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田口(巨人・広島新庄高卒)を取らなかったツケは大きかった! [広島カープ]

昨日はカープが巨人を倒した。
このカードも勝ち越しし、
数年ぶりに巨人戦勝ち越しを決めた
その立役者は投手であり、 対戦防御率1.63と破格の数字を出している
それに対し、打線は打率245・OPS674・ 盗塁は15だが成功率は557(涙)と、 完全に足を引っ張っている。

実は、その原因の一つは昨日登板した 田口にある
今年の夏の甲子園にも出場した広島新庄高校卒で、
2年前の瀬戸内高・山岡(現・東京ガス)との
対決は皆さんもご記憶にあろう。
現在、高卒2年目の20歳だが、
今年、田口の対カープ成績は 4試合先発で0勝2敗ながら防御率2.19. しかも22回投球で奪三振28(!)。 勝ち負け数が逆でもおかしくなかった。

全体成績も田口は素晴らしく、
10試合55投球回で、2勝5敗だが、
防御率2.78・奪三振55・被安打43・被本塁打4・四球22。
先発6番手としては素晴らしい成績で、
本来なら勝ち負けの数がひっくり返って当然である。
特に奪三振と被安打がすごい。四球と被本塁打が少し多いが、全然許容できる。
強いて言えば、この奪三振からして、適正は中継ぎ。
もし中継ぎだったら、今頃はマシソン・山口に匹敵した可能性もある。
そして何より評価できるのが、 高卒2年目の20歳にして、この実力を持っていることである

13年にドラフト3位で巨人に入ったが、
私の中での評価は高校生投手では
松井裕樹(現・楽天)の次であり、
外れ1位か2位の早い段階で消えると思っていた。
そして何より、カープは2位で指名できたのに、 スルーしてしまった
私は「2位・田口確実」と友人らにメールして、
見事にズッコケたことを覚えている(笑)。

その時の2位は九里。
大竹FAがあったから仕方ないが、
将来性を含めた総合評価では、田口より下だった。
九里のここまでの通算結果は、 27試合99投球回で、2勝6敗・防御率4点台前半。 すでに田口に追いつかれつつある。
しかも九里は今年24歳。今季は7~8勝を期待していた投手なのに、
いまだ勝ち星なし。

田口を逃したのはやはり痛恨だった
やはり地元の逸材はきちんと抑えるべき。
このことは、今後のドラフトの教訓であろう。








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コメント 2

あの

昔、カープに石橋文雄という選手がいて、この選手の叔父は、当時の広島私設応援団長であり、球団に対し幾度も甥を使うよう

圧力をかけていたので、この件を機に、カープはこれ以降ドラフト会議において地元広島出身の高校生を指名しなくなりました。

という話を聞いたことがあります。
真意はわかりませんが。
by あの (2015-08-25 02:23) 

はじめまして

いつも読んでいます。

たしか、三順めで指名予定だったようですが
巨人の先に指名されて首脳陣がボーぜんとしていた記憶があります。

また、本人が巨人希望だったようです。

その代わり3位で田中採れたんで
結果オーライかなと。

地元の選手を全部採る必要はないですよ。

巨人も、地元出身の鈴木誠也を取れなかったですからねー

思うようにならないのが面白いという事で

長々としつれいしました
by はじめまして (2015-08-25 02:32) 

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