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パリーグで上位にいるには、ドラフト&育成+「これが」必要~12球団のドラフト&育成の真の結果を暴き出す⑲ [ドラフト会議]

前回はセリーグのドラフト&育成の結果と、
順位の関連性を見てみたが、
今回はパリーグを見てみる。

以下の
「プロローグと評価判定方法~12球団各チームのドラフト&育成力の本当の結果を暴き出す①」
https://devi-sougou.blog.ss-blog.jp/2021-01-08
による判定方法の結果は以下の通り。

西武・169p 成功選手19人 大物(9P以上の大成功選手)7人
日ハム・146p 同13人 同5人
オリックス・99p同10人 同4人
ロッテ・97p同11人 同3人
ソフトバンク・95p同12人 同5人
楽天・90p同10人 同4人

※パリーグ平均同 平均116P 同13人弱 同4.5人強

これはこの3年間の各球団の順位を
上位になる方から通算順位をつけたもの
(同じ平均順位になる場合は、
3年間の勝ち星総数が多い方が上とした)。
ポイントは、ここまで調べてきた
各球団のドラフト&育成を合わせてみたもの

ソフトバンク・通算1位(平均1.7位)95p

西武・同2位(同1.7位)169p 

ロッテ・同3位(同3.7位)97p

楽天・同4位(同4.3位)90p

日ハム・同5位(同4.3位)146p 

オリックス・同6位(同5.0位)99p 


パリーグはこの3年は「ソフトバンク・西武の2強が独走で他球団の追従を許さず、ロッテが中堅、楽天・日ハムが下位、オリックスは暗黒」だった。

ただ、パリーグは事情がセリーグよりずっと複雑で、
ドラフト&育成がそのまま順位になっていない。 その理由は流失の多さ。
この点を考慮しなくてはならない
(ただ補強については熱心なのはこの3年は
楽天くらいだったので、
こちらはあまり考えなくていい)。

ではそれを組み入れてみた。

ソフトバンク・通算1位(平均1.7位)95p(流失-0p)=暫定95p 

西武・同2位(同1.7位)169p(同-74p)=同94p  

ロッテ・同3位(同3.7位)97p(同-10p)=同87p  

楽天・同4位(同4.3位)90p(同-33p)=同57p(但し昨年までの補強53p)

日ハム・同5位(同4.3位)146p(同-68p)=同78p   

オリックス・同6位(同5.0位)99p(同-19p)=同80p   

詳細を見てみると、
ソフトバンクは、ドラフト&育成は平凡だが、金の力で補強などそれ以外が上手く、 また流失ゼロに抑え込んだこと、あとは外人や今回の対象になっていない
ベテラン後期の松田・和田らの活躍も大きかった。

西武はこの逆で、流失はすごく多いが、 それ以上にドラフト&育成がずば抜けており、
ソフトバンク以外の追従を許さなかった。

正反対のチーム作りをするこの2球団が
2強で争い続ける状況は、
今のプロ野球界を表している。

ロッテは流失が少ないが、ドラフト&育成は平凡で、
しかもソフトバンクと違い、補強などのそれ以外もあまり上手くないため、
中堅球団に留まった。

楽天はドラフト&育成も平凡な割に、流失も結構多い。
補強でなんとかしようとしているが、 それもこれまでは効果を出していると言い難い。

日ハムはドラフト&育成は西武に次ぐ凄さだが、
これはダルビッシュと大谷の効果によるもので、 それが抜けただけでなく、 さらに他の選手流失も加わっており、
苦しい展開になっている。

オリックスはドラフト&育成も平凡だが、
流失は少ないので、ロッテと似たような事情。 しかし、ここは補強などのドラフト&育成以外の要素が、 他の球団と比べてもさらに下手すぎ、暗黒になっている。
ただ、それでも暗黒になるほど結果に比べ、
内容が悪いわけではないわけではなくみえるのだが。
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