結果を残しているが、 一軍ではあまり起用されていない。
大瀬良・九里が残留し、
玉村など若手が台頭した今の広島の
先発投手陣では、
先発はさせてもらえないだろう。
それならば、トレードに出ては？

楽天なら、チームの先発防御率も３．７５とそれほど良くないし、 何より、先発ローテが早川と瀧中以外は30代中盤。
ドラフトでも先発投手を補強しなかったことを
考えると、２０代の先発候補は１枚でも
確保しておいた方がいいだろう。

和田は長打力自慢だが、二軍では結果を出すが、
どうしても一軍では結果が残せない。
そして何よりも来季３０歳の大物である 西川が日ハムより入ったので、 これと同世代の和田は、ほぼ一軍でチャンスは 無くなっただろう。

カープは右打ちの長距離打者は、一軍半クラスは
正髄・中村奨・末包・中村健と揃っている。
だが、和田はセンターを守れるという利点があり、 その点で対抗できるのは、 他は本来は世代が下で、 捕手の中村奨くらいなので、 出番はあるだろう。
誠也が抜けて手薄な外野陣に、
ラストチャンスのつもりで挑戦してほしい。

薮田（広島・来季３０歳・右投手・年俸１９００万）＋山口翔（広島・来季２３歳・右投手・年俸６５０万） ⇔ 佐野（西武・来季３０歳・左投手・年俸１８００万）＋高木渉（西武・来季２３歳・外野手右打ち・年俸６５０万）

薮田と佐野は、去年も上げたような気がするが・・・(^^;)

薮田は最多勝を上げたこともある３連覇以降、
年齢的にはピークなのにずっと下降線。
復活には、もう環境変えるくらいしかないのではないだろうか？

山口翔も未だに二軍ですら成績を残せず、 伸び悩みが顕著になりつつある。

久しぶりの最下位に沈んだ西武は、一軍もだが、
二軍も防御率が３点台後半。
先発がボロボロで、中継ぎもよろしくなく、
立て直しが急務。
薮田と山口は先発や中継ぎのどちらも経験しており、 西武投手陣の再建には役立つと予想する。

佐野も薮田同様にずっと下降線。
ドラフトで隅田や佐藤など、
イキのいい左腕が入ってきた以上、
そろそろ他に活路を求めたほうが良いのでは？ カープでは左の便利屋として、期待したい。

高木は二軍では大暴れしているが、
ポスト栗山を目指し、
同世代及び同タイプの有望な若手は多いから、 どうだろうか？と思う。
特に渡辺などが外野コンバートしてくると、
活躍しても出番がなくなる可能性がある。


それならカープに来ては？
カープは外野は２０代中盤は多いが、 高木のような２０代前半は、 羽月と新人の田村だけ。
それなら、高木はレギュラー採れる可能性はある。
また、右打ちが多い中で、
左打ちで長打を飛ばせるのも大きい。