この他球団解雇選手を採れ！＜前編＞

毎年恒例の企画だが、
他球団の解雇選手で狙い目の選手を
上げてみたい。

まず、前提条件がある。

①誠也がメジャー挑戦抜ける。
②大瀬良か九里のどちらかが、FAで抜けること。 である。

①はともかく、②の場合は２名採ることも検討したい。
そうでなくとも、１名採ることを検討したい。

では、採用基準はどこか？

◎３０代中盤以上でもよいので、とにかく一軍ですぐに投げられる右の中継ぎ

〇同しく左の中継ぎ

△２０代前半の外野手で、長打を見込めるタイプ

優先順位順に記号を変えて上げてみたが、
カープの投手陣は、一軍や二軍を見ても、
今や若さのみが取り柄の投手陣となっている
（日本人最高年齢が野村で来季３４歳の若さ）。
そこに大瀬良や九里のFA退団となったら、崩壊と言わざるを得ない。
とはいえ、解雇レベルの選手では先発は見つけられないし、
おそらくコルニエルと森浦を、
先発に廻してしのぐことになると思うが、
今度はそうなれば中継ぎを補強せざるを得ない。

ただ、左腕は中継ぎならすぐに行ける
黒原と森をドラフトで指名しているので、
むしろ右中継ぎで年齢関係なしに、 すぐに行ける投手を採りたい。

外野も誠也が抜けたが、
とりあえずドラフトで中村と末包を
採っているし、２０代中盤は
それなりに充実しているので、
それならむしろ、２０代前半で２～３年後の爆発を 狙える素材を狙いたい。


まず◎の対象となる２名を挙げてみる。

牧田和久【楽天・来季３８歳・右中継ぎ・旧年俸１億１０００万】

これは誰が考えても、まず一番最初に思いつく選手だろう。
通算防御率２点台、メジャー挑戦経験ありで、西武・楽天と
渡り歩いた実績は伊達ではない。
今年も防御率３点台とはいえ、１７登板でWHIP１．２２は
充分勝ち試合を任せられる。
高齢だが、実力は問題ない。
要するに、年俸だけの問題である。
カープの場合、若い選手が多いことや変則投げ投手が少ない
チーム柄、好みでないと思う。
だが、こういう選手を加えるのは、未完の若手への影響を考えても
決して悪いことでないと思うが・・。
３０００万円くらいの入札か？ ２０００万円なら美味しい買い物だろう。


石崎剛【ロッテ・来季３２歳・右投手・旧年俸１３５０万円】

元々、阪神にいたがロッテにトレードに出された投手。
３０代だが、今季解雇された今村と違い、
球威に衰えがなく、二軍で３０イニングで１７四球と制球は大きな課題も、被安打１５で４４奪三振と、二軍なら楽々それを力だけで乗り越えて抑えられる。 当然結果にも跳ね返っており、防御率１．１９は なぜ一軍で使われなかったのか？明らかに疑問に残る水準。
しかもこの年俸の安さ。おそらく８００万円でも来てくれるだろう。
解雇された今村より、同世代で明らかにそれ以上のレベル素材が、
今季の今村の旧年俸７分の１で来てくれるという話なのだ。
それで検討すらしないというのは、明らかに疑問である。