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新旧名選手比較対決① 黒田vs北別府(前篇) [広島カープ]

今回から新シリーズです。

カープの現在の選手と、往年の名選手を比較して論ずる企画をやってみたいと思います。

第1回は、やはり引退したばかりの黒田を上げてみたいと思います。
対する往年の名選手は、同じく200勝を達成した北別府。
どちらもエースとして君臨してきた2人です。

ただ、黒田は「大卒・本格派・メジャー」に対し、
北別府は「高卒・技巧派・国内オンリー」なので、
比較しづらいのですが、なんとかやってみました(笑)。

成績詳細は以下をどうぞ。
黒田(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%92%E7%94%B0%E5%8D%9A%E6%A8%B9
北別府(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%88%A5%E5%BA%9C%E5%AD%A6

①投球回数について
先発投手の仕事は投球回をこなすこと。
黒田が国内・2021回+メジャー・1319回=3340回。
北別府が3113回なので、これは完全に黒田が上。
しかもその4割をレベルの高いメジャーが占める。
黒田が+200回分(普通の先発投手の1年強分)多く投げている。
ただ、北別府は年200回投球回数を超えた年が 7回もあり、黒田の同4回を上回る。


②勝ち星について
黒田は203勝・北別府は213勝だが、黒田はその内の4割弱の79勝をメジャーで上げており、そのレベルの高さを考えれば軍配はやはり黒田に上がる。
ただ、年間10勝以上は黒田13回に対し、北別府は15回。15勝以上も黒 田は2回に対し、北別府は5回
黒田が+200回分(普通の先発投手の1年強分)多く投げていることも考えたら、
打線の援護の恩恵もあるが、安定感は北別府の方があるとみても良いだろう。

③防御率

黒田は国内で通算防御率が3.55。メジャーで同3.45。 北別府は3.67なので、これは黒田が上。ただ、黒田はまだイケるのに引退したが、
北別府は衰えた最晩年の2年が論外に悪いので、
それを除けば国内だけならはほぼ同じ。
共に年間防御率は北別府は2点台は3回あるが、同3点台が7回、 黒田は2点台が2回、3点台は13回は、後述する実働年数を考えれば、 むしろ少ない気がする。
実際に、通算防御率は北別府と
同世代の川口(広島等)や江川(巨人)
黒田の世代の上原(巨人等)らにも、
中継ぎに回っていたことを差し引いても負けている。

・・・額面上のここまで。本題はむしろここから。
(次回に続く)













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