ついに発見した!ドラフトの順位と成功の関係と、4つの最強の法則 [ドラフト会議]
ここまでやってきた12球団のドラフト&育成を全部まとめて、
ドラフトの法則を分析を試みてみる。
現在のところ、順位との関連を調べていたが、
その結果として答えがいくつか出てきた。
====================
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超えた人気サイトであり、
著名な政治家にもファンができるなど、
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====================
各順位と、その順位が上げたポイント数や
成功選手の人数などをまとめると以下である。
※対象は08年~17年。左から順位・上げた総合ポイント
(カッコ内は順位1つ単位の上げた平均ポイント)・
成功選手の人数(カッコ内は準成功・予備軍の人数)
1位 352p(352p)・36人(28人)
2位&3位 335p(167.5p)・45人(25人)
4位&5位 113p(56.5p)・15人(10人)
6位7位 68p(34p) 10人(8人)
8位~ 12p(6p) 1人(1人)
育成枠 21p(9.5p) 2人(2人)
これを総合的な差でみると、こんな感じになる。
以下は、「>」小差・「>>」中差・「>>>」大差。
1位>>2・3位>>>4・5位>6・7位>>>8位以下>>育成枠
全体的にみて、やはりドラフトは上位指名が大事だということが、 よくわかる。
もう何度も述べているが、上位指名選手が当たりが続けば
当然のようにチームが強くなるし、
逆に総崩れとかすると、
どうしてもチームが苦しくなってくるのは間違いない。
「プロに入ってから活躍すればいい」というのは、
完全に素人の論理。
「どういう形でプロに入るか?」が大事である。
=======================
野球・選挙・ビジネスなど、
あらゆる角度に対し踏み込む、
私・デビ中尾のFACEBOOKページは
下記URLからお入りください。
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特に順位別でみると、1位と2・3位もそれなりの
差があり、1位が如何に大事なのかよくわかる。
しかし、それよりも何よりも、2・3位と4・5位の 隔たりの大きさだろう。
実際に挙げているポイント数・成功選手は
3倍にもなっている。
そして、逆に4・5位と6・7位の差が小さいことも 大きな特徴。差は1.5倍程度だし、
6・7位は指名されないことも全く普通にあるので、
実質的にはかなり差が少ないと思っていい。
つまり、4~7位は大差がないということか。
逆に8位以下・育成枠はやはりこの程度の結果だった。
育成枠は額面上は8位以下を倍近く上回るが、
8位以下はこの10年で総数60人程度の指名に対し、
同で総数250名以上が育成枠で指名されて
ようやくこの程度のポイント数。
8位以下で楽天の高梨、育成枠ではSBの千賀などの
大ブレイク選手も出ていないわけではないが、いずれにしても
やはり確率が悪すぎる。
つまり、8位以下と育成枠を比較した場合は、8位以下の勝ちだが、 どっちもレベル低すぎるという結論に至る。
選手の頭数不足に対する補充要員以外では
どちらも意味がなく、
それなら支配下の数を喰わない点で、
育成枠がメリットも生きてくる。
=======================
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「合コン・コンパ攻略MAX
~主催者から見た攻略法!」
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この結果から導き出した答えは、以下になる。
①と②、③と④は連動していると思ってもよい。
①1回あたりのドラフトでは、7名程度の指名が望ましい。
②8位以下・育成枠は指名しなくてよい。指名しても、選手の頭数不足の補充要員以外では、獲得の意味はないと思っていい。
③投手では先発投手、野手ではセンターライン及び4番打者候補は、3位以内での確保が望ましい。
④逆に投手では中継ぎ抑え、野手でセンターライン以外及び4番打者以外の主力候補、もしくはセンターラインでも及び4番打者候補でも主力候補でなければ、4位以下の指名で充分である。
先に②から述べると、8位以下と育成枠は
補充要員程度としてのみ考えるべきである。
日ハムのように育成枠をまったく指名しないのも手である。
そして①については、上記で述べたように6~7位の美味しさを考えると、
やはり毎年ドラフトは7人程度獲りたい。
もちろんその年のチーム事情や指名対象アマ選手の市場全体の
豊作・不作もあるので、±1名ぐらいは全然よいと思うが、
育成枠あたりに力を入れるぐらいなら、
6~7位でもしっかりとプロでやっていけそうな選手を探して
指名する努力をした方がよい結果をもたらすはずだ。
そして最大のドラフト法則は③だろう。
ドラフト1位は上記の通りチーム事情や指名対象の市場状況にもよるから、
そこだけで法則を考えるのは無理だが、
1~3位までとなればほぼ③は間違いない。 これらのチームの骨格を担う選手は、3位までに指名しておく必要がある。
実際に上位指名がブレイクが相次ぎ
ドラフト育成が好調なだけでなく、
順位的も上位定着に成功している西武・広島は、
昨年は先発もセンターラインも4番打者も、
外人以外はなんと全員1~3位指名で構成されていた。
逆に12球団でドラフト成果がワーストの阪神は、
投手はともかくセンターラインは全員4位以下の選手で構成されており、
野手の上位指名選手の総崩れが、成績低迷の一因となった。
全体的にも、先発投手の外人を除いた
昨年のセパの投球回数10傑の計20人を見ても、 3位以内に指名されていなかったのは、 上記の千賀と上沢(日ハム)の2人のみだった。
また、同じくセパ両リーグで規定打席に到達して
どの守備位置でも確実に4番打者合格となる
OPS(出塁率+長打率)900を超えている選手は、 外人を除くと12人いるが、 なんと全員3位以内に指名された選手だった。
逆に④で述べたように、中継ぎ抑えや、 センターライン以外の4番打者でない主力は4位以下で見出していける。
全体的にみても外人を除いた昨年のセパの中継ぎ抑えの 登板数10傑の計20人に、4位以下の選手は9人も入っていた。
野手も規定打席以上はセンターライン組と4番候補が多いので
上位優位だが、規定打席未満以下で300打席以上の センターラインとOPS850以上を除いた選手まで目線を下げる (これでも充分に一軍レギュラークラス)ならば、 外人を除くとセパ合計で対象が10人いるが、 そのうち5人は4位以下だった。
つまり、データ的にも③④は間違いないのだ。
ドラフト順位がプロでの活躍を決めるというのは、 まるでカースト制度のような話になるが、 それが現実であり、逆にそれが機能しないチームは 逆に弱体化は避けられないのである。
次回は、順位でなく指名ジャンル別に分析を進めていく。
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1位 352p(352p)・36人(28人)
2位&3位 335p(167.5p)・45人(25人)
4位&5位 113p(56.5p)・15人(10人)
6位7位 68p(34p) 10人(8人)
8位~ 12p(6p) 1人(1人)
育成枠 21p(9.5p) 2人(2人)
これを総合的な差でみると、こんな感じになる。
以下は、「>」小差・「>>」中差・「>>>」大差。
1位>>2・3位>>>4・5位>6・7位>>>8位以下>>育成枠
全体的にみて、やはりドラフトは上位指名が大事だということが、 よくわかる。
もう何度も述べているが、上位指名選手が当たりが続けば
当然のようにチームが強くなるし、
逆に総崩れとかすると、
どうしてもチームが苦しくなってくるのは間違いない。
「プロに入ってから活躍すればいい」というのは、
完全に素人の論理。
「どういう形でプロに入るか?」が大事である。
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特に順位別でみると、1位と2・3位もそれなりの
差があり、1位が如何に大事なのかよくわかる。
しかし、それよりも何よりも、2・3位と4・5位の 隔たりの大きさだろう。
実際に挙げているポイント数・成功選手は
3倍にもなっている。
そして、逆に4・5位と6・7位の差が小さいことも 大きな特徴。差は1.5倍程度だし、
6・7位は指名されないことも全く普通にあるので、
実質的にはかなり差が少ないと思っていい。
つまり、4~7位は大差がないということか。
逆に8位以下・育成枠はやはりこの程度の結果だった。
育成枠は額面上は8位以下を倍近く上回るが、
8位以下はこの10年で総数60人程度の指名に対し、
同で総数250名以上が育成枠で指名されて
ようやくこの程度のポイント数。
8位以下で楽天の高梨、育成枠ではSBの千賀などの
大ブレイク選手も出ていないわけではないが、いずれにしても
やはり確率が悪すぎる。
つまり、8位以下と育成枠を比較した場合は、8位以下の勝ちだが、 どっちもレベル低すぎるという結論に至る。
選手の頭数不足に対する補充要員以外では
どちらも意味がなく、
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①と②、③と④は連動していると思ってもよい。
①1回あたりのドラフトでは、7名程度の指名が望ましい。
②8位以下・育成枠は指名しなくてよい。指名しても、選手の頭数不足の補充要員以外では、獲得の意味はないと思っていい。
③投手では先発投手、野手ではセンターライン及び4番打者候補は、3位以内での確保が望ましい。
④逆に投手では中継ぎ抑え、野手でセンターライン以外及び4番打者以外の主力候補、もしくはセンターラインでも及び4番打者候補でも主力候補でなければ、4位以下の指名で充分である。
先に②から述べると、8位以下と育成枠は
補充要員程度としてのみ考えるべきである。
日ハムのように育成枠をまったく指名しないのも手である。
そして①については、上記で述べたように6~7位の美味しさを考えると、
やはり毎年ドラフトは7人程度獲りたい。
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豊作・不作もあるので、±1名ぐらいは全然よいと思うが、
育成枠あたりに力を入れるぐらいなら、
6~7位でもしっかりとプロでやっていけそうな選手を探して
指名する努力をした方がよい結果をもたらすはずだ。
そして最大のドラフト法則は③だろう。
ドラフト1位は上記の通りチーム事情や指名対象の市場状況にもよるから、
そこだけで法則を考えるのは無理だが、
1~3位までとなればほぼ③は間違いない。 これらのチームの骨格を担う選手は、3位までに指名しておく必要がある。
実際に上位指名がブレイクが相次ぎ
ドラフト育成が好調なだけでなく、
順位的も上位定着に成功している西武・広島は、
昨年は先発もセンターラインも4番打者も、
外人以外はなんと全員1~3位指名で構成されていた。
逆に12球団でドラフト成果がワーストの阪神は、
投手はともかくセンターラインは全員4位以下の選手で構成されており、
野手の上位指名選手の総崩れが、成績低迷の一因となった。
全体的にも、先発投手の外人を除いた
昨年のセパの投球回数10傑の計20人を見ても、 3位以内に指名されていなかったのは、 上記の千賀と上沢(日ハム)の2人のみだった。
また、同じくセパ両リーグで規定打席に到達して
どの守備位置でも確実に4番打者合格となる
OPS(出塁率+長打率)900を超えている選手は、 外人を除くと12人いるが、 なんと全員3位以内に指名された選手だった。
逆に④で述べたように、中継ぎ抑えや、 センターライン以外の4番打者でない主力は4位以下で見出していける。
全体的にみても外人を除いた昨年のセパの中継ぎ抑えの 登板数10傑の計20人に、4位以下の選手は9人も入っていた。
野手も規定打席以上はセンターライン組と4番候補が多いので
上位優位だが、規定打席未満以下で300打席以上の センターラインとOPS850以上を除いた選手まで目線を下げる (これでも充分に一軍レギュラークラス)ならば、 外人を除くとセパ合計で対象が10人いるが、 そのうち5人は4位以下だった。
つまり、データ的にも③④は間違いないのだ。
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