SSブログ

床田~先発投手としては、この点は明らかに課題だ。 [広島カープ]

出張でしばらく記事がかけず、
申し訳ございません。

カープは今日も勝って
開幕戦以外は9連勝。
早くも2連覇確実の声が
上がりつつある。

今日の先発は床田で、
7回5失点だった。
前回が6回3失点。
もちろん、1年目の投手としては 合格である。

ただ、今日はQS(先発で6回3失点以下)は、
達成できなかった。
なにより、防御率5.40と 首脳陣の高評価の割に悪い。
同じ大卒1年目の横浜の濱口は、
11回で同1.59だから比べるまでもない。

ところが比較してみると・・

<床田>2試合・13回
防御率・5.40
奪三振・14(奪三振率・9.45)
四死球・2
被安打・14
被本塁打・2
QS・50%

<濱口(横浜)>
2試合・11回
防御率・1.50
奪三振・11(奪三振率・8.75)
四死球・2
被安打・13
被本塁打・1
QS・50%

あれ?防御率では惨敗なのに、 他の要素では、 互角かそれ以上である。

床田の投球内容は、
奪三振率9点台は 先発としては かなり優秀なレベル。 四死球10%台はもっとすごく 破格レベル。
被安打も先発投手としては
悪くない。

本来なら、少なくとも 防御率3点台前半か 2点台も可能。
実際に濱口は1点台である。

ではなぜか?ということになると、
その秘密は今回の登板に
隠されている。

失点理由が、 村田・阿部にそれぞれ 3ラン本塁打と2ラン本塁打。
ランナーを溜めて 長打を打たれるのは、 投手としては最大のタブーである。

先発投手の仕事は
「投球回を、なるべく少ない失点でこなすこと」。
例えば、前述のQSは、
その目安として作られたものだ。
そのための適正ポイントは 「要所を締めることができるか?」である。
なぜなら、単純に中継ぎや抑え投手より、
長い投球回を投げる分、
投球内容が落ちる。
その分を、要所を締めることで
クリアすることが求められる。
これが中継ぎや抑え投手との差である。
逆にいえば、極端な話ではあるが、
投球内容さえよい投手なら、 中継ぎや抑えは誰でもできるのである。

つまり、今日の試合を見る限り、
前述のタブーをみればお分かりだと思うが、
床田はこの点においては、 先発投手としては かなり劣ると言わざるを得ない。
そこがこれだけの投球ができるのに、
ドラフト3位の評価に終わった理由か。
ただ、もし中継ぎなら 今村クラスの成績も可能である。

これからが本当の勝負だと思うし、
大卒1年目の投手でここまで
求めるのは酷だとは思うが、
もしQS未達成が続くようなら、 二軍には落とさずに、中継ぎ等も 体験させてみるといいだろう。





カープはもっと強くなる (ワニブックスPLUS新書)


CARP 開幕スタメン名鑑 2017年版


広島東洋カープ 引退記念ユニフォーム 15 黒田博樹


デイリースポーツ×広島東洋カープ 「コラボTシャツ」


nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0