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大瀬良を分析~この2年間を見ていると、やはり新人賞を貰うべきではなかった [広島カープ]

選手の今季を振り返ってみるシリーズで、今回は大瀬良です。
(今季の成績の詳細は以下)
http://baseballdata.jp/playerP/1300057.html

この2年間の大瀬良には、私は決して満足していない。
本来なら、今年は先発で15勝程度を上げて1億円選手の仲間入りしていたはずである。
今年は怪我をしたこともあるが、それも含めても、原因は 大瀬良は体力や技術は文句ないが、精神面である。

私はかつて大瀬良が新人賞を獲得した時、「新人賞を辞退せよ」と大声で主張した。理由は成績が良くないから。いくら規定投球回数達成で10勝したとはいえ、
防御率4点台で受賞した投手は少なくとも30年以上いない。
そして、中日の又吉が1年目で中継ぎで60登板で防御率2点台前半と、
文句なしの成績を上げていたからだ。
だが、本当の理由は・・

大瀬良については、アマ時代から良く知っている。
この投手、体力や技術は高いが、精神面に明らかに課題があった。
高校時代に今村とのライバルだったことは、ファンなら誰でも知っていることだろう。
実はこの時点でも、プロ志望届を出せば2~3位で指名される力はあった。
そして大学2年で、ほぼ今の実力に達していた。それぐらい、体力と技術は文句ない。
だが、3・4年はイマイチでおかげで3球団指名で留まったのである(結果的にカープが指名した)。
・・つまり、良いところまでいくと、慢心して成長が止まる癖があるのだ。
私はこれを知っていたことが、「新人賞を辞退せよ。」の真の理由である。
これを何度も述べたが、殆どの人に当時は理解してもらえなかった。それどころか不和の要因呼ばわりされ2つFBグループを追い出された(この件は、私は今でも激怒しているので、ここで実名をあげてブラックリスト化しておく。小笠原将人(三原市在住)<カープファンクラブ「愛鯉好」>・Tuyoshi Kabazawa (広島市在住)・香谷 征是(福岡県筑紫郡在住)<カープとアラフィフの会>)

入団時に、私は周囲に「最初は黒田や大竹のように、良い球を投げても、なかなか勝てない(特に貯金は作れない)思いをすることになる」と述べていたが、その予想は当たった。
防御率4点台で10勝(8敗)できたのは、首脳陣が我慢して使ったからである。
しかし、この低レベルな時点で新人賞を獲得してしまった。
このことが、上記の悪い癖を呼び覚まし、この2年の停滞につながってしまった。 やはり私の主張は合っていたのである。

・・つまり大瀬良は体力や技術は文句ないが、精神面は問題多い。
このことは以下の数字から見てもよくわかる。

対右打者の被OPSは634は中継ぎとしてはまずまずだが、
対左打者は同492と完ぺきな出来。
球種配分もストレートが50%、カットボールが35%という、
明らかに力で押す投手だが、ストレートの被打率243はまずまずだが、
カットボールは同163と完ぺきである。

以上であることから、体力や技術は申し分ない。とにかくこの投手は精神面である。
「マエケン・黒田が抜けた後のカープは俺がやる」という
自覚を持ってやってほしい。とにかく自分を追い込むことだ。
そうすれば、今年野村が上げた防御率2点台中盤で15勝は、 間違いなく達成できるだろう。
ただ、もし来季ダメなら新人賞獲得した後はダメだった上園(阪神など)の
ように転落する可能性もある。






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