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これをみれば、栗林がここまで打たれない理由が分かる! [広島カープ]

カープは中日戦を見事に逆転し、
このカードを勝ち越しし、
阪神戦の連敗のショックを和らげた。
今後も優勝争いをしていくには、
首位阪神にはこの時期でも
最悪でも6ゲーム差以内にはいないと
苦しいので、ここで踏みとどまってほしい。

さて、ここまでのチームMVPは誰か?と
カープファンに聞けば、
みんな菊池か栗林と答えるだろう。
その栗林がなぜ打たれないか? 考えてみる。

<試合数>9
<投球回数>9
<防御率>0.00
<WHIP(1イニングあたりのランナー出した数)>0.44
<被安打>
<四死球>
<奪三振>12
<自責点>

ここまでの成績は「無双より上の無双」である。
リーグ単独1位の6セーブであるが、
これは勝ち試合が廻ってくるかの運もあるので、
それ以上に値打ちあるのは、
防御率0.00と失点ゼロの方である。 奪三振・被安打・四死球とも、 まったく完ぺき。
どんな打者でも縦横無尽に自分の力で勝負して、
抑え込んでいる。

私はこの投手はドラフト指名時から、
先発より抑え、
小柄ながらパリーグNO1抑えの
ソフトバンクの森唯斗を目指せと
言ってきたが、それを見事に務めている。
まさに「赤ヘルの完全消火器」である。

そして凄いのが、右打者だと最も打たれない 外角低めに、徹底して球が集まり、 強力かつ制御した球が来ること。 逆に左打者だと内角を平気でついてくる。 これと外角への投球も上手く、 普通なら右投手が苦手の左打者も、 この横の揺さぶりで、簡単に抑えてしまう。

ストレートが50%を占めるが、
抑え投手としては普通である。
むしろ、変化球がフォークとカットボールが20%ずつ、
カーブも10%投げるなど、抑え投手としては
多彩な部類。
そして、何より最も打たれているカーブが被打率111で、 あとは0割台。それができるのは、 上記の見事な制球や配球、 そこに威力あるストレートや変化球が来るからだ
おそらくこの170センチ台の上背でここまでできるのは、
先発だと山本由伸(オリックス)くらいだろう。
対戦打者はもうミスを待つしか手がなく、 途方に暮れるはず。

このままいけば、4月の月間MVPや
最終的には新人賞も視野に入る。
あとは体力と精神力が続くか?
それだけが課題だろう。












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