これを見れば、パリーグの「ドラフト」が上手い球団＆下手な球団がわかる！～１２球団のドラフト＆育成の真の結果を暴き出す⑮ [ドラフト会議]
さて、ここまで１２球団のドラフト＆育成を見てきたが、
ではどの程度「ドラフト」「育成」がそれぞれどの程度うまいのか、
調べてみたい。
今回はパリーグである。
まずはこちらをご覧ください。
「プロローグと評価判定方法～
１２球団各チームのドラフト＆育成力の本当の結果を暴き出す①」
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2021-01-08
セリーグでも述べたが、最初に断っておくと、
そもそもドラフト力？（スカウト力の方が正しいのかな？）、
育成力のない球団は存在しないし、もしそんなものが
存在するなら、成功選手自体が最初から全く出てくるわけがない。
また、これはあくまでも１２球団別で事情が違うし、
全ての事情を私が知るわけでない。
また、中日で上げたが、大野雄大のように
ブレイクしてからでも停滞が続けば、実力者でも
当然数字が伸びないので、ドラフトや育成と違う事情が
ありうるのも承知である。
これらはあくまでも数字から見た印象から、申し上げるものであり、
ここから先の内容は、誤解があればご容赦いただきたい。
私はドラフト＆育成はセットだと思っている。
どちらが欠けてもダメだし、結果として選手が伸びず、
そしてチーム力も上がらない。
その上で、もし、ドラフト＆育成で、 「ドラフト」「育成」のどちらかが上手い球団、下手な球団というのが 存在しうるのか？考えてみた。
西武・１６９ｐ 成功選手１９人 大物（９Ｐ以上の大成功選手）７人
日ハム・１４６ｐ 同１３人 同５人
オリックス・９９ｐ同１０人 同４人
ロッテ・９７ｐ同１１人 同３人
ソフトバンク・９５ｐ同１２人 同５人
楽天・９０ｐ同１０人 同４人
※パリーグ平均同 平均１１６Ｐ 同１３人弱 同４．５人強
今回の調査対象になる１９歳～３５歳くらいまでの
プロ野球選手の数は支配下だけで１０００人、
育成枠も足すと１２００人くらいである。
その中で、３ｐ以上の成功選手になったのは、
１４２名。
１回のドラフトで本指名で１球団平均７名、 育成枠で１．５名（もっとも、これは巨人やソフトバンクが３軍制で
大量指名しているからであり、他の球団は毎年１名程度である）
くらい指名されるから、
その中で成功選手が出る確率は、 本指名のみで１４％、育成枠も込みで１２％なので、 各球団の毎年のドラフトで、平均１人しか出ないのだ （厳しい競争社会である）。
さらに、その成功選手の中で、
大物である９Ｐ以上の大成功選手以上が占める割合は、
４０％弱である。
つまり、大物選手が出るのは、各球団がドラフトを ５年分やっても２名なのだ。
よって、毎年各球団平均１名ということは、
つまり輩出ゼロの年があれば、 チーム力低下につながるし、
成功選手になっても５Ｐ以下のレギュラー程度の選手１名を獲得するだけなら、
それも似たようなもの。
逆にその１名でも９ｐ以上の大物が出れば、 チームが強くなる確率が高くなるし、 １年で２名出せばチームが強くなる確率が上がる。
全体的に見て、パリーグはセリーグよりもドラフト＆育成が優秀である。
というのも、パリーグは毎回述べているが、
ＦＡやメジャー挑戦で、流失が多いので、
それに備えてドラフト＆育成を頑張らないといけない、
過酷な環境だからだ。
また、パリーグの場合は、西武がドラフトも育成もずば抜けて優秀なため、 それが全体を釣り上げている。
他にも、楽天もマー君がいなければもっと低いなど、諸事情がある。
（以下は、＞僅差、＞＞中差、＞＞＞大差）
セリーグ編でも述べたが、
「成功選手輩出＝ドラフト力」である。
そうするとパリーグのスカウト力は、
「西武＞＞＞＞日ハム・（パリーグの平均）＞ソフトバンク＞ロッテ＞オリックス・楽天」
西武がとにかく凄い。つーか、西武の一人勝ちである。
もっというと西武と日ハムもこの図式以上の差がある。
西武の１位指名が外れた年の方が珍しいし、
１～６位まですべての順位で成功選手を出し、
高校生投手・野手、大社投手・野手、２５投手・２５野手まで、 全てのジャンルで成功選手を出している 唯一の球団である。
７位以下や育成枠からは輩出がないが、
ドラフト＆育成輩出の王道を走る
このチームにはそんなものは必要ない。
日ハムは辛うじてパリーグの平均を上回るが、
それはこの球団も上位がよく当たるのと、 近藤・中島・上沢など下位指名した高校生が 当たることが大きい。
この辺は西武と同じく、
スカウトの技量を評価していいだろう。
逆に楽天・オリックスは上位指名がイマイチ。
楽天は、１位指名の成功選手がマー君と松井裕のみ。
そして、オリックスは２位指名から
成功選手ゼロなど、
肝心な上位指名に疑問がある。
ではどの程度「ドラフト」「育成」がそれぞれどの程度うまいのか、
調べてみたい。
今回はパリーグである。
まずはこちらをご覧ください。
「プロローグと評価判定方法～
１２球団各チームのドラフト＆育成力の本当の結果を暴き出す①」
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2021-01-08
セリーグでも述べたが、最初に断っておくと、
そもそもドラフト力？（スカウト力の方が正しいのかな？）、
育成力のない球団は存在しないし、もしそんなものが
存在するなら、成功選手自体が最初から全く出てくるわけがない。
また、これはあくまでも１２球団別で事情が違うし、
全ての事情を私が知るわけでない。
また、中日で上げたが、大野雄大のように
ブレイクしてからでも停滞が続けば、実力者でも
当然数字が伸びないので、ドラフトや育成と違う事情が
ありうるのも承知である。
これらはあくまでも数字から見た印象から、申し上げるものであり、
ここから先の内容は、誤解があればご容赦いただきたい。
私はドラフト＆育成はセットだと思っている。
どちらが欠けてもダメだし、結果として選手が伸びず、
そしてチーム力も上がらない。
その上で、もし、ドラフト＆育成で、 「ドラフト」「育成」のどちらかが上手い球団、下手な球団というのが 存在しうるのか？考えてみた。
西武・１６９ｐ 成功選手１９人 大物（９Ｐ以上の大成功選手）７人
日ハム・１４６ｐ 同１３人 同５人
オリックス・９９ｐ同１０人 同４人
ロッテ・９７ｐ同１１人 同３人
ソフトバンク・９５ｐ同１２人 同５人
楽天・９０ｐ同１０人 同４人
※パリーグ平均同 平均１１６Ｐ 同１３人弱 同４．５人強
今回の調査対象になる１９歳～３５歳くらいまでの
プロ野球選手の数は支配下だけで１０００人、
育成枠も足すと１２００人くらいである。
その中で、３ｐ以上の成功選手になったのは、
１４２名。
１回のドラフトで本指名で１球団平均７名、 育成枠で１．５名（もっとも、これは巨人やソフトバンクが３軍制で
大量指名しているからであり、他の球団は毎年１名程度である）
くらい指名されるから、
その中で成功選手が出る確率は、 本指名のみで１４％、育成枠も込みで１２％なので、 各球団の毎年のドラフトで、平均１人しか出ないのだ （厳しい競争社会である）。
さらに、その成功選手の中で、
大物である９Ｐ以上の大成功選手以上が占める割合は、
４０％弱である。
つまり、大物選手が出るのは、各球団がドラフトを ５年分やっても２名なのだ。
よって、毎年各球団平均１名ということは、
つまり輩出ゼロの年があれば、 チーム力低下につながるし、
成功選手になっても５Ｐ以下のレギュラー程度の選手１名を獲得するだけなら、
それも似たようなもの。
逆にその１名でも９ｐ以上の大物が出れば、 チームが強くなる確率が高くなるし、 １年で２名出せばチームが強くなる確率が上がる。
全体的に見て、パリーグはセリーグよりもドラフト＆育成が優秀である。
というのも、パリーグは毎回述べているが、
ＦＡやメジャー挑戦で、流失が多いので、
それに備えてドラフト＆育成を頑張らないといけない、
過酷な環境だからだ。
また、パリーグの場合は、西武がドラフトも育成もずば抜けて優秀なため、 それが全体を釣り上げている。
他にも、楽天もマー君がいなければもっと低いなど、諸事情がある。
（以下は、＞僅差、＞＞中差、＞＞＞大差）
セリーグ編でも述べたが、
「成功選手輩出＝ドラフト力」である。
そうするとパリーグのスカウト力は、
「西武＞＞＞＞日ハム・（パリーグの平均）＞ソフトバンク＞ロッテ＞オリックス・楽天」
西武がとにかく凄い。つーか、西武の一人勝ちである。
もっというと西武と日ハムもこの図式以上の差がある。
西武の１位指名が外れた年の方が珍しいし、
１～６位まですべての順位で成功選手を出し、
高校生投手・野手、大社投手・野手、２５投手・２５野手まで、 全てのジャンルで成功選手を出している 唯一の球団である。
７位以下や育成枠からは輩出がないが、
ドラフト＆育成輩出の王道を走る
このチームにはそんなものは必要ない。
日ハムは辛うじてパリーグの平均を上回るが、
それはこの球団も上位がよく当たるのと、 近藤・中島・上沢など下位指名した高校生が 当たることが大きい。
この辺は西武と同じく、
スカウトの技量を評価していいだろう。
逆に楽天・オリックスは上位指名がイマイチ。
楽天は、１位指名の成功選手がマー君と松井裕のみ。
そして、オリックスは２位指名から
成功選手ゼロなど、
肝心な上位指名に疑問がある。
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