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山口(横浜)・陽(日ハム)の人的補償を考える(後篇)  [その他の野球]

前回の続きで、山口・陽のFAで巨人入団の人的補償の件の続編です。

これで26人で、プロテクト満員まであと2人となる。ここからがボーダーライン=人的補償候補となる。

石川(23歳・外野手・右打者)・・日ハムから来たばかりの選手だが、対象になる。二軍ではOPS700台とそろそろ卒業レベルにあり、来季なら一軍半入りも充分視野に入る。若さも魅力。外野手の欲しい球団にはおススメである。

柿澤(22歳・内野手・左打者)・・楽天から来たばかりの選手だが、対象になる。二軍ではOPS768で守備走塁もよく、すでに一軍半に近い力がある。それだけにおススメだが、野手でプロテクト入りの可能性が高い。

(22歳・内野手・左打者)・・柿澤とよく似た選手だが、同じく二軍で順調に成長しており、こちらもすでに二軍卒業レベルにある。プロテクト入りもあるだろう。

長谷川(25歳・右投手)・・二軍のエースで、先発で防御率2点台後半と優秀。巨人は一軍投手陣が優秀のため出番が無かったが、他球団なら間違いなく一軍の投手だろう。ただ、それだけに残りの投手の中では、一番プロテクト入りの確率が一番高い。

江柄子(30歳・右投手)・・長谷川と並ぶ、二軍のエースで防御率2点台前半と、こちらも優秀である。他球団なら一軍先発ローテに入れるだろう。また年俸も1000万少々と安い。ただ、年齢が高くその割に1軍実績が乏しいだけに、その点に我慢できるか?

杉内(36歳・左投手)・・ソフトバンクでも活躍した、実績抜群の左腕。昨年は一軍で防御率3点台を死守したが、今年は完全に不振で一軍でも二軍でもダメだった。ただ、それは今年だけなので、年俸も5000万まで下がったことから、復活が読めれば左腕だけに面白い存在。


この6人が候補で、ここから2人がプロテクトに入るので、残り4人から取ることになる。
同リーグ優先なので、横浜が先となる。

横浜は、投手だろう。投手はやはり山口の抜けた穴が大きい。長谷川が取れたらOKだが、プロテクトされた時にどうするか?杉内・江柄子の選択があるか注目される。ドラフトやヤクルトからの田中獲得で内野は一息ついているが、外野は大きな補強が無かったので、石川を狙う手もある。

日ハムは即戦力でいくか将来重視のどっちでいくか?即戦力なら投手。日本一のチームとはいえ、先発陣はそれほどでなく、二軍も大したことない現状を考えると、年俸の安い江柄子獲得もありうる。将来性なら、田中賢の後継者もまだ固まっていないので、辻・柿澤もあるか?むしろこちらが本命である。
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