SSブログ

12球団ドラフト調査白書⑪~中日(後篇)「最下位から、一気に大躍進必至!」 [ドラフト会議]

中日のドラフト分析の最終編です。

まずは前篇・後編を
ご覧くださいませ。

<前篇>http://devi-sougou.blog.so-net.ne.jp/2017-02-26
<中篇>http://devi-sougou.blog.so-net.ne.jp/2017-02-22-2

この10年間の指名人数結果

【支配下指名】56人

高校生・18名 
大学社会人・27名
25以上・11名 

【育成枠指名】15人

高校生・5名 
大学社会人・9名
25以上・1名 

中日のドラフトは
12球団でも平均的な感じ。
強いて言えば、 近年は指名人数が少なく、 年平均5~6名程度。
下位球団にしては
かなり少ない部類。
約半数を占める 大学・社会人卒で チームを作る方向にある。
25歳以上選手は
オリとは反対に、
下位球団としては少ない。
また、高校生も30%程度。
少ない部類。
育成枠は15人と結構多い。


<総論>

かつての優勝争いの
常連だったが、
ここ最近は4年連続Bクラスで、
すっかり広島と入れ替わった
立場にいる。

しかし、そろそろ 暗黒時代を抜けそうだ。 理由は、新旧交代を終了し、 若手・中堅で成功選手が相次いで 生まれていることにある。
その充実ぶりは、 広島・巨人をも 上回っている感がある。

この流れは、
昨年は前年の最下位から
Aクラス入りした横浜、
そして一昨年は前年の最下位から
いきなり優勝した
ヤクルトと同じ。
今後3年間は 毎年Aクラスはもちろん、 優勝争いにも絡むチームに なるだろう。

いつの間にこんな良いドラフトを
やっていたのだ?と思う。
高校生・大社・25歳以上が、 投手を中心にバランスよく ブレイクを続けている。
これまで順位が上がらなかったのは、
監督の采配や、
この上の世代である
00年代の立役者のベテランらが
劣化が酷い上に
起用され続けたことがあげられる。
あと、広島と違い個々の選手の
ブレイク時期や
全員の世代が
バラバラだったので、
一気にチーム上昇とはならなかった。
だが、その問題もそろそろ
解消されそう。

上位指名も悪くないし、 田島・大島など、中位や下位からも 主力選手が出てくる。

中田賢が抜けたのは
痛かったが、
大島等の他の選手の FA流失を引き留めできたことは 大きい。
これで小笠原・福といった
若手がブレイクするか、
浅尾と吉見が
完全復活すれば、
一気に優勝もありうる。
強いて言えば、誰が一人
FAで野手の大物を
取れるともっと楽かと思うが、
そこまで必須でもない。

今後は、ドラフトでは
今の形を維持しつつ、
もう少し高校生を
指名して将来の戦力を
蓄えていくべきか。
代わりに、育成枠は
成功選手も
特に出ていないので、
日ハム同様に指名を
辞めてもいいだろう。



中日ドラゴンズファンブック2017


かっ飛ばせ!ひとこと英会話 中日ドラゴンズ


中日ドラゴンズ80年史 シリーズ3(1936ー1973 (B・B MOOK 1310)


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0