カープキラーのあの２投手の傾向と対策はこれだ！

さて、毎年恒例だがカープキラーの選手を
割出して、その傾向と対策を挙げておく。

まず、以下の３つの条件を設定した。

①他球団１００イニング以上投げている。
②カープ戦で２５イニング以上投げている。
③カープ戦で防御率２点台以上

①はカープとはあまり関係ないのだが、
この程度の実力がないなら、
少し研究すれば、攻略は容易なはず。
よって、それも考慮して対象を挙げてみた。

投球回数の多い順にあげると、

柳（中日）、秋山（阪神）、田口（ヤクルト）

ただ、田口は対戦が２９イニングと少ないので、
そこまでではない。

よって、柳と秋山を考えてみたい。
実際にこの２人には、先発投手に防御率１点台で、
計５勝８敗だったのは、むしろラッキーなくらい
（つーか、秋山は去年もやられたのだが）。

【柳】

対カープ以前に、今年の最優秀防御率投手なので、 普通に考えても難攻不落である（笑）。

西川と林が柳を大苦手としている。
しかも柳をカモにしていた誠也が抜けたので、
もっと大変である。

ストレートの比率が４０％弱と、本格派ではあるが、
被打率２８６と意外と高い。
よって、まずはストレートを強振すること。
後の変化球は２００切るので、なおさらである。
他球団を見ても、岡本（巨人）・サンズと大山（阪神）など、
４番打者ほど苦手にしている。
逆に１・２番打者タイプは、近本（阪神）以外は、
苦戦していない。
おそらく中軸打者以外には手を抜いているのだと思うが、
それでもランナーが出れば、全然違う。
中日の捕手の木下は強肩なので、
なかなか盗塁は難しいと思うが、
それでもうまく足で揺さぶりたい。

【秋山】

秋山は柳と逆で、ストレートが強く被打率が２２３と低い。 変化球もまた同じで、弱点が少ない。
誠也・坂倉・菊池など主要打者がみんな抑えられている。
ただ、これだけの内容を持つ割に、QS（６回３失点以内の確率）は５２％と
５番手投手程度くらいの低さ。
実際に、先発２５登板とローテでも上位クラスで、
カープでは森下・九里・大瀬良と同じレベル。
だが、１３２イニングは少ない。
つまり、スタミナに課題がある。

まずは、スタミナの消耗のため、 球数を増やさせる作戦を考えたい。 ファールで粘ることを心がけよう。
まだ、右投手の割に右打者の被打率が高いため、
右打者はガンガン狙っていこう。
左打者は、ファールで粘るのを基本とし、
高めの球を狙って攻略したい。