接戦に弱いカープ～何が何でも打ち勝て！

昨日の敗戦を見ても、今年のカープは前にも述べたように、接戦に弱い。

今年のカープはよく打つ上、マエケンが抜けた割には、投手も良くやっていると言われる。
実際に得失点差は＋４４点で、２位の阪神の＋８を断トツで上回る。つまり、本来なら少なくとも首位でなければならないが、 巨人・中日・阪神に阻まれ、未だに安定して首位進出が出来ない。

理由はとにかく接戦の弱さである。
現在４０試合消化しているが、
２点差以内の試合は今季は１６試合あり、４勝１２敗。全体の４割を占める接戦で、借金８もあれば本来は首位はおろか、
上位進出自体が不可能である。
しかし、逆に５点差以上の試合はこれが１２試合あり、
そして９勝３敗となっており、貯金６稼いでいる。
あと、３～４点差の試合も８勝４敗で貯金４と強い。
そのおかげで何とか上位進出しているのである。

２点差以内の試合をさらに分析すると、
４得点以上だと２勝４敗なので、それほど悪くない。そもそも、４得点以上で負けた場合は基本的に投手に責任があるのだから、
ある意味あきらめがつく。
しかし、３得点以下だと２勝８敗と完全にお手上げである。

監督は今更代えられないので、
ならば、答えは一つ。
「とにかく徹底的に打ち勝て！」。
１試合平均５得点出せる打線があるのだから、
とにかく徹底して打ち勝つ。
１試合４点以上取れ。それに尽きる。