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<特集>糸井FA移籍による、阪神の人的保障は誰か?(後篇) [その他の野球]

(前回http://devi-sougou.blog.so-net.ne.jp/2016-11-21-1の続きより)

これであとプロテクトを1人(藤川が外れたら2人)となる。以下の5人の内がボーダーラインであり、すなわち人的補償の候補となる。

陽川(25歳・内野手・右打者)・・・長距離打者。一軍ではまだ実績作りの段階であるが、二軍ではOPS860と打棒爆発である。三塁も守れるなど面白い人材。投打とも不振なのに、ドラフトで野手を取らなかったことを考えれば、ぜひ獲得したい。ただ、オリも一塁は外人枠で三塁は人材豊富なのでそこがネックか。

石崎(22歳・中継ぎ投手)・・・右中継ぎで、若手として実績を積んでいる最中の選手。今季も一軍で10登板ながら防御率1点台と秀逸な成績を上げている。年齢的にもまだ全然これから。右腕投手で行くなら彼だろう。ただ、右腕はそれほど困っていないチーム事情がある。

山本翔(28歳・中継ぎ左投手)・・・左腕中継ぎ候補。二軍では防御率2点台を出す等、二軍では毎年無双の成績を上げている。ただ、阪神の投手陣では厚い投手層により出番が無かった。左腕不足のチームには欲しい存在だが、年齢がやや高くその割には一軍実績がないのはネック。

横山(22歳・左腕先発)・・・もっともオリに足らない先発左腕。実績はまだこれからで一軍でも15回で防御率2点台と実績作りの段階。まだまだではあり、即戦力にはなりにくいが、若さは魅力でどう考えるか?。おそらく、この中で最もプロテクトに近い存在だろう。

緒方(26歳・外野手)・・・陽をFAで取り逃した場合、獲得したい選手。二軍ではOPS750以上で足も早い等、文句なしの成績を上げており、一軍では実績が少ないが面白いと思う。年齢的にも悪くない。駿太や吉田尚らの良きライバルとなりうるだろう。

この5人の内、1~2人はプロテクト入りするので、残り3~4人から誰かを選ぶということになるだろう。
更に条件を詰めていくと、人的補償を取らなければ、1.68億-1.12億だから、金銭で5600万円が入る。金額的にかなり大きいだけに、それと比較する必要がある。

石崎は右腕は余っているチーム事情があり、山本翔は年齢が高い。緒方は日ハムから陽がFA入団するなら不要だし、それ以外でも金銭と比較すると苦しい。名前こそ挙げてみたが、この3人になら金銭の方がよいだろう。

残るは陽川と横山2人だが、まず2人ともプロテクトされる可能性がある。ただ、一三塁はオリも多いだけに陽川はすぐに戦力になれない可能性が高く、苦しいチーム事情に対応できないかもしれない。ましてや、日ハムから陽がFAで入るとなると、あとは外人補強でも野手は足りてしまう可能性もあり、どうなるか?
あとは、横山となるが貴重な左腕なだけにプロテクト入りの可能性は高い。
そうなると結論は以下。
「基本的に人的補償なしで金銭選択。ただし、横山かプロテクトから外れていれば横山獲得。また、陽のFA入団や外人補強次第では、陽川が外れていれば検討価値あり」。

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