最弱の三塁の補強及び今年のハズレ１位候補はこれだ！～今年のドラフト＆補強＆編成整理予想⑤＜一三塁編＞

前回の続きで、
今オフの編成（整理対象・ドラフト・
現役ドラフト・FA・トレード）の
予想を行う。
今回は一三塁編である。

以下は、一三塁に限らず、全ジャンルこれで共通する。

〇野手は「捕手」「二遊間」「一三塁」「外野手」、投手は「右先発」「左先発」「右中継抑え」「左中継ぎ抑え」の各４ジャンルの計８ジャンルに分ける。

〇全ての選手は上記のどれか１つに属する形で当てはめる（ただし、一軍で３ポジションも担っている坂倉だけは特例で名前の後ろに※をつけて、２つに属することを認める。）

〇年齢は来季の学年年齢。

〇野手は実力的は以下で分類。

【一軍】⇒一軍でレギュラークラスの成績を上げている選手

【一軍半】⇒一軍の控えレベル、もしくは二軍中心だが上位クラスの成績を上げている選手。

【二軍】⇒一軍にいても控えレベルにない選手、二軍中心で今季２５歳以上になる選手、
もしくは同２４歳以下だが二軍レギュラーの成績を上げている選手

【三軍】⇒二軍中心だが、まだ２４歳以下で育成段階にある選手。

【育成枠】⇒育成枠の選手

〇選手名・年齢の後ろに「✕」は、今季オフに整理対象の可能性がある選手。

〇同じく「？」は、今オフに整理対象以外（FAや下記の現役ドラフトなど）のことで、退団の可能性がある選手。

〇そして、現役ドラフトが今オフ行われることが決まっている。
最終確定されていないが、現時点で決まっている、「１１月末の選手解雇シーズンを経た後、各球団とも最低２名以上の選手を、（FAの人的補償のように）各球団首脳陣非公開でリストアップしてプロ野球機構に提出。その全１２球団の分の提出リストを、全１２球団で廻し見して、最低１名獲得する義務がある」という方式に基づき、行うことにする。

①布陣

＜一三塁＞

【一軍】マクブルーム（３１）坂倉（２５）※

【一軍半】なし

【二軍】松山（３８）安部（３４）✕　林（２３）

【三軍】中神（２３）

【育成枠】二俣（２１）

②現状

・マグブルームは残留できるか微妙な成績だが、
守備はともかく、打撃は近年の外人で一番良いし、
もう１年見たい要素も多く、たぶん残留だろう。

・坂倉が三塁を一塁・捕手と兼任した。

・その理由は今季に飛躍が期待された、 林が不振に陥ったこと。
中神もまだ二軍止まり。

・松山も打撃不振で代打役も果たせず。

・安部は二軍でも試合にほぼ出ておらず、 実力はあるが今オフで整理対象だろう。

・二俣は育成枠ながら、捕手から三塁へ転向し、
打撃は順調で、来期の成績次第では、
支配下入りも視野に入る。

③今後の予想

・一塁は外人と代打枠だから、
そこまで気にしなくても良いが、
松山も３０代後半で、 代替選手をそろそろ考えておきたい。

・三塁は、今年は林が不振だったが、
まだ年齢や実績から見ても、
これからなので、誰かをぶつけて 競争させ、それで将来を託したい。
幸い、三塁手は余っても、
外野や一塁に転向できる。

・そのため、今季のような
坂倉のたらいまわし等やめた上で、
とりあえず来年の戦力を埋めて、 将来につなげていこう。

④今季オフの編成・補強

・まず、外野から上本を 三塁へ廻したい。
元は内野手だし、あの高い出塁率は、
来季は三塁で１番打者として使いたい。

・ドラフトは、１位で外野手の蛭間（早大）を
狙いたいが、競合が予想されるので、
外した場合は外れ１位で山田健（立大）を 狙おう。
本来は二塁手だが、あの打力なら三塁手で使い、
場合によっては二塁手という手もあり。
逆に山田健が三塁で成功するなら、
林は外野か一塁へ転向させればよい。

・逆に１位で蛭間が取れたら、
高校生を３位～４位で取っておき、 林がダメだった時の将来の候補にしよう。
お勧めはイヒネ（誉高）と光弘（履正社）。

・あと、ドミニカ勢や若い外人で、
良い選手がいれば獲得して、
バティスタのように
育成枠から鍛え将来の主力にするのもあり。


・問題はここから。外野や二遊との
つながりで、いくつかのパターンが考えられる。
とにかくやらなければならないのは、
上本と林の間を埋める一軍の控え 選手の確保である。

・それについては、以下のいくつかパターンがある。

【西川と野間が両方残留、１位で蛭間指名ならば】

・外野に外人が不要になるので、
外人枠が余裕ができる。
それならば、ディアスやラロッカの時のように、
３０００～４０００円くらいで 三塁の一軍半の外人を確保し上本や林と競わせよう。

・あと、一塁に関しては、
マクブルームの予備と、
松山が３０代後半になり、
打撃劣化が進んできているので、
左打ちの一塁手の外人を 事実上の打撃に特化した一軍半として、 １５００万～２５００万くらいで、 確保するといいだろう。

・「現役ドラフト」は、
すべて投手に廻してもいい。

【西川と野間が両方残留、１位で山田健を指名ならば】

・同じように外野に外人が不要になるので、
外人枠が余裕ができる上、山田健もいるので、
２０００万円くらいで 三塁の一軍半の外人を確保し上本や林と競わせよう。

【もし、西川と野間がどちらかFA退団し、１位で蛭間を指名になれば】

・その場合は外野に外人を１枠持っていきたいので、
同様に外人を取る手もあるが、
他球団の三塁手を狙うのも面白い。

・具体的には「現役ドラフト」で、 ３０代前半くらいまでで、 一軍半が見込めそうな選手が出るなら、 手を挙げて獲得しよう。

・また、西川がFA退団する場合は、 人的補償が発生するので、三塁手確保の手も あり得る。
あとは、余っている外野手か投手とで、
トレードを狙うのも面白い。

・あと、他の一塁の代打に関しては、
前述のように左打ちの外人を
やはり獲得するか、
もしくは「現役ドラフト」で 逆に３０代前半の一軍半クラスの 左打ちを 「現役ドラフト」で取る手もある。
また、他球団解雇者にも注目してみよう。


【もし、西川と野間がどちらかFA退団し、１位で山田を指名になれば】

・基本は上記と一緒だが、
上本・山田健・林となるので、
そこまで気を使わなくていいかもしれない
３０代前半の他球団解雇者を 雇用するくらいで、いいだろう。

逆に外人や「現役ドラフト」は、 一塁の代打枠か、投手にでも廻せばよい。


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