栗原引退・・・この５年間で約３.３億貰い僅か２８安打。：プロ野球１２球団MAX with カープMAX：SSブログ

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栗原引退・・・この５年間で約３.３億貰い僅か２８安打。　[広島カープ] [編集]

カープの優勝ですっかり忘れていたが、かつてカープで活躍した栗原が楽天で引退した。

０７～１１年の５年間は完全に彼の時代だった。この５年間で打った安打の数は７６０本。
ＯＰＳで８００以上を３回、そして統一球時代に同７９３を達成しているので、
５年で実質４回以上達成しており、カープはおろか球界でも屈指の安定感を誇る中軸打者だった。
実際に通算ＯＰＳ８１８は倍の安打を打った新井以上である。
そして４０７２打席で三振６６０は、パワーヒッターとしては少ない。
安直にパワーに走らず、ミートやバットコントロールの向上に努めたのがその秘訣であった。

しかし、１２年以降は肘の手術をはじめ、怪我が相次ぐようになる。
その間に優良外人や丸などの優良外人が相次ぎ、行き所がなくなっていった。

だが、実力低下は尋常でなかった。１２年に１６安打、１３年が１２安打で、１４年以降は一軍で安打はなく、
二軍でも惨憺たる有様。
１５年後半に二軍戦での画像を見たが、何もかも重苦しく
明らかに全盛期に程遠い打撃であり、オフでの引退は濃厚だと思った。

しかし、カープは優しい球団であり、かつての功労や再起に期待し、この４年でも３億円払っていた。そして引退が有力だった１５年オフでも、球団側は減額制限を超えるとはいえ
大幅年俸減を代償にまだカープに残そうととした。
にも関わらず、栗原は自ら退団した。
この時点で年俸３４００万だから、１５００万ぐらいでもカープに居られたと思うが
それを受け入れず、自由契約となり楽天にテスト入団する。

楽天では年俸３０００万だったが、
今年残した成績は、一軍出場なしで二軍で４０試合・１２０打席で、打率１８８本塁打０でＯＰＳ５６０。もはや実力低下は行き着くところまでいっていたのである。

やはり、昨年カープで引退か、もしくはカープで最後まで残ってほしかった。カープ最後の４年と楽天１年で計約３.３億貰い僅か２８安打。最後は年俸減を嫌って他球団へ行きそこでも活躍できず終わり。

もちろん人それぞれにどう感じるかは勝手である。
そういえば、以前に「アンタ以外のみんなは現役続行して頑張ってほしいと思っているんだよ」。
と書き込みがあった。だが、そういう人は自分の金ではないから球団の３.３億の実質的な「損失」も痛くないないのだろう。
ちなみに、この５年で丸に払った金は３．５億とほぼ同じ。その結果は言うまでもあるまい。