これをみれば、佐々岡監督が若手投手の抜擢は熱心であることが分かる。

開幕して、１５％弱程度全日程を消化したが、
まだ成績を色々と語る段階ではないが、
若手の抜擢に関しては
佐々岡監督が頑張っているな、というのが分かってきた。

今日の7月11日時点で、17試合で155イニングぐらい
消化しているわけだが、このうち今季25歳以下の若手の
抜擢具合を見ると、以下となる
（年齢は今季の学年年齢）


【先発組】

・森下（23歳）　20イニング　防御率２．１８　3先発でQS達成（6回3失点以内）2回

・遠藤（21歳）　10イニング　同９．９０　2先発で同0回

【中継ぎ】

・塹江（24歳）　7試合6イニング　同０．００　WHIP（１イニングでランナーを出した確率）０．４５

・高橋樹（23歳）６試合6イニング　同２．７０　同１．０５

・ケムナ誠（25歳）　１試合２イニング　同０．００　同１．００

・島内（２４歳）　２試合２イニング　同０．００　同１．００

この６人の内、遠藤と島内は前年もある程度は実績があるから、
使いやすいと思うし、森下は大学生NO１の看板をもって入団しており、
最初から別格なので除外すると、残り３人の抜擢は大したものである。
この６人で、全イニングの内の約３割も担ったのだ
そして、中継ぎ組の登板数も 試合数とイーブンだから、よく抜擢していると思う。

特に森下・塹江・高橋樹は成績を出しているし、
先日滅多打ち喰らった遠藤も、２１歳の若さを考えれば、
あれは将来投資のようなものと割り切れる。

これにすでに実績のある中村佑太（２５歳）、 アドゥア誠（２２歳）をはじめ、
今季二軍で登板を果たしているメンバーでは、
山口翔（２１歳）、藤井（２４歳）、平岡（２５歳）、 モンティージャ（２５歳）は、
二軍で成績を出したら、必ず一軍に抜擢してほしい。
今季は新監督の１年目だから、目先の成績よりも
若手の登板で、将来への財産づくりをしてほしい。
（ただし、二軍で成績を出していないなら使うのは反対。
いくら目先の成績にこだわるなと言っても、
それは話が違う）。

佐々岡監督の若手抜擢には、
引き続き期待する。

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