今年のカープのドラフト結果を採点してみる! [ドラフト会議]
昨日、ドラフト会議で指名された選手の結果を
採点してみる。
(採点は上位からS・A・B・Cの4段階。年齢は学年年齢)
1位:栗林(トヨタ・24歳・右投手) S
2位:森浦(天理大・22歳・左投手)A
3位:大道(八戸学院大・22歳・右投手)S
4位:小林(智辯和歌山高・18歳・右投手)S
5位:行木(ILリーグ徳島・20歳・右投手)B
6位:矢野(亜大・22歳・遊撃手)A
育成1位:二俣(磐田東・22歳・右投手)S
1位の栗林は、社会人NO1というだけでなく、右投手全体を含めても完成度1位、伊藤大(日ハム1位)と互角、将来性を含めた価値も高橋(中日1位)以外なら、右投手で負けることはない。
私は早川(早大)を回避して栗林を・・といってきただけに、これは素晴らしい選択だった。
先発もよいと思うが、カープは先発はタマがそろっているので、個人的にはいきなり抑え投手を任せるのも面白いと思う。
森唯斗(SB)になれる器である。
2位の森浦は、地方大だが実績抜群。ただ、プロだとまずは先発兼中継ぎでスタートすることになるだろう。
3位の大道は、外れ外れ1位候補(つまり今年のヤクルト1位の木澤のような存在)だった。あの綺麗フォームは先発向き。大瀬良や九里が来年FA権取得で、退団の可能性もあり、その時に先発ローテが狙える。
4位の小林は、2位候補だった。ストレートは150キロ越えで、高校生ながら抑え中心で奮闘した姿は、藤川(阪神)にもなれる器である。
5位の行木は知らないが、これは隠し玉と言っていいだろう。高卒2年目ということを考えると、大学生や社会人というより、高校生を取ったイメージに近い。今村・中崎・一岡らがFA権取得の可能性があることから、2軍を2年間で卒業クラスの成績をできるか?がポイントだろう。
6位の矢野は守備・走塁は問題ない。4~5位で消えるかと思っていた。ひ弱に見られている打撃も、3年で首位打者を取っているので、立て直しはできるだろう。まずは守備走塁で一軍に御呼びかかりそうである。
育成1位の二俣は、本指名の3位でもおかしくなかった。それくらいできる捕手で、総合力のある中村悠(ヤクルト)を目指せる選手である。
総評:S
1軍も2軍も防御率が4点台、若さだけが投手陣の救いという有様。それだけに早い段階で行ける大学生・社会人の投手の補強が急務だった。
栗林は1年目で課題の抑え投手、森浦は先発兼中継ぎ、大道は2年目に先発ローテ、小林も中崎の後継、行木は菊池保の後継か?
投手に関しては、1回のドラフトでやれることは全部やった感がある。
課題だった捕手の増員も、まさか育成枠で二俣が取れたことで、クリアした。
矢野も守備走塁要員で早い段階で呼ばれそうである。
課題だった左中継ぎが取れなかったが、とりあえず森浦は兼任できそうだし、
大道や小林をとれたことの方が大きく、余りある。
そして最大のマイナスとされている、外野手を獲得しなかった点は、 来年はとりあえず一軍は現在のメンバーでも問題ない。 来年に廻してもいいし、外野は補強は簡単。 どうしてもというなら、今オフにトレードで補強してもいい。
将来的にも、高卒2年目で2軍で猛打を発揮している林が、
一軍に出る頃に遊撃守備が衰えた田中広が三塁に転向してきたら、
塞がってしまうし、その後も小園・羽月・韮崎・矢野と
同世代でぶつかってしまう。
そうなれば、打力を生かして三塁よりも外野に回る可能性が高い。
さらに捕手の中村奨も、会澤はともかく同世代の坂倉とぶつかることから、
やはり外野にくるだろう。
それらを考えれば、あまり心配いらない。
評論家はごちゃごちゃ言っている人が多いが、
それはカープのチーム事情をよく知らなかったりするので、
気にすることない。
逆にファンの中で低評価を下す人は、
それらを知りすぎていて、補強ポイントを重視しすぎる傾向にあり、
そのため、能力ある選手を取ったことを、
軽視している傾向にあるので、これもまた同じである。
これだけSやAを付けた選手が多く、
そして逆にCはゼロ。こんなドラフトはそうない。
補強ポイントも投手を中心に充分できている部類である。
今回のドラフトは、この10年で 最高のドラフトといってもいいだろう。
採点してみる。
(採点は上位からS・A・B・Cの4段階。年齢は学年年齢)
1位:栗林(トヨタ・24歳・右投手) S
2位:森浦(天理大・22歳・左投手)A
3位:大道(八戸学院大・22歳・右投手)S
4位:小林(智辯和歌山高・18歳・右投手)S
5位:行木(ILリーグ徳島・20歳・右投手)B
6位:矢野(亜大・22歳・遊撃手)A
育成1位:二俣(磐田東・22歳・右投手)S
1位の栗林は、社会人NO1というだけでなく、右投手全体を含めても完成度1位、伊藤大(日ハム1位)と互角、将来性を含めた価値も高橋(中日1位)以外なら、右投手で負けることはない。
私は早川(早大)を回避して栗林を・・といってきただけに、これは素晴らしい選択だった。
先発もよいと思うが、カープは先発はタマがそろっているので、個人的にはいきなり抑え投手を任せるのも面白いと思う。
森唯斗(SB)になれる器である。
2位の森浦は、地方大だが実績抜群。ただ、プロだとまずは先発兼中継ぎでスタートすることになるだろう。
3位の大道は、外れ外れ1位候補(つまり今年のヤクルト1位の木澤のような存在)だった。あの綺麗フォームは先発向き。大瀬良や九里が来年FA権取得で、退団の可能性もあり、その時に先発ローテが狙える。
4位の小林は、2位候補だった。ストレートは150キロ越えで、高校生ながら抑え中心で奮闘した姿は、藤川(阪神)にもなれる器である。
5位の行木は知らないが、これは隠し玉と言っていいだろう。高卒2年目ということを考えると、大学生や社会人というより、高校生を取ったイメージに近い。今村・中崎・一岡らがFA権取得の可能性があることから、2軍を2年間で卒業クラスの成績をできるか?がポイントだろう。
6位の矢野は守備・走塁は問題ない。4~5位で消えるかと思っていた。ひ弱に見られている打撃も、3年で首位打者を取っているので、立て直しはできるだろう。まずは守備走塁で一軍に御呼びかかりそうである。
育成1位の二俣は、本指名の3位でもおかしくなかった。それくらいできる捕手で、総合力のある中村悠(ヤクルト)を目指せる選手である。
総評:S
1軍も2軍も防御率が4点台、若さだけが投手陣の救いという有様。それだけに早い段階で行ける大学生・社会人の投手の補強が急務だった。
栗林は1年目で課題の抑え投手、森浦は先発兼中継ぎ、大道は2年目に先発ローテ、小林も中崎の後継、行木は菊池保の後継か?
投手に関しては、1回のドラフトでやれることは全部やった感がある。
課題だった捕手の増員も、まさか育成枠で二俣が取れたことで、クリアした。
矢野も守備走塁要員で早い段階で呼ばれそうである。
課題だった左中継ぎが取れなかったが、とりあえず森浦は兼任できそうだし、
大道や小林をとれたことの方が大きく、余りある。
そして最大のマイナスとされている、外野手を獲得しなかった点は、 来年はとりあえず一軍は現在のメンバーでも問題ない。 来年に廻してもいいし、外野は補強は簡単。 どうしてもというなら、今オフにトレードで補強してもいい。
将来的にも、高卒2年目で2軍で猛打を発揮している林が、
一軍に出る頃に遊撃守備が衰えた田中広が三塁に転向してきたら、
塞がってしまうし、その後も小園・羽月・韮崎・矢野と
同世代でぶつかってしまう。
そうなれば、打力を生かして三塁よりも外野に回る可能性が高い。
さらに捕手の中村奨も、会澤はともかく同世代の坂倉とぶつかることから、
やはり外野にくるだろう。
それらを考えれば、あまり心配いらない。
評論家はごちゃごちゃ言っている人が多いが、
それはカープのチーム事情をよく知らなかったりするので、
気にすることない。
逆にファンの中で低評価を下す人は、
それらを知りすぎていて、補強ポイントを重視しすぎる傾向にあり、
そのため、能力ある選手を取ったことを、
軽視している傾向にあるので、これもまた同じである。
これだけSやAを付けた選手が多く、
そして逆にCはゼロ。こんなドラフトはそうない。
補強ポイントも投手を中心に充分できている部類である。
今回のドラフトは、この10年で 最高のドラフトといってもいいだろう。
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