今年のカープのドラフト上位指名候補を、実名を挙げて考える！

開幕早々だが、センバツが終わったので、
ここで一度、ドラフトの上位を予想してみる。

もちろんまだ開幕したばかりで、
チームがどうなるかわからない。
それでも上位指名選手ぐらいは
メドをつけておいた方が、
この秋のドラフト戦線に向けて
予想しやすいだろう。

上記の通り、まだ断定できないが、
なんとなく一軍・二軍とも投高打低な感じ。
さらに投手はベテランである
今季３３歳以上が、
野村と菊池保くらいで、
若手の２５歳以下が１６人もいる。
逆に野手は３３歳以上が菊池涼ら７人に対し、
２５歳以下は１３人と投手より少ない。

以上の結果から、先に上位指名は あり得ない方を述べると、 「大卒社会人投手」 「大卒・高卒社会人投手」 「大卒社会人野手」。
理由は、一軍の投手はこの先は、
二軍が良好なのと、若手が豊富なのを考えると、
その成長が見込めること。
そして、一軍投手は先発に問題はなく、
中継ぎに課題があるが、
それなら３位以下でも充分補強できる

また、野手も大卒社会人は
これまで大活躍した田中広や、
新人で一軍を勝ち取った中村健や
末包を見ればわかるように、
３位以下でも即戦力は取れる。

では上位候補は誰かというと、 「大卒・高卒社会人野手」、 「高卒野手」、 「高卒投手」。
この３ジャンルになるだろう。

理由を説明しながら、候補を挙げてみる。

〇斉藤大輝（法大・二塁手・右打ち）

・昨年秋は六大学リーグで打率４割を超え、
通算１０本塁打と、二塁手ながら打力もある。

・内野は若手は、小園がブレイクした以外は、
あとはメドが立っているのが林くらい。
菊池と田中広の３３歳も含め、
控えも30代が増えつつある。

・菊池の後継の二塁手として面白い。 正田（元広島）にもなれるタマである。

〇山田健太（立教大・二塁手・右打ち）

・斉藤と同じく菊池の後継候補。
現状の成績では斉藤が上だが、
１８３センチ・８０キロを超える巨漢で、
素材は明らかにこちらが上。

・その割に守備も定評ある。
走塁は積極的ではないが、
その分は打撃パワーで補完か。
目指すは牧（横浜）。

・菊池が今季３３歳とは言え、
まだ衰退というほどでない。
林が伸び悩む可能性もあり、
二塁手兼三塁手が欲しい。
大卒としては育てる時間も
取れそうなチーム事情がある。
そうなると、
完成度より素材の良さを考えれば、
斉藤よりこちらの方が本命かもしれない。

〇奈良間　大己（立正大・遊撃手・右打ち）　

・現在は遊撃をやっているが、
斉藤や山田と同じく、二塁手候補。

・足は速く、守備も二塁なら名手になりそう。
菊池にキャラも似ている。

・１位でなく、２位で二塁手を獲得と なるならば、この選手になるだろう。

〇蛭間拓哉（早大・外野手・左打ち）

・今年のおそらく大学生NO1の
長距離打者だろう。

・上背はないが、守備力もあり、
広角に打てるのも魅力。

・外野は主力も控えも、
20代が大半なので、
西川の他、末包などが メドが立つか？次第で、 立たない場合は、この選手を 競合覚悟で指名することになると思う。

〇浅野　翔吾（高松商・外野手・右打ち）

・１７０センチしかないが、
高校生NO1スラッガーと言われている。

・守備や走塁はまずまずだが、
体の強さから本塁打を量産している。

・蛭間の所で上げたように、
外野で主力が、西川の他、 末包などがメドが立つようなら、 この選手を指名するとよいだろう。
外野手は２０代前半は羽月と
田村くらいしかいないので、
数年かけて育てたい。

〇田中　晴也（日本文理高・右投手）

・今年の右腕・左腕足しても、
高校生NO１投手だろう。
現状では１～２位候補である。
２年秋の時点で、
ストレートも常速１４５キロと
魅力的。
１８５センチと上背も悪くない。

・先発投手は大瀬良・九里が
３１歳となったことや、
森下は新人から結果を
連続残していることから、
いずれメジャー挑戦も視野に入る。
それらに備えて、高卒先発投手を １人採っておくのも手である。