ポスト黒田は誰？～完全予想票

カープはキャンプも後半に入り、
紅白戦が楽しみである。
3月7日のオール社会人と、
8日のオープン戦が
マツスタで行われるので、
行ってみようと思っている。

「ポスト黒田」が、 今年のカープ最大の テーマであろう。
その完全予想をしてみたい。

黒田は数字以外の効果も
大きかったわけだが、
この2年の数字でも、
規定投球回数に達し、
防御率は2点台後半で、
ＱＳ（6回まで3失点以下の確率）も
７０％前半と、他球団なら エースか、２番手でも 上位の投手である。この穴を埋めるのは、
簡単ではない。

候補者と予想票を
上げてみよう。
なお、ジョンソンと野村は
すでに黒田を超える成績を
上げているので、
除外する。

◎大瀬良
〇岡田・薮田
△戸田・加藤
☓塹江・高橋昴

大半の人が実績とその才能から
大瀬良を推す人が多い。
私もそう思う。（内容は既出なので下記参照）
http://devi-sougou.blog.so-net.ne.jp/2016-12-23-1

また昨季４勝して
ローテを支えた岡田も、
候補である。
（こちらも内容は既出なので下記参照）
http://devi-sougou.blog.so-net.ne.jp/2016-11-28-1

今回は実績の乏しい組から
候補を上げてみる。
筆頭は藪田。
と言っても、
こちらもすでに４勝上げているが、
２年間の通算５６投球回で、
４６安打は優秀なレベル。
ストレートの被打率が２５０以下、
変化球は全て被打率２００以下と、
一つ一つの球種は カープ投手陣でも 最優秀レベルにある
（参考・野村はストレート被打率２７３、
変化球は、結構投げている
カーブ・シュートが
被打率３００を超えている）。
代わりに四死球４2と
損をしているので、
課題は制球。
これを克服できたら この投手は間違いなく 先発で１５勝できる。

次は、左腕の戸田と
新人の加藤。
戸田は、このキャンプでは
不振のようだが、
実績はある。
便利屋扱いされて、 なかなか先発に固定されないので、 この点を首脳陣が改善すれば、 すぐに２ケタ勝てるだろう。その証拠に、ストレートと
スライダーがメインの投手だが、
ストレートの被打率は
２８０とまずまずも、
スライダーは同２３０と良好。 そして５６回で四死球２２と、 制球も悪くない。

加藤は、分かりやすく言えば、 岡田・薮田と同じタイプ。力はあるだけに、今後は
岡田・薮田と同様に、
幅や完成度を
上げていくことになる。

大穴は若手の左腕の塹江と高橋昴。
塹江は昨年は不振だったが、
一昨年の投球を思い出せば、
今季で二軍卒業も可能だろう。
再来年には１軍でローテ入りを果たしたい。新人の高橋昴は、
素材だけなら昨年ドラフトの
高卒左腕でトップ。
川口２世になれる素材だけに それを目指してほしい。

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