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こうすれば、田中広輔が不振から抜け出せる! [広島カープ]

今日の試合こそ打ったが、
カープは打線不振が続く。
その原因は田中広と堂林である。
2人ともここ最近、スタメンから外されている。

このうち堂林は、不振というより、 実力不足である。
打撃数の内、三振率が30%以上で、
四球がほとんどないのは、
積極打法でもなんでもなく、
振ったバットも当たっていないし、
球も見えてない証拠。
もしかしたら、
ケガか体調不良かとも思うが、
さっさと二軍へ行ってほしい。

そして田中である。
4月21日時点での成績は以下。

<打席>85
<打率>155
<出塁率>259
<長打率>197
<OPS>456
<安打>11
<四球>(死球も2あり)
<三振>11
<盗塁>0(失敗2)

これは昨年の最終成績

<打席>454
<打率>251
<出塁率>350
<長打率>371
<OPS>721
<安打>95
<四球>55(死球も5あり)
<三振>86
<盗塁>8(失敗4)

昨年の成績は
最終的にはOPS721と
1番・遊撃手としては、
充分素晴らしい結果出していたのに、
なぜかみんなから不振呼ばわりされていて、
可哀そうだった。
理由は打率が251しかないからだが、 出塁率は350もあり、 実際に打席数に対し四死球が12%以上は、 かなりうまく四球を選んでいるといえる。
何よりしっかり球が見えている証拠。

今年はそれよりは落ちるが、
実際に打席数に対し四死球が10%前後なので、 悪いわけではない。
少なくとも堂林のように
球が見えていないということはない。

そして、今年は三振が少ない
(打席に対する三振率は13%)。
もちろん三振が少ないことは、
良いことで、特に田中のような
1・2番打者には普通の話なのだが・・。
少なくとも堂林のように技術不足ではない。

では、それで結果が出ないのはなぜか?
昨年は少なくとも打率250打っているのである。

調べてみると、ストレートこそ打率258とそれなりに打っているが、
カットボール・スライダー・フォークなど、 主要な投手の変化球が同000とシャットアウトされている。
なぜ、こんなことになるのか?

答えは早打ちの失敗にある。
初球打ちの打率こそ222だが、
あとは早い打席の打率は0割台か1割台。
つまり1・2番打者だから三振を嫌い、 早い打席で積極的に行って、かえって上記の変化球に 苦もなく打ち取られているのだ。
逆に1-3や2-3などのフルカウントになると、
打率300超えている。

つまり、早打ちをやめて待てばよい。
三振を嫌っているからだろうが、
昨年は今年より三振率19%と悪かった。
それでも20%以下なら、
他の打者の水準と比較しても悪くないし、
それで結果が出るなら、文句はないはず。
制球眼がいいので、球がよく見えるから、
四球の確率も上がり、出塁率もさらに向上できる。

これはコーチなど、首脳陣がアドバイスして、 改善させるべき。
なので、二軍に落とすほどの必要はないと思う。
ただ、2回の盗塁死とか見ていると、走塁にも課題あり、
そこまで含めると例年より元気のなさを感じるのも事実。
なので、上記の件についても、
二軍の楽な立場でこれに気付かせて改善を図るというのなら、
それはアリだとも思うので、
二軍に落とすという選択肢も、ないとまでは思わない。

いずれにせよ、田中広はチームの要の選手である。
早い復調を祈る。





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